真理矢の女性経験 | 魔法石の庭3rd

真理矢の女性経験

 昨晩、龍眼天珠を組み直してたら……革紐に通らなくなりました。
 照明に透かして見たら、多分、穴あけの時に内部に段差ができてる?みたいな。レースピンでごりごりやってみましたが、あまり効果はないような。
 ……リューターほしいな。でも、部屋にリューターが転がってる女子(30代で女子言うな)の部屋ってもう……なんか末期じゃない?ただでさえマリアナ海溝並みに低いパラメーターの女子力が、更に低くなりませんか?

 あ、革紐は、もう片方のへたってない方から通したら通りました。ということは、革紐自体がへたってたのでしょうか?革って、使い込むほどに味が出るっていうじゃないですか。あれは嘘?

 で、メローネとラブラブして女子力分けてもらおうと、寝室に向かおうとしたところ、ぐいっと後ろから真理矢に体を引かれます。
「姉様、女子力のことなら、この真理矢にお任せください」
 そう言って不敵に笑うので、「え、でも、真理矢ってどっちかっていうと女子力の正反対のような……」と反論しつつも、応接間に新しく設けた真理矢用の部屋への入り口を彼女は開けます。
「え?なんでドア開けるの?それと女子力とどう関係が……?」と言うと、「はい、こういうことです」と、真理矢は私を横抱き……いわゆる「お姫様だっこ」します。

「どうです?女子力は上がっている気はしますか?」と言われ、「う、うん?」と、微妙に疑問系の返事をします。
「姉様、女子力というものは、いかに男性へのアピールができるか……つまり、男性……僕は女ですが、まあ、付き合っている相手にどう扱われるか、も女子力になるのですよ」
 そう言いながら、真理矢はずんずんと私を抱きかかえながら自分の部屋に入り、後ろ足でドアを閉めます。
 
「意中の相手以外にモテても迷惑でしかないように、女子力というのは、限られた相手に発揮するものでも良いのです。確かに、より多くの異性にアピールできる場では有効でしょう。しかし、ちやほやされるだけで満足するならともかく、ちゃんと付き合う相手を選ぶ場合には、それが邪魔になることがあります。そうなってからでは遅いのです」
 そう言いながら、真理矢は私を天蓋付きのベッドに横たえました。

「……ふふ。姉様は、十分に女子力は高いと思いますよ?僕をこうして惑わす罪な人。僕はあなたの騎士にでもメイドにでも、お好きなようになります。もし、『手を触れるな』と言われれば、何年でも姉様に触れずにいられます。それは、式神としてだけではないのですよ?」
 真理矢は、そんな禁欲的な言葉とは裏腹に、私の体の上に上半身を投げ出し、下半身はベッドの側の椅子に預けています。そして、ゆっくりとその口が弧を描き、「不敵な笑み」の形になります。

「うっわ、真理矢、今のあなた、ちょっと敵役みたいになってるよ」と指摘すると、「失礼な。……でもまあ、それも悪くないですね。何も知らないお嬢様を襲う、ただの妖怪、ですからね」と言って、本格的に私を組み敷くようにベッドに上がり、にやっと笑います。
「……真理矢ってさ、他の男性でも女性でも、そういう経験あるの?」と何気なく聞いたところ、彼女はぴたっと手を止めます。

「……僕は、女性としか経験はありません。それも、こっちが男だと嘘をついて、娼婦を買ったりしていました。今思えば、養父に乱暴されかけたトラウマだけではなく、僕にそういった性癖が元々あったのでしょうね。買った娼婦も、最初は戸惑いながらも、『お金をちゃんと払ってくれるのなら』と応じる方が多かったですよ。……しかし、その娼婦に『今度は仕事外で会ってほしい』と言われるのは計算外ですが」と、真理矢は本当に率直に話してくれます。
「ふうん……」と、私はうなり、「ふうん」と、また息を吐き出します。

「あ、あれ?姉様、もしかして、妬いてます?僕に妬いてます?」と、真理矢は何故か嬉しそうです。
「男性経験があったら、もっと妬いてたかもしれないけどね」と、私はそっぽを向きます。「ふふ、姉様」と、真理矢はちゅっと私の首筋にキスしてきました。

「あ、跡付けるのなしね」と言いましたが、「何故です?今更じゃないですか」と返されます。そりゃあ今更なんだろうけど、一応。

 そうして、私の上半身をはだけさせると、完全には脱がさずに、行為を進めようとします。
「あ、ちょっと。服……シワになるから……それと、汚れる……」と言うものの、「大丈夫、ここはスピリチュアル界ですよ。シワなんて気にしないでください。それに、汚れたら洗えば良いんですから」と真理矢は、今日は服を脱がそうとしません。

 しかし、その時……。

「かみなーお茶が入ったわ……きゃあああああ!」と、仰向けで横になっているのでわかりませんが、サーシャらしき声がしました。
「わああああああ!」と、私は真理矢を突き飛ばし、毛布で体を包みます。
 結構な力で突き飛ばしてしまったのか、真理矢は一瞬宙に浮き、ベッドの私の横にぼすんと着地します。

「くそ。邪魔が入った」と、真理矢が舌打ちしますが、私はもう、「サーシャに見られた……サーシャに見られた……」としか思えません。
「お、お大事に(?)!?」とサーシャがぱたぱたと走って行きます。
「あ、サーシャ、ワゴン忘れてる!サーシャ-!?」と声を掛けると、ものすごい勢いでサーシャが戻ってきて、ワゴンをつかみ、「お邪魔しました!」と今度は光景に合った言葉をかけます。

「……さ、姉様、続きを……」と、何事もなかったかのように真理矢がにじり寄ってくるので、「もうそういう気は失せました!」と私は服を直します。
「えー……」と不満そうに真理矢が言うので、「子供の教育に悪いものは見せられません!」と私はボタンを留め、ばさっと毛布をはねのけます。

「……だから、こういうことは、もっと夜更けてから……ね?」と私はまんざらでもないように言うと、「や、約束ですよ!」と真理矢がぴん、と背中を伸ばします。

 あ、続きはちゃんと、寝る前にしました。えへへ。「それを詳しく描写しろ!こっちはチンコ握って待ってんだよ!」という方は、xbideoでもdmmでもお好きなアダルトサイトに飛んでくださいね。チンコだいじに。
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