天使の囀り | 魔法石の庭3rd

天使の囀り

 富士山麓、リニューアルするらしいですね。
 容量が700mlと、標準の量に。そして、何よりも一番酒飲みたちが嫌なのは、1500円という値段設定だと思います。
 100ml足したところで500円追加とか、どういうことなの……って思いますが。ジムビームも1300円と1000円超えウイスキーになってしまっているところで、この値上げ。あとは、ニッカとかサントリーも地味に値上げしてるのかな?ともかく、1000円帯ウイスキーが全体的に高くなってしまっています。

「ウイスキーの消費率が増えて、原酒が足りないから」という理由が、製造元からの弁解ですが、私は、「ウイスキー飲みが増えてきたから、ここら辺でじょじょに値上げしていって、利益を得たい」というのが本音のような気がします。

 まあ、ブラックニッカクリアとかトリスなどの1000円以下ウイスキーはまだ元値のままですけど、これらもいずれは1000円くらいに引き上げられるのでは?と邪推します。
 私は、アーリータイムズが無事なら良いんですけど……富士山麓も良いお味だったので、残念です。

 そう、今、普段飲みしてるのは、アーリーなんですよ。フォアローゼズは、たまに良いことあった時なんかに飲む程度なので、今より高くなってもあまり気にしません。
 でも、アーリーが1500円とかになったら困ります!
 
 うーん。でも、以前の「マッサン効果」よりかはウイスキー飲みも落ち着いてきている気がしますけどね。
 ウイスキーは、普段ビールとかカクテル飲んでる人にとっては、ちょっと敷居が高いでしょうし。
 ストレートでは飲めないので、割り物が必要ですしね。でも、ソーダ類って結構なお値段するでしょ?
 なので、手間を考えると、「普通にビールでいいや」ってなっているらしいのです。つまり、今、ウイスキーの値段を上げるのは愚策。本来なら、マッサンが放送され始めた直後に上げるべきだったのです。今上げてしまうと、せっかく根付いたウイスキーファンが「やっぱりウイスキーは手間がかかって面倒。それに高いなんて」と離れてしまいます。

 会社の運営なんて、株と一緒です。上げるべき時に上げ、下げるときに下げる。それを見誤ると、あっさりと購入者が離れてしまい、結果大損を掴まされることもある。
 今、サントリーとかニッカは底値でしょうねえ……。キリンも、うかうかしてはいられません。
 
 貴志祐介氏が株について書いた中では、「『女は感情的』なんてよく言えたもんだ。株の世界では、幾万の男たちが毎日泣いたりわめいたりしているのが当たり前。また、株のチャートも、実に人の感情をよく表している」と。
『天使の囀り(さえずり)』という小説の中の話ですけどね。うちの母は、この小説のタイトルを「天使のしばり」と読みましたよ。

 この小説、面白くてグロいです。貴志祐介氏ってそういうのが得意なんですけどね。角川のホラー作家出身ですし。
 内容は、とあるアフリカの国に行って、猿の肉を食べた人たちが次々と謎の死を遂げていきます。まあ、自殺だったりするのですが、それが、何故か今までトラウマになっていたはずの死に方で死んでいくのです(死恐怖症は自殺し、潔癖症はどぶ川で溺れ死ぬなど)。
 恋人のタナトフォビア(死恐怖症)ぶりを知っていた主人公の女性は、その恋人の死に様に疑問を抱き、とある線虫の生態にたどり着くのですが……。

 とにかく、描写がグロいので、そういうのが苦手な人は避けた方が良い作家です。
 他にも、『黒い家』や『新世界より』などを書いている作家なのですが、人間の汚さ、ずるさ、みたいなのを書くのがすごく上手いですね。
 何故か、主人公の女性は、正義感があって、いまいち人間っぽさが感じられない、ファンタジーの存在みたいな感じなのですが、後から貴志先生はギャルゲー好きというのを知って、なるほど……と。ギャルゲーの女の子みたいなんですよね。

 ちなみに、私は今、この本は手元にありません。
 というのも、引っ越ししてまた家に戻ってきた際に色々となくし物をしており、「絶対ここに入れた!」という場所に保管してあると思い込んでいたところ、探したらなかったです。
 どこにしまい込んだんだろうなあ……。
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