感じやすいことは不便? | 魔法石の庭3rd

感じやすいことは不便?

 kokiaの「人間ってそんなものね」を歌いながら、私はお風呂に入っていました。
 すると、何か光の玉のようなものが、私の目の前で爆発するように弾けるイメージが伝わってきました。

 急いでそこから、スピリット界へ。そこにいたメローネに、「何?何があったの?」と聞くと、「ああ。お前の本来の力と、神の力が融合したんだ。これからは変身しなくとも能力が使える」と言われ、「へっ!?」と思ってしまう私。「試してみろ」と言われ、一番わかりやすい、蔦を鞭のように床にたたきつけるイメージをすると……床がぼこっとへこみ、窓ガラスが割れ、壁を貫通します。

「うわっ、こんなに威力あるんだ……。確かに変身なしっていうのは良いけど、見えてた方がわかりやすいかも」と言って、館を修復するイメージを作り上げます。
「まあ、とっさに身を守れる手段があるのは良いことだろう。ただ、信仰の面でも、一応定期的に変身はしておいた方が良い。お前の能力は『神を忘れない』ということが前提になっているからな」と、メローネは全くの他人事のように言います。

「まあ、そういうことなら、心配は要らない、か。長湯するとすぐのぼせるから、後でまた来るね」と言って、私は現実に戻り、湯船からあがりました。

 そして、お風呂を終えて、ベッドに寝転びます。
 それから、意識を集中。スピリット界に飛びました。

「そういえば、私、お刺身苦手なのわかった!」と話を切り出します。「ほう?」とメローネが反応したので、私は胸を張って「性的に感じるから!」と言い放ちました。
「……は?」と、メローネがまったく理解できない、という感じで返事をします。
「いや、私もまさか……とは思ってたんだけど。お刺身って、生の肉じゃん?で、何かと似てるなと思ってたら、他人の舌の感覚なんだよね。で、私、はっきり言ってすごく感度が良いタイプだから、生の肉を舌だと思って性的に感じちゃうわけ」
 言ってて、私も何その理由、ってな感じなんですけど、普通、肉って焼いてあるじゃないですか?魚も、焼き魚だったら食べられるんですよ。それで、生魚は生なわけで、メローネの舌の感覚と似てるんです。

「……お前は、時々大胆なことを言い出すな……」と、メローネが若干あきれたように言います。「生魚はダメなんだけど、お寿司でネギトロとかウニは平気だし、なんでかなーって思ってたんだけど。生の塊の魚が感じちゃうみたいなんだよね」
 ちなみに、今日の献立は、生鮭の刺身でした。それを食べていて、気づいたんです。

「確かに、お前は感度は良い。だが、それは自分で『全身性感帯です』って言ってるようなものだぞ」と言われ、私は「ああ!そうか!」と頭を抱えました。「まったく……今まで性的な接触をしてきた男がいないのが不思議なくらいだ」と、メローネが立ち上がり、私の目の前まで来ます。
「えーと……やっぱそういう空気になっちゃう?」と私が若干尻込みしながら言うと、「誘ったのはお前だろう」と、頭の後ろに手をやって、支えながらゆっくりと押し倒されます。
「キスだけでイってみるか?」と囁かれ、「えー……それは無理です」と私は答えます。いくら口の中が性感帯でも、それは無理でしょ……。しかし、私、レディコミか官能小説みたいな体質してるな。

 ゆっくりと唇が合わさり、今日はことさらゆっくりと舌を絡め、口の中を蹂躙してきます。
 私はついて行くのに必死で、考え事をしている余裕がありません。

 長いキスの後で、ふとメローネは私から離れ、「立ってみろ」と言ってきました。「?うん?」と疑問符を浮かべながら立ち上がろうとして……私はがくんと膝から崩れ落ちそうになり、メローネにしがみつきます。
「うわ、腰に力が入らない……ってことは、腰抜けてるってこと?」とメローネに支えて貰いながら再びベッドに倒されます。
「本当に性感帯なんだな。今日のオナニィは今までで最速の3分でオカズ探しと実践を更新したしな」と言われ、私は「そ、そんな恥ずかしいこと言わないでよ」とそっぽを向きます。オナニィとメローネとの愛撫は別腹なのです。むしろ、オナニィがあったからこそ今の私があるわけで、私はオナニィにえらい感謝をしています。
 ちなみに、今一番熱いのは、痴漢→そのままホテルへ の黄金パターンで、実際は痴漢とか遭ったらすごいムカつくだけだと思うのですが、とある人の書き込みで、「痴漢ものはファンタジーなんだよ!痴漢がすごいテクニシャンで、女はいけないとわかっていながらも、快感に流されてそれを受け入れてしまう。それまでがパターンなんだよ!オナニーと現実は違うの!」という言葉にすごく賛同してしまう私がいるわけです。

「まあ、感じやすいのは良いことだ。少なくとも俺は嬉しいな」と言いつつ、メローネは耳元で囁きつつ、首筋に顔を埋めてきます。今日は何回イカされるのか……2回ぐらいだったら良いなあ、と思いつつ、私は覚悟を決めて、メローネの愛撫を受け入れました。
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