亡くなる人と、残された人 | 魔法石の庭3rd

亡くなる人と、残された人

 お風呂に入った後、指輪が抜けづらい季節になりました。
 体がむくむとね……指が太くなるっぽいんですよ。私は、お風呂から上がってクリームと化粧水を付ける際に、指輪を一つ一つ外しています。そして、タオルで磨きます。先日の人差し指のグジュグジュって、不潔にしてると悪化する気がするので、気を付けて洗うようにしていますよ。患部も、指輪も。

 本当は、キレイキレイとかミューズとかで殺菌した方が良いんでしょうけど、うちにはアルコール除菌しかない!あと、母が化膿止め持っていますが。
 なんとなく、「指輪でかぶれた」って言ったら、「指輪を外しなさいよ」と言われそうで、ずーっとオロナイン塗ってます。

 さて、BSで立川談志さんの特集をやっていたので、観ました。
 うーん……なんていうか、破天荒は破天荒なんだろうけど、ちゃんと頭で全部計算した上での破天荒だったんじゃないかなと感じましたね。あとは、「奇才・立川談志」を貫くために、癌までネタにしてしまうところが、サービス心のあった人なんだろうなと。

 うちの母が談志好きなので、家族で観ました。母の言うところでは、談志は一見すると亭主関白に見えますが、実際はそうではなく、奥さんのことをずっと「ママ」とかではなく、「○○さん」と名前で呼んでいたそうです。で、「お茶をお出ししろ」とか「弟子の分まで料理作れ」と命令口調で言ったことは一度もないそうです。
 談志はうちでは寂しがり屋で、奥さんの姿がないと「○○さん、○○さん」と探して歩いたそうで。
 
 そういえば、横山やすしとか、たけしなんかも寂しがり屋だそうです。
 やっさんなんかは、当時若手だった島田紳助と新幹線でばったり会って、「今日はこの後用事ないの?」とやっさんが言うので、「いや、実は舞台がありまして……」と紳助が言うと、「いや、家まで送って行ってよ」と押し切られてしまいます。
 で、「遅刻もしょうがないか……」と、やっさんを車で送っていると、ふいにやっさんが「ここでいいよ」と車を止めさせます。紳助は、「いえ、家まで送りますよ」というと、「だって君、急いでるんやろ?」と。
 後で、舞台の現場に行くと、既に舞台は終わった後。で、プロデューサーに散々叱られ、「何してたんや!」と言われたので、「やすし師匠を送っていました」というと、お偉いさんは「……ならしょうがないわ」と許してくれたとか。

 紳助は、後に「あの人は、寂しかったんやと思う」とぽつりと言っていました。

 談志も、最後まで「立川談志」で居続けていたといいますね。
 病院で、既に息も絶え絶えの時に、ずーっと何かを呟いているので、娘さんが耳を近づけたところ、落語をしていたと。
 本当に、「落語バカ」のままで逝ってしまった人なんですね。
 私としては、奥山貴宏さんと同じく、ずーっと一つのことに命をかける、というのがとてつもなくかっこよくて、「私も臨終まで文章を書けていたらなあ……」と思います。

 やっさんも、慰労会などで一人漫談をする機会が多くなった時に、ぽつりと「本当は漫才がしたいんやけど」と珍しく弱気になっていたそうです。
 やっさんは、死ぬ前にもう一度、きよし師匠と漫才がやりたかったんだなあと思わされますね。

 というか、近頃、私でも知っている大御所の人たちがどんどん亡くなっていますね。
 もう年が年だから……というのもあるかもしれませんけど、高倉健なんてこれからだったじゃないですか……神様は無情です。
 特に、女性は、「3大美人薄命」として、岡田有希子・夏目雅子・坂井泉水と挙げられています。泉水ちゃんも、まさか自害するとは……。ZARDずっと聴いていたので、ショックでした。

 友引の葬式は友を引く、ので避けられると言いますが、芸能界で訃報が後をたちませんね。
 どうぞ、あちらの極楽浄土では、ごゆっくりと、と言いたいです。
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示