宇賀神様をぽちった | 魔法石の庭3rd
FC2ブログ

宇賀神様をぽちった

 もう仏像は要らんかなー……毎日拝めなくなっちゃうと可哀想だし、と思っていました。
 でも、宇賀神様をぽちってしまい、財布的にも信仰的にも痛くて今更クヨクヨしています。

 宇賀神というのは、宇賀神王といって、明王部の神様です。
 元々は弁財天の頭に乗ってた蛇のことで、体は蛇で頭が老人という、一見不気味な感じはします。
 この神様は、弁天様の法具、如意珠を擬人化したものだと言われており、如意珠は「いかなる願いも叶える」という法力を持っています。
 弁天様は水の神様なので、同じく水と縁がある蛇と一緒に祀られることが多いのです。だから、宇賀神も蛇の体を持っています。

 主に近畿地方でよく祀られている神様なので、宇賀神様、ではなく宇賀神さん、と親しみを込めて呼ばれることが多いのです。関西の人は身近にいる神様をさん付けで呼ぶことが多く、「ビリケンさん」「お稲荷さん」「弁天さん」などと言いますね。
 関東では「様」付けなんですけど。どっちが合ってる正しいってわけじゃなくて、どっちも正しいです。「さん」でも「様」でも、仏様方はきっとお喜びになると思います。

 また、四国の一部では、お稲荷さんのことを狐ではなくタヌキを指すことがあります。これは、四国で狐とタヌキの争いがあり、タヌキが勝ったので、四国だけタヌキをお稲荷さんとして祀るのだそうです。
 
 さて、宇賀神ですが、元は弁天様の結い上げた髪の上に乗っている老人の顔をした蛇がそれなのですが……。
 何故か、弁天様と分離して、今は宇賀神としてソロ活動しています。というのも、宇賀神は願いを叶えてくれるだけでなく、弁天様の遣いの白蛇でもあるので、金運も呼び込むと言われているのです。
 弁天様自体がヒンドゥーのサラスヴァティ女神であり、宇賀神は日本に渡来した際に、大物主という神道の神と融合。そして、弁天様からソロデビューして宇賀神王、となったそうです。

 また、この大物主というのがいまいち由来が謎とされている神様でして。
 蛇の神様という情報しかないくらい、謎の神様とされています。大国主とは親子関係だとも言われているようです。
 宇賀神もかなり謎多き神様なので、謎の仏と謎の神が融合したようです。

 この宇賀神ですが、なんと「龍王の中の龍王」とも言われます。
 弁天様の直系の遣いだからそう呼ばれるのかは謎ですが、宇賀神というのは割と色んなお寺で拝まれており、巨大な仏像で「しっぽに触るとお金の願いを叶えてくれる」とも。
 ただ、歓喜天・双身毘沙門天と並んで祀るのが難しい神様とも言われるので、お祀りする場合は注意が必要とのことです。

 まあ、天部や明王は俗に甘く、僧侶に厳しいと言われるので、俗人として拝むのなら無闇に祟ったりはしません。僧侶の場合、天部明王は僧侶の方が立場を上にしなくてはならないので、「私の願いを叶えてください」と拝むと「お前は私に願うのか!立場はお前の方が上ではないのか!」と祟られるとか。僧侶以外なら大丈夫です。だから、印を結んだり僧侶の真似事をすると危険ってのもります。

 しかし、お寺で僧侶が一般の人のお願いを仏に伝えることもありますよね。そのときは、「この人がこういう願いを叶えて欲しいと言っているのですが、どうでしょうか?」と問いかける感じで伝えます。率直に「無理」と言われることもあるそうですが、なんとかなだめて、100%は無理でも40%くらいの願いを叶えたりもするそうですが。「100万円ください」と言われて、「40万ならやる」って言われるようなものですね。
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示