翡翠は富裕層の証なのか | 魔法石の庭3rd

翡翠は富裕層の証なのか

 以前、夏頃にバングルを付けていたことがあるのですが、上司から「中国っぽいね」と言われたことがあります。
 まあ、その上司とも長い付き合いで、別に中国人と同じ!とかそういう裏の顔はなくて、ただ単に中国っぽいと純粋に思っただけだと思うんですけど、私はその時、傷ついたり怒ったりするよりも早く、「中国人ってそんなに皆、バングルしてるの?」という疑問でした。

 というのも、今、中国は翡翠ビジネスの中心地であり、ちょっとした富裕層の女性の中には、確かに美しいバングルがステータスとなっているのも事実なんですけどね。
 前にも書きましたけど、中国で高級レストランなんかに行くと、バングルや付けているパワーストーンの質で接客態度を決められる……なんてことをしているそうです。

 パワーストーンでは、圧倒的にルチルの需要があって、中でもラビットヘアーやタイチンルチルなんかはステータスの一部になっているそうです。
 実際、日本人のビジネスマンが、それなりのホテルで食事を摂っていたところ、中国系商人(華僑)に「言い値で良いから、そのブレスレットを売ってくれ」といわれたこともあるそうです。タイチンルチルの、確かに良いものだったらしいんですけど。

 ただし、ビジネスパートナーや客で言うと、華僑は厄介な相手だそうで。
 西原理恵子さんの漫画では、華僑に内装をお願いしたら、全然違う、原色の楳図ハウスみたいにされて、「全然違うじゃないか!」とその時存命だった夫の鴨志田さんが文句を言うと、華僑は「良い部屋じゃないか。こっちの方が絶対に良い部屋になった」と強引に押し切られたそうです。

 で、華僑に唯一対抗できるのが印僑(インド人商人)。華僑が内装を工事している間、ずーっと後ろで見張っていて、間違った工事をすると、「そこ違うそこ違う。神様見てる」と直すまで言い続けるそうです。
 印僑とケンカすると、最後には「あなたと私は前世での巡り会いがわるかったのだ。気にしてはいけませんよ」と言って出て行くそうで。

 で、西原先生は、「印僑とだけはケンカしたくねえ……あいつら、前世とかすぐ持ち出すんだもん」と思ったそうです。

 さて、翡翠の色についてですが、「翡翠にない色はない」とされているようです。
 少し前までは、「青以外ない」とされていましたが、糸魚川翡翠がメジャーになると、その青い色彩から、「翡翠は青もある」と認められたそうです。
 一般の人は、翡翠=緑のイメージがあると思いますが、翡翠は様々な色が出ます。
 可愛いところでは、ピンクなんてのもありますよ。まあ、ピンク翡翠は、桃なんとかという名称の鉱物が翡翠と混ざった結果の発色らしいですけど。

 あと、青い翡翠は貴重品です。元々、翡翠の産地であるミャンマーでは長年でなかった色ですからね。糸魚川翡翠だけに見られる色で、お値段もそれなりにします。
 というか、はっきりとした色合いの翡翠は、ほぼ高価であると思った方が良いです。
 緑でも黄色でも赤でも、すぱっとした色合いの石は、高いですよ。

 逆に、ミルキーな色合いの翡翠は、我々庶民でも手が届きます。
 しかし、翡翠バブルで、ミルキー翡翠はファンシーカラー翡翠として売り出す……というショップのうごきもあります。翡翠を調べるには、隣国や原産地の情勢・富裕層などによる買い占めによる値段の高騰なども考えなければいけません。さすがに株主でもないのに毎日レートを確認するなんてことまでは手を出していないのですが、調べることは沢山ありますね。

 しかし、翡翠というと、苦い思い出もあります。
 以前、短期間メールをしていた人で(最後、私がキレて「もうメールは返しません」と言ったらそれっきりになった)、翡翠の種類やレートなどを長文で書いてくる人がいました。
 まあ、勉強になることもありましたが、なんか、それらもどこかの本の受け売りみたいな文章で……。さらに、こちらの疑問は流すくせに、「疑問があれば何でも言ってください」という。あんた、疑問ぶつけたら流したがな……って。

 結局、私も知っている一般的な知識を自慢げに披露して悦に入っている人なんだな、とメールでお別れ宣言しました。言外に「ブログでやれ」って書いたのですが、伝わったでしょうかね?
 
 こういう人が、翡翠を集めていると思うとげんなりするのですが、翡翠は翡翠ですので、これからも多分集めると思います。
 多分、私も十分「イタい人」になってると思いますしね。
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