職業病・おクスリの話 | 魔法石の庭3rd

職業病・おクスリの話

 10年くらい前から、祖母の管理下にあるサボテンが、今年も花を付けました。
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 これ、学生時代の友人から譲られたものなんですけど、実は一鉢は片方から増やしたものなんです。
 サボテンは、育てていると花の咲いている部分に小さいお団子みたいな分球を付け、それをちょんと切って土に植えてあげると、そこから増えるのです。
 
 しかし、さすがに農家の嫁やってる祖母。植物の育て方は上手ですね……。
 多肉では、「金のなる木」なんかも毎日玄関から運び出してお日様に当ててあげて、夕方になると取り込んでいるようです。
 そんな祖母は、今年で85。足取りは多少よろついてはいるものの、農作業や庭仕事などはきびきびとこなします。

 以前、こんな話がネットにありました。多分、前にも紹介したことあると思うのですが、良い話なのでまた取り上げます。
 
 60年近く寿司屋をやっていたおじいさんが、引退した途端にボケてしまい、要介護になった。
 普段はぼーっと遠い目で車椅子に座っているか、ベッドで眠っているかしかできなくなったおじいさんが、唯一元気になる時がある。
 それが、家族が家の中に作った、おじいさん専用の寿司カウンター。
 そこにおじいさんを月一度くらいに連れて行くと、なんとおじいさんは車椅子から立ち上がり、酢飯の仕込みから魚のさばきまでこなし、家族が夕飯時にやってくると、「へい!らっしゃい!何握りやしょうか!?」と威勢の良い声で呼びかけるのだった。
 おばあさんは、寿司を食べながら涙を拭いて、「じいさんは死ぬまで寿司バカだねえ」と呟くのだった。

 という話です。うちのばあちゃんも、多分90くらいまでは農家してるんじゃないかと思います。
 足腰が立ち上がらなくても、農作業はやるのではないかと。数年前に乳がんをやっているのですが、がんの再発器官が5年間ということで、今も病院に通っているのです。
 しかし、今のところ「何の問題もありませんね」とのこと。一応、耳が遠くなっているのと、病院が駅から遠いので、母が付き添いをしているのですが、母が「だって先生、おばあちゃんはまだ農作業してるんですよ」と言うと、「ええ!?」と驚かれるそうです。

 そっか……85って、もう農作業止めちゃう人も多いのかもしれませんね。
 しかし、今年89だった隣のおじいさんは、多少ボケがありましたが、毎日農作業していましたよ。89で亡くなったのですが。
 農家ってそんなものかもしれませんね……。農家に限らず、今で言うワーカーホリックみたいな人は、ボケても仕事は忘れないのかもしれません。

 そういえば、サボテンの実って、食べられると聞きました。
 なんか、地面に這いつくばるようになるらしいのですが。うちのサボテンは、花が終わると花がらを取ってしまうので、わからないんですけどね。でも、日本で「実を食べる」とは聞いたことないので、もっと外国の熱帯地域でしか実を付けないのかもしれません。
 西原理恵子さんという漫画家が情報源で、確か、西原さんはサボテンの実に対して「もっと危機感を持てお前ら!地面に寝転がりくさりやがって!シンナーやってる中学生か!」という感想を持っていましたよ。

 シンナーといえば、一昔前の不良が、ビニール袋でスーハースーハーやってるイメージがありますね。
 今は、下火なのでしょうか?まあ、単にもっと危ない薬が手軽に手に入るようになったからかもしれませんけど。
 今、流行なのは、断然覚醒剤でしょうかね。戦時中、これが「ヒロポン」としてなんと合法で手に入ったのはご存じの通りですけど、何故覚醒剤のブームが終わらないのかというと、「アッパー系のドラッグが日本では少ない」という裏事情があるからなんですね。

 たとえば、私も飲んでますけど、アルコール。アルコールは、適量では快活になったりしますけど、泥酔すると眠気が来たり、どろんとダウナーに入ります。
 タバコもその類いです。ダウナー系ですね。
 タバコを吸わせた兎の耳の血管が収縮するという話は聞いたことがあるかもしれません。要するに、ダウナーになるので、ハイになりすぎたり、カーッとなっていた気分を抑え、落ち着かせるという働きがあるのです。

 ダウナー系最強の薬と言えばモルヒネですが、これも、末期がん患者に処方される、医療用としては合法です。
 これが処方されると、「あんた、もう長くないよ」ってことです。ただ、その気持ちよさは天国のごとし、とのことで、ライターの奥山貴宏さんが処方されて、「若い頃はアッパー系にばかり興味が行くけど、オレみたいに落ち着いてきたらダウナーも良いのかも知れないと思う気持ちよさ」だそうです。
 奥山さんも、「余命1年」と宣告され、それでも3年持って、本も4冊(闘病記3冊、小説1冊)出したので、まあ、ライターとしては成功者と言えるでしょう。

 さて、アッパー系でかつ合法の薬はないの?と思われるかもしれませんが、かのリタリンも鬱病では処方されなくなりましたし(ナルコレプシーとADHDにのみ処方される薬)、微妙な効果で良かったらスマートドラッグなんかがあります。
 スマドラとは、アメリカなどから自己輸入するか、輸入代行店で購入できる、いわば「脳の栄養素のサプリ」です。主に、アミノ酸系で、コレを使うと意識がはっきりするとか視界が拓けるという効果があったりします。
 これらも合法なのですが、なにせ日本のサプリメント市場ではあまり扱われていないので、アメリカから輸入するしかないんですけどね。
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