カナディアンクラブ(バーボン) | 魔法石の庭3rd

カナディアンクラブ(バーボン)

 ちょっとひさしぶりの酒更新ですかね。カナディアンクラブ。
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 ハイニッカとかと比べると、瓶のデザインがかっこいいのですが(ハイニッカがださすぎるという話もある。悔しい!「悔しい!」悔しい!「悔しい!」「だが、それでいい!」って感じですかね……カイジ観てない人にはわからんだろ、このネタ)。

 それにも理由があって、その昔、カナダでバーボンが作られるようになり、それが美味しいバーボンとしてアメリカにも流出するようになります。
 しかし、アメリカはこれを「自国のバーボンを飲まずに隣国のバーボンを飲むなんてけしからん!」という、いつものアメリカ式わがままで、カナダ産のバーボンは全て「カナディアン」と呼ばせ、自国のバーボンとの差別化を図ります。
 
 ただ、アメリカの誤算は、カナディアンのバーボンが想像以上に浸透していたことにあります。
 輸入規制を強いられたカナディアンは、高級酒としてクラブに置かれるようになり、そこで「カナディアンクラブ」という名称が定着したのです。

 今で言うと、バターとマーガリンの話に似ていますね。
酪農家「バターが売れない……マーガリン規制するわ」
消費者「マーガリンください」
政府「マーガリンにはトランス脂肪酸という健康に悪い成分が含まれている!マーガリンは不健康!」
消費者「マーガリンください」
政府「だから、マーガリンは健康に悪い……何?マーガリンを摂取しても摂取しなくても寿命は同じ……?そんなバカな!」
消費者「マーガリンください」

 っていうね。実際、うちの学生時代の朝食には、バターじゃなくてマーガリンが塗ってありましたしね。
 トランス脂肪酸が敵視されてはいますが、調べてみると「毎日マーガリン1箱空けるぐらいじゃないと健康被害にはなりにくい」とのこと。これも、バランスですね。
 ってか、デブ大国のアメリカには、「バターフライ」なるものがあって、そのままのバターを油で揚げて食べるとのこと。うへえ。

 さて、カナディアンクラブですが、お湯割りにすると……ん?味がない?
 これ、スコッチの時にも思ったので、あんまりスコッチには手を出さないようにしていたのですが、まさかバーボンもそうなるとは。
 で、ストレートで舐めてみたところ、ピート臭というか、煙臭さが来ました。それで、「なるほど、このスモーキーさを売りにしているウイスキーなんだな」と納得しかかった頃に、他のウイスキーサイトには「果実のような甘い香り」とか「バニラの香り」とかで、私は目を疑いました。

 というか、舌を疑い出しました。
 レビューサイトには、「お湯割りやハイボールにすると、香りが逃げる。ストレートでも飲みやすいので、ストレートかロックで飲むのが良い」とか。
 お湯割りにした時に味が薄かった理由がわかりましたが、フルーティ?バニラ臭?
 
 で、それの答えが、蒸留所の環境にありました。
 なんでも、カナディアンクラブの蒸留所は、他のウイスキーと違い、自然に熟成させるのではなく、一定の温度を保つために人工的に管理しているらしいんですね。
 なので、同じカナディアンクラブでも、味の差が出るらしく。だから、私の感じたスモーキーさも、他のレビューサイトのフルーティさも、間違ってはいないわけです。樽ごとに差が出ていますからね。

 ただ、加水すると味が飛ぶのは一緒らしいので、お湯割りやハイボールにした時は、濃いめにした方が良いそうです。……分量はこれから計っていこう。
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