南無阿弥陀仏! | 魔法石の庭3rd
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南無阿弥陀仏!

 阿弥陀様、いらっしゃ~い!
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 ちょっと彫りの甘いところがありますが、まあ、1万円でしたからね。こんなもんです。
 監修は、仏師の帆刈コウ童さん。成田山深川不動尊におられる仏師とのことです。

 阿弥陀様って、色んなお寺でお祀りされていますよね?これだけ広く、阿弥陀様が信仰されているのは、とにかく「他の仏に見捨てられた人間も余さず救いたい」という考えの元にあるからです。
 
 その昔、まだ釈迦如来ですら現れていなかった頃。
 阿弥陀様は、当時の師匠に「仏に見捨てられた人間を救う行をしたい」と熱心に申し出ていました。
 
 しかし、師匠は「阿弥陀よ。どうしても救うに救えない者はいるのだ。それは仕方のないことなのだ」と、なかなか首を縦に振りません。
 阿弥陀様は、「私には、救う価値のない人間などいないと思うのです。どうか、行をさせてください。今も、見捨てられた人間が、かわいそうでかわいそうで仕方ありません。行が終わる頃には、私は私を頼る全ての生きとし生けるものを救うことのできる存在になるでしょう」と言いました。

 熱心に説く阿弥陀様に、師匠は仕方なく行をおこなう許可を出します。
 そうして厳しい行に入った阿弥陀様は、「四十八願」と言われる全ての人を救うための本願を見いだしました。

 そして、修行が終わったその瞬間、阿弥陀様は最上位の仏である「如来」の座に就きました。
 その通り、「全ての生きとし生ける命を救う」という本願を成し遂げた阿弥陀様は、全ての仏から賞賛され、この宇宙全ての神仏から「先生」と言われる如来になったのでした。

 そう、阿弥陀様は、既にどんな生まれの人間でも、どんな悪行を犯した人間でも、どんな悲惨な状況にある人間でも、全ての人間を「極楽浄土」に導く力があるのです。
 そんな阿弥陀様のお力に預かる方法はただ一つ。「南無阿弥陀仏(阿弥陀様に帰依します、阿弥陀様を信じます)」と唱えるだけです。
 苦しい状況に陥り、もはや仏の力に頼るほかない、という人間が、「南無阿弥陀仏」と唱えるのは、阿弥陀様に「助けてください、ここにいます!」とSOSを送っているものと同じなのです。
 
「南無阿弥陀仏」と唱えると、阿弥陀様は直接人間の元に出向いて、死の間際にいる人間は極楽浄土へ導き、生ける人間は現世利益によって助ける、とされています。
 こうして仏の力に頼ることを「他力本願」といいます。現在の、「他のものに頼るだけで自分では何もしない」という意味とは違うのですね。

 宗派によって阿弥陀様が立像か座像かで違うのですが、如来であるのに立像が多いのは、「部下に任せず、阿弥陀如来自らが出向いて人を救う」という特殊性にあります。
 普通、如来はもう「社長」のようなものなので、仕事といえばハンコ付くくらいなので、座像が多いのです。しかし、阿弥陀様はドラマでよくある「ゴミ拾いをしているのが社長だった」「売店のおばちゃんが理事長」という感じなので、まだ人間を自分の手で救い続けるためにすぐ赴けるように立像であることが多いのです。

 調べれば調べるほど、阿弥陀様が私のご本尊で良かった、と思えます。
 私も、これから毎日、今日来たご本尊の前で「南無阿弥陀仏」を唱えたいと思います。
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