招き猫:私流盆栽のあり方 | 魔法石の庭3rd

招き猫:私流盆栽のあり方

 私は猫好きなので、その手の話を一つ。
 有名な、「招き猫」のモデルになった猫の話ですので、知っている人も多いとは思いますが。

 とある商人が、子猫を拾いました。子猫は衰弱していましたが、商人の看病の甲斐あって、みすぼらしかった毛並みはつやつやとした黒猫になり、商人は冗談のつもりで「お前、恩返ししてくれよw」と声をかけていました。
 すると、ある日から閑散としていた商店に客がぽつぽつと入るようになり、そのうち店中に客があふれんばかりになったのです。
 不思議に思って客に聞いてみると、「猫に招かれた」と。
 そっと外をのぞき見ると、いつも店先で昼寝をしている黒猫が、人が来ると立ち上がり、くいっくいっと手を招きました。すると、客はふらふらと商店に入っていくのです。
「これは福猫だ」と商人は猫を丁重に扱い、その猫が天寿を全うする際に、木で猫の像を造ったのです。それが、現在の招き猫になっているとか。

 多分、実際は「たま駅長」のはしりみたいな感じだったのでしょうけどね。横浜の中華街でも、お店で飼っている猫が外で昼寝をしているところは、繁盛しているとも言われてますし。また、名前は忘れてしまったのですが、江戸中の地名を猫に例えて浮世絵を描いた、「萌え絵巻」も残っています。
 かの文豪である夏目漱石も愛猫家であり、精神病を患ってギスギスしていた家庭内が、猫が来ることによって段々と緩和していき、漱石は猫で癒やされていたそうです。

 さて、盆栽の方ですけど……。
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 はげ山状態になっていたムラサキシキブが復活していました。
 今の時期になって、芽吹いて葉っぱを出しています。……どうせ冬には枯れちゃうんですけど、でも、新芽が出るっていつでも嬉しいですね。

 それと、水やりの方法を変えました。
 夜は、水をやらずに乾燥させておき、朝にたっぷりと与えます。最近、下手すると4時間睡眠で満足しちゃったりしているので、私の生活サイクルはどうなっちゃってんだよお!と思いますけど。

 そうすると、本格的に土が乾く昼間までには鉢は湿ったままでいてくれます。ただし、土が乾いたからといって、昼間の暑いときに水をやるのは考え物です。昼間に水をやると、鉢の温度で熱湯になり、植物で一番大切な根っこが煮えて弱り、時には枯れてしまうのです。

 しかし、ニレケヤキといい、ムラサキシキブといい、葉ダニを乗り越えた猛者は特に水を欲しがりますね。多分、植物の中では一生懸命リカバリーしている最中なのでしょう。
 その姿が健気で、暴れている枝を切るのがためらわれます。いっそ、暴れさせておいても良いかな、と思ったり。

 私は、盆栽の中でも、「剪定は最低限。枝は、他の植物にまで伸びるようだったら切る」というだけです。針金もかけませんし、幹を太らせたいとか、盆栽の形を作っていく、とかは苦手です。そりゃあ、10年20年やっている海千山千の人たちはそれぐらい造作もないことでしょうけど、盆栽歴がまだ浅い私ができることじゃないな、と思っています。

 盆栽雑誌なんかを読んでいて、「ほほー」と感心することはあっても、それはあくまで写真や記事の中での出来事。私は、とりあえず3年は水やりに専念して、剪定とかは必要に迫られたらする、というスタンスです。
 まあ、盆栽素人ですから、失敗もいっぱいしています。でも、才能があったりなかったりすることはあれど、失敗を成功に導くのなら、盆栽だけでなく植物趣味には必要なことですからね。頑張りますよ。
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