桜の鉢をひっくり返しました | 魔法石の庭3rd

桜の鉢をひっくり返しました

 我が部屋は、窓際園芸。
 フィカス・シャングリラ、もうだめぽ。状態だったので、ポットから抜いて、「今までありがとう。(異常に)気づかなくてごめんなさい」と謝ってポットをひっくり返し、根っこがぎちぎちに詰まっていたので、ちょっと土を払おう。窓から出しちゃえば良いよね?と窓から腕だけ出して土を払っていたところ……。

 ガッシャーン。
 やっちまいました。桜の盆栽が見事に床に落ちました。
 まあ、そんな不安定な所で作業してる方が悪いんですけど……。

 でも、意外と根っこが張っていたらしく、深さ5mm程度の土がこぼれただけで済みました。
 ああ……やっぱ、この間の夢は正夢だったか。妙に心に残ってるのでおかしいなとは思ってたんですけど……。
 
 どうやって掃除するかなー(私の部屋は典型的な汚部屋)と迷っていると、ふと、あることに気づきました。
 私は、窓から腕を出して作業していた。
 その場合、桜は普通、押されるままに窓から転落していたはず。……大事が小事だったのか。もしかしたら、枯れたフィカス・シャングリラのキジムナーが最後の力で守ってくれたのかもしれません。

 幸い、木にも異常がなく、良かった良かった……と、とりあえずこぼれた土をかき集めようとしたところ……。

 ガシャーン。

 今度はハートカズラが落ちましたよ。でも、幸いこっちにも異常なし。粘着力の高い土を使っていたおかげで、こぼれてもいませんでした。
 しかしまあ、一晩で2回も植物落っことす人間も珍しいな。
 それとも、皆さんわざわざ報告しないだけで、結構やってらっしゃるのでしょうか?
 長年やってらっしゃると、「そんなこと日常茶飯事だからいちいち報告なんかしないぜ!」って感じなのでしょうか。

 もしかしたら、鉢をひっくり返したのも、住処を追われる(葉っぱが丸刈り状態になってもまだ生きていたのかも……)キジムナーがイタズラしたおかげで、でも、今まで育ててくれたのは事実なので、情けで室内側に落としてくれたのかもしれません。
 で、目を閉じてみたら、もじゃもじゃ姿のキジムナーが、「ATARU」の中居君みたいに、「バイバイ、バイバイ」と言って光の差す向こう側に行くのが見えました。
 そっか……媒体がなくなっちゃたのでお別れなんですね。
 
 はあ、これでダメにした植物がまた増えました。
 私は、植物を育てるのに向いてないと、ずっと思ってきたのですが、やっぱり何度経験しても、植物が枯れるのは悲しいです。特に、精霊さんがいる木を……。

 と、へこんでいたら、ガジュマルのキジムナーが寄ってきて、その枝のような手を伸ばして、私の目尻をごしごしこすってくれました。泣いていると思われたのかな?「ありがとう。あなたは優しいね」と言うと、まだいまいち言葉がわかっていないのか、首をかしげて「わからない」のポーズを取られました。
「優しいって言うのは……そうだな。悲しんでいる人のことを考えられる存在のことだよ」と説明しましたが、なにせ感情がいまいちつかめない表情をしているので、何を考えているのかわかりません。

 で、あんまり腕を伸ばしてこすってくるので、「泣いてないよ」と言うと、「泣いてるよ」と声が聞こえました。キジムナーが喋った!
「泣いてないけど、泣いてるよ」だそうで。……参ったな。キジムナーには何もかもお見通しみたいです。

 ちなみに、子供みたいな声でした。で、調べてわかったんですけど、キジムナーって赤い髪の子供の姿を取ることもあるそうですね。私から見ると、フクロウみたいな格好で、体毛が全部もじゃもじゃの黄緑色の毛で、口はいつも猫がフレーメンしてるように牙を見せて開いています。大きさは、ちょっと大きくなって、10cmくらい。現在のお気に入りは、パソコンの前で、私がベッドに腹ばいになっている胸の辺りに背中を預けて一緒にネットを見ること。

 妄想?そんなの、本人が楽しければどうでもいいのだ!というわけで、いつの間にか不思議体験になってました。
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