ADHDの子の心を溶かした一言 | 魔法石の庭3rd

ADHDの子の心を溶かした一言

 子供の頃の話をしていてふと思い出したんですけど。
 多分、一回ブログには書いてるかな?とは思いつつ、良い話なので再掲します。

 とある小学校に、ADHDの子が転校の手続きをしに、母親と訪れました。
 母親の方は、「この子はどこの学校でも受け入れてくれなくて。もう、この学校だけが頼りなんです」と、校長先生に事前に電話していました。

 校長室に面接で来たその子は、大人2人のすぐ傍をすりぬけて、校長室に飾ってあったチューリップの花をぽいぽいと分解し始めます。
 母親が叱ろうとした時、校長先生は母親の肩をぽんと叩き、その子と同じ目線になって、「君は、その花の中がどうなってるのか知りたかったんだね?」と声をかけました。

 すると、その子の瞳がぱあっとまるで童子のように輝き、以後、面談はつつがなく終了。
 母親が心配していた、「普通の子たちともやっていけるだろうか」という心配もなく、その子は多少の奇行があるにせよ、無事に学校を卒業し、大人になるにつれて奇行もなりをひそめ、立派な社会人になったとか。

 こういう校長先生が、本当の聖職者と呼ばれるべき人ですよね。
 でも、そういう人は、表には出ないそうです。今、受け持っている生徒と向き合うことが精一杯で、テレビや雑誌などに特集されて、本当に困っている今の子たちをないがしろにはできないと。

 そういえば、昔、「いいとも」で、模試検定が常にトップだった子が、東大に落ちた!?という話がされていました。
 なんと、その子は「東大の場所がわからなくて、更に寝坊したので試験が受けられなかった」そうです。
 色々とタモさんと話していて、私は後に、「あの子はアスペルガーだったんじゃないか」と思いました。
 アスペルガーの病状は、何事も時間通りに。こだわりもハンパではなく、今日履いていく靴下ですら前日に決めるそうです。
 だから、「受験」という非日常に耐えられなかったのではないかと。もったいない話ですよね。確か、堺雅人さんは「右と左がわからない」とか「簡単な計算ができない」と言っていました。

 でも、アスペルガーでも、自分が熱中することができる仕事が見つかれば、すぐに芽が出ます。
 太田光なんかも、ADHDかアスペなんでしょうけど、仕事は真剣に取り組んでいますし。そういう人たちは、研究職とか、何か一つのことに打ち込むことで花開く人たちなんですよねえ。

 だから、今、アスペとかADHDで悩んでいるご本人、お母様方は、ご本人の言うことを尊重して、接することが近道でもあるんです。
 たとえ、「それが何年後の先になるの?」という計画でも、やり遂げてしまうのがアスペルガーです。好きなことにはとことん。そんなこんなで、日本には理数系のお偉方が多いんですよねえ。
 
 病気は個性。
 闘病中の私からしたら「ふーん」ってなものですが、きっと、わかってくれる時期は来ると思いますよ。
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