食べられない生き物を食べるって先進的なのでは? | 魔法石の庭3rd

食べられない生き物を食べるって先進的なのでは?

 今日は、ミナミとミナミがケンカしてるところを見たんだぜ……。
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 ミナミって、基本的に平和主義者なのか、あんまりケンカはしないんですよ。餌も、抱きついてツマツマしている時に頭踏まれても怒らない。これは、エビ類が単に「怒る」という感情がないのかというとそうでもなくて、たとえばザリガニなんかはつっつけば怒ります。
 それに、前にも一つの餌を争っていたこともあり、ただ「基本的に」怒らないってことだと思います。

 しかし、今日争っていたのは……

 仲間の抜け殻を巡って。

 大ミナミが抜け殻をがっしりホールドして、片手をぶんぶん振り回していて、小ミナミがそれに立ち向かっていました。しかし、体格差はいかんともしがたく、結局小ミナミが引き下がることで決着がついたようです。
 勝った大ミナミは、喜んで抜け殻をツマツマしていましたよ。ミナミってホントに抜け殻食べるんだ……って思いました。いっつも掃除するときにちょっと黄ばんでる抜け殻が出てくるんで、食べないものかと思っていましたが。

 脱皮したての柔らかい殻なら食べるのかな?と予想。以前も紹介した、人間の食材で言うソフトシェルクラブみたいな?あるいは、エビの素揚げみたいな?
 話変わるんですけど、セブンイレブンのエビの素揚げ、あれ美味しいです。お弁当の横の惣菜コーナーとかに売ってるらしいんですけど(私はあんまり見たことない)最近のコンビニの食についての追求はえらいもんですな!
 なんでも、調査員が食べ歩いて、「ここは使えそう」という一流店の味を再現しようとするそうです。

 エビの素揚げは、頭から尻尾まで食べられます。小エビですからね。
 食感は、ぱりぱり。このぱりぱり食感が良いのに、うちの水槽のミナミたちは、ふにゃふにゃのエビの殻を食べているという。ふふん、私たちの方が文化的-!(エビにマウンティングするな)

 でも、ソフトシェルクラブってどうやって食べるんですか?高級食材なので、一度も食べたことないんですけど。
 柔らかいままで食べるんだったら、私もミナミとの関係を考え直しますよ。家族内のヒエラルキーも考えますよ。今、私と弟は施設パートとニートなので、ヒエラルキーは下の下なんですよ。

 もうね、ほとんどペットとかと扱いは同じですよ。親は、もう諦めてますけど。

 そういえば、ミナミを食べた人の感想もありました……。
 なんでも、「普通のかき揚げ」だそうです。臭みとかはなかったんでしょうか。ヌマエビだし……。
 
 今、昔の本を読み返しているのですが、綾辻行人のホラー短編集『眼球奇譚』を読んでいます。
 その中で、学生時代に作り置きのカレーを食べていたら、誤ってゴキブリを食べてしまってから、奇食……虫や蛇や蛙などを食べるようになった話を読みました。
 なんでも、「ああ、今、おれはゴキブリを食べているのだ」という倒錯感が恍惚に変わる、というのですけど。

 その話の中では、妻とゲテモノ料理店に行くのですが、妻は最初は「嫌よ、そんなの」と抵抗します。
 しかし、主人公は「考えてもみて。わざわざ他人が食べようとしないものを食べる。それってすごく哲学的でアヴァンギャルドじゃないかい?もちろん、君に無理に付いてこいとは言わないけど、こういった詩的な機会をみすみす逃してしまうなんてもったいないとは思わないか?」と言いくるめると、妻は渋々付いてきますが、高級ホテルのレストランを思わせるシックでオシャレな雰囲気に妻は飲み込まれてしまい、哲学だわ詩的だわと言いながら一通りの料理を食べ終わると、「デザートは何が良いかしら?」と自分から注文するようになるのです。

 この話は、後に違う機会でご紹介したいと思いますけど、「眼球奇譚」の中でお気に入りの話の一つです。
 綾辻行人はミステリー!って先入観のある人も、他のホラー作品も読んでみると良いですよ。人を選ぶ内容ですが、私は面白いと思いました。
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