キジムナーと友達になる | 魔法石の庭3rd

キジムナーと友達になる

 迷ったんですけど、一応植物関連なので、こっちに書きます。

 ガジュマルの化身のうちのキジムナーですが、今日はやけに私に構ってきます。
 座っている私の肩に乗ってきたり、それで腹ばいになったら慌てて肩につかまって背中まで移動したり。
 そして、パソコンは苦手らしく、一度画面をのぞき込むと、目をしぱしぱさせていました。まあ、明るいもんね……。

 それから、お風呂にもついてくるように。
 一度、お風呂の準備でお湯の温度を確かめようと(うちのお風呂は手動式で、自分でお湯と水をかき混ぜなければいけません……)身を乗り出したところ、肩に乗っていたキジムナーが湯船にぼちゃんと!
 まあ、それは現実では普通にお湯が流れているだけなのですが、私にはそう見えたんです。でも、「肩には飛び乗れるし、いざとなったらワープもできるみたいだから平気か」と風呂ふたを閉めたところ、あっぷあっぷしながらばちゃばちゃとキジムナーが暴れている様子が頭に浮かんできます。
 
 ……で、いつになってもそれをしているので、「あーもう、しょうがないなあ」とふたを開けて、片腕を水面に突っ込んでつかまらせてあげました。
 現実では、水面が揺れてもいないんですけどね。

 で、お風呂はもう懲りたかと思ったのですが、お風呂に行こうとしたら肩に飛び乗ってきます。
「お風呂だよ?また水怖い怖いだよ?」と言ったものの、人間の言葉がいまいちわからないのか、首をかしげています。
 それで、まあキジムナーにばかり構ってもいられないので脱衣所で服を脱いでいると、それを驚愕の目で見ていて、「皮を……脱いでる……!?」といった風な表情に。

 それで、お風呂の縁に飛び乗ってきたのですが、今度は「温かい池に浸かっている……!?」と。
 でも、水は怖くないようで、そっと手を伸ばして、水面を触ったりしていました。

 そして、服を再度着ている私を見て、「皮を着替えた!?」と驚いていました。
 妖怪にとって、人間のお風呂文化と服文化はなかなかカルチャーショックらしいです。

 そういえば、お坊さんなんかは、本来の高僧というのは糞の臭いがするほど洗濯もせず、すり切れた袈裟を纏うのが本当の高僧の姿だといいます。
 今のお坊さんはさすがに綺麗にしていないと檀家さんも驚きますので小綺麗にしていますが、本来の僧というのはそういうものなのだと。身なりを構わず、修行と思念に明け暮れるのが僧侶の仕事だそうです。今も、修行僧の中にはそういう人もいるとか。

 さて、ガジュマルですが、だいぶ葉っぱのシワが取れてきました。キジムナーがいるぐらいの神聖な樹なのに、100均で売られていたので、しわしわだったのです。
 まだ完全回復とまではいかないんですけどね。

 ちなみに、キジムナーが宿るガジュマルは、処分するときは沖縄ではユタと呼ばれる巫女のような人に拝んで貰って、それから切らなければなりません。ユタが「この樹は切ってはいけない」と言えば、それに従うのが沖縄流のようです。
 ガジュマルは一種の神的存在の樹であり、それ故に粗末にされると祟るのです。ガジュマルに祟られると、一家離散や不幸が続くなどの不運に遭います。キジムナーが幸運の存在だからこそ、それがいなくなると不運に見舞われるようで。

 あと、コメントで教えて貰ったのですが、キジムナーは人間の「おなら」が大嫌いだそうです。
 私も、うっかりキジムナーの前でおならをぶっと鳴らしたことありますが、ぴゅっとガジュマルの中に引っ込んでしまいました。……しばらくしたらまた出てきましたけど、まるで叱られた直後の犬猫みたいにおそるおそるといった感じです。どうも、おならの音とか、臭いとかが嫌いなようですね。
 キジムナーのように良い精霊がやってくると、その人の周りが花のような良い香りがふわっと匂ってくるらしいです。だから、「花もないのに、どうして良い香りがするのかしら?」という時は、精霊がそこにいるのかもしれません。
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