トリスシリーズはウイスキーか否か? | 魔法石の庭3rd

トリスシリーズはウイスキーか否か?

 ショッピングモールにて、仕入れました。
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 左から、トリスハニー・トリススイートティーです。
 私、何を申しましょうが、「サントリーの国産ウイスキーの味は好きじゃない」と言っておきながらごらんの有様だよ!!

 どちらも、トリスクラシックという1000円帯のウイスキーを元に、混ぜ物をした、いわゆる「キワ物」の類いです。
 ハニーは、蜂蜜と、何故かレモンスピリッツが混ぜられています。スイートティーは、そのまま紅茶。
 他にも添加物が色々書かれているのですけど、結論から言うと、「純粋なウイスキーとして楽しむものではない」と私は思います。
 
 というのも、未だにウイスキーをストレートで飲めない、割り物も甘くしないと飲めない、というお子様舌の私が、これらのトリスシリーズは「甘くて美味しい」と感じたからです。
 甘い酒が好きなら、大人しくカクテルなりリキュールなり飲め!と言われるかも知れませんが、ウイスキーのあの芳香がたまらんのですよ……。

 しかし、このトリスシリーズは、ウイスキーのあのかぐわしい感覚もアルコールのガツンとくる厳しさもありません。
 それは、これらがアルコール度数20%と度数の低いこともありますけど、とにかく「飲みやすいように」作られているからなんですね。
 私は、トリスはずーっと昔に飲んだきりなので、今のトリスの味は分かりませんけど、これをウイスキーとして認められるのか?とも思います。
 とある批評者さんが「サントリーの国産ウイスキーは、甲類焼酎の味を抜け出ていない。味も香りも薄く、ニッカのそれと全然別物だ」と指摘していましたけど、多分それは合っています。だって、このトリスシリーズはベースはウイスキーのはずなのに、まったくウイスキーらしさを感じないからです。

 ジャックダニエルなんかだと、テネシーハニーという、やはり蜂蜜のお酒がありますけど、あれはどうなんでしょうかね?一応見てきたものの、お値段がお値段なので、買わずに帰ってきました。

 ハニーの方は、最初にレモンリキュールの香りが、そして後から蜂蜜の濃厚な甘みを感じられます。こっちは、私でもストレートで飲めそうです。それぐらい口当たりは良いですね。
 スイートティーは、ストレートで飲むと、一瞬何の味だかわかりません。それぐらい強烈に甘いです。
 お湯で割ると、ようやく「あ、紅茶だったのか」と気づきます。
 
 どちらも、口当たりはすごく良いですよ。甘党の酒飲みは、スイスイ飲めるし、安いので買いやすいというのもあります。
 しかし、やはり問題は、「どうあっても肝心のウイスキーの味や香りがしない」ということです。
 もしかしたら、サントリーがこれらを売り出すにあたって、「なるべく口当たりの良い、ウイスキーの風味をまろやかにした酒にしよう」と方向付けられたのかもしれませんが、これ、ウイスキーかな?と。

 いや、確かに、ウイスキーとして飲むのでなければ、私は美味しいと思いますし、もしかしたらリピートするかもしれません。
 でも、ウイスキーではないなあ……と思うのです。
 もし、このぼろくそな批評まがいの文章を読んで、「よし、そこまで言うのなら味わってみるか」と思う人がいたら、このトリスシリーズの中から、ウイスキーを見つけ出してみてください。
 私としては、「ウォーリーを探せ」並みに難しいと思います。

 ということで、私の結論。
「トリスシリーズはウイスキーとして飲むな。スピリッツとして飲むのならコスパは最強」だと。
 あくまでスピリッツ扱いですねえ。

 ちなみに、これらはコーヒーや紅茶割りではなく、まずはお湯割りで味わってみることをお勧めします。すると、色々と発見がありますよ。原液そのままだと、甘さが濃すぎますので……甘党なら良いんですけどね。
 それと、このトリスシリーズは、300ml瓶しかありません。でも、一本540円なので、2本まとめて買っても1000円ちょっとなんですね。コスパは良いですよ。
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