赤めだか | 魔法石の庭3rd

赤めだか

 今日は、日中ずーっと寝てました。
 風邪はもう治りかけ(まだ咳は出る)なので、多分今度は生理なのかなーと。

 そういえば、「赤めだか」、皆さんごらんになりましたか?
 観ていなかった人のために説明しますと、舞台はあの「奇才」と言われた立川談志の元に、とある青年が転がり込んでくるとことから始まります。
 その青年は、「立川談春」。落語をやるために、高校を辞めて来たとのこと。
 しかし、談志は「うちはアルバイト禁止だ。ってことは、親御さんの世話になるってことだ。ちゃんと親御さんの許可は取ってきたんだろうな?」と。もちろん、談春は高校を辞めるということで、親とは決別。なので、「新聞配達をしながらやります。新聞配達なら、朝早くなので落語の邪魔にはなりません。どうか、お願いします」と頭を下げます。

 談志は、「暦の上じゃもう春か……」とつぶやいて、「談春」と広告の裏に書き、「これからお前は談春だ」と入門を認めるのです。
 ちなみに、兄弟子の中では、「お前、良い名前貰ったな。俺なんかダンボールだぞ?元高校球児で、ボールを持ってたからダンボールだと」とか。

 それから、談春の稽古と雑用の日々が始まります。
 雑用は、談志が「あれと、これと、それと……」と、10個くらいの雑用をすらすらと並べ上げて、弟子はそれを覚えなくてはなりません。一度、談春は「師匠も覚えてなさそうですし、一個くらい忘れても大丈夫なんじゃないですか?」と兄弟子に言うのですが、「バカ。相手を誰だと思ってるんだ。奇才・立川談志だぞ。覚えてるに決まってる」と言われてしまいます。

 それと、タイトルの「赤めだか」というのは、兄弟子のダンボールが廃業。その際に、焼き肉を食べながら談春は説得するのですが、結局ダンボールは辞めてしまいます。そして、その焼き肉の金は、談志から「庭が寂しくなったな。この金で良い金魚を買ってこい」と言われて渡された金だったのです。

 談春は、残りの金で赤めだかを数匹買い、「なんだこりゃ。めだかじゃねえか」と談志から言われると、「いえいえ、それは赤めだかといって、大変貴重なめだからしいですよ。1万5千円のところを、ぴったり1万円にまけさせました」と嘘をつくと、談志は「ふーん。じゃあ、金魚鉢に入れておけ」と深くは聞いてこなかったそうです。
 談春は、とにかく嘘が上手かったらしいのですが、談志はそれを全部見抜いた上で、騙されたふりをしていたのだろうと。
 実際、入門の時にも、「親御さんの許可がなくちゃ入門は許せねえ」という談志に、「親は死にました。死に際に、どうしても俺の落語が聞きたいと。だから、談志師匠に習って立派な落語家になりたいんです」と嘘をつきます。
 しかし、それから半年ほどが経った後、ようやく稽古を付けて貰うという段階になった時、「お前、落語家になるのならアルバイトは辞めろよ。ちゃんと親御さんに言って、生活費を出して貰え」と言われ、「ばれてた……」と。

 そういえば、伊集院光が高校を辞めて落語家に弟子入りしてた時期があったのですが、その時に、大変なミスをしてしまったと。
 その時、談志は「死に神」というホラー落語を披露していたのですが、本来なら「ああ、命の炎が消える、消えるよ、消えるよ……」と言って、ばたっと倒れ、それから舞台の幕が下がって終わる、という落語だったのですが。
 伊集院はそれで、「消えるよ……」のところで既にどんちょう(幕)のボタンを押してしまい、するすると幕が下がって、なんと談志の首だけ客前に出ている状態で下がってしまったと。
 しかし、そこは立川談志。そこでにこっと笑って客に手を振って、「そういう演出なんだな」と思わせるようにしたらしいです。

 ちなみに、伊集院はそれで、先輩には酷く叱られたものの、談志のところに謝りに行くと、「いいよいいよ。あんちゃんまだ若いんだから、そういうこともあるってことだよ」と叱られなかったとのことです。

 赤めだか、たけしがはまり役で、面白かったですよ。
 うちの母が、「ホントに談志みたい」と言っていました。

 ちなみに、その後、談春は「最もチケットを取るのが難しい落語家」とまで言われるようになり、売れたってことですね。

 他にも、私が期待しているドラマは、「火村英生の推理」です。そう、あの有栖川有栖の初ドラマ作品ですね。
 火村シリーズは、今までずーっとドラマ化されていなかったのですが、今回ようやくドラマ化ということで、期待しています。私、有栖川有栖は好きで、何冊か読んでいたので、楽しみです。
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