月9「カインとアベル」 | 魔法石の庭3rd

月9「カインとアベル」

 新しく始まった、月9の「カインとアベル」を観ましたよ。

 主人公の優は、兄の隆一と二人兄弟。
 しかし、昔から父親に目をかけられて育てられ、父の経営する会社では副社長になった隆一と比べ、優は一般社員でぱっとしません。
 そんな優を、隆一は何かと面倒を見るのですが、心の中では「こいつは俺がいないとダメな弟」と馬鹿にしています。

 しかし、優に汚名返上のチャンスが舞い込みます。
 とあるイベントで、誘致する一流店を口説き落とす役目が回ってきたのです。無事にこの案件が片付いたら、優の社内の評判も上がるということで、優は一流レストランをなんとか口説こうと、何回も店に通うのですが、無下に断られてしまいます。
 悪戦苦闘する優でしたが、父親と隆一の間で「そろそろ優にも役職を」という密談がかわされ、隆一は「優は俺がバックアップします」と宣言すると、あっという間に苦戦していたレストランの一件の誘致を成功させてしまいます。

 それは、金を積むというありきたりでも、最も効果のある方法でした。
 しかし、それを聞いた優は、隆一に「お前の案件も、金さえ出せば……」と助言されるも、「無理だよ。だってあの店主、職人だからさ。最初に『うちは金を積まれても出店はしない』って言われちゃったし」と愚痴をこぼします。

 しかし、そんなときに父親に、優は「優。お前は隆一にないものを持っている」と言われ、また、隆一も「優は優れたものを持っている」と父親から言われます。
 それは、いつも優に無関心だと思われていた父親が、実は隆一よりも優のことをよく分かっているということでした。

 そんな折、優の担当しているイタリア料理店の店主が、ようやく話を聞く体勢になったかと思われたのですが、「で、いくら出す?」と。つまりは、金の要求でした。
 店主は、最初から金が目的だったのです。「金さえ積まれれば頷いてやったのに、一向にそんな言葉が出ないんだもんなあ」と店主。
 そして、「出店はライバル会社にしたよ。あっちの方が待遇が良いもんでね」と言われ、ショックを隠せない優。

 というのも、「地図がわかりにくい」と資料を突き返されたため、優は手作りでジオラマを組み、わかりやすくしようとしていたのです。
 そのジオラマ作りは徹夜になり、良い感じの同僚・梓と二人で作り上げたものだったのです。

 落ち込んだ優でしたが、もう一度そのイタリア料理店に出向き、「店主さん、なんだかピザの味が変わった気がするんですけど。いや、13年前に食べに来たので、はっきりはしないのですが……」と味の違いを言い当て、儲け重視でピザの味を変えていた店主は、段々と優に一目置くようになります。

 ジオラマの一件以来、急速に仲を深めていく優と梓ですが、実は梓は隆一に好意を抱いており、付き合ってはいないながらも一緒に食事をしたりする関係でした。
 
 そんなこんなで、ドロッドロなドラマをよく月9にぶっ込んできたな!という感じですが、元ネタは聖書に出てくるストーリー。
 牧畜を行っていた兄カインと、農耕をしていた弟アベルが神に捧げ物をした際に、神がアベルの作物を大層気に入ったのに嫉妬したカインが、アベルを殺害。これが人類最初の殺人になります。そして、神に「アベルはどこに行った?」と聞かれると、「僕は知りません」と、人類最初の嘘をつきます。
 全てを知っている神は、そのカインの行動に腹を立て、カインをその地から追放します。
 ちなみに、アベルとカインはアダムとイブの息子であり、血の繋がった兄弟です。
 
 これは、「神のえこひいきが過ぎるから起こった悲劇では?」という質問に、「カインが嫉妬を覚えたのなら、その場で『神様、僕の供物もお召し上がりください』と言うべきだった。カインが余計なプライドを捨てて素直に行動していたのなら、悲劇は起きなかった」という見解だそうで。

 そして、財産もなにもかもを奪われたカインは、とある女性と結婚し、今の人類を生み出します。
 そう。ここが、聖書のおかしなポイントです。元々、アダムとイブ、そしてカインとアベル以外に、その時「人類はいない」のです。
 エ○バなんかは、聖書に書かれていることこそ教義!聖書が絶対!と教えられているので、追い返す際には「カインの妻がどこから現れたのか言ってみろ」と言うと何も言えずに帰って行くとか。でもまあ、最近ではその手も効かなくなり、逆に「とても勉強熱心なのですね!私たちは~」とペラペラと語り始めるので、ウザかったら無視して戸を閉めるのが一番です。

 さて、このドラマのカインとアベルも、どんどん泥沼化していくのだそうで、泥沼とか好きな私に良し。最近では、「闇金ウシジマくん」がrentaで一巻無料で読めるので、読破しました。面白かったです。でも、あれを読んで「闇金にだけは手を出さないようにしよう」と是非誓って頂きたいものです。
 ご利用は計画的に、ですよ。
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