魔法石の庭3rd

ザーネクリーム:シャボン玉石鹸

 ザーネクリームに手を出しました。お値段1000円……やっぱプチプラの威力は認めざるを得ないよね。
 ちなみに、私がちょっと使って、肌に合わなかった馬油も1000円くらいでした。馬油は、ちょっと期待しすぎた感があります。こればかりは肌に合う合わないだからしょうがないね。

 このザーネクリーム、「ニキビ肌に効く!」とされており、何でだろう?と思っていたら、ビタミンEとグリチルリチン酸が有効成分として働くそうです。
 どっちも、消炎成分ですからね。同じく、ビタミンCなんかも消炎効果があります。
 
 匂いは……うん、おばあちゃんの化粧台の匂い。独特です。
 この匂いがダメって人もいるらしいですが、私は「懐かしい匂い」と感じました。何故、人はおばあちゃんが使ってる化粧品の匂いの記憶が一致するのだろうか……今の60代以上は同じような化粧品使ってたからとか?確かに、化粧品の種類は少なかったのかもしれませんが。

 ザーネも歴史ある化粧品なんですかね?ザーネっていうと、体に使うイメージありますが、顔に使っても良いんですよ?実際、問い合わせてみた人は、「お顔にも安心してお使いいただけます」と返事を貰ったとか。
 ニベアは肌がふっくらしますが、ザーネはニベアよりさっぱり目の使い心地です。なんでも、「角質層にまで直接届く」というのがうたい文句らしいです。
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 パッケージはシンプル。オシャレ鏡台に置いてあったら浮くと思います……。
 私が使ってみたところ、化粧水をたっぷりとたたき込んでおけば、そんなに乾燥はしません。「ザーネは乾燥する」という人は、肌が化粧水で濡れてるくらいの状態で重ね塗りすれば大丈夫だと思います。

 あと、シャボン玉石鹸も買ってきました。
 無添加の釜炊き製法の石鹸が欲しくて、最初は白雪の詩を探していたのですが、どこにもなかったので、あきらめてシャボン玉石鹸にしました。
 これも、製法は無添加(石鹸素地のみ)の釜炊き製法で作られています。なんでも、職人が舐めて石鹸の質を確かめているとか。本当かいな……。

 今は、洗顔(シャボン玉石鹸)→メラノCC→美白化粧水(無印)→ザーネクリーム という一連で、お肌を整えていますよ。
 確かに、お肌はふかふか!ニキビもできていません。
 ニキビ跡で赤く炎症を起こしているところもありますが、メラノとザーネでこれも収まるでしょう。

 無添加石鹸の良いところは、赤ちゃんでも安心して使えるという安定感にあります。
 他の化学薬品入りの石鹸は、お肌のために色々と添加しているつもりが、アレルギーなどで逆にお肌を傷つけることがあるんですね。まあ、無添加製品が見直されているのは、ここ最近の風潮なのですが。うちのばーちゃんなんか、ずーっとポーラの無添加?何それ。な化粧品使ってますが、肌は綺麗な方です。農家の嫁としても、紫外線ガンガン浴びていますが、肌は白く、シミも少ないと思います。
 結局は、元の肌の強さなのかもしれませんなあ……。

 まあ、無添加が全部体に良いのかというと、そういうわけでもないと思います。野菜なんかでも、逆に化学肥料などを使った方が栄養素の高い野菜ができますし。
 でも、肌が荒れてしまっているという人は、無添加石鹸を一度試してみてはどうでしょう?アトピー肌なんかにも使えますし。
 できれば、釜炊き製法で作られていると良いですよ。釜炊きは、一週間~一ヶ月かけて材料を石鹸にするのです。つまり、化学薬品を使っていないのですね。
 しかし、無添加はあくまで無添加なので、劇的に良くなったりはしませんけどね。肌に負担をかけすぎたら、肌を休めるためのものだと思ってください。
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部屋を片付けることに苦痛を感じる

 私にとって、「部屋を片付ける」っていうのは、かなりの精神的苦痛になるんですよねえ……。
 なんでだろう?って思うんですが、ずーっと答えがわからなくて。

 で、とあるエッセイ漫画家さんのtwitterを見ていて、ちょうど部屋の片付けとか模様替えのツイートしてて、「こうやって自分の部屋を自分らしくできるっていいなあ……」って思いました。
 じゃあ、私の「自分らしい部屋」って何だろう?と考えさせられたり。

 今の私の部屋だと、単にゴミを片付けただけではいわゆる「ミニマリストの部屋」っぽくなってしまい、なんかつまらない。
 綺麗は綺麗かもしれませんけど、私の好みではないというか。もっとごちゃ~っとしてた方が私らしいという。

 じゃあ、今のゴミ部屋はどうなのかというと、はっきり言って落ち着きます。ミニマリストよりずーっと。
 ずーっと前、「笑う犬の生活」というコント番組で、遠山景織子ちゃんが「ゴミ屋敷の住人」というコントをやってて、恋人であるナンチャンを初めて家に呼んだら、ゴミ袋が玄関いっぱいに敷き詰められていて引かれる、というコントでした。
 で、ナンチャンは帰ろうかどうか迷っている間に景織子ちゃんに腕を引っ張られてそのゴミの中に入れられてしまうのですが、最後に「あ、意外と落ち着く」というセリフで終わる、というストーリーです。

 そう。人は、散らかった部屋って落ち着くのです。
 もちろん、その人の育った環境とかも考慮して、「綺麗な方が良い」という人もいますよ。でも、ゴミだらけの部屋って、異性の恋人とか夫だったりすると「お前、片付けろよ」って言われると思いますけど、同性の友人だったらどうです?正直、「この部屋なら私の部屋の方が綺麗!勝った!」って思いません?

 で、一度「勝った!」と思った相手には、格下だから優しくしたり面倒見たりしたくなりませんか?
 同性の友人って、そんなもんです。

 以前もちょっと紹介したことがありますが、安野モヨコ先生の「脂肪という名の服を着て」という漫画で、ずーっとデブがコンプレックスだった主人公が、お金を貯めてついに全身整形をします。
 そして、人が羨むようなルックスとスタイルを手に入れるのですが、何故か彼氏に振られてしまったり、女友達ともぎこちなくなってしまうのです。つまり、美人=好かれるというわけではないのです。
 それを知った主人公は、再び美容外科を訪れて、元のデブの体に戻して貰うように頼みます。
 そこの女医は、「あきれた。あなたの体なのよ!?」と言いましたが、元のデブで冴えない女に戻った途端、彼氏も戻ってきて、女友達も元のように接してくれるようになるのでした。

 人間、完璧すぎる人より、ちょっと抜けてる方が人当たりは良くなるのです。
 だから、私の部屋の汚さもそこまで人間心理を計算してのうえの汚さなのです!本当です!

 ……スミマセ~ン……私、嘘ヲツキマシタ……。
 はい、部屋が汚いのは、単にものぐさで物が多いだけです。
 でも、大体どの辺りに何が埋まってるのかはわかります。みずしな孝之さんの漫画でも、そんな女性が出てきます。汚部屋なのに、なぜかどこに何があるのかは把握してるっていう。ダヴィンチなんかもそうだったって言われていますね。

 でも、私はダヴィンチじゃないので、小説の3巻だけどこにあるかわからないとかはよくあります。だから、長編小説はたぶん読めません……。穴抜けになっちゃうので。
 
 ところで、部屋に物を置かない人は「ミニマリスト」なら、こういう物がごちゃごちゃしてて散らかった部屋が好きな人のことはなんて呼べばいいんでしょうか?
 ちょっと前に、「片付けられない女たち」という本がベストセラーになりましたが、あれはADHDという病気(気質?)のことを指していましたし。

 私は、一応ADHDではないはず……です。精神科行ってますけど。
 やはりこれも精神関係の本で、「救急精神病棟」という本の中では、とある頭の良い女子高生(皮肉屋で不登校)が、急に雑然としていた部屋を片付けて、パジャマもきっちり畳んでどこかに出奔した……という連絡を担当医が受けると、それを聞いていた他の医者が「あ!」と声を上げ、「それ、死ぬよ」と言ったと。
 そして、その医者の言った通り、彼女は電車に飛び込んで亡くなってしまうのです。

 まあ、精神のちょっとおかしい人間が、急にきちんとし出すと、周りの人間も「なんかおかしいな」と感じるらしいですね。
 そして、結果的には潰れて自殺、という道をたどってしまうと。
 精神ではありませんが、「ニートの俺が就職決まって働き出したら、両親が離婚した」なんて話もありますね。「俺の行く先を案じることが、冷え切った夫婦の最後の命綱だった」とのことで。そして、それに対して「子供はカスがいい(鎹)とはよく言ったものだな」というコメントがついていました。

 ということで、私も部屋は当分片付けません!……とか言いながら、明日辺り片付けし始めそうでもあります。
 アジアの町並みぐらいにごちゃごちゃさせたいの!ぐっちゃぐちゃが良いの!

ボトルテラリウム・その後

 どうも、私の肌だと茶色が合う……と気づいてから、またセザンヌのベージュのアイシャドウを買いました。
 ベージュって無難っていうか、あんまり「アイシャドウしてます!」って感じにならないんですよね。若い頃はブルーとかピンクにしてて、もう、アイシャドウのために化粧してるのか何なのかわからなくなってましたが。別に、ブルーでもグリーンでも好きな色塗ればいいと思うんですけどね。私は今はやらないってだけで。

 でも、ベージュにしてから、どうも無難すぎる……つまらない。以前のベージュは、黒っぽいやつだったのですが、今回のはホントにベージュなので、肌になじみすぎる。
 そこで、私のロケンロールな本性が出てきて、今、グリーンにしようか迷っています。ピンクとか赤は、私のようなまぶたが腫れぼったいとさらに腫れぼったく見えてしまうんですよね。俺の周りはピエロばかり~♪(内田裕也)

 でも、もうすぐアラフォーだしな~俺もな~と思っていたら、最新号の美的では、「カラーアイシャドウは目尻にちょんと乗せるだけで、アクセントになります」と書いてあり、グリーン買おうか迷っています。
 なんというか、根元がロケンローラーなんでしょうね……。そういえば、「マーティ・フリードマンが選ぶ、日本のロックンロール」みたいなやつで、muccがあったのでそれだけで幸福です。mucc良いですよね……私は中期のmuccが好きです。今のは、ちょっとj-pop寄りになっちゃってて。dirみたいにハードコアに行っちゃうのもアレですが、ポップスになりすぎても「ロッカーである必要がないような」と思ってしまうのです。そういえば、dirも入ってたかな。

 そういえば、植物趣味ですが、ちょこちょこやってます。
 主に水やって枯れた葉っぱを取ったりと最低限の世話しかしてませんが。それで、プルメリアが枯れたり。なんで!?水もちゃんと控えたり水やるときはたっぷりとやってたのに!と思っていたら、「プルメリアは上級者向け。枯れるときはどうやっても枯れる」とか。

 で、木の部分をつまんでみたら、ぶよぶよ。これは、「水やりすぎ」ってことです。
 確かに、最初のよくわかってなかった時期に毎日水をやってたんですけど、それがいけなかったみたいですね……。

 それと、テラリウム。2週間に一度くらいで水やりしてあとは蓋を閉じっぱなしにしてました。
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 お、おー?ハイゴケ、これって徒長?徒長ですか?それとも、これが普通?
 ハイゴケがにょろにょろしてきました。というか、蓋を開けたり閉めたりしてマメに世話するより、放置していた今の方が調子良いってどうなの。
 
 正直、すぐ茶色くなって枯れちゃうかと思ってたので、これは意外です。テラリウムって、蓋してた方が良く育つのではないでしょうか……?ということは、水だけやってて一年蓋しておくとか、24年間蓋を開けていないテラリウムっていうのもあながち間違いではないのかもしれません。
 
 しかし、中のチランジアもみたところ元気ですね。チランジア(エアプランツ)って、案外テラリウムに合うのかもしれません。完全に思いつきで入れたんですけど。
 瓶を、密閉できるコーヒーの瓶を使ったのも良かったのかもしれません。水分が外に出ませんからね。
 
 ちなみに、この瓶は、ネスカフェのゴールドブレンドのやつだったかな?縦に細長いやつです。
 ラベルは、お湯で瓶を温めて剥がしました。こうするとすごく簡単にラベルが剥がれるんです。

 気になる用土ですが……下には水苔以外何も敷いてません!
 水苔も、苔玉で使ってたやつをほどいて敷いてますし。リサイクルしまくりですね。
 ちなみに、用土も凝ると色々と敷いたりするらしいですが、苔は元から土はあまり必要としない(だから、土から剥がすとぺろんと剥がれる)ので、まあ、初心者だととりあえず水苔一種類だけでオッケーかと思われます。水苔は、アクアテラにも使われますしね。

 苔は、土からの肥料とかは必要としません。
 しかし、じめじめ蒸し蒸しが好きなので、きっちり密閉できるボトルが最適なんですね。
 ですが……私のこのテラリウムは徒長してるのか成長なのかいまいちわかりませんね。でも、枯れてないってことは大丈夫ってことです。
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ジャンヌアルテス:好きな香りを年齢であきらめるのはもったいない!

 深夜更新ですみませんね!ちょっと、今まで使ってた画像ソフトが、「無料版はここまで!使いたかったら有料版にしてね」ということになってしまったので、急遽他の無料画像ソフト探してたんです。

 そこまでして載せたかった画像がこれというね……。
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 全部、ジャンヌアルテスの1300円くらいの香水です。
 ざっと数えて5000円ちょっとぐらい?
「ジャンヌの香水は中高生まで」とか「すぐ香りが飛ぶので、金持ってるやつは普通の2~3000円くらいする香水にした方が良い」って意見もありますが、香水買うのに、「私の年代じゃ若すぎるかなー……」とか考えます?私は考えない方なので、「好きな香りなら年齢であきらめる必要ないじゃん」って思うのですが。

 まあ、すぐ香りは飛びます。アトマイザー必須。アトマイザーがない人は、気合いで100mlを持ち歩いてください。

 ちなみに、今消費してるのがセクシーガールです。ジャンヌアルテスは、たいてい100ml入っているのですが、セクシーガールは見た目でお得感ある。
 他の瓶は、横に広がってるタイプなんですよね。でも、1300円なのにちゃんとガラス瓶ですよ。
 
 なにより、瓶の形が可愛い!これは、前も言ってた気がするんですけど。
 ブンブンシャボンなんかは、まだチープ感あるのですが、スルタンは異国の王族がタバコたしなみながら付けてそうな香水です。
 スルタンでも、普通のスルタンとナイトでは香りが全然違うので、「ホントに同じスルタンシリーズ?」とか疑問に思ってしまうのですが。

 そんな私は、手相でKY線出てますよ!名前の通り「空気読まない線」なのですが、アジア人に少なく、5%くらいしかいない手相だそうです。諸外国では、このKY線がある人が多く、「他人の意見に流されず、徹底した個人主義でやっていける人」とのことです。
 だから、飲み会なんかでつまんなかったり、旧体制の一気強要とか見ると、「あ、私帰ります」と言えてしまうという。KYはKYなんですけど、欧米風の個人主義ってことですね。

 しかし、他にもジャンヌアルテスで欲しい香水があるのだ!バニラの香水です。
 大手ではバニラ&ムスクという、甘い香りの香水があるそうですが、バニラの甘ったるいのが良いんですよ。それこそ、スルタンなんじゃないの?と。

 スルタンも、かなり甘めの香りです。でも、付けすぎて、美容院のお姉さんに「5分ほどお待ちください」と言われ、トイレに行ったようですが、ものすごく咳き込んでいるのが聞こえました。
 2プッシュしか付けてないのですが、スルタン、香害だったのかなあ……と。ちょっと、「すまんすまん」です。

 プッシュの仕方も、手首に取って、首筋の動脈に滑らせるという、香水の作法としては正しい付け方をしたのですが、汗と混ざったからかな……。
 本当に香水付けるのに気を遣う人って言うのは、ブランドを見るのではなく、「自分の体臭と混ざって、それが『心地よい香り』になるのがベスト」と言われていますしね。

「香りが飛びやすい」というジャンヌアルテスですが、セクシーボーイシリーズとセクシーガールは割と保つ方らしいです。
 だから、「ジャンヌは付けすぎ注意」だそうで。普通のシャワーミストなんかと同じ使い方で、体中に何プッシュもするのはマナー違反なんですね。

 香水楽しすぎる-。もっともっと集めて、寝香水に使いたいです。
 付けてデートに行く人は……あと数年は無理だな。昔、占いをして貰ったときも、「晩婚だが、巨万の富を得る」って言われましたし。晩婚っていつ頃よ!って思いましたよ。占いは当たるも当たらぬも八卦ですからねえ。

母方の祖父の武勇伝

 うちの母方の祖父の話なのですが……。ちょうど昨日、49日だったので、色々と母から聞きました。

 なんでも、「正直」と書く名前の通り、すごくまっすぐな人で、職人肌。曲がったことは大嫌い、とにかく公平であること、正しければ大人も子供もない、という人だったらしく。
 でも、頑固すぎて、上司とぶつかり、職を転々としていたので、家は結構貧乏だったらしいです。なので、祖母が内職や針仕事が得意だったので、友人から服のお直しや仕立てを引き受けて、ちょこちょこお金を貰っていたとか。

 口癖は、「民主主義的じゃない」「非科学的だ」「合理的にやれ」で、よく信仰の厚かった祖母に「お前はそんな非科学的なものに拝んで……それで子供を食わせてやれると思うのか!?」と愚痴っていたそうで。じいちゃん、あんたも職転々としなきゃいいのよ……。
 
 で、そんな人柄と、数学がよくできたので、町内会の書記になったのですが。
 書記になった途端、「この領収書は何だ?本当にこれで経費が落ちると思うのか?お前個人の領収書じゃないか」とか、町内会の旅行でお金を集めて、過去のお金の使い方を見て「なんだこれは!お前たちは役員だからって余った金を自分のポケットに入れてるじゃないか!その行為は民主主義に反する!」とブチギレ。で、「酒を飲むやつと飲まないやつとでは、飲まない方は値引きする」とか「酒で迷惑行為を働いた者は次からは会合にも旅行にも呼ばない」といった取り決めをズバズバと取り決めていきました。

 実際、母方の実家でも、酒に酔った叔父(祖父の兄)が来て、気の良い祖母に甘えて帰って行くのですが、そこで祖父と鉢合わせすると、「兄貴!今のお前は最低だぞ!酒に酔って自分の耳障りの良いことだけ聞いて帰ってくんじゃ、いつまで経ってもそのままだ!成長しない!」と説教をして、お兄さんは「正直、すまねえ、もう酒は飲まないから」とぺこぺこして、帰った後に「まったく……どっちが兄貴だかわかりゃしない」と祖父が愚痴るそうです。

 そうして、書記でズバズバ自分たちが言えなかったことを言ってくれたということで、翌年、祖父は町内会長になってしまいます。
 会長になってからも、祖父は変わらず、「公平にしろよ。俺は絶対にみんなの集めた金をポケットに入れたりしねーから。そんなことするやつは最低だからな!」と「正直節」をふるっていたそうです。

 さて。
 そんなこんなで、その「兄貴」がやらかしてしまいます。
 3姉妹の中で、一番口が達者な真ん中の妹が、酔っ払って祖母に甘やかして貰っている兄貴に対して「大人でしょ?そうやって依存するのは良くないと思う。それに、先週お父ちゃんに『酒は飲まない』って約束したじゃない」と言ったところ、その兄貴が「なんだと!?」と叔母の頬を叩いたと。
 で、酔っ払った兄貴を見たくなくて違う部屋にいた祖父が叔母の泣き声で駆けつけて、訳を聞いて大激怒。
「子供に正論を言われて、子供に手を上げるなんざ、男として情けないと思わねえのか!子供を殴るなんざ、てめーは最低だ!二度と来るな!」と追い出しました。

 そして、祖母に「お前も、子供が殴られて見てるだけってのはお人好しとは違うぞ。大体、お前が甘やかすから兄貴がつけあがったんだ。もう二度と、兄貴を家の中に入れるんじゃねえぞ!」と叱りました。

 その後、兄嫁から「このたびはうちの主人がとんでもないことを……」と菓子折を持って謝りに来たのですが、「あのなあ、謝りに来るんだったら兄貴も一緒に来るのが筋じゃねーのか?奥さんには悪いが、俺は兄貴を許すつもりはねーよ」と追い返します。

 しかし、ちゃんと子供の話も聞く人だったらしく。
 何かの折に、やはり2番目の叔母が口が達者なので、祖父と喧嘩をしたときに、祖父が手を上げたと。
 すると、叔母は泣きながら「今のは、お父ちゃんが躾をするために殴ったんじゃない。ただ、お父ちゃんが言い返せずに腹が立ったから殴ったんだ!口で言えばわかることなのに、お父ちゃんは楽な方を選んだ!」と訴えたと。
 
 すると、祖父は明らかに気落ちして、「……そうだな。○○子(叔母)の言うとおりだ。○○子、殴ってすまなかった。これからは絶対にお前たちを殴ったりしない」と、本当に後々まで後悔していたと。
「お父さんは、本当に自分がしたことが許せなかったんだと思う」と母は言っていました。

 いやー……強烈な人だったようですね。
 祖父とは、一年に一回会うぐらいの人だったのですが(東北と関東だしね)、本当に名前通りの人だったようです。
 武勇伝ありすぎだろ……って思うのですが。あと、祖母のお葬式で、「下っ端の時にお世話になった」というヤクザの幹部が来て、交通整理をしていたので、「お前らみたいなやつは普通の家とは違うんだから、もう来るな」と追い返したり……。
 面白すぎだぜ、おじいちゃん……。