メダカの社会性!?譲り合いといじめ | 魔法石の庭3rd

メダカの社会性!?譲り合いといじめ

 メダカの思いがけぬ習性を目の当たりにしました。

 それは、昨日の夜。いつも通りにメダカに餌をやり、「柿の葉、まだ沈んでないからなー……気をつけて見てないと」と思ってじーっと観察していました。
 メダカは、アカヒレと白メダカ、そして幹之がフタを開けると寄ってくるように。で、そこに餌を撒いて、フタを閉じました。
 すると、メダカは一口食べるごとに何故か沈むのです。一口食べては沈み、また別のメダカも食べては沈み。一匹だけ、ずーっと水面でパクパクしている個体もありましたが、大半のメダカは一口食べて沈むことを繰り返しているのです。

 で、観察を続けていて気づきました。
 もしかしてこのメダカたち、餌を撒いた範囲が狭いので、互いに譲り合っている……!?譲り合いの精神が育っている?と。

 水面に何もなかった頃は、メダカは全匹水面の餌をずーっとパクパクしていたんです。
 それが、餌を与えた範囲が狭くなると、メダカは譲り合うのです。

 メダカなどの小魚は、確かに群れを作ることで捕食者の大きな魚から逃れているという性質があります。
 実際、「シーサーペント(伝説上のドラゴン)の写真」として、船より大きな影の写真がありましたけど、あれは実は小魚の群れだったらしいです。魚は社会性を築くんですね。
 
 でも、メダカが社会性を持っているとは思いませんでした……。そして、メダカの中にも「空気読めない」個体がいることもまた、衝撃でした。
 社会主義と個人主義。それは、共存することはできる、ということなのでしょうか。

 しかし、偉いぞ!メダカちゃんたち!
 下手すると一部の人間より社会生物らしいことしてるよ、あんたら。特に私とか。
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 柿の葉、一日ぐらいじゃ沈まないンゴねえ……。
 まあ、沈むのには一週間とかかかるらしいので、それまでにメダカたちも狭いところの餌やりになってしまうのですが。でもまあ、譲り合いの精神があれば大丈夫。
 
 ちなみに、魚の世界にも「いじめ」はあります。
 オメガ体と呼ばれる、いわゆるカースト最下層の小魚は、他の魚からの迫害に遭うそうです。大体、アルファ、ベータ、ガンマ……と、序列が決まっていて、アルファが一番偉いのだそうで。
 海洋学者のさかなクンも、メジナという小魚でいじめられている魚を見つけて隔離すると、今度は別の魚がいじめられる、という経験をしたそうです。

 広い海の中では、いじめは起こらないのに、水槽などの狭い飼育環境で飼っていると、どうしてもいじめられる魚ができてしまうのだと。だから、さかなクンは、「今、いじめられている君たちに」という寄稿の中で、「僕も、学校でいじめられている子を、よく釣りに誘いました。その子は、釣り糸を垂れている時だけ、ほっとしたような表情を見せていました。学校という狭い世界では、どうしてもいじめは起こってしまうのです。しかし、世界はとても広く、きっと君がやっていける場所もあるはずです。狭いところに閉じ込められるのはもう止めましょう。広い広い、海のような世界に飛び込んでいく勇気を持ちましょう」と書いています。

 今のところ、うちのメダカたちにそういった兆候はないのですが、確かにブロガーさんの記事を読んでいたりすると、「一匹がヒレや体をかじられてぼろぼろになっている」とかいう話もありますね。
 メダカの元々の繁殖地である河川はいじめられるメダカはいないのだろうか……とは思いますけど、だからといって放流はしないでくださいね。品種改良をしたメダカは、ペットとしてのメダカなので、野生に還ることはありません。かえって、日本特有のレッドデータ(絶滅危惧種)に認定されている野生のメダカの生息地域を狭めてしまいます。
 それだけは、約束ですよ!
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