エビ餌から人間の食事について | 黒い羊のみる夢
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エビ餌から人間の食事について

 メダカの餌ってあんまり減らないですね……冬だからかな?
 いや、以前の餌も、一袋で1年くらい保っていたんですが、それはアカヒレ3匹で2年くらい育ててたからだしなあ、あんまり比較対象にはならないよな、と。

 エビ餌は、割と減っています。というのも、誰かがエビ餌を盛大にばらまいてくれたからなんですけど。
 もともと、メダカ餌より粒が大きいから、減り具合がわかりやすいっていうのもありますけど。
 それに、冬になるとメダカはあまり餌を食べなくなるので、餌の量を減らしています。20匹近くでも大体一日一回、ひとつまみ弱くらい?逆に、暖かくなるとバリバリに餌を食べるようになるらしいのですが。

 ミナミはその点、餌を撒いても、ホントアナカリス地帯から降りてきません。3~4匹降りてきていたらまだマシな方です。
 人工飼料に慣れていないのか、それともそんなにアナカリスが好きか……まあ、臆病な性格っていうのもあるのかもしれませんが。
 まあ、人間も、手料理を食べていると、インスタントが味気なく感じるのと同じでしょうかね?

 そういえば、以前、田口ランディさんの著書で知ったのですが、「森のイスキア」という、民宿……?施設……?みたいな不思議なところで、ずっと、摂食障害の子のためにおにぎりや食事を提供している、佐藤初女さんという女性がいらっしゃいまして。ちょっと検索かけたら、既に亡くなっているようですが、森のイスキア自体は色んな「初女イズム」として各地に受け継がれているようです。
 森のイスキアに来るのは、摂食障害の子だけではありません。鬱・統合失調症などの精神に病を抱えて、「食べる」ということが難しくなっている人たち。そして、身体に難のある人たちも、森のイスキアにやって来ます。
 そして、初女さんのおにぎりを一口食べると、それまでのことが嘘のように回復に向かう、とのことです。

 初女さんがご健在の時、ランディさんは自分の半生のことを話し(兄がスナック菓子に囲まれながら餓死。父親は漁師で、酒を飲むと暴れる酒乱。母親はそんな父親から子供を守らなかった)、「私はこれからどうしたらいいんでしょう?」と言ったところ、初女さんはランディさんの手を取って「私の娘になりましょう」と言って、お料理の仕方を教えてくれたそうです。
 ジャガイモの皮一つ剥くのでも、ピーラーなどは使わず、「お野菜の息ができるように」とか「食物に向き合いながら剥いていく。そうすると、食物が皮を剥くと息ができてほっとしているように思う」という、一風変わった料理を指南されます。
 
 ジャガイモ一つでも、命をいただくことを忘れてはいけない。初女さんは、口癖のように「お野菜の息ができるように」と言っていたそうです。それは、食事をする人でもその通りで、食事というのは命をいただくこと。それならば、ピーラーで機械的に剥いてしまうよりも、一つ一つ心を込めて、材料と対話していく。それが大事なんだということを、ランディさんは初女さんから教わった気がする、とのことです。

 うちのミナミもそうなのかなあ……と思ってはいますけどね。
 だからといって、他の生き物にそれが通じるかは疑問です。実際、犬や猫だと、カリカリと呼ばれる人工餌を食べている個体は長生きすると言われていますしね。
 ペットの人工飼料は、食事兼サプリメントみたいなものなんでしょうか。

 さて、ミナミのケンカに遭遇しました。
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 進行方向はずれているようにも見えますが、一匹がもう一匹の上に乗って、一匹は迷惑そうに泳いで距離を取っていました。
 なんでミナミって、そこに仲間がいても踏んづけてまで直進しようとするんですかね?社会性っていうのがあまりない生物なのかな?とも思いますが、ミナミはミナミで秩序はあるようです。人間が分からないだけ。

 まあ、今は、特定の個体をいじめるってこともないようですし、大丈夫そうですね。
 時々、気の早いメダカのオスが、メスを追いかけて逃げられてますけど。小魚は狭い所に閉じ込められると、序列ができるって話も聞きますが、まあ、よっぽどじゃない限り、いじめは起きないと思います。

 エビのえさの話から、ずいぶん逸れましたが、うちの水槽はこんな感じですかねえ。皆様も、ハッピーメダカ&エビライフを!
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