ファンクラブのあり方 | 魔法石の庭3rd

ファンクラブのあり方

 12月も30日ですねー。

 去年は色んなことがありました。もう、振り返ってられないぐらい色々ありました。
 だから、特に振り返りません。だってきりがないんですもんw

 さて、昨日の夜、ちょっと久しぶりにアルテミス行ってきました。
 ちなみに、私が行くのは12時くらいで、もうお客さんもピークをすぎた時間帯です。

「かみな~3が日はどうする?」と赤毛が言うと、「ん?労災?いいよ、休みなら休み取って」と言いましたが赤毛は「それがねー、お正月ってのもかき入れ時なんだよ。ほら、皆休みだろ?普通休みの日っていうのは、お店にとっては儲け時なんだよ。ウーマンラッシュアワーのコントでもあったじゃん。『この世界で偉いのは金持ってるやつでもケンカ強いやつでもない土日祝日入れるヤツ』って」と言ってきます。

「ははあ……。まあ、明日は定休日だから良いんだけど、お正月から仕事かあ。なんか、赤毛、えらいやる気じゃない?」と言うと、赤毛はふふんと笑って、「だってここではモテるんだもん!2枚目の赤毛さんでいられるんだもん!知ってる?灯星石さんのファンクラブの次は赤毛さんのファンクラブがキテるって!」と言うので、「ちょっと、ファンクラブって、誰が立ち上げたのよ?私聞いてないんだけど?」と言うと、「私」「は?」「自分で『公式ファンクラブ』って立ち上げてみたら、なんか結構人集まってねえ。現在も加入者募集中!真理矢ちゃん、どう?」と勝手に真理矢に勧めますが、「私は結構です」と冷たく突き放されます。

「正式には、赤毛さんのファンクラブではなく、ここ『アルテミス』のファンクラブですよ」と姫様がくすくす笑いながら厨房から出てきます。
「なーんだ。あんた一人のファンクラブじゃないじゃん」と私が言うと、「私はちょっと嘘をつきました」と自己申告してきます。
「ちなみに、会員になると、メルマガでイベントとかお得情報とか聞けちゃうよ」と赤毛が言い、「まあ、赤毛さんのファンクラブ、というのも嘘ではないです。赤毛さん、モテますしね」と姫様が言います。

「へー……やっぱバーテンってモテるんだね」というと、「まあね。この赤毛さんの美貌からしたら、むしろ少ないくらいだね!」と何故か威張って言います。
「はいはい、あんたは美形だよ。……で、何か料理が食べたいな。姫様、何か出してくれる?」と言うと、「はいはい」と姫様が引っ込み、「私のボケが流された!?」と赤毛は不満そうです。

「うん、でも、まあ、赤毛は黙ってりゃフェミニンな美形だけど、面白いところもあるからね。モテないとは言わないよ」というと、「当然!」と赤毛は長い髪をさらっとかき上げて言います。
「でもまあ、そのファンクラブの会員が暴走して襲撃……とかは嫌だよ?そこんところちゃんとしてるの?」と聞くと、「うん。ファンクラブを立ち上げた初期の会員が頑張ってくれててね。『プレゼントは順番制で渡す物があったら一日一個ずつに限る』とか『無駄にだらだら話さない。30分で切り上げる』とかやっててね。……まあ、後者は別に1時間でも話しててもいいんだけど、そうすると他の客にまわってこないみたいでね。なんか、『ラーメン二郎』みたいな世界観だよね」と言ってきます。

 そのうち、姫様が何かを運んできました。これは……。
「……焼き肉?」と聞くと、「ええ。あまり油のない、ヒレ肉を使っています。おろしポン酢でどうぞ」と言われ、この時間帯に焼き肉かあ~……と思いながらぱくり。
 すると……「あれ?あんまりヘビーな感じじゃないね?」と私が言うと、「夜中ですから。ヒレ肉は柔らかくて、さらに脂肪も少ないんですよ。さらに、おろしポン酢であっさり仕上げました」と姫様がほほえみます。

「うん、私、あんまり脂肪の多い肉ってすきじゃないから、これぐらいがちょうど良いよ」と言って、私は焼き肉をあっさり完食します。
 そして、頼んでおいたメロンダイキリを一口。うーん、焼き肉に甘いお酒ってあんまり合わないかも。やっぱビールとか焼酎とかの辛口なお酒の方が良いんだろうか。

「おっと、もう30分だ。かみなも、ファンクラブに睨まれたくなかったら話は終わりで良いね?」と言うので、「うん。大丈夫。どうせ暇だから来ただけだから」と言って赤毛を解放します。
「しかし、公式ファンクラブねえ……。まあ、非公式よりはマシだろうけど、どうなんだろう?」と言うと、姫様が「公式の場合、まとめるのは本人ですから、一部の会員が暴走しにくいというのはあるんですよ。暴走する=抜け駆けする ということで他の会員からも白い目で見られますしね。まあ、うちの場合は、バーのファンクラブでもありますので、あからさまにアプローチされることが減るという利点はありますよ」と言います。

「なるほど……要は使いようってわけだ」と私が言うと、「そういうことです。でも、灯星石さんのファンクラブは、あまり感心したものではないようですね。リーダーが襲撃してきたそうですから。そういうのは解散させても良いと思いますよ」と、少し困ったように姫様は言います。

「てか、やっぱアプローチとかあったんですね……」というと、「まあ、お酒の席の話ですから、大げさなんでしょうけど。でも、困ったのが『出待ち』でしたね。片付けを終えて帰ろうというときに男性に待たれていたりすると、少し怖かったですけど」とか。
「ははあ。それを防ぐためにもファンクラブを作ったと?」と聞くと、「赤毛さんなんかはもっと大変だったみたいですよ。プレゼントを何個も押しつけられたり、ラブレターを何通も貰ったり。ファンクラブができてからは、それを抑止するように伝えたので、今は上手くいっていますが」と、姫様は困ったように言います。

 なるほど、ファンクラブというのは、一部の暴走を抑止する効果もあるんですねえ。勉強になりました。
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