マッサンが最終回なので、ウィスキーを飲もう | 魔法石の庭3rd

マッサンが最終回なので、ウィスキーを飲もう

 マッサン、ついに最終回ですねえ……。
 私は、夜11時からの再放送を観ていたのですが、もう終わりかと思うと寂しい気がします。特に、ニッカウィスキーの話は、前から知っていたので、このドラマには思い入れがありました。

 今日の放送では、マッサンを否定していた師匠が、ついに竹鶴ウィスキーを認めてくれたのです。
 そして、次回予告のエリーの語りに、ちょっと涙してしまいました。エリー、死んじゃうのかな……。一緒に観ていた母によると、エリーは60くらいまで生きたそうですが……でも、マッサンよりも早く亡くなってしまうらしいです。

 というわけで、今日は、マッサン最終回直前ということで、バー「アルテミス」に行ってきました!
 真理矢と茨も一緒です。というか、真理矢と茨って、式神なんだからいつも一緒なの?と思われるかもしれませんが、リアルでは一緒です。でも、スピリット界に降りると、それぞれ自分の部屋に解散したり、たまに応接間で話したりはします。

「いらっしゃい……って、かみな達か。また暇つぶしにでも来たの?」と、赤毛がワインのコルクを抜くところでした。
「あんたね。私だって、オーナーだけど、一応徳を払って帰るでしょ。客なんだから接客しろや。靴の裏を舐めるぐらいの誠意は見せんかい」と、私はゲス顔で言います。
「どこの地上げ屋の台詞だよそれ……まあ、一応客だから、ちゃんと対応するけどさ。一応ね」と、大事なことなので赤毛は2回言ってみせます。

「私、アイリッシュコーヒーね」と注文し、赤毛は「はいはい」と軽く返事をして奥にウィスキーを取りに行きます。
「……?姉様、今日はウィスキーを飲むのではないのですか?」と真理矢が聞くので、「ウィスキーだよ?」と返します。
「ええと?」と、真理矢がわかっていない様子なので、わたしは「ああ」と言うと、「アイリッシュコーヒーっていうのは、ウィスキーのホットコーヒー割りなんだよ。私、あんまりお酒は得意じゃないからね。それに、元々お酒とコーヒーが好きだし」と説明します。

「はあ、なるほど……」と真理矢が納得すると、茨がニヤニヤしながら「ふふ、かみなは甘い酒しか飲めないからね。それに、コップ一杯の梅酒で酔えるぐらいの酒の弱さだ。何かで割らないと、ウィスキーは飲めないんだよ」と片肘をついて、こちらを見やります。
「別に、飲めないわけじゃ……」と私がムッとして言い返すと、「ほう?じゃあ、あたしと飲み比べでもするか?」と笑います。「……やめとく」「なんで?」「人間が酒豪揃いの鬼に勝てるわけないでしょ」と、私たちは言い合います。

「はいはい、バーでは揉めないでよね。はい、アイリッシュコーヒーと、茨にはシードルね」と赤毛がお酒をサーブします。
「いやいや。いやいや、茨さん。あんた、人のこと『甘い酒しか飲めないお子様舌』みたいな言い方しておいて、自分はシードルなわけ?」と聞くと、「ふん。甘い酒が悪いなんて言ったっけ?あたしは何でも飲めるんだよ」と、なぜか得意げに言われます。
 ちなみに、シードルは林檎で作られた酒です。アルコール度数もそんなに高くはないので、普段お酒を飲めない人にもお勧めですよ。

 私は、茨と口論するのを諦めて、アイリッシュコーヒーの香りを楽しみ、それから砂糖とミルクを入れて、口に含みます。
 すると、コーヒーの香ばしい香りと、ウィスキーの樽の芳醇な匂いが口いっぱいに広がります。美味しい。現実では、インスタントコーヒーと一本700円のブラックニッカでアイリッシュコーヒーを飲んでいるもので、カフェのような、焙煎されたての薫り高いコーヒーはあんまり飲めないのです。

「はー。良い匂い。やっぱコーヒーとウィスキーの相性ってばっちりだよねえ。香りがケンカし合ってない。美味しい」と夢見心地で言うと、「まあね。コーヒーとウィスキーって、両方とも香りが強いから、なかなかこういう飲み方はしないんだけど。でも、やってみると美味しいんだよね」と赤毛も賛同します。
「失礼します」と、横から姫様が、長い髪をポニーテールにして、クラッカーにクリームチーズを添えたものを出してくれました。

「日本食だと、コーヒーにウィスキーという西洋風の飲み物とでは香りが負けてしまいますからね。今日はこれで。ああ、でも、クラッカーはちゃんと厨房で焼いたものですから、美味しいですよ」と、姫様はニコリと笑います。
 私は、クラッカーにクリームチーズを乗せ、ぱくりと頂きます。そして、アイリッシュコーヒーを一口飲みました。ああ、美味しい!この組み合わせ、最高だわ。

「……姉様、淡々と食事しますよね」と真理矢が言うので、「え?そう?ちゃんと『美味しいリアクション』してるつもりなんだけど」と言うと、「いえ。でも、嫌味でないので。ほら、あんまりリアクションの大きい人だと、逆に嘘っぽいじゃないですか」とか。……確かにね。芸能人とかで、顔を振って「美味しい~v」とか言ってる女子アナとか見ると、「チッ、あざとい女!」とか思いますけど。
「……でも、姉様って全てにおいて、淡々としていますよね。あまり表情が変わらないというか」と言われ、「そうかな?普通に笑ったり泣いたりするけど?」と言うと、「でも、他人の目があると、なんだか『表情を崩すことは恥ずかしいことだ』って思ってる節があるような気がするのですが」と指摘されます。

 ……そうなのかな?てか、日本人って、全体的にそういう気質だよね?とか思うのですが。
 でも、確かに他人の目があると、笑ったりはするけど、泣いたりはしないかも。人のいるところで泣くっていうのが恥ずかしいっていうか。でも、これもただの気質の一部だと思うんだけどねえ?

「……まあ、いいです。そんな姉様が乱れるところを見られるのは、僕とメローネだけですから」と、聞き捨てならないことをぽろっと言われます。
「ちょっと!なにげに恥ずかしいことを言わないでよ!」と私が注意すると、「僕はあなたの夫ですからね。妻には満足してもらわないと」と真理矢がクスッと笑います。それに合わせて、ゆるくウェーブした金髪が揺れ、私は恥ずかしさにぱくぱくと口を動かしますが、出てくるはずの文句が出てきません。

 ……そう。ブログにはあまり夫婦生活を書いていないので、「かみなさん、枯れてる?」と思われるかもしれませんが、ちゃっかりしていることはしています。ただ、あんまりそればかり書くと、R18っぽくなるので控えているだけで。

「……ああもう。真理矢、もう酔ってるの?」と聞くと、「僕はいつでも姉様に酔っていますよ」と、歯の浮くような台詞を言われます。でも、真理矢のことだから、本気でそう思ってるんでしょうねえ。
「わかった。わかったから、夫婦生活のことはあんまり公の場では言わんで。一応私にも羞恥心ってものがあるから」と、キョロキョロと周囲を見回しながら言うと、「ふふ、わかりました。善処します」と笑われました。幸いにも、周囲のお客さんは、それぞれ会話に夢中で、私たちの会話を聞いている風の人はいません。一般的に見ると、女性同士で夫婦がどうとか言ってると……ねえ。

 赤毛は、茶々を入れずに、大人しくグラスを拭いています。姫様はもう厨房に引っ込んでおり、茨はこういうことに首を突っ込んだり突っ込まなかったり、その時の気分で動いているので、今日は突っ込まない日で良かった、と思いました。

「でも、姉様?」「ん?」「ムラムラしたら、ご自分で処理しないで、この真理矢を頼ってもらえると嬉しいです」「あんたはもう喋るな!」と、上品なはずのバーで、下ネタを言う回でした。
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