本を読む家系 | 魔法石の庭3rd

本を読む家系

 今日、BSで名作のあらすじを演じるドラマ風な番組がやっていたので、それを観ながら母と話していました。
 ……ら、母は、小学校低学年で、既にシェイクスピアを読んでいたとのこと!えええ!?分かるの!?と私は驚いたのですが。

 母は、特にドヤ顔することもなく、不思議そうに「分かるわよ。そういえば、当時先生にも同じこと言われたけど」と天然の様子。すげえ。
 母は、ずーっと体が弱くて、当時はテレビもまだ家庭にない時代だったので、ひたすら本を読む癖がついたとか。で、図書館の本を借りた子のランキングみたいなのを貼られていたらしいですが、ずーっと1位だったそうで。
 新しい本を買うお金もあまりなかったので、当時「貸し本屋」と言われていた所で、大人の読むようなシェイクスピアとかを借りて読んでいたのだとか。

 でも、母からすると、それは当たり前だったので、私のようにそれで驚く方が分からないらしいですね。
 今は、父と母の部屋には本棚もありませんし、あまり積極的に本を読むという感じでもないのですが、だから、意外でしたねえ。

 母からすると、私の方が「ものの良さを分かる」と言いますけど。
 なんでも、幼児期にずーっとピーターラビットを読んでいて(というか、祖母が読み聞かせさせられてw)、そのほかのミッフィーとかキティちゃんとかの原色のキャラクター物には一切興味を示さなかったそうで。
 ミッフィーは、「うさぎさんのお顔はあんなんじゃない」とか言っていたらしいです。写実主義だったのでしょうかね?でも、ディズニーとか「はらぺこあおむし」とかは好きだったようです。

 逆に、弟は原色好きだったので、母からすると「同じ環境で育ってこんなに違うのか」と驚いたとか。
 私も本は好きで、3歳くらいかな?既に絵本を暗記して、体を悪くして入院していた祖母が帰ってくると、「ご本を読んであげる」と言ってニコニコしながら祖母の顔を見て本を読んでいるので、「?」と思っていたら、丸暗記していたとか。
 
 でも、今は、本棚が小さいのしかないんですよねえ……。本当は、もっと大きいのが欲しいんですけど。
 本棚代わりにしていたベビータンス(小さい子供が使うようなタンス)も、先の震災で上の棚が崩れてしまい、今はその機能を失ってしまっています。

 母の話によると、父も実は本が好きで、それも軍事物とか歴史物を主に読んでいたらしいです。
 母は、シェイクスピアなどの文庫は読んでいたのですが、歴史系は全然だったそうで。だから、母は「三国志」とか言われても登場人物すら分からないそうです。
 私も1回くらいしか読んだことないので分からないんですけど、劉備・曹操・関羽・張飛・孔明ぐらいしか覚えてませんけど。あれ?三国志って国が3つあって戦うんですよね?劉備と曹操とあと誰?みたいな知識しかありません。

 でも、中国の廟(お寺みたいなもの)で「関~」とか付いてると、「関羽かな?」とは分かります。
 しかし、それでもレッドクリフ観たら面白かったですよ?てか、孔明がかっこよすぎます。日本で言うと、陰陽師みたいなことを頭の中で計算してぴたりと天気を予測したり星を読んだりできるんです。実際、陰陽師は、悪霊払いというよりも、星読みでこれから起こることを占ったり(これは、高度な天文学の知識が必要です)、知識として全てを蓄えて、その時その時に使う、といういわゆる軍師とかそういう感じの仕事をしていたらしいですしね。

 といっても、私も今、本は増やしてません。
 だって、ネットで全部済んじゃうんですよね。好きな本は、床に平積みにしてあって、そこから抜いて読んでいる感じです。今は、「されど罪人は竜と踊る」をずーっと読んでいます。半年くらい。別に、読了してないわけでもなく、もう一回読むとまた違う風景が見えてきて、ついついもう一度、もう一度、と読んでしまう良書ですよ。描写はグロ鬱注意ですけどね。
 これは、一応ライトノベルなんですけど、一般書籍に匹敵するぐらいの描写力とか展開とかがあると思います。「ダークファンタジー」という道の先駆者でもありますしね。
 魔法とかも、ただ不思議な力、とかじゃなくて、ちゃんと「TNT爆弾を錬成」とか「神経毒で相手の動きを止める」とかの科学的な「魔法」ですし。

 ライトノベルっていっても、今は色んなジャンルありますしね。現在は、オタク文化の許容によって、ライトノベルを読む大人も増えているそうですし。今までは、中高生・オタク向きという感じだったんですよね。もったいない……。
 
 ちなみに、私は、全巻そろえて本棚にしまうという文化がよく分からないため、いきなり10巻から読んだり、本を後ろから読んだりします。だから、多分、展開を聞かれても細切れにしか分からないですし、いきなり「貸して」といわれたら「1巻どこにあったっけ……?」と悩むと思います。
 でもね、面白い本って、後ろから読んでも、途中から読んでも面白いんですけどね。
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