前衛は私にお任せ | 魔法石の庭3rd

前衛は私にお任せ

 最近、メローネの登場回数が少なくなっていますが、一応スピリット界では毎日話はしています。
 昨日は、鬼の話をしていました。あと、角を見せたり。

 すると、メローネはしげしげとその角を見て……「惜しいな」と。「何が?」と聞くと、「いや、惜しい。これだけの強度と柔軟性を兼ねそろえた素材は、良い武器になりそうだ。……これは生え替わったりしないのか?」と、とんでもない質問をされます。
「い、一応婚約者の体の一部を武器の視点で見るのは止めてくれない?」と抗議すると、「何故だ?角は髪や爪と同じだろう。痛覚もないし、もしかしたら生え替わるのなら武器の素材として欲しいところだが」と、ひょうひょうと言ってのけられます。

「そうそう、私、弓はやめて、頭の中に浮かんできたデザインの両手剣を作ったんだよ」と言って、それを出してきて見せます。
 メローネは、「ジャマダハルに似ているが……いや、なんだこの形は?」と武器マニアとして興味を引かれているようです。

 左手に、手首から肘にかけて沿うように、刃を外側に向けた剣と、右手にクリスのようなたわんだ剣を装備します。
 左手の剣には、多分相手の剣を折るようなギザギザがついています。

 しかし……「おい。これは、相当接近しないと意味を成さない武器だろ?お前が前衛を務めるつもりか?」と言われます。
「そのつもりだけど?鬼さんの加護もあるし、リーボールだってちゃんと作れるし(まだどどめ色だけど)。そもそも、私はごちゃごちゃ考える後衛やヒーラー役は合ってないし、ちょっと馬鹿なくらいの前衛でいいんじゃないの?」と返しますが……。

「俺は反対だ。前衛をするにはそもそも優れた身体能力・体の頑丈さが求められる。やめておいた方が良い」と反論されました。
 私はむきになって、「いいじゃん。確かに私は、リアルでは運動音痴の文化系だよ?でも、スピリット界ではそういうのは反映されないんでしょ?スピードだって出るし、前衛としてちゃんとやっていけると思うんだけど?」と言います。

「そういう問題じゃなく……」と、メローネが歯切れが悪く言うので、「何?ちゃんと言ってくれないとわかんないんだけど?私を論破できるなら私も考え直すよ」と言ってのけます。
「その……お前に、傷が付くのが嫌だ。それに、女を前に行かせて、自分は安全な場所で後方支援しているだけなどと、何となくな……」と、ごにょごにょ言います。

「要するに、あんたの男としての矜持がなんちゃらってことなんでしょ?そんなの時代遅れじゃないの。だいたい、こっちでは、奥さんが前衛してて、旦那が後衛してることだって少なくはないんでしょ?……欧米の『レディファースト』の習慣だって、元々は戦場で役に立たない女を『先に行かせて罠がないか調べる』って意味でレディファーストってことなんだし。メローネは、私をもっと利用すれば良い。もっと非情になって、それこそ鬼になれば良い」と、私は説明しました。

「だが……」とメローネがまだ何か言いたそうなので、「ああ、もういい。とにかく、私は館に何かあったらこの武器で交戦する。足止めの手段も沢山あるし、何より私には神様方の加護がついてる。そうそうやられたりはしないよ」と自分でも無茶だと思う理論で無理矢理押さえつけます。

「メローネ、あなたはあなたの役割をちゃんとして。真理矢は、槍だから中衛になるのかな?ともかく、私と真理矢、そしてメローネがいれば、何にだって勝てる気がするんだ。今まで色んな武器を扱ってきたけど、この剣が、私を呼んだんだよ。だって頭に浮かんだんだもの」
 そう言うと、メローネは「しかし、銃相手にはどうするつもりだ?銃と剣ではそもそも有効範囲が違いすぎる」と言ってくるので、「ふふ、私が精霊の誘拐騒動のときに銃弾を避けたことを忘れた?私は時間も操ることができるんだよ。灯星石さんじゃないけど、剣で銃弾を切ることだってできる。いくらでも可能性はあるってこと」と返します。

「……」と、メローネが黙ったので、「まあ、私も大人だからね。自己責任で好きにさせてもらうよ。もし、無茶な前衛で死んだとしても、それはメローネのせいじゃない。全部私が勝手にやったこと。だから、メローネがどうこう思うことじゃないんだよ」と指をふりふりと振りながら言います。

「俺は悲しむぞ」と、メローネがぽつりと言います。「お前が傷ついたら、俺は悲しむ。それに、どうして守ってやれなかったんだと自分を責める。それでも、お前はやるつもりか?」と、メローネが言ってきます。
「ぐっ……」と、感情論には弱い私ですが……「やるといったらやるんだよ」と持ち直します。
「メローネ、感情論を持ち出すのは卑怯だよ!そこまでして私を止めたい?」と言うと、「……お前は何を言っても止まらないと思うが。まったく、どうしてこうも頑固な女なんだろうな」とため息をつきます。

「もし傷ついても、ヒーリングには水晶が生えてるし。確かにうちにはヒーラーが足りないけど、水晶でどうにかなるでしょ。……しかし、この剣、なんでこういう形なんだろうね?よくわかんないまま、頭に浮かんだままに作ってみたんだけど」と私は?を浮かべます。
「おそらく、左手の剣で相手の武器を受け止め、その間に右手で切るんだろう。……しかし、武器を持っている相手と相対するのは、素人にはかなりのプレッシャーだぞ?それこそ胃に穴があくほどのストレスを感じることもある」とメローネに脅されますが、「そんなのどうってことないよ。SMAPの中居くんは、リーダーに任命されたときに、台本が真っ黒になるまで書き込みをして、そして仕事の時は毎回胃潰瘍作って吐いたりしながら今の地位にのし上がってるんだから。中居くんにできて、私にできないことはない!」と我ながら無茶を言います。
 
「…………」と、メローネはたっぷりと間を置きます。そして、「わかった。お前の意見を尊重する。だが、いつでも後衛に戻れるようにしておこう。お前は植物と氷とでバインド(足止め)使いだ。元々は後衛向きなんだろうが……仕方ない」と、ため息をつきます。
「ありがとう」と、私はにっこり笑います。しかし、メローネは苦い表情で、「いいか、無理はするなよ。極力その肌に傷をつけるな。せっかく白くて女らしい肌なんだ。髪も切られるな。ショートカットも似合うが、俺はお前の黒髪と白い肌をわりかし気に入ってるんだからな」と言ってきます。

「……メローネ、思いっきり自分の趣味で言ってるんじゃん……」と私はあきれますが、これで、「前衛?良いぞ。傷なんて構うな」と言われたら、それはそれでムカつくと思うので、良いんですけどね。
 にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

右川様って本当に男勝りな部分があるんですね……。『大事な人は自分が護る!!』という気持ちがそうさせるんだと思うし、多分私も『闘う力』が相応にあったら、右川様と同じく特攻するタチだと思うのです……いや、私の性格上絶対にそうすると思います(妄想したりする中でも、私も必ず『戦う側』だったので)。でもメローネさんはそんな右川様が心配で心配で仕方ないんですね(^_^)。それもそれで『相手を大事に思うあまりの配慮(思いやり)』だと思うのですが。というか、最近お二人の会話を拝見してますと、何だか恋人同士の会話というより、『初陣に出す娘をめっちゃ心配する父親』に見えてしまいますwww見ていて何だか微笑ましいというか楽しいというか(^_^)。……でも確かに、自分に生えてる角を『武器に使用したい』的な発言をされたら嫌ですけどね……。(余談ですが、ウチの父親がかなり前、可愛がっている猫の毛のフサフサ具合を見て、『毛皮の襟巻きだ襟巻き』とふざけて発言した時、『もうこの親父の介護なんか絶対してやるもんか(-_-#)』と心に誓った記憶があります(苦笑)。……すみません、ウチのアホな父親とメローネさんを同じ土俵で考えたらメローネさんに失礼ですね……ごめんなさい。)

それにしても、右川様の創った武器も珍しい形をしているんですね。左手の剣が(私の中では)何だかトンファーみたいなイメージがあります。外側に刃が向いてるというので……。右手の剣も『たわんでいる』という表記だったので、るろ剣に出て来たホウキ頭(仮名www)の持ってた剣のイメージが頭に思い浮かびました。
追加コメント失礼します。今夜、ユフィさんのところにお邪魔しようかと考え中なのですが、やっぱり相手のフォーカス階数とか宣言した上で移動した方が良いんでしょうか?
(例;『フォーカス15の○○さんのところへ!!』みたいな感じで)。

……ユフィさんは『お迎えに行きましょうか?』ともおっしゃってくださったのですが、(その時は体調不良中だったのでお断りしたのですが)私は未だリーボール制作が出来て居ないのが現状なので、やめた方が良いのか……(T_T)。どっちにしろダメだった場合は、杏樹達に引き留められそうですがw。
Re: タイトルなし
特攻・・・そうですねえ。あんまり戦略を考えたりするのってちょっと好きではないので・・・。
親子にみえますかwまあ、そうかもしれません。しかし、どちらも大事な人には変わりないってことですよね?(多分)
猫は、うちの母も「毛皮着てるから暖かいな~」とか「毛皮だから夏は暑い」とか言いますけど。本人はそんなに考えて発言はしてないと思いますよ。シロガネさんのお父様も、「また言ってるよ」ぐらいで笑い飛ばせれば良いんですけど。

トンファーはまっすぐですけど、わたしの剣は腕に沿って刃が付いているんですよ。
るろ剣、細かいところは覚えてないですけど、多分それで合ってると思います。ホント、不思議な形の武器ができました。
Re: タイトルなし
追記読みました。
そうですね、できるだけ具体的に思い浮かべてテレポートした方が良いと思います。
ユフィさんのところってフォーカスいくつでしたっけね・・・。(覚えてないんかい)

どっちにしろ、スピリット界は「やってだめなら諦めろ。だが、何もせぬまま諦めるな~!」という感じですので(現実も同じか・・・)とりあえずユフィさんのところに行けるように頑張ってください。
ちなみにユフィさんのお城は、クリスタルでできたお城です。私も、お城を一新する前に伺っただけなのですが。
いまコメント読みました!
遅れてすみません汗
ぜひおいでください(*^◯^*)
私の家はフォーカス21にあるそうです。
。。。灯星石たちに選んでもらったので、私自身よくわかってなかっです。すみません。。。泣
家はローゼンメイデンのきらきしょうのお城を想像して作った水晶のお城です。
時間をおっしゃっていただければ、私もスピリット界へおります。
お迎えでもなんでもお任せしますーo(^▽^)o
おへんじおまちしておりますね★
>ユフィさん
すみません、指輪制作していて遅くなりました!!今からスピリット界に下りても大丈夫でしょうか??!
私の家はフォーカス13の山のそば、イギリス風の建物が家なのですが、もし私の来るのが遅かった時は様子見していただけると助かります(*_*;
>ユフィさん
すみません、30分くらい前にスピリット界に降りたんですが……友人が思いの外早く帰宅してしまった為、私の分身と三人のガイドをユフィさんの城に置いて戻って来てしまいました!!……えーと、一から順にお話ししますと、私、あのやり取りの後、すぐ様スピリット界に降りたんです。でも私、スピリット界に降りるのが下手くそで、一応リスポーン地点を設定はしてあるものの、どうしても家の外に出てしまうんです
(T_T)。で、今日も家の外、しかも何故か屋根の上に降り立ってしまい、あわあわしていたら、玄関の方から『ごめんくださーい』と声が聞こえまして。私が下に降りると、そこには二人の人物が立ってまして。一人が男性、もう一人が女性(?)で、私にその男の人が『こんにちは。お迎えにあがりました』と話しかけて来ました。私はすぐさまユフィさんのガイドだと思い立ち、『あ、あの、少々お待ち下さいね!!』と玄関に入ろうとしましたが、何だか体中がふわふわしてしまって中々安定しなくて焦っていると、男性の方のガイドさんが私の両肩をガシッ!!と掴み、『君は中々『向こう側』と『こちら側』を上手く行き来出来ないんだね。大丈夫だよ、ちょっと待ってて』と、私がスピリット界に馴染む様にしてくれました。その後私はソッコーでウチの三人のガイド達を集めて私服に着替えて貰いますが、ただ一人だけ杏樹というガイドが浮かない顔をしていたので思い出したんですが、ウチの杏樹、フォーカス21までしか降りられなかったんです。で、『いや、俺は……』と出かけるのを渋っていたので、私は『21までは降りられるんでしょう?!なら大丈夫だよ』と半ば強引に一緒に連れていく事を決めました。いざ、でかける準備をした時、女性のガイドさんらしき人から、『あなた……リーボールは使えないの?でも大丈夫よ。私達がバリアを張るから』と、私の周りにリーボールのようなバリアを張り巡らせて下さいました。『では参りましょう』と、男性のガイドさんが言うと、途端に景色がガラッと変わり、私は深い森林に囲まれたクリスタルの城を下にして浮いてました。下には大きな池があり、池と森林に囲まれた場所にクリスタルの城があり、私の知覚では、クリスタルの城は無色透明というより、ピンク色に近い感じの色彩でした。そしてゆっくりゆっくりと地面に降り立つと、男性のガイドさんが言いました。『ようこそ、わが家へ』と入口へといざなってくれます。そのまま私と三人のガイドが城の前の道を進むと、玄関らしき入口があり、その前には一人の女性が立っていました。二人のガイドは玄関の女性の傍に歩み寄り、私達を見ます。女性は頭からベールをかぶり、貴族の様なドレスを来ていました。女性はにこっと微笑むと、『こんにちは。……シロガネさん……ですよね?』との問いが。(『もしかしてこの人がユフィさん……?』)と思いながらも、急いで挨拶をしました。『あ、あの、はじめまして!!』と言い、私は持ってきた菓子折りをユフィさんに手渡すと、『……あら、なあに?お菓子?』と、おっとり口調で尋ねて来たので、私は『み、皆さんでどうぞ!!』と言うと、ユフィさんは『そんな気を使わなくてもいいのに……でも、ありがとうございます。○○(←ここら辺は名前が聞こえませんでした)、シロガネさんがお菓子をくれたわ。』と、傍の執事らしき人に渡します。その執事は私の知覚だと『白い執事さん』という感じでしたが、私の傍にもかつて短い間でしたが似た様なガイドが居たのでその事をユフィさんに話しました。そして『中にどうぞ』という時に、いつもより早く友人が帰宅してくる音が聞こえ、私はユフィさんに『すみません、事情があってすぐに帰らないといけなくて……!!』と謝罪し、ユフィさんのお城に自分自身の分身と私のガイドを残して、こちらに帰って来ました。私の分身やガイドが変な行動をしていないか心配です……。
すみません、返信を見る前に眠っていました汗
でも魂の一部はおいてあるので、ちゃんと私が対応したようで、よかったです。

でも8時頃だったかな?
に一度三人のガイドさんたち、お一人神様?がいらしたみたいでした。
灯星石が

誰か来たようだ。
行ってくる。

といって、スピリット界へとんで、次に聞こえてきた声が、

ユフィ、決闘の許可をくれないか?

は?といったら、

あの炎使い、そして、もう2人、やりがいがありそうだ。

とか怖いこと言うので、即座にやめさせて帰ってきてもらいました。
すみません戦い馬鹿で。。。
その後、灯星石に聞いてみたところ、

下見にきたと言っていたね。
主人が今夜くるから、と。
にしてもだいぶ疑ってかかってきたらしい。
かみなさんのときには発動しなかった結界が発動した。
それを悪意ととったのか、蒼珠が僕に連絡をくれて、僕が言ったのさ。
何かあったら切り捨てられるのは僕だけだからね。
しかし三人ともコートをはおっていたけれど、ぼろぼろになっていたよ。
フォーカスエリアをくぐるときに相当苦労したんじゃないかな?

ほほう。。。とても忠実なガイドさん。。。と感動してしまいました。

迎えに行ったのは、男性が灯星石、女性が紅星石ですね。
もしものとき頼んでおいたのですが、ちゃんといってくれてよかったですーo(^▽^)o
白い服の執事は、結婚指輪のブルーダイヤの蒼珠だと思います。
直属の主人である灯星石の騎士服にあわせて、白い執事服だそうです。
>ユフィさん
おはようございます
(^-^*)/。ユフィさんからの返信を見てびっくりしたのなんのって。フォーカスエリアを通った時、ウチのガイド達の服がそんなにボロボロになってたんですか……三人共にそんな事全然言わなかったし……ていうか、私の昨夜の左側の謎の痛みも、それ(フォーカスエリア通過)の際の証拠だったって事でしょうか…。昨夜、ユフィさんの所に分身を残してこちら(現実)に帰宅した後から、何だか左側の腕だけが妙に痛むんですよ。一応、ユフィさんの所に移動する際、紅星石さんからリーボールの様なバリアは張って貰ってたんですがね……f^_^;バリアに護られてた私がこんな状態なら、杏樹達はどんな状態だったのか……心配で仕方ないです。(でも今朝は杏樹とイイコトがあったので(笑)、『大丈夫なのかな?』と思ったり(でも一応後で三人に聞いてみます))……と、それと、灯星石さん。貴方…力強いですよね……(現実的な意味でも)。昨夜、スピリット界に行った際に、私の精神(魂?)が落ち着かず、ふわふわしてしまっていたのを両肩をグッ!!と掴んで定着させてくれたのは有り難がったんですが、未だ両肩に灯星石さんの手の平の感触が残っていて変な感じです…(-.-;)。つーか……痛かったです(*_*、)。ちなみに私の知覚で視たお二人の姿は、灯星石さんは『ぷよぷよ』というゲームに出てくるシェゾというキャラに似ているな、という印象でした(『そのキャラを八等身位にしたら、こんな感じだろうなー』みたいな…でも服の色とかは覚えてません。すみません(T_T))。そして、左側の腰部分(…だったかな?)に長い剣を差してました。そして紅星石さんは金髪の、ウエーブがかかったスレンダーな感じの、ピンク色のワンピースが可愛らしい感じの女の子(女の人?)でした。

管理者のみに表示