理想の作品とは、「説明しなくともわかってもらえる」作品 | 魔法石の庭3rd

理想の作品とは、「説明しなくともわかってもらえる」作品

 ムラサキシキブに、やご芽が出てきました-!
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 木の根元にある、小さい葉っぱがそれです。
 やご芽というのは、生えるとそこばかりに養分が行ってしまうため、見かけたら切ってしまいます。そうしないと、樹木本体の葉や茎の成長が遅くなるんです。

 でも、これはまだ小さすぎて、ハサミが入らないですね……。もっと大きくならないと。

 そういえば、ブルーベリーの木にやご芽が出てきたことがあるのですが(その当時はそんな専門用語知りませんでしたが)、そのまま2本の木っぽくなって、同じくらいの高さに成長しました。そういうこともあるんですね。オリーブの木も、やご芽が付いていますが、それも結構な大きさに成長しています。

 盆栽界では、木を小さく育てる、というのが目的の一つなので(箱庭的考え方というか、一つの鉢の中で世界が作られる、というのが理想の盆栽像かと)、やご芽は切ってしまうことが多いのですが、桜などの、接ぎ木に山桜などが使われている場合、花芽の季節はそっちの桜も楽しめることがあるので、切らないこともあるそうです。
 必ずしも切らなければいけないものでもないんですね。ただ、初心者はそこのところの見分けができないので、切った方が良いということです。

 私の考える盆栽というのはですね。
 たとえば、中心にモミジの木があったら、そこには苔とかもあって。石なんかも置いてあったりして。
 まるで、小さなその鉢の中に、一つの庭園の風景があって、それが他の人に説明せずとも伝わるのが理想の盆栽だと思っています。
 というか、何の作品にせよ、説明しなくても伝わるというのが、本当のプロの仕事だと思います。
 
 だから、作品を発表してから、「この作品のコンセプトは?」などと聞かれたら、「ああ、自分はまだプロとして一流じゃないんだな」と思って良いでしょうね。
 私も、アマチュアですが、こうしてブログを書いている時にも「この記事って○○ですか?」と聞かれたら、「私はまだプロにはなれないな」と考えると。

 まあでも、プロの作品でも設定資料集が売れたりしますし、盆栽雑誌なんかでも「プロの作品の作り方」なんかが特集されていたりもしますので、一概には「一流の作品なら説明は要らない」というのも言えませんけどね。
 しかし、現在漫画家の持ち込みなんかでは、一話で終わっていなかったり、「実はこんな設定があったり~」とべらべらと喋りたがる人が多いそうで、そういうのでは「もう、そういう説明はわかったから」と編集部側が遮るのもわかる気がしますけど。

 しかし、今のラノベ雑誌なんかを読んでいると、設定資料集だけの作品もあったりで、「……え?」と思ってしまいました。これ、全国販売していいの?って。
 面白いラノベは面白いですけど、酷いラノベもまた酷いですよー……。でも、漫画業界も、ゲーム業界も、同じようなものらしいんですけどね。上を見れば遠いけど、下を見ても遠い。そんなもんらしいです。
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