夜の光が街を染めてく | 魔法石の庭3rd

夜の光が街を染めてく

 最近、「90年代V系バンド」ブームが私の中に到来していてですね。
 色々聴いてます。Xから仙台貨物(V系なのか?)まで。でも、最近のV系のことは全然わかりません。一番最近聴いたのは、ムックの「大嫌い」とかですから。
 
 Xはですね、確かTOSHIが宗教にはまって(というか、元妻に洗脳されて)上手くいかなくなったとか聞いてます。それを、一番引き留めていたのがHIDEちゃんだそうで。……本当に、神様は優しい人から連れて行ってしまいますね。
 後は、布袋から繋がってcomplexとか聴いて、私はV系からどこまで行くつもりだろう?とか思ってしまいまして。そういえば、メローネと恋仲になったばかりの頃はGLAYばっか聴いてたなー……とか。
 
 で、今、私が聴いていてきゅーんとなっているのは、la'crymaです。聴いていると、すごく心が切なくなります。そして、ラブで満たされていきます。
 それもこれも、ヴォーカルのtakaが「本当に人を好きになった」という人の為に書いたと言われる曲が、特にきゅんきゅん来ます。
 with-youとか未来航路とかですね。いやー、ホント、この2曲は外れないですよ。
 今、恋をしてる人は、動画サイトでも動画上がっているので、聴いてみてはいかがでしょうか?って、こういうふうに書いたら、「ジャスラックですが……」って来たりしないよね?よね?「気に入ったらCD買ってください」とか書いておけばジャスラック来ないんだろうか。

 私としては、with-youが真理矢との恋愛で、未来航路がメローネとの恋愛っぽいと考えています。
 特に、with-youの「もう君なしじゃ生きられない」とか、すっごくストレートだけどその通りだよ!という曲ですよ。

 と、いうことで、ちょっと調査してみました。
「真理矢とメローネに、『もうあなたなしじゃ生きられない』と言ってみたらどうなるのか?」
 いや、好奇心と、たまには自分の心を伝えてみようかと。バレンタインですしね。(これ書いてる間は15日になってますが)

 まずは、とん、とつま先でスピリット界の応接間に降り立ちます。
 きょろきょろして「真理矢?」と呼ぶと、「はい、ここに」と何故か後ろから声を掛けられます。
「……なんか、式神っていうより、真理矢って忍者っぽくなってるような……」とつぶやくと、「しかし、忍者も式神も、主君に仕えるという意味では同じです」と答えてきました。

「それに、僕は従者であり、姉様をお守りするのです。姉様の死角である背後に気を配っていなければなりません」とか。
「ホント、真理矢って、私に忠実なのか単に馬鹿真面目なのかわからないよね」と言うと、「……それに、姉様は僕の大事な人ですし」と、お、これ良い雰囲気なんじゃないの?と思う空気になります。

「真理矢、もうあなたなしでは私は生きられない」
 そう告げると、真理矢は一瞬目をぱちくりさせて、「はあ」と気の抜けた返事をします。
「……何だよ!人がめっちゃ頑張って言ったのに!」と逆ギレすると、「しかし、姉様が僕なしでは生きられない人なのはわかっていますし……本当なら、現実である物質界に介入して、掃除とか食事のお世話ができれば良いのですが」と言うので、「あんた、どこまで人を甘やかせば気が済むの!私、もっとダメになるじゃないの!」とぷんすか怒ってみせます。

「……ダメになって良いですよ。むしろ、僕がいなければ何もできない方がもっと良いです」と、真理矢がすうっとうつむいたので、「べ、別に真理矢に文句があるわけじゃなくて……ただ、ちゃんと素直な気持ちを伝えたいと思っただけで……」と、私は、真理矢が気を悪くしたのではないかと、必死に言い訳を考えます。
 しかし、次の瞬間、私は真理矢に抱き取られていました。
「何度も言っている通り、僕は、女です。どんなに僕自身がそれを望まないとしても、僕が姉様と同性であることには違いありません。だけど、姉様がそうおっしゃるのなら。僕を必要としてくれるのなら。僕は、自分が女でも良かったと思えるのです」
 
 真理矢は、そう言って、私の後ろ頭を抱えるようにして、触れるだけのキスをしてきました。
「ふふ。僕も、姉様なしでは生きられません。一緒ですね」そう言うと、真理矢は急にぱっと離れると、「では、僕はこれで下がります」と言います。「え?」と私がきょとんとしていると、「忘れたのですか?僕は、現実世界でも姉様の元にいるのですよ。姉様が思っていることぐらいわかります。大丈夫ですよ、僕はちゃんと良い子にしていますから」と、言います。
 ……びっくりさせようと思ったら、私の行動なんて全てわかっているようです。

 私は、「ありがとう。ごめんね」と言って、真理矢に背を向けます。そして、メローネのいる寝室のドアを開けました。

「メローネ……」と言いかけたところで、私は言葉を失いました。
 ……こいつ、寝てやがる。私が、せっかく、真理矢への罪悪感を背負ってわざわざ出向いてやったってのに、寝てやがる。
 いや、メローネに落ち度はないのですが、私はすっかりイラッときていました。

 そこで、「かみなへの声が小さいなう!(ラクリマのライブでは、takaがこう言うらしい)」と叫んで、私用の枕をメローネに投げつけます。
「……相変わらず唐突だな」と、メローネがむくりと長身を起こしたところで、「言っておくけどねえ、世間じゃバレンタインなんだよ!恋人同士はそりゃもう、『チョコより甘い君が欲しい』『やだもう』とかいう受け答えをしてる頃なんだよ!ちょっとぐらい甘い雰囲気作ったっていいじゃん!てか、ガイドなのに寝るなよ!」と、まるで子供の地団駄のようなことをわめきます。

「ガイドも寝るぞ?」と言うので、「知ってるよ」と答えます。
「この早さなら言える!もうメローネなしじゃ生きられない!」と、どさくさに紛れて告白すると、メローネは一瞬目を見開きましたが、「知ってる」と何でもないように返してきます。
「ひ、人がコクったのに、『知ってる』とか……それだけとか……」とわなわなしていると、メローネはふっと笑ってみせて、私の腕をぐいっと引き、自分の隣に着地させます。

「――今度からは、告白するつもりなら、ちゃんと自分の言葉で言うんだな」そう言って、無様に顔面から着地して、ベッドの上とはいえちょっとダメージ受けている私の顔をぐいっと引き寄せて、ちゅっとキスします。
「……そういえば、私、メローネから愛の言葉もらったことない」と、さらに口づけようとするメローネを押し返して、私はすねてみせます。
「婚約者なのに。3月に私たち結婚するのに」と毛布にくるまって、ぷいっとそっぽを向きます。

「なんだ、そんなことか」と言われるので、「そんなことって、結構これ、大事なんじゃないの?確かにプロポーズはされたけどさ」と言うと、「結婚したらいくらでも言ってやる。それも、嫌というほどにな」と、ちょっと嫌な予感がすることを言ってきます。
「むう……わかった。じゃあそれで譲歩するよ」と言って、私は毛布にくるまると……「すう」と寝落ちしました。
「おい、お前が寝るなと言っただろ」とメローネが騒いでいますが、知ったこっちゃありません。

 バレンタインデー……ということで、特に甘い展開にはなりませんでした。バレンタインなんてなかった。
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