真理矢は私のナイト様 | 魔法石の庭3rd

真理矢は私のナイト様

 眠剤飲み忘れて、眠気が来ないので更新します。

 スピリット界に降りると、私は胸元を確認しました。
 天珠、うん、ちゃんとついてきてる。ついでに、ファッションもオリエンタルファッションにしてみました。金色の豪華な刺繍の施されたローブ。フードはついていますが、リーボールを張っていれば、そう簡単に悪い者は近づけません。

 はあ……とため息をつく真理矢は、「まったく、姉様は新しいものに浮気するんですから」といった風な表情でこちらを見ています。
「何よ。真理矢」というと、「いえ、別に……」と不満そうながらも返事が返って来ます。

「でも、この服、いいでしょ?森薫の世界をイメージしてみたんだけど」と言うと、「まあ、よくお似合いですよ」と言われます。

 そのまま、二人で応接間に行くと、メローネがまた書類に目を通しながらこちらをちらりと見やります。
「お前は、少し宗教に浮気しすぎじゃないのか?メダイに天珠、それにルドラクシャ。何がしたいのかよくわからん」と言われましたが、「だって身につけたいんだもん。ルドラクシャだってメダイだって天珠だって、『他の宗教モチーフと付けてはいけません』なんて書いてないし。むしろ、メダイなんかは『他宗教を崇拝していても問題ありません。ただ、マリア様を身近に感じることだけで十分です』と言われてるし。天珠も、『いくつ身につけても構わない』ってされてるしねえ。いいじゃん」と、私は反論します。

 メローネは、「だめだこりゃ」というようにため息をついて、書類に視線を戻しました。
「ちょっとメローネ、私の服装でなにか言うことあるんじゃないの?」と聞くと、「……?ああ、よく似合っている」と、どうでもよさげに言われます。
 私は少しムッとして、「どうでもいいみたいに言わないでよ」というのですが、「似合っているから似合っていると言った。他に何を言えば良いんだ?」と相変わらず視線は書類です。

「もういい!真理矢、お風呂行こう!」と言って、私はバンと応接間の扉を開け、お風呂へと直行します。
「せっかく着たのに……もう脱いでしまわれるのですか?」と真理矢は言いますが、「いいの!メローネは私が裸だろうがなんだろうがどうでもいいんだから!」と脱衣所で服を脱ぎます。

「……はあ」と、気の抜けた返事をした真理矢ですが、私が「先に入るよ」と声をかけると、慌てて自分も服を脱ぎ出します。

「はふう……」とお湯に浸かって、ぼそっと「メローネは私のこと、どうでもいいのかな?倦怠期ってやつ?」とつぶやくと、薬指が熱くなって、アイアが現れます。
「そんなことないわよ。メローネが多少鈍いのはわかってるでしょ?」と言うので、「まあね……。でも、あんまりにもあんまりじゃない?」と私はぶくぶくとお湯に沈みつつ言います。

「姉様……って、何故二人きりではないのです!?」と真理矢がわなわなと手を震わせながら言うので、「ああ、アイアはダイヤの精霊だから。アイア、もう戻って良いよ」というと、アイアは一瞬真理矢の方を見て、「……わかったわよ」と指輪に戻りました。

「うふ。姉様をお慰めするのも、僕の役目です」と後ろから抱きつかれ、私は「タイム!お風呂でするのは、嫌。だって前倒れて大変だったじゃない」というと、「たまには、性欲を忘れてプラトニックラブというのも良いのではないでしょうか?」と言って、ふざけたように胸を揉んできます。
「どこがプラトニックよ!」と私が振り向いてチョップすると、「ほんのスキンシップですのに……」と、どこかの変態レズっぽい言い訳をします。

「でも、私を慰めるためにいるなんて……まるで騎士だね」と言うと、「騎士、とはそういうものなのですか?僕はてっきり戦に出てばかりのイメージがあるのですが」と言われたので「うん。まあ、そうなんだけど、騎士の役目の一つとして、夫が城を留守にする時に、女王を慰める、というちゃんとした役目もあるんだよねえ。まあ、それは基本的にはプラトニックなんだけど、慰められたら好きになっちゃうのが女性ってもんだから、実際にそれで騎士と浮気ってのもあったみたい」と、私は肩をすくめます。

「欧米ジョークでね、妻が浮気をしないように貞操帯を付けて、夫は戦場に行くことになった。鍵は、信頼できる騎士に預けておいた。すると、城に残っていた騎士が追いかけてきて、『旦那様、鍵をお間違えです!』と言った……っていうギャグがあるんだよね」
 そう言うと、真理矢はきょとんとしています。
「あー……つまり、鍵が合わないことを知ってる=いかがわしい行為をしようとしていたってこと。まあ、中世ではよくあった話らしいけど」と私は頬を掻きます。

「しかし、こちら側の騎士は、少し違うようですね。どちらかというと、姫を守るのが騎士といったところでしょうか」と言うと、「ああ、灯星石さんとユフィさんの関係みたいにね。そういえば、ユフィさんが真理矢のことを『灯星石に似てる』って言ってたこともあったっけ。それは、こちら側の騎士ってみんなそういう感じなんだと思うよ」と私は肩までお湯に浸かります。

「ふふ、でも、私はもうすぐ人妻だけどね」と言うと、「もちろん、僕の花嫁でもありますからね」と言って、真理矢が正面からキスしてきます。
 女の子の体は、男性と違って、柔らかくてぴったりとこっちの体にフィットします。まるで、猫を抱いてるみたい。これは、バイでなければ味わえない幸福ですけどねw

「はっ……僕は、『王』にはなれないかもしれません。しかし、姉様の『騎士』であることは絶対に譲りません」と真理矢が高々と宣言するので、「女騎士はやっぱ『くっ、殺せ!』を覚えさせた方が良いのだろうか」とどうでもいいことを考えます。

 ところで、女騎士といえばエロって感じですが、こんなジョークもあります。
女騎士「くっ、殺せ!」
下っ端「ひゃっはあ!お頭!俺らもう待ちきれませんぜ!」
親玉「こいつに女の悦びを教えてやれ」
女騎士「くっ……」

下っ端「まずはシルクのドレスだあ!」
「顔の傷はファンデーションでカバーだ!」
「きらっきらのティアラだ!」
「ひゃっはあ!メイクをして仕上げだ!」
「これが、私……?///」
 という。女の悦びってそっちかよ!というギャグです。
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