葉ダニの実態とは | 魔法石の庭3rd

葉ダニの実態とは

 葉ダニが、ついにニレケヤキとムラサキシキブ(付かないと思ってたんですけど、やっぱ付いてました)に基地を作ってました。
 ので、逆さまにして桶に入れた水でジャブジャブして駆除。ダニ自体は取れたんですけど……。
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 大量に葉が落ちて、こんなに寂しい姿に。まあ、これが秋で良かったです。春とかにこの姿になってたら、泣くに泣けません。
 何でも、ダニにやられると、葉っぱが落ちて、残った葉も模様のようなものができるそうです。
 その模様が出たら、もうその葉も助からないそうで。「死の宣告」みたいなもんですか。

 ちょっとホームセンターの薬剤コーナー見てきたのですが、オルトランやベニカなどの有名どころの薬剤は、どっちかというと毛虫やアブラムシといった虫に効くようで。私が見た限りでは、「葉ダニ駆除」となっていたのは、カダンの薬剤(名前忘れた……)でした。カダンも有名な薬剤メーカーで、昔懐かしのCM(カダンカダンカダン、花壇を大切に~♪ってやつ)が忘れられないという30代以上の人もいらっしゃるかと思います。

 あのCM、葉っぱの病気の様子が映るのですが、それが怖かった、という人もいるそうです。
 人間、特に農耕民族である日本人は、本能的に植物の病気を恐れているのかもしれません。稲や小麦が病気になったら、米は昔はお金の代わりでしたから、年貢が払えない……ということにもなり得ます。
 昔から、「泣く子と地頭(年貢の取り立て人)には勝てない」ということわざもありますし、それほど農家が年貢に困っていたのがわかります。

 以前、私は「スプレータイプより薬剤を溶かしてジャブジャブ洗うタイプ」と言いましたが、やっぱりスプレータイプは何より楽です。
 しゅっしゅと吹き付けるだけで、わざわざ手袋や長靴を用意する必要もありませんし。
 ただ、葉の裏側にまで吹き付けることを忘れないよう、お願いします。葉ダニは特に葉の裏側を拠点としていることが多く、そこを叩かないと壊滅まで持って行けません。ジャブジャブ式が良いのは、そのためです。

 最近の薬剤は、誤飲しても人間には影響がないものが主流になっていますが、一応、スプレーするならマスクの着用をお勧めします。植物のプロである農家(うちもそうですけど)は、稲を害虫や病気から守るために、暑い中、長靴を履いて、手袋と長袖の服で、鼻までマスクで覆って、薬剤を担いで薬剤散布をします。
 これが結構な重労働なのですが、うちの84歳のばあちゃんは未だにそれがひょいひょいとできます。やっぱ、産まれた時からずっと農家のじいちゃんばあちゃんは、強いですねえ。

 うちの亡くなった祖父も、最後にはっきりと発した言葉が「稲は大丈夫だべか?」でしたし。
 それほど、農家の人っていうのは、作物が大事なんですよ。最後まで、じいちゃんは農家の人間でした。
 
 さて、葉ダニの生態ですが、まずは敵を知らんとな……と調べていると、なんでも単体繁殖が可能なので、一匹の葉ダニから何匹も子供を産んで繁殖するとか。ひええ。なんつー虫だ。
 ちなみに、アブラムシも同じような繁殖の仕方をするので、よくゴキちゃんに言われる「一匹見たら30匹いると思え」がダニやアブラムシはその通りなんですよねえ。

 そして、ダニに気づくには、葉が落ちたり、植物の表面に蜘蛛の巣のようなものを作っていて、そこにダニが行き来しているというものがあります。
 葉ダニはクモと同じような仲間なので、お尻から糸を出して巣を作ります。こうして、基地を建設するのですよ。

 また、有性生殖も可能なので、その場合は卵を産みます。
 卵には薬剤や水でジャブジャブが効きませんので、1回壊滅させたら安心せずに、経過をじっと観察することも必要になります。
 それと、マンションなどの高いところにも、風で飛んできて、基地を建設することがあります。マンションだからといって安心は禁物です。室内でも同じく、葉ダニは小さいので、網戸にしていたりすると、網戸の間から侵入します。

 葉ダニ、本当に憎し!皆さんも、どうぞお気を付けて。大事な植物を守りましょう。
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