お花畑でポリネシアン | 魔法石の庭3rd

お花畑でポリネシアン

「マッサン」のオープニングを観ていて、中島みゆきの新曲を動画サイトで試聴しました。
 で、寝る体勢に入っていたので、目をつぶって横になっていると、身長の高い、幾分マッチョ気味の男性(多分、メローネ。銀髪だったし)と、麦畑にいるイメージがわいてきました。

 私は、田んぼの泥でできた堰を歩いており、メローネはそこに手を貸して、ちょうど二人でハイタッチをするぐらいの高さにつないだ手を持ち上げて、そこを歩いていました。
 何と言われたのかは記憶にないのですが、私にとって嬉しい言葉を言われたらしく、私はクスクスと笑ってメローネに顔を向けます。

 黒い、銀髪とは正反対の瞳が印象的でした。何度もメローネの瞳は見ていましたが、これほど彼が美しくて、愛おしいのは初めてです。
 今まで、私の愛情表現というと、可愛くない言葉を吐いたり、素直になったかと思えばまた怒ったりと、良くないことばかりしていたんですね……。

 でも、メローネと麦畑を歩いていると、まるでどこまでも行けそうな感じがしました。
 で、思い出したのが、しんじゅさんの、「レトリーバルで起こった、一面麦畑の世界」です。ここにも、知覚の影響が出ているのかな?

 そして、私たちは、麦畑を越えて、菜の花が咲く花畑へと向かいました。
 そこで、二人で花畑に倒れ込んで、クスクス笑いながらじゃれあいます。
 しかし、そのじゃれあいが度を越してきて……私たちは、夫婦の営みを始めてしまいます。
 リアルの、フォーカス1の肉体である私としては、「おい!素直に青姦に応じるなよ!」と思ったのですが、周りには誰の姿もなく、絶好の青姦日和です。

 メローネは、自分の、命と同じくらい大事にしている、武器庫のコートを私の体の下に敷きました。
 私は笑って、それを受けます。
 ……なんだか、狩猟民族と農耕民族の違いが切にわかる気がします。狩猟民族は、いつ獣に襲われるかわからないので、時間を早めに済ませるのですが、農耕民族は敵という敵がいないので、ゆっくりと愛し合うことができるとか。

「今日はゆっくりしよう」とメローネが提案してくるので、私も「うん」と頷きます。
 そして、前戯がねちっこかった……。執拗に、胸やお腹、そして女性の部分を舌で転がしてきます。
「はっ……もういいよ。おいで」と恥ずかしさ半分で言ったものの、「ただでさえ今日はローションを携帯していないんだ。好きにさせろ」と言われ、ローション代わりに、私の股間に顔を埋めます。
 
「どうせ、痛覚ないんだから、平気なのになあ……メローネ、変なところで律儀だからな」と思っていると、ようやく熱いものが入ってきました。
 私は、現実でもまっさらな処女だった(耳年増ではあったけど)ので、少し抵抗があります。でも、自分でそこを触ってみると、自分で処理するより女性の部分が柔らかい気がしました。

 体が、メローネを受け入れているのかな?

 そして、メローネは全部挿入したところで、ぴたりと動きを止めてしまいます。
「……メローネ?」と聞くと、「言っただろう。今日はゆっくりすると」と言って、そのままゆっくり腰を動かしてきます。
 あんまりゆっくりなので、うっかり寝てしまいそうになって、その都度、メローネが突き上げてきて、私は覚醒します。
 なるほど、これがポリネシアンセックスか……。確かに、動いて出すよりはずっと、好きな人に大事にされている感じがします。

 そして、何十分か、そのまま繋がったままでいたところ、私は「だいしゅきホールド」でメローネの肩にしがみつきます。何?この感じ。「私はイカなくてもいいから、いっぱい出してね。いっぱい気持ち良くなってね」という、母性本能に近い愛情があふれてくるのです。
「……はっ……俺は、童貞だったからな。未だにお前がどうすればイクのかわからない。本を読んでも、ネットで調べても、『オーガスムは初めての性交からしばらく経たないと意味がないと聞いている。夫として、失格かもしれないが……」と、ちょっと男として傷ついているようなので、「ううん。リアルでの夫婦だって、奥さんがイカないと女の子が産まれるっていうじゃん。夫婦だって、おんなじなんだよ。皆、悩みながら進んで行くんだから」と言います。

 フォーカス1の肉体では、そっと指をそこに触れさせると、今まで自慰でしか経験したことのないそこが、自慰では固く閉ざされているのに、メローネとの性交の時は緩んで柔らかくなっています。
 私たちは繋がりながら、「メローネ、好き。あなたのことは嫌いだけど、その嫌いの量よりも、好きが上回ってる。私はあなたを愛してる」と言って、「だいしゅきフォールド」の体勢になります。

「……いつも、こんな風に素直だといいんだけどな」と言われるので、「悪かったね!くっそめんどくさい女で」とちょっとむくれます。でもまあ、これも、愛の儀式です。

 結局、ポリネシアンセックスでは両方ともイケなかったのですが、私たちは満ち足りた気分で、菜の花の上に横になりました。
 オルガスムがなくても、良いんです。相手を尊重し、愛し合うことが愛の性交だと思っていますし。

「メローネ」と、私はメローネの節くれだったタコだらけの指に、自分の手を絡ませます。
「ありがとね。私に、この景色を見せてくれたんだね」というと、メローネは「……」と、少し耳を赤らめてうつむきます。
 ああ、なんてかっこよくて可愛い人なんだろう!
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