ダイエッターのさだめ | 黒い羊のみる夢
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ダイエッターのさだめ

 夕食を食べる前に体重を計ったら、72.8kgでした。
 昨日、あの後食事をして、体重計に乗ってみたら73.8kgに戻っていたのですが、1日で1kg痩せたことになります。

 気付いたことといえば、便が奥の方に流れていった後、水面に油膜のようなものが見られたことです。
 他に防風通聖散を飲んでいる人で、この油膜が現れる人も多く、食事の油膜なのか、それとも本当に脂肪が排出されている油膜なのかは定かではありません。

 ちなみに、脂肪便という言葉も嘘というわけではありません。
 暴飲暴食した翌朝なんかに、白っぽい便が出る人もいるそうです。
 それが、脂肪便と呼ばれるものですね。
 美容用語というわけでもないですが、だからといって「宿便」を「脂肪便」と言い換えている業者も多くいます。

 最近では、ネットの発達で、「宿便は本当はない」ということが、調べればすぐ出てくる時代になりました。
 そこで、業者は、代わりとなる言葉を探し当て、生み出すのです。
 そこのところは、モグラ叩きと同じ原理ですね。
 言葉の悪評が広まれば、また違う言葉を当てはめるという。

 しかし、論理を知っていれば、仮に言葉自体が違っても、真理を見抜くことができます。

 たとえば、「宿便」「脂肪便」「腸内洗浄」など。
 これらは、美容用語では「腸壁にこびりついた汚れが溜まって5kgにも!? 」というセンセーショナルな言葉ですが、実際に腸壁というのは数日で生まれ変わると知っていれば、引っかかることがないのです。

「腸内洗浄」も、別に元々は悪い単語ではないんですけどね。
 お腹の汚れを出すのが気持ちいい人なんかはやればいいって話ですし。
 実際、便秘の人は、「下剤」とか「エネマ(浣腸)」を使用しなければならない人もいるでしょうし。

 防風通聖散は、自然な便意でお腹をすっきりさせるので、内科で「便秘で、漢方を飲んでみたいのですが」と相談すれば、下剤として出してくれる病院もあります。
 その場合、1ヶ月2000円という超低価格! びっくりですね。

 うちの主治医は、漢方出したがらない人で、率直にアタックしたら見事に「漢方はねー……あんまりお勧めしないね」と言われ、玉砕。
 しかし、同じ病院でも、以前の主治医は「加味逍遙散」という婦人科系の薬を出してくれたこともあるので、本当に担当医の哲学によります。

 しかし、1日で1kgリバウンドしてまた痩せるとか……。
 どういうことなのって思うのですが。
 油膜のことといい、人間の体は本当に神秘です。

 ちなみに、防風通聖散は、お腹の中に溜まっているものを全部出さないと、何回もトイレに行く必要があります。
 これは、1/2処方であり、比較的効き目が穏やかなコッコアポを飲んでも同じでした。
 処方の量は関係ないのかもしれません。

 思えば、ナイシトール飲んでる時も、下剤そのものでしたな……。
 1年前のことなので、遠い目になります。
 いや、それ以上前か……。

 年に1回の血液検査で、中性脂肪が高めと出てしまった私。
 しかし、検査の1ヶ月前から防風通聖散を飲むと、なんと、中性脂肪が基準値にまで落ちたことがあるのです!

 この結果を受けて、私は防風通聖散には絶大な信頼を寄せています。
 
 ただし、痩せたからにはリバウンドするのがダイエッターの辛いところ。
 別に病気にならなければリバウンドしても良いんですけど、ダイエッターとして、数値を減らすことが楽しいんですが。

「体重計の数値で一喜一憂しているのは、ダイエッター失格」とも言われていますが、数字に出されると弱いですよね。
 防風通聖散と併用して、レコーディングダイエットも始めようかと思っているところです。
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