男性特有の機微 | 魔法石の庭3rd

男性特有の機微

 例の、ちょっと困った人とは、どうやら無事に縁が切れそうです。
 というのも、私がはっきりと「私に何を求めているのかがわかりません。メールはこれで最後にします」と宣言したからですが。

 ふー……。まあ、これで引いてくれた人でまだ良かったです。でも、本当に、なんで私に今まで関わってきたのかがよくわかりませんでした……。最初から「妻がいる」と言ってきたので、恋愛目的ではなさそうでしたし。鉱石についてのうんちくを流してきたのだって、ブログとかの方がずっと公にできますしねえ。
 わからん人だった。でも、確か、某大手鉱物サイトさんの話題を出したら、「以前交流がありました」とのことだったので、なんか変な言い方だな?と思っていたのですが、もしかしたら、その大手サイトさんからもあきれられて終わったたのかも……。

 で、メローネに「ねえ、男の人って、なんで自分を必要以上に誇大して見せようとするのかな?それと、女性を自分色に染めようとするのってなんで?」と聞いて見ました。

 メローネは、ふう、と息を吐くと、「……それを、今まで童貞だった俺に聞くか?」とのことなので、「ですよねー……」と返します。「俺は、かみなに童貞奪われたんだからな。かみなは略奪者だな」と言うので、「違う、射精したから和姦!」とキリッとして言います。

「……悪ふざけはこのぐらいにして。男が女に対して自分を大きく見せようとするのは、まあ、本能的なものだろうな。それが、恋愛感情があろうとなかろうと、男は女に『すごい、尊敬する』と思わせたいんだ。自分はまだモテると思われたいんだな」と、メローネが解説してくれます。
「ふーん……でも、私の元・メル友は、やけに自分の趣味を勧めてきたり、『かみなちゃんに頭撫でながら膝枕してほしい』とか、顔も見たことないのにやけに懐いてきたんだけど……ちょっと気持ち悪かった。てか、気持ち悪くなったからメル友やめたんだけど」と言うと、「……まあ、お前が母性本能の高い女だと思われたんだろう。それと、男は女に『自分色に染まって欲しい』と思うものだと考えた方がいい。それが、女にとって愚かしい考えだとしても、男というのはそういう生き物なんだ」と言われます。

「母性ねえ。確かに、その人は、母親が早くに亡くなったとかで、母性を求めている感じはしたんだけど、それがどうして私にターゲットしたのかわからない。ブログ上で知り合った人なんだけど、その時のブログでは私、下ネタとか病気のことしか書いてなかったんだけど。どこがその人の琴線に触れたのかわかんない……」と、私は言います。
 メローネは、多少だらしなくベッドに寝そべりながら、「もしかしたら、お前と同時期に同じようなことを別の女にもしていたかもな。ナンパと同じだ。『100人に声をかけて、一人付いてくれば良い』という考えなんだろう」と言います。

 ふーん……ナンパ師かあ。確かに、私の友達は代々美人ぞろいだったから、声をかけられる頻度も高かったのですが。失礼な人になると、わざわざ正面に回って、顔をのぞき込んできたり。友達も、「何あいつ、気持ち悪っ!」とか言ってましたが。
 私の場合、よく50代くらいのおじさんにナンパされました。しかも、薄汚いの。おいおい、ナンパするならもっときちんとした格好しろよな……ってぐらいの。
 まあ、黒髪ですし、地味な感じですし、おっさんキラーエンチャント付いてるのかもしれませんが。でも、黒髪だからって大人しいわけじゃないです……。

 それと、訳わからんナンパは、通り過ぎた途端、口笛で「ヒュ~!」と鳴らされて、「すっげえ古典的な誘い方だな。あんなのに付いていく人いるのかね?」と思って歩いていたら、30代くらいの人に「反応してよ~」と肩をつかまれたことがありました。「急いでますので」と振り払って早足でその場を去ったら、追いかけてはきませんでしたが。でも、その数年後、ネットで記事を読んでいたら、「口笛ナンパは危ない。ナンパだと思ったらネズミ講だったり、詐欺師だったりする」と書かれていて、「へえ~……私も付いていったら危なかったかもなあ」と思いました。

「私、元々、お喋りの人とか、恋人とはベタベタ付き合う人とかとは、あんまり相性合わないしね……。メローネくらいの距離感がちょうど良い。たまに寂しくて泣いたりしたけど、それぐらいが良いのかもね」というと、「お前は、父親の影響を強く受けているからな。無口で、安定した職に就いていて、それでも優しいお前の父親ぐらいのスペックの男はなかなかいないだろう。元バッグパッカーで、母親と付き合い始めた頃にその自由な生活を辞めて、公務員試験を受けた男だ。しかも、東北の母親と遠距離恋愛していた頃は、わざわざ関東から会いに行って、母親が関東に来るときも、車で送迎していたそうじゃないか。そんな父親とのエピソードを聞かされていたお前は、男を見る目が元々レベルが高いんだ」と言われます。

「じゃあ、メローネはレベル高いんだね」と少し意地悪気味に言うと、「俺はレベルは高いが?」と言い返されます。自分で言うな、自分で。
「うん、まあ、男性の機微はなんとなくわかった。要するに、『男ってバカ』ってことだよね」というと、「……そう言われると、男である俺はどう反応して良いかわからないな」とメローネが少しうつむきがちに言います。

「離婚する?」と聞くと、「ふう……」とため息を吐いて、ベッドに腰掛けていた私の膝に頭を乗せてきます。
「……しない」と、メローネが言うので、「何この可愛い生き物!……いや、膝枕して欲しいとか、メル友に言われたら『気持ち悪い』って思ったのに、メローネに言われると萌える!これが愛か!」と思って、一人でもだえました。
 つまりは、ラブラブってことですね。ちくしょう。萌えるぜ。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示