ロードライトガーネット:ルソーの「教育論」を簡単に | 魔法石の庭3rd

ロードライトガーネット:ルソーの「教育論」を簡単に

 これもガーネット……といっても、よくあるアルマンディンじゃなくて、ロードライトガーネットという、アルマンディンの次に出土量の多いガーネットです。
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 指毛は見ないことにして。
 ロードライトは、ロゼワインのような、ピンクがかかった石です。普通のアルマンディンとかパイロープなども真っ赤で素敵なのですが、女性に圧倒的に人気があるのがこの種類なのだとか。
 そういえば、以前もロードライトについて語ったことがあったかな?と思うのですが、まあ、書いてる人間が忘れてるぐらいなので、もう一度復習です。

 ガーネットといえば、その多様な発色性にあるのですが、ツァボライトという、黄緑色のガーネットが、今は一番高価であるようです。
 そう、黄緑のガーネットなんてものもあるんですよ?他は、緑とかオレンジとか。ガーネット=赤というイメージですが、ガーネットコレクターの中には、ルースを箱に詰めて、国際ミネラルショーなどで、「この色以外に置いてあるガーネットありますか?」という、なんとも太っ腹な買い方をする人もいるそうです。

 その人の宝石箱の写真を見たのですが、一列5個くらいのルースが、3列くらいになってて、つまりは15種類ほどのガーネットが世の中にはあることに。お、面白い!ガーネットの世界、面白いぞ!
 ……まあ、私の財力では、コレクターになるのは無理なんですけど。

 それと、スピリチュアルの話になってしまいますが、私、今までガーネットって苦手だったんですよ。
 確かに、「綺麗~」って付けているのですが、そうすると人から何かを頼まれることが煩わしくなって。たとえば、お茶を入れるのでも、「父も食べ終わる頃だし、そろそろお茶入れるか」と席を立ったら、その瞬間に母や祖母に「お茶はまだ?」と言われ、「今やろうとしてたのに!」となってしまうのです。
 アルマンディンでも、今までのロードナイトでも同じような効力があったので、「私、ガーネットには向いてないのかな?」と外してしまうことが多くなりました。

 しかし、このロードライトは、そういうことがありません。
 むしろ、「食器を片付けて」と言われても、「洗濯物を畳んで」と言われても、「はいはい」とできるように。……なんだその順応力!どうした自分!?

 昔から、ガーネットは「実りの石」とされていて、「コツコツとした努力を実らせてくれる、努力家に最適な石」とされていました。
 たとえば、農業でも、種を蒔かなければいくら待っても米は生えてきませんよね?そして、病害虫とか、天候の際の調整とか、地道な努力の末に、実りの秋を迎えるわけで。
 まさに、「アリとキリギリス」の世界なのです。遊んでいるキリギリスは冬を越せませんし、コツコツ食料を集めたアリは冬越しができます。

 まあ、私にも耳が痛い話なんですけど。
 でも、古いイソップ童話では、「キリギリスは冬の寒い中で死んでしまいました」で終わるのが、最近では「アリの巣の戸を叩いた、弱ったキリギリスは、アリの看病で良くなり、大好きなバイオリンでアリたちに感謝を捧げました。こうしてアリたちとキリギリスは、仲良く冬を越すことができました」ってなってるんですけど。
 まあ、子供向けの作品ですからね……。

 そういえば、ちょっと前に、ルソーの「教育論」をわかりやすいように解説してくれる番組を観ました。
 ルソーは、「思春期」にあたる15歳までは、本に触れさせない、という教育論を掲げており、その理由が、「昨今の子供向けの童話は、『ずるいやつが得をする』という、唾棄すべき内容だからである」と言われていました。
 ルソーの教育は、子供の頃は外で、自然に触れさせて遊ばせ、小学校高学年になった際には、「何故太陽は同じように沈み、また同じように顔を出すのか」という理論を自分で考えさせます。それを、実際に息子にやらせるのです。

 子供としては、「これが何の役に立つんだ?」という話ですが、そんなある日、子供は家庭教師と森に散歩に出かけた際に、家庭教師から「どうやら道に迷ったようだ」と告げられます。
 小学校高学年とはいえ、まだ子供。息子は不安になって泣き出してしまいました。
 すると、家庭教師は、「影を見てみなさい」と。そして、「太陽が西に沈んでいるのだから、影の差す方向は東である。この森から家までは、東に行けば着くのだから、東に行けば森を抜けられる」と。

 そこで、息子は「天文学の知識は実際にも役立つ」ということを覚えられる、という話でした。
 確か、NHKの教育番組だったかな?「教育論」なんて難しくて分からん!と言う人でも、多分分かるように説明されていると思いますので、お勧めですよ。
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