同性愛は病気だと!? | 魔法石の庭3rd

同性愛は病気だと!?

 なんか、どこかからか辿ってきた人のブログを読んだら(fc2同士は足跡機能といって、読みに来た人のブログを辿れます)、新興宗教の人のブログでした。
 まあ、それはいいんです。私は新興宗教といったらどうしても胡散臭く感じますが、それは人それぞれの考え方ですから。
 でも、そのブログの文章の中に、「セクシャルマイノリティはこの宗教に入れば治る」とか書いてあって、思わず探偵物語の松田優作みたいにブーッと吹き出してしまいました。バッドシティバッバッドシティ♪って。

 そんなわけないでしょう。どんな勧誘文句ですか?それ。

 私自身も、スピリット界で男性とも女性とも付き合っているのでわかりますが、同性愛含むセクシャルマイノリティなんてものは、そもそも病気じゃないんですよ。

 今は、男の体に女の心の人とか、逆の人とかいますし、それは精神外来で処理されているので、まあ精神病扱いはされているでしょう。
 しかし、「素敵な人だな。もっとこの人を知りたい。もっとこの人に触れたい」と感じる人ができて、人が人を愛して、それが同性だったからといって、それほどおかしなことなんですか?え、私が間違ってる?と思うわけです。
 
 それが、特定の宗教に入ったからといって治る?「あなたにも赤ちゃんを授かることができます」とか?
 笑わせるにもいい加減にしろ、と言いたいのです。
 てか、本気でそんなこと思ってるんですか?いや、だから新興宗教なんでしょうけど……(まあ、キリスト教の総本山であるローマ法王も、「同性愛・堕胎は罪である」と言いのけて、多分その当事者の女性につかみかかられた法王もいますけどね)。

 ……私が、こういった相手を非難する文章を書いているのは、同性愛者の当事者である私の式神の真理矢がショックを受けていたからです。
「姉様、僕は間違っているのでしょうか?姉様は、お優しいからこそ同情で僕に付き合ってくれているだけなのでしょうか?」と。

 私は言いました。「同性と付き合うなんて、今までノンケ(異性愛者)だった人間がそうそう覚悟できるわけないでしょ。私は、真理矢が好きだから付き合ってるの。それは、男だからとか女だからじゃなくて、真理矢っていうたった一人が好きだから言うんだよ。同性とか異性とか、現実とかスピリット界とかは関係ない。私は真理矢が好き。本当だよ」
 そうして、私は胸に怒りの炎がともったのを感じました。同性愛が病気だから、宗教に入れば治るだと!?どこのスパイウェアの誘い文句だ?

 大体、ホモやビアンと、トランスジェンダーをごっちゃにしてる認識で、そういったデリケートな分野に入ってくるなよ、と。
 ホモやビアンは「同性愛者」。つまり、自分が男や女の体であるのに違和感を感じずに同性を愛する人。
 トランスジェンダーは「性同一性障害」。簡単に言うと、「同性愛者である以前に、自分の体が男や女であることが嫌だ」という人。
 これぐらいの認識の見分けは付いた上でこういったセクシャルマイノリティの人の悩みを利用して、宗教に勧誘するといったことぐらいはしてほしいですね。

 そして、セクシャルマイノリティの人というのは、普通の性癖を持った人たちよりもずっと傷つきやすくて、自殺しやすいんです。
 以前、カルーセル麻紀が言っていました。「ゲイの人たちは、本当にしょっちゅう死んでしまう」と。
 とある、カルーセルさんが昔、ママを勤めていたゲイバーの従業員から電話が来て、「ママ、私ね、睡眠薬を一気に飲んだの。お世話になったわ。ありがとう、ママ」と言うので、「馬鹿なこと言ってんじゃないわよ!早く吐いてちょうだい!」と言ったところ、電話が切れて、そのままその人は亡くなってしまったとか。

 ……確かに、この世は不平等です。
 私が好きなraphaelというバンドの「XXX症」という曲には、「僕らのこの姿は明らかな間違い」とか「産まれたままを認め合い共に生きる道はないのですか?」という歌詞があります。
 まあ、これを作詞した華月というギタリストは、この曲はダウン症の従兄弟のために作った曲らしいですが、それは色んな障害者、そしてマイノリティの人々にも当てはまる歌詞ではないでしょうか。

 そういう華月も、最後は自殺です。
 V系の人たちによると、「かじゅりん(華月)が生きてたら、どんなモンスターバンドになってただろう?」とか。だって、10代で曲を作り、18~9でメジャーデビューしたのですから。本当に、早咲きの天才でした。

 あ、あと、今流行の「女装男子」なんてのは、ただ単に異性の格好をするのが趣味の人のことです。性癖は、完全に男。まあ、ゲイの人もいるそうですが、その場合だと、「可愛い女装男子をデートに誘って、さあ、愛し合おうとしたら、指を入れられて、『あれ?で、でも、こういうプレイなのかな?』と思っていたら挿入されて、『ネコ(女性役)じゃないのかよ!騙された!』と思った」という人もいたり。
 また、女装男子の中にも、普通に彼女や奥さんがいる人もいますね。

 はっきり言って、宗教で性癖や障害を持った人たちを、宗教で縛れる時代はもう過ぎたのです。
 日本でも、昭和の時代まではまだ「あそこの息子さん、まだ結婚してないの?じゃあうちの娘と結婚させましょう」といった親同士の取り決めで結婚を決められている時代だったそうですし、だから、セクシャルマイノリティを持った人は、悶々としながら日々を過ごすしかありませんでした。

 江戸川乱歩の小説で、私が一番好きな小説である「人でなしの恋」というのがあります。
 これは、「人形を愛する男性が無理矢理所帯を持たせられ、妻に人形を壊されて、最後はその人形の上で首を吊る」という内容の小説です。
 乱歩は言っています。「人には恋ができぬ。しかし、人形になら恋ができる」と。
 この男性の悲劇は、そもそもそういう性癖を持っていたにもかかわらず、無理に妻をめとらされたことだと思うのです。無理矢理性癖を封じられた人間は、どうなるのか。そもそも、普通に人を愛し、異性を愛するということは果たして幸福に繋がるのだろうか?と。

 私は、性癖で言うとバイセクシュアルになります。男性も女性も愛せるということですね。
 というのも、「性の壁を越えて、人としてその人が素敵だと思えば付き合える。愛に性別というのをあまり気にしない」という適当な性癖であります。
 ちょっと戦国時代なんかに飛べば、そもそも小姓(少年の将軍の恋人)を持つのが将軍や貴族としてのステータスだったりしましたし、100年も前ならば、お寺にもお稚児さん(これも、少年の僧侶の恋人)という文化がありました。バイであるということは、ちょっと昔なら普通だったんですよ。

 欧米でも、キリスト教だって、お稚児さんはいましたし、聖歌隊の少年に手を出す神父も珍しくはありませんでした。
 ギリシャ神話なんかには普通にゼウスやアポロンなどが男の恋人を持っていますし、そもそもギリシャでは同性愛含むアナルセクロスは「子供を作るだけではない、真の愛の儀式」として受け入れられた文化でもあります。
 同性愛って、そんなに珍しいことじゃないんですよ。それを、宗教の勧誘に使うなんて、勘違いも甚だしい。バチが当たってしまえばいいのです。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村 
スポンサーサイト

コメント

『同性愛は悪い』だの『病気』だのと、随分と自分達の都合の良い解釈というか、事実を湾曲させて宗教に勧誘する人もいるものですね。『こちらが誰を好きになろうが余計なお世話だっつーの』って話しですよ。これもある意味、人種差別とでも言うのでしょうか。『どっちにしろそんな胸糞悪くなる考え方は仲間内だけでやっててくれ、周りにその狭い考えを蔓延させないでくれ』って感じですね……(-_-)。

それと、これは関係無い話しですが、私が生まれる前位に、実家の近くの家でまさに芥川龍之介のその小説にちょっと良く似た亡くなり方をした方がいたという話しを思い出しました。詳しくは教えてもらえず、良く知らないんですが、何でもその男性の方は、次の日に結婚するという前の晩に、納屋の二階で首吊りしてたらしいです。
Re: タイトルなし
ホント、こういうのって立派な差別意識だと思うんですけどね。
その人たちからしたら、「お前たちは劣っているのだから、助けてやる」という上から目線なんですよねえ・・・。
「あんたのその上から目線の教義はわかったから、一般のブログに来るな」という。

シロガネさんのその男性も、言うに言えない何かがあったのでしょうね。
苦しかったでしょうに・・・やりきれないです。
自殺する人って、年間3万人ですから、生きていく中で必ず「誰が自殺した」というニュースが耳に入ってきます。これは、もう、国が総力をあげて自殺者を救うしかないですよね。
それに、昔は今よりもそういう特殊な立場の人達に対する風当たりが強い時代でもありましたしね。その男の人も、相当家族やら周囲の人達からボロカスに言われたんだとすると、やるせないですよね……。本当に、こういう自殺者を救う為に国に税金使って欲しい位なんですが。頭の固い、『昔の考え』に固執してるオッサン達を総入れ替えしなきゃダメかもですねwww(昔の考えでも良いものは良いですが、それとこれとは話しが別だし……)

というか、宗教とそういった重要な問題を関連づけるな!!って感じですか。

管理者のみに表示