2015年04月の記事 (2/4) | 魔法石の庭3rd

2015年04月の記事 (2/4)

おっさんキラー、かみな

 ハオルチアですが、やっぱり、私の思っていたものとは違うものが届きました……。
 私は、普通のオブツーサという種類が欲しかったのですが、ショップの人が気を利かせたのだかわかりませんが、珍しい種類のが届きました。
 でもこれ、ハオルチアっぽくない……ということで、オブツーサ表記されている商品をまたポチりました。
 これで多肉4鉢目……。増えすぎだろ!!

 さて。
 スピリット界の話もしておかねば。

 茨は、エレ君について教育を行っているようです。
 最初は、何もかもが怖々だったエレ君ですが、今ではだいぶ普通の生活をできるようになっています。
 まだ、買い物はできないようですけどね……。こっちの世界には税金がないので、計算はただ足すだけなのですが、それもできないようです。
 まあ、今まで札束があってもゴミ箱をあさって、野外に寝泊まりしていた生活のようですしね。

 あと、私がメローネを連れて歩いていたら、すれ違ったエレ君がびくっと肩をふるわせました。
 で、「どうしたの?」というと、「……男の人は苦手です……」と。どうやら、エレ君をいじめたのは男性が大半だったようです。エレ君も少年なのですが。
 メローネは、少し考えてから、エレ君に視線を合わせるようにしゃがんで、「大丈夫だ。俺は何もしない」と言いました。
 
 不思議と、それでエレ君は気持ちが和らいだようです。
 エレ君と別れて、「メローネ、子供の扱い慣れてるの?」と聞くと、「いや?野生動物にするように振る舞っただけだ」と。
 メローネの話では、野生動物はとにかく視線を合わせるのが大事だそうで。逆に、怯えさせるためには、視線を高くすることが効果的だそうです。

「ふーん。そういえば、子供相手には手を広げて何も持ってないアピールするのもダメみたいだね。体を大きく見せるから、怖がらせるばかりなんだって」と私は言います。
「……メローネの子供かあ。私とメローネの子供だったらちょっと見てみたいかも」というと、メローネは「俺の魂を受け継いだ男を派遣してやろうか?」と言ってきます。
「うん……うん?ちょっと待って。それは困るんだけど。薬飲んでるから妊娠できないし、そもそも魂を受け継いでるからってメローネとは別人なんでしょ?それは嫌だよ」と私は訴えます。
「良い案だと思うんだが」とメローネが不服そうなので、「まあ、お気持ちだけ受け取っておくよ」と言います。

「ってか、私、モテへんしねー。まあ、好きな人にだけモテれば良いんだけど、なかなかそういうわけにもいかなくて。50代の結婚焦りーのなおじさんにしかモテないしね。しかも経済力ない。最悪ですよ。もう、そりゃ最悪ですよ」と言うと、「おっさんにモテるのか。一番要らないモテ期だな」とメローネも賛同します。

「ね?私は別に、おっさんキラーじゃないのに。でも、昔から年上の人には可愛がられるんだよねえ……。だから30代になった今も、50代のおっさんとかにモテるの。しかも50くらいの未婚の人ってガツガツしてて怖いの。多分、『これ逃したら次はないかも知れない』ってことでアピールしてくるんだと思うんだけど。……まあ、だからって20も離れてる女に手を出すなよって話なんだけど。確かに、私も、気が合えば年齢は関係ないと思うよ?でも、ろくに話もしないで、しかもこっちの話も聞かないで、こっちをじーっと見つめてたり、『メールアドレス教えて、住所教えて』って人はねえ」
 私は、盛大に愚痴をこぼしますが、メローネは「そうだな」と頷いてくれます。聞き上手の男はモテる。

「はあ……今は、なんとか落ち着いてるけど。でも、私、年上なら経済力がある程度あってほしいんだよね。おじさん方にすると、生活保護の人とかいるし、そういう人とお付き合いしたって先が見えてるでしょ?やっぱ男は甲斐性がないと」と言うと、「……俺は一応甲斐性を出してるつもりだが」とメローネがぼそりと言います。
「ああ、メローネはいいの。だって、美形だしにゃはー。今の仕事が辛かったらいつでも養うからね」とウィンクすると、メローネは「……ふう」とため息をつきます。

「で、そのおっさんはどうするんだ?」と聞かれ、私は「最低限の接触しかしてないよ。……といっても、うちの職場は障害者の人のための職場だから、それで都合の良い妄想ストーリー作られてるかも知れないけど、そこまで気にしてられないしね。帰り道で待ち伏せとかは、女の子にしかされたことないし」と言うと、「待て。女にはされてたのか?」と両肩を掴まれます。
 私はくすりと笑って、「そういう意味でじゃないよ。多分、向こうは友情の延長線だと思うんだけど。知的障害のある子と一時期仲良かったことがあって、色々話してたらそうなっただけ。今は、その子とも距離を置いてるから大丈夫。でも、ホントにピチピチのイルカのような人と付き合いたい。速水もこみち似で年収2000万の人と付き合いたい。あと、夫は2人欲しい。稼いでくる人と家事する人」というので、メローネは「スピリット界では叶ってるじゃないか」と言います。……まあ、確かにね。

「んん、まあ、メローネが頑張ってくれてるし、うちの館も安泰だよ。また、時間ができたらアルテミスにも顔出したいな」というと、「……エレは連れて行くなよ。子供が酒場に来ていると思われる」と言われます。
「サーシャが大丈夫だったなら、エレ君も大丈夫だと思うけど……でもまあ、気をつける」と、私はふにゃっと笑ったのでした。
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また多肉の話題ですみませんが

 多肉植物、webデビューしました!
 つまり、通販です。どうしても欲しい種類があったので。

 それは、ハオルチア。少なくとも、私の職場の帰り道のホムセンには売っていませんでした。他も何カ所か回ったのですが、この種類は売っておらず。

 というのも、このハオルチア、結構な希少種らしいのですね。ぷるぷるのお肌と同化して……もしくはお肌の上に、寒天のように透き通った部分が見られるのが特徴です。
 しかし、生体(植物でも魚でも)販売は送料が高いですね-。まあ、丁寧に梱包しないといけないので、しょうがないんですけど。
 今回買ったのは、チャームさんという、元は熱帯魚を扱っているお店の園芸版です。
 
 私、チャームさんにはお世話になっていまして。
 ベタを買ったのもメダカを買ったのもチャームさんなんですよ。で、熱帯魚屋さんとしては最大手なんですね。アクアリウム同好家の間では、「エアチャーム」なる遊びもあります(チャームで自分の今欲しいものを次々に籠に入れて値段を見て満足する遊び)。
 しかし、エアチャームは、わりかし安いとうっかり決済のボタンを押してしまう諸刃の剣。素人にはお勧めできない。

 で、チャームさんは、とにかく梱包が丁寧なんです。
 樹木系で言ったら、「花ひろば」さんも丁寧だったかな?その時は、母の誕生日プレゼントにオリーブの苗を買ったのですが、やはり丁寧に梱包されて届いた覚えがあります。
 チャームさんのメダカは、元気だったと思うと翌朝2匹死んでたりしましたが、死着(死んで到着すること)はありませんでした。多分、私の水合わせが不十分だったとか、元々弱い個体だったのでしょう。

 ハオルチアですが、商品の画像は見ました。けど、それが届くかはわからないんですよね……。
「種類はお任せ苗」にしたので、どのハオルチアが来るか不明なんです。私としては、普通のプリプリしたハオルチアちゃんが来て欲しいんですけど。葉っぱの途中から透明になっていて、綺麗なんですよ。
 でも、多肉植物って生理的に受け付けない人は受け付けないらしいです。
 ハオルチアの透明な所だって、「虫の卵みたいで気持ち悪い」という人もいたり。まあ、それぞれの感性ですけどね。

 お値段は、一鉢700円くらい。それに送料が700円くらいかかって、つまりまあ、1000円は超えています。
 でも、石の値段に慣れちゃうと、それも「安い!」と思ってしまうんですけどねえ。石は普通に8000円とかしますから。安い石しか買えない私でも、それぐらいは仕方ないかな、と思う許容範囲です。
 
 ちなみに、多肉って、葉っぱが取れると、そこから新しい芽がにょきにょき生えて繁殖するんです。一応、花も咲くんですけどね。
 だから、増えます。そういうときは、紙コップに通気性の良い土を入れ、多肉を植えて家の前に「ご自由にお持ち帰りください」と張り紙をして置いておくと、人通りが少なくても結構持ち帰れられるみたいです。
 そういうシェアができるって良いですよね。ヤフオクなんかで売るって手もありますが、タダでシェアしていても、現実世界でも「徳」は溜まります。それで、精神的・肉体的に大変な時期が来ても、徳のおかげで助けてくれる人が現れる……そんな風になっているんです。

 ……でも、花泥棒は褒められたことじゃないですけどね。
 外でガーデニングしてる人は、花泥棒に悩まされるらしいです。中には、一鉢何百万もする花を持って行かれた家もあるそうで。
 その家では、監視して、近所の若奥さんがまた持って帰ろうとしたので捕まえて問い詰めると、「気持ちがすさんでいた時に、綺麗な花があったのでつい捕ってしまった。申し訳なかった」と謝るので、その花を育てたおじいさんが園芸の仕方を一から教えて、うつろだった奥さんもガーデニングを始めたことで友達もでき、両者損せず、になったそうです。

 まあ、その奥さんは反省したからまだ良いものの、中には「私は忙しいから花を育てたり買ったりしてる余裕がないのよ!それに、『花泥棒は罪にならない』って言うじゃない!」と逆切れする人もいるそうで。
 花泥棒は~は、現代では通用しません。立派な窃盗です。
 それに、花泥棒は~は、単に花をちぎって行って女性にプレゼントしたりする人のことで、鉢までは持っていきませんよ。

 そうそう、花泥棒は~で思い出したのですが、イタリア男のジローラモ。あの人に、「女性が果物を落としたら拾ってくれるか」というドッキリを仕掛けたところ、まず女性を見て「ヒュ~!」と口笛。そして、落とした果物を拾うふりをしてさりげなく街路樹の花を摘んで、女性にプレゼントするキザさ。まさにイタリア男でした。
 なんでも、イタリアでは、父親が内向的な子供には「女性に声をかけろ」と教育をするらしいです。ジローラモも、最初は内向的だったのですが、父親から「あそこにいる信号待ちをしている女性の電話番号を聞いてこい」と教育を受けたとか。

 なんか、最近、多肉ブログと化しててすみませんね。
 多肉可愛いんです。リトープスとか、慣れてない人からすると「脳みそみたいでキモイ」と言われますが(ごめんなさい、私もキモイと思ってました)、リトープスってなんと脱皮するらしいですよ。お、面白い!多肉の世界、恐るべしです。
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植物とも会話?

 とある人からのコメントで、「石と会話ができるのなら植物と会話なんて楽勝じゃないですか?」というコメントを寄せられたので、ちょっとうちの多肉たちと会話を試みました。

 で、気づいたんですけど、植物って石(無機物)と動物(有機物)の境界線にいる存在なんですね。当たり前ですけど。
 私は、同じ人間との会話はあまり得意ではないのですが(友人とか家族ぐらい気心しれたら別ですけど)、石とか植物とかの気持ちを読み取る能力はあるようです。
 実際、そっち方面の勉強をしていたこともありますしね……。高校が、農業系だったのですよ。私が高校に入ったのも、「バイオ研究で新しい品種を生み出したり、水耕栽培で土地の要らない農業をしてみたい」という動機があったからなんですけど。

 まー、その高校も中退ですけどね。勉強はできました。でも、ありもしない噂を流されて、他学科の人たちに馬鹿にされて、ぽっきり心が折れてしまったのです。で、いきなり「もういいかな、もう頑張ったな」と思って、中退の道を選びました。
 こんな話はどうでもいいんですけど。うちの高校、どっちかというと中退する人も珍しくないという、トンデモな高校でしたし。

 それで、うちの植物たちと交信してみると、まず、「水が欲しい」と言われました。
 多肉植物って、ちょっと乾燥してるぐらいがちょうど良いんですよ。乾燥地帯に生えてる植物ですし。
 でも、野良犬や野良猫を飼った経験のある人ならわかると思いますが、そういう過酷な、いつ食べ物にありつけるかわからない生活をしていた動物ほど、餌に対する執着が激しいんですよね。もうお腹いっぱいで、これ以上食べたら吐く、という状態でもまだ食べようとしたり。「今食べておかないといつ食べられるかわからない」という記憶が残されているんでしょう。
 うちの猫たちは皆元野良で、特にそういう傾向があると思います。
 
 なんでそんな話をし出したのかというと、だから多肉も「常に水を欲しがる」状態なんじゃないかと思ったからです。
 過酷な状況下で、次の雨期がわからないからこそ、「水が欲しい、水が欲しい」と訴えるのでは?と。
 だから、安心させるために、「お水は夜にあげるからね」と答えておきました。多肉って、蒸れに弱いので、涼しい夜か午前中に水をあげるのです。昼間にあげると、蒸れて「溶ける」原因にもなってしまいます。

 そもそも、多肉ってそんなに水をあげなくても生きていける植物でしょ?と言われるかもしれませんが、まあ、理論的にはその通りです。5日に一回とかのペースであげても生きているのが多肉ですし。
 でも、一旦植物の声を聞いてしまうと、「水が欲しい」と言われると「しょうがないなあ」と甘やかしたくなります。なので、私が水をあげるのは1日に一回。あげすぎると、「葉っぱが割れてくる」らしいので、それを目安にしていきたいと思っています。今のところは割れてる傾向はないかな。

 そうそう、エケベリア?の方ですが、エケベリアってどん、と開いた葉っぱが土にそのまま鎮座している状態なのですが、私のエケベリアはなんか、立ち上がってきています。
 じゃあ、エケベリアじゃないんじゃねーの?と、調べ直すと、そういう多肉っていっぱいあるんですよね……。なんか、調べているとエケベリアって今人気で品薄らしいので、エケベリアに擬態した別の多肉かも……と思っているんですけど。

 で、植物ってやっぱり博愛主義者です。バンバン愛の波動を感じます。それも、私のような有機物だけでなく、無機物にも平等に愛を注いでいる感じ。しかも、性愛じゃなくて、あくまで博愛。民主党風に言うと友愛です。

 民主党といえば、最近選挙が近いので、バンバン選挙カーが通っています。……正直、入れるなら選挙カーがうるさくない党に入れたいわ、と思うのですが、共産が勝手に道路に車を止めて、演説し始めたのは「おいおい、その道路、狭くて他の車に迷惑だろ」と思ったり。で、おきまりの「安倍内閣・自民党政権でいいのか」とか言い始めて、前の民主党にそれで一回やらせたら大失敗しただろ、と思ったり。それ以前に、私は元・社会党の村山の糞で懲りているので(自分が自衛隊嫌い・アメリカ嫌いだからといって阪神大震災に派遣を遅らせた大バカ)、もう選挙には自民党にしか入れません。
 
 まあ、これも関係ないんですけど。本題に戻しましょう。

 というわけで、植物はあまり怒ったりという負の感情はない感じです。
 たとえ、葉っぱをちぎったりしても、「どうしてこんな酷いことをするの!?」と悲しみさえしますが、それで「復讐してやる」とかいう感情はありません。
 だから、植物は尊いのです。だから、今世、「もう人間は卒業」と言われた人たちの魂は、植物に宿るのかもしれません。植物は自己犠牲・博愛の塊です。まるでキリストのようなのです。

 さて、多肉たちですが、「お水ちょうだい」とよく言いますが、水を入れたペットボトルを置いておくと、「いつでも水がある」ということに満足するのか、声が止みます。
 ホントに可愛い奴らなのです。でも、「お水ちょうだい」の次は「お日様ちょうだい」になります。に、日光ばかりは人間の都合でどうこうできないからなあ……。蛍光灯でもいいのかな?ということで、一応早めに電気を点けるようになりましたけど。

 ちなみに、屋外で育てる場合、雨に降られると多肉は弱いので、梅雨なんかでじめじめする時期は屋内に避難させるか、外植えしているのなら、ビニールで覆ったりすると良いらしいです。元々丈夫な品種ばかりなのが多肉の魅力なのですが、万が一「溶け」させたりしないように、人間側も努力が必要だと。

 親株が「溶けて」しまった場合でも、脇から子株がにょきにょき伸びてきたりします。だから、多肉は面白いのです。そして、その生命力は、人間も見習うべきものがあるのかもしれません。
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子供を救うなんて簡単なことではないけど

 さあて。
 例の、侵入者の子なんですが、スピリット界に降りると、食堂で茨と向き合って勉強していました。
 
「ああ、かみな。こいつ、ようやくひらがなが書けるようになったよ」と茨が言うので、私がぼーっとしている間にもちょくちょく茨だけ降りて勉強を見ていたらしいです。

「そういえば、あなたの名前聞いてなかったね?何て言うの?」と聞くと、小さな声で「エレ」と。
「……女みたいな名前ですよね。僕、あまり気に入ってないです」と言うので、「いや。良い名前じゃないですか。確かに微妙にキラキラネームっぽいけど」と言うと、「……でも、僕は好きじゃないです」と。あらら。

「……『名前は、両親が子供に最初にくれるプレゼント』だと聞きました。でも、僕は、その両親から、疎まれたんです。……ようやく、今、わかりました。僕は母親にはとっくに捨てられていたんですね」と、そう言われ、私はとっさに声が出ませんでした。札束だけを押しつけて、どこかへ消えてしまったエレ君の母。お金の使い方すら教えずに。

「んん、まあ、でも、こうしてうちの館のメンバーになったんだし、良いじゃないか。言っておくけど、うちの館にはそういう奴がごろごろいる。あんたが擬態したサーシャだって、養父に父母を殺されて、養父に虐待された挙げ句殺されて幽霊化しているんだよ。そこの真理矢だって、父親から性的虐待を受けている。うちには、そういう、『訳あり』のやつが多いんだ。かみなだって、現実世界の家族から精神病の理解を得られずに、学歴だけを求められた過去があるし、今は弟との関係に悩んでるね。だから、そういう訳ありの奴らには優しい所なんだよ」と、茨が言います。

「そういえば、サーシャ、あの時タイミング良く寝てたけど?それも、エレ君の力なの?」と聞くと、「ええと……僕は、怖い人から逃げるときなんかに、その能力で相手を眠らせていたんです。サーシャさんも、眠らせました」と少しきまずそうにしながら言われます。
 ふむ……ナイトメアの術の下位版みたいなものか。もっとも、ただ危害を加えずに眠らせるだけなら、上位版と言ってもいいですけど。

 そこに、サーシャが来て、「あ!侵入者!って、なんであんたがなじんでるのよ!」と指を差してきます。
「サーシャ、この子もうちの扶養家族になることになったから。あなたにはちょっと不本意かもしれないけど、我慢してね」というと、「おかげで恥をかかせられたわ……」と、エレ君を睨みます。吸血鬼ってプライド高そうだもんね。

「まあまあ。油断してたんだから仕方ないよ。この子はエレ君っていってね、悪い子ではないから、許してあげて?」と頼むと、「ふんっ、あんたにはお茶はないからね!」と、サーシャはキッチンでガチャガチャとお茶の用意を始めます。
「エレ君のも入れてくれると嬉しいんだけどな……」というと、サーシャはじっと私をみやったと思うと、「……わかったわよ」と、今日はその場でお茶を入れ始めます。

「茨もエレ君も、ちょっと一息入れない?休憩しないと疲れるでしょ?」と言って、私は空いていた食堂の丸テーブルに腰掛けます。
「あ、えっと……」と、エレ君が戸惑ったように皆を見ると、「この館ではね、かみなが来たら午後のお茶って決まってるんだ。まあ、降りてきた時間にもよるけどね」と茨が説明します。……てか、そんなことになってたの?道理で、私が降りるとサーシャがすぐにお茶持ってくると思ってた。

 やがて、サーシャがお盆に紅茶を入れて持ってきます。エレ君は、その「お茶会」なるものが初めてのようで、目を丸くして光景を見ています。
 あの後、お風呂に入ったのか、エレ君はぴっかぴかになっているのです。綺麗になると、これがなかなかの美少年。目が大きくて、キラキラしています。

「今日はスコーンもあるの。ジャムは姫様特製の自家製よ」と、サーシャが、自分を出し抜いたエレ君が驚いているのに気をよくしたのか、まるで自分の手柄のように説明をします。
「あ、ラズベリージャムだ。私、これ好きなんだよね」と言って、私はスコーンに手を伸ばし、まずはプレーンで一口食べてから、ジャムに手を付けます。

「美味しい。……スコーンはサーシャが作ったの?」と聞くと、サーシャは胸を張って「ええ。もうかみなに変なものは食べさせられないわ」と威張ってみせます。
 ……ちなみに、スコーンといっても、コイケヤのスコーンとは全然違いますよ?イギリスの焼き菓子の一種で、そう、ケンタッキーのビスケットみたいな格好をしています。味は違いますけどね。

「……この館、本当に徳持ちなんですね」とエレ君が言うので、「そんなに徳を持ってるってこともないけど……人間だから創造できただけでね。……そうだ、エレ君の部屋、2階に作っておいたからね。自由に使って。何か足りないものがあったら言って」と一応説明しておきます。

「足りないものって……僕は、住めるところとご飯が食べられることだけで十分です」とエレ君は言います。
「ふふ、そのうち欲しいものが出てくるよ。その頃には、エレ君も、勉強できてるでしょ」と私は微笑みます。

「……僕、町では、館の主人は非情だとか、色々聞きました。でも、素性も知らない、ただの子供を置いてくれるなんて、僕には夢みたいです。僕は、かみな様は素晴らしい人だと思います」と、エレ君が言います。
「嬉しいこといってくれるじゃないの。それじゃあ、とことんよろこばせてやるからな」「まて、そのネタはエレの教育に悪い」と茨が私を止めます。いや……ギャグにでもしないと照れるので。

「まあ、そんなに良いものでもないよ。私だって、人間だから色々と面倒なこともあるし、イライラもするし、決して聖人ではないよ。でもね。エレ君みたいな子供が、大人の都合で捨てられたりしているのは間違ってると思うし、そういうのは助けてあげたいと思ってる。助けられないにしても、手をさしのべるぐらいはしたい。そんなもんだよ」と、私は言います。
 エレ君は、じっとこっちを見ていたかと思うと、「僕には、かみな様の言ってることがよくわからないけど、一旦は捨てられたんだから、平気だと思います」と言います。
 茨に、「私、そんなに難しいこと言ったかな?」と聞くと、「ああ、エレはね、まだ文章の単語がよくわかってないんだ。満足な教育も受けられてなかったんだから仕方ないけどな。でも、まだエレは10代前半だ。大丈夫、きっと挽回できるさ」と笑います。

 全てはエレ君次第なんですよね。頑張って、エレ君。
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多肉ちゃん、増えました

 はいはい、通院してきましたよ。
 最近、リアルのことばかりで、私のブログに「そんなことは良いからスピリット界のこと書けよクソザコナメクジ」と思っている人もいると思いますが、まあ、仕事と病院以外はほぼ引きこもり生活なので、ネタがあるうちに書いとこうと。

 で、主治医から「安定してきたみたいだから、薬減らしてみようか」と。マジか。
 で、結果、ジプレキサが減りました。2.5mmを一錠減らして、様子を見ましょう、とのこと。
 
 はあ、ようやく薬が一錠減りました。ここまでよく頑張りました。誰も言ってくれないので自分で自分を褒めたいと思います。

 でも、精神科って不思議な場所です。今日は、私以外の待合室の患者さんが、誰かを連れています。
 私の通っている精神科は、クリニックとか心療内科とかそういう生やさしいものじゃなくて、はっきりと「精神病院」表記の病院なのです。
 だから、患者さんもそれなりに重度の人が多いのかな?と思いました。
 
 ちなみに、「クリニック」とか「心療内科」より、昔ながらの鉄格子はまってる病院の方が、先生方も手慣れているので、良い医療が受けられるとか。まあ、それなりに重度の障害のある人だったら、ということなんでしょうけど。
 私の場合、最初にメンタルクリニック表記の病院に通っていて、そこがまあ、「とりあえずパキシル出しときゃいいかな」という病院で、ちょっと微妙な感じだったので、4年ぐらいそこに通っていて、そこから「精神病院」表記の今の病院に移りました。

 さて。
 病院行って、その後職場へ行きます。
 で、パートの仕事を終えて、帰ってきて自宅でまったりしています。
 同僚の友人に久しぶりに「黒夢」のCD借りて、今、それを聴きながらブログ書いてますけど。ああ、やっぱ黒夢好きだわ、私。と実感しました。
 黒夢が解散して、SADS表記になって、最初はそれでもまだ追いかけていたのですが、最近は全然です……。だから、最近の曲とかも知りません。ずっとYOUTUBEで90年代ヴィジュアル系の音楽流してたりします。ああ、タダで曲聴けるなんて良い時代になったもんだー。

 で。
 職場の帰りに、ホームセンターに寄って、多肉植物をまた買ってきてしまいましたよ。
 ホームセンターでは、300円くらいででっかい多肉が売ってて、「あー、最初の多肉買ったところはやっぱ場所代込みのお値段だったのね」と思いましたが、300円でこれは安いじゃん、ラッキーじゃんと考え直してしゅっとした普通の木のような多肉ちゃんを選びました。

 これ、検索にかけても、いまいちどういう種類なのかよくわかりません。あえて言うならチレコドン?でも、ホントに普通の木みたいな感じで、ただし水分がたっぷり含まれているようで、揺らすとぷるぷるします。可愛い。

 で、色々調べたら、夏場はあまり高温の場所に置くと「溶ける」そうです。
「腐る」というか、葉っぱにダメージを負うので、直射日光とかもダメだそうです。「半日陰」と言って、カーテン一枚越しの光くらいの環境に置くと良いそうで。
 でも、これから高温多湿の状況に置くと、厳しそうですねえ……。

 ちなみに、多肉植物ですが、モノによっては3mくらいになるそうです。3mですよ!?ぷるぷるしてるのに3mって、それ、どこで重力支えるの?と思うのですが、まあ、アロエやサボテンも多肉のうちですからねえ。
 しかし……多肉植物、面白いですよ。ハマりそうで怖いです。
 石の次は植物とか……私のお財布を狙う荒らしどもめ!!

 でも、植物は世話しないといけませんし、置く場所も決めないといけないので、あんまりハマらない……と思いたいです。
 ハマらない……集めたいけどハマらない……すごく集めたいけど。
 これで、1年後には「多肉50種類集めました~」とか言ってたら笑ってください。……笑ってください。
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宗教も科学もUFOも信じちゃうから

 実は、本日……というか昨日は、夜11時に起きました。

 というのも、ここのところ睡眠時間が滅茶苦茶でですね……。ご飯を食べ終わって、夜8時頃に眠くなって、その眠気に耐えられずに眠ってしまう……という生活を送っているのです。
 で、11時に起きた私は、歯磨きをして、顔を洗ってから、再び眠りに就きました。

 いつもならば、そのまま朝まで起きないのですが、今日は薬を飲んでいないせいか、夜2時に起きて、そのまま今に至ります。
 やっぱ薬飲まないとだめですね、私。正直今、ものすごくしんどいのですが、眠気はあるのに横になっても眠れない状態でいました。そういう日ってないですか?

 明日は通院の日なので、眠剤も安定剤も貰ってこようと思っていますが、正直、このままお薬なしの生活というのは考えられません。
 いつまた、「あの衝動」が襲ってくるかわかりませんし、今日のように、睡眠がろくに取れない、というのも考え物です。

 で、ここまではまだ「わかる」範囲のお話し。
 ここからは、「わからない」人が多いかもしれない話になります。

 日中、何度かパソコンの電源を落として横になっていたのですが、眠気はあるのに眠れないという最悪のパターンに陥った私。
 すると、瞼の裏に、光り輝くものが浮かびました。

 それを見ていると、アルファベットのMとTが重なり、その周りには心臓と星の模様が。この模様は、見覚えがあります。
 あ!マリア様だ!マリア様のメダイの裏側だ!と思っていると、今度は文字で大きく、「ME!!(私だよ)」の文字が浮かび上がります。
 どういうこと?と思っていると、それから、十字架、ピラミッド、ラーの眼、五芒星に六芒星、ウロボロス……といった、様々な宗教的モチーフから、私がまだ知らないであろうモチーフが次々に目の前にパッパッと浮かんでは消えていきました。

 そして、最後に「気づいて!」と日本語で。
 こんなに沢山の宗教モチーフを出して、何に気づけばいいの?と私は思いましたが、多分、それらは何かで繋がっているんだろうなあ……と。

 私はまだ、何かに「気づいていない」のかもしれませんが、一体この経験は何だったのだろう?と思っています。
 多分、何か高次元の存在から、何かを言われているのを感じますが、それが何なのかはわかりません。
 はは、文章も壊れてきていますね。そりゃ、昨日、5時間しか眠っていないうえに(いつもは8時間は眠る)、病気の陽性症状じみたものを見てしまっていると、「やっぱ私って病気かも」と思ってしまいます。

 しかし、神秘体験をする人って、昔は「巫女」とか「神職」とされていたんですよね。
 今考えてみると、卑弥呼なんかは、普段は屋敷の奥に隠されていて、神事の時にだけその姿を現したとされていますし、彼女も普段は今で言う精神病の一種を患っていたのかも。

 まあ、だからといって、神秘体験の何もかもを「精神病」で片付けるのはおかしいと思います。
 私は、「目に見えない存在」があっても良いと思いますし、俗に言う「巫女」とか「神職」の神事も、必要なことだと思っています。

 ただし、だから科学を軽んじるというわけではなく、私は「科学も神秘体験もどっちも信じる」という、生粋の日本人的考え方だと。
 日本人の面白いところは、「科学と宗教が争うことなく融合していること」だとか。いつかブログでも取り上げた、「モノリス大明神」とかですよね。日本人は、神社の絵馬で当時、高度な計算式を必要とするとされていた数学問題を解いて、神社に奉納していたのですよ。それで、今度は「こんな問題考えたんだけど、解けるか?」というコミュニケーションの場にもなったりで。

 日本人って、昔から2ちゃんねるがあるようなものだったんです。
 それこそ、城壁にいわゆる「便所の落書き」を書いて、当時の幕府はそれを「庶民の声が聞ける良い機会だ」といって制限しなかったのですよ。
 神社の絵馬も、城壁の落書きも同じ。科学も宗教も、それぞれが違う分野でありながら、発達していったわけです。

 ガリレオ裁判のようなことがなかった、日本の宗教文明って素晴らしいと思いませんか?
 だから、もし神様のような存在がいるとしたら、その存在を科学で是非解明してもらいたいのです。超人類でも宇宙人でも何でも良いから、「神様っているんだよ!」というのを証明してもらえたら、科学ってすげー!って思えるのですから。

 私は、宗教も科学もUFOも信じれるから悲惨な、ミスチルの歌っぽいことを思っています。
 これが、どれかに傾くことができたら、もっと楽に生きられたかもしれませんが、今更この生き方を変えるつもりもありません。どれもあっていいじゃん、必要なんだよ、と。

 実際、ヘミシンク体験なんかは、脳波が変わることを、科学では証明されています。
 いいぞ科学、頑張れ科学、と、私は考えています。残念ながら、私の頭は理数系ではないので(生物の点数は良かったですけど。逆に、文系でも古文とか漢文は苦手でした)、科学というものにだいぶ夢を見ているかもしれませんけど。

 今日は、頑張って寝ます。8時間は寝ます。そして、お薬もちゃんと飲みます。我慢してたって良くないし。10代後半から20代前半まで、7年近く「あなたは病気ですよ」と言われずに「努力が足りない。怠けているんだろう」と言われ続けてきたのが、今のありさまですから。最初にかかった病院の先生からも、「もっと早く来れば良かったね」と言われてしまいましたよ。
 あー、頭痛いです。明日は病院で、その後に出勤予定なので、今日は早めに寝ます。

 精神病の生活って大変だ。でも、「生きてるだけで丸儲け」なんだろうな、多分。
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私が愛する多肉植物ちゃん

 密かに、多肉植物デビューしました。

 といっても、私の手は「赤い手」。植物を枯らすことは得意なのです(威張るな)。
 昔、母がサボテンをプレゼントしてくれたときも枯らしましたし、ベリー類も枯らしました。
 もはや、私に枯らせない植物はない感じです。ちなみに、メダカは今のところ、3匹ものすごい強健な猛者が残って、この3匹は1年くらい鉢が苔だらけになっても、生き抜いています。他のメダカは、届いて次の日に死んだりしていたのですが、最大7匹飼っていて、そのうちの3匹なので、メダカはまあまあ強い種類だと思います。

 さて、私が買ってきたのは、500円くらいでオサレな鉢に入っている、「サボテン」。
 ……サボテン?と思いましたが、どう見てもサボテンではなく、多肉植物です。
 他にも、多肉の寄せ植えが1000円くらいで売っていて、それもいいかなと思ったのですが、よく考えてみたらそんな大きな鉢を置くところがないので、500円の小さい鉢ので我慢しました。

 で、ネットで種類を検索してみたら、ダドレアかエケベリアだろうとのこと。ちなみに、写真を見ても、あんまり違いがよくわかりませんでした。
 まあ、サボテンではないだろうと。
 育て方は、エケベリアはちょっと難しく、温度管理が重要とのこと。でも、違うサイトでは、「高温でも育つのが多肉植物」とされており、まあ、あんまり高温も良くないんだろうなと。

 ちなみに、買ってきた当初、葉っぱの一部がしわしわになっていたので、「水不足かな?」と水をあげました。元気になってくれると良いんですけどね。

 さて、多肉植物デビューと書きましたが、実は私、過去にも多肉を育てたことあります。
 その時は母に貰ったものだったのですが、繁殖期になるとぽろぽろ葉っぱが取れて、そこから新しい芽がにょきにょき出てくるのです。
 増やしたくないのなら放置するといつの間にか枯れているので大丈夫ですが、多肉は寄せ植えなんかにも最適な植物なので、ぎちぎちに寄せても平気です。

 ちなみに、サボテンなんかは、人の声を聞き分けると言われました。
 褒めて育てたサボテンと、けなして育てたサボテンは、生育に差が出るとか。
 あとは、クラシック音楽を聴かせると良いとか……。メタルじゃだめですかね?ましてや仙台貨物なんかはだめですかね?

 植物の実なんかも、食べる前に「美味しそうだね」と声をかけると、喜びの反応が出るそうです。
 食べられて喜ぶなんて、マゾなの?と思うかも知れませんが、植物って、非常に魂が清いんですよ。神性を持っているというか。キリストと一緒で、「自分が犠牲になることで誰かが助かるのなら良い」という考え方をするのが植物なんです。
 まあ、一部では、食べられないように物理的にとげがあるとか、毒を持っている、というものもありますが。

 植物は、スピリチュアル的に言うと、高位の波動を持っているのですね。
 だから、人間を含む生き物たちに対して、無償の愛を注ぐことが当たり前なのが植物という存在なのです。風水なんかで、「緑の植物を置くと運気が上がる」というのも、植物の愛の力を見抜いた末の運気アップ術なのです。

 今度は、枯らさないように頑張って育てます。
 でも、確か、名古屋で一番ある意味有名な喫茶店・マウンテンには、食用サボテンが路上で栽培してあるということも聞いたことがあります。
 サボテンって、日本の風土でも育つんですね。確か、耐寒性があまりないらしいですけど、実際に育てている写真もありますし。

 植物の力ってやっぱすごいわ。そして、それをことごとく枯らす私って……。確かに、癒やしの力よりは破壊の力を持っているらしいですけどねえ。
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侵入者兼新人

 今日、民放での「お坊さん特集」観ていたら、お墓の話になりました。
 すると、祖母がこう言ったのです。「飯時に墓の話なんて聞きたくない。チャンネル変えて」と。

 私は、「?」状態になりました。だって、墓なんて皆がどうせ辿る道でしょうに。祖母が何を怖がっているのかはわかりませんが(自分の行く末なのか、単に墓=お化け的なものなのか)、知っておいて損はないでしょう。
 私が無視していると、祖母は仕方なく一緒にテレビを観ました。

 でも、私は、「肝試し」は好きではありません。
 なんか、死者への冒涜というか、わざわざ心霊スポットに出向く行為なんかもよくわからない思考回路です。
「何か出る」程度ならまだわかりますよ。でも、実際に「出ちゃった」らどうするんですか?昨今の日本は無宗教国家(という名の多宗教的国家ですが)。お寺や神社に「お祓い」をお願いしても、「気のせいですよ」と断られるのがオチでしょう。

 実際に「出ちゃった」話として、「洒落にならないほど怖い話」の「リアル」という話をお勧めします。
 今まで、肝試しなんかを軽く考えている人にとっては、怖い話であり、忠告でもあると思います。
 検索では、「洒落怖 リアル」で検索すれば出てきますので。

 ちなみに、この話の中で「これをすると霊が出る」という動作が出てきますが、あれは洒落怖の編集でだいぶ簡略してありますので、「げっ!偶然そういう動作してたわ!」と思っても、平気です。本来の動作は、その儀式を知っていないとまず行わないような動作なので、ご安心を。

 さて。
 スピリット界での話ですが、ちょっと厄介なことになりました。
 あっちに降りると、寝室の壁中に、私の左目から生え出た蔦が張り巡らされています。そして、その先端や途中には、牡丹の花のような、赤い花が咲いています。
 茨の姿は見えず、真理矢が私の元に付き添っています。

「……何これ?」と言うと、部屋のドア越しに、メローネが「面倒な時に来たな。どうも、館の内部に侵入者が入ったらしい」と話しかけてきます。
「侵入者?だって、私に敵意を持つ者は門番が反応するし、結界だって張ってあるし……」と返すと、「そこのところがよくわからん。だが、何者かがこの館に入ったのは間違いない。お前はそこにいろ。蔦の結界の他に、リーボールもしておけよ」と言われます。

 真理矢が、そっと私の手を取ると、「大丈夫です。姉様は僕がお守りしますし、海千山千の我々の館の住人が黙ってはいませんよ。すぐに鎮圧されます」と励まそうとしてきます。
「でも……もし、また私じゃなくて、館の住人を狙ってきたとしたら?私は皆を守れるのかな?一人だけ安全な場所にいて……」というと、「姉様。姉様は僕たちからしたら、将棋の王将、チェスのキングなのです。うかつに動いてしまうことは絶対にしないでください」と、握った手にぎゅっと力を込めます。

「……戦闘になるとしたら、私は前衛なんだけどな。……まあいいか。皆忙しそうだし、一旦現実に戻って……」と言いかけたところで、「かみな?いるの?」と扉がノックされます。
「お茶が入ったんだけど……」と言われ、思わず「今はそれどころじゃない!」と言いかけた時、私はふと、「あれ?」と直感めいたひらめきが脳を貫きました。

「サーシャ、あなたの本名は?」と私が問うと、「……」と、ドアの前の人物は黙りこくります。
 私は、静かにドアを開けました。「姉様!?何を……!」と真理矢が槍を背中から引き出した途端、私の両手には、変わった形のナイフが2丁、握られていました。

「メローネ、茨、いるんでしょ?こいつが犯人だよ」と、私は言います。サーシャの姿をしたその人物は、私が突きつけたナイフに酷く怯えた様子で、ぺたんと尻餅をつきます。
「……?サーシャ……いや、擬態能力か」とメローネがその人物を片手でローブの首元を持ち、子猫のようにつり下げます。
 茨も合流すると、私たちはその人物を取り囲みました。

「さて。どういうつもりですか?私たちの館に勝手に忍び込んで。おかげであなた、殺されるところだったんですよ?」と聞くと、「あう……」と、サーシャだったその人物は、シュウウ、と霧を出して、黒い髪の、ガリガリに痩せた、10代前半の少年の姿になります。まるでその風貌はストリートチルドレンです。……ここの町って、一応日本だよね?

「本物のサーシャは?まさか、危害を加えたりはしてないですよね?」と問うと、「し、してません。彼女は今頃、ベッドで眠っています」と答えてきました。ふむ。意志の疎通はできるみたい。
 そして、彼は「すみませんでした!!」と、その場で土下座します。
「ぼ、僕は、母親に置いて行かれたのです。だから、ここの館に入り込めば、温かい食事ができると思って……バレたらすぐに逃げるつもりだったんです。本当にすみません!!」と、少年は何度も額を床に押しつけます。

「ネグレクト(子供を放置する虐待の一種)か……」と、メローネがつぶやきます。
「でも、お金とかは置いてあるんでしょう?さすがに。それは使わなかったのですか?今の町の経済は『徳』で成り立っていますが、お金が使えないわけでもないでしょうし」と聞くと、「お、お金……?あ、そういえば、ここに……」と、少年は、ぼろぼろになった鞄から、どん、と札束を出してみせます。

「あの、これで何が買えるんでしょうか……?パン一つくらいは買えますか?」と聞いてくるので、私は「そうか……この子、お金の使い道を知らないんだ。母親は、手切れ金を置いていくだけで、母親としての務めを果たした気になった。でも、満足な教育も受けてないんだろう」と考えつきます。
 
 すると、今まで黙っていた茨が、「おし。あたしが基礎の基礎から教えてやる。もう、誰かに擬態してなりすましたり、ゴミ箱をあさって食事を手に入れることがないように。あたしはこれでも寺子屋の教師だったんだ。この子供のことはあたしに任せてくれ、かみな。どうやら、この子は敵意はないようだ。ただ、嵐が丘の温かい食事風景を見て、羨ましくなったんだろう。あたしがみっちり教育と社会生活をたたき込んでやるよ」と茨が言うと、少年は「え!?それって……ここに居て良いんですか?」と戸惑いながらも皆の表情を見回します。

「しょうがないだろう?かみな?」と茨がウィンクしてみせるので、「……私たちに敵意がないのなら、置いてもいいよ。ただし、ややこしいから、当分擬態は禁止ね。……そもそも、そんなに弱気だったら、スパイに向いてない気がするけど」と、ため息交じりに言います。

 それに、よく見ると、彼はなかなか可愛い顔をしています。薄汚れてはいて、大人に殴られたりしたのか、ぼろぼろでしたが、磨けば光るタイプだ!
「メローネも、真理矢も、いいね?」と念を押すと、二人とも仕方なさそうに武器をしまい込みます。

 こうして、また嵐が丘に、新人がやってきました。年度明けの月だし、こういうのもアリか?と思ったのですが、どうも、うちで面倒を見ることになりそうです。
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ネックレスをハンドメイド!

 ふっふふ。こっそり注文していた品が届きました。
 翡翠のビーズです!普通にブレスレットなら半連~1連で済みますが、私の場合、ゴムのブレスレットって買ってもあまり使う機会がなかったりで、今回も3連買ってネックレスに仕立て上げました。

 仕立てた、といっても、特別な技術は何も要りません。ただ、ワイヤー通して縛っただけです。
 ビーズもワイヤーもケンケンジェムズさんで購入しました。このワイヤー、ナイロンコートワイヤーといって、ステンレスの金属糸にナイロンをコーティングしてある、便利なワイヤーです。金属糸だけだと錆びますし、ナイロン製のワイヤーだけでも強度があまり強くありません。

 私も、以前はナイロン入りのミシン糸を使ってネックレスを作っていましたが、今はこのナイロンコートワイヤーを使っています。
 50mで300円くらいだったと思います。ネックレスを自作する人は、買っておいて損はないかと。

 さて、ビーズですが、今回私は、白翡翠が欲しくて、白っぽいビーズを注文していたのですが、届いたところ、微妙に緑が多いような。いや、翡翠としては、緑が入ってた方がグレード高いんですけど……できれば、全部白翡翠にしたかった。
 でも、ビーズをばらして数を109個そろえていたところ、ちゃんと白い翡翠も何個かありました。

 ネフライトの白翡翠はホータン玉と言われ、高値で取引されます。
 しかし、ジェダイトになると、白翡翠はあまり人気がないんですよね。私は、つやっつやで可愛いと思うんですけど。
 翡翠ってあの照りが良いですよね。とろ~んとした、優しい光を放つ石。すごく可愛いです。

 さて、この翡翠ですが、お値段は3連で5000円ほどでした。
 ……翡翠専門店で買うと、これが数万はします。パワストショップだと、よくインド翡翠(アベンチュリン)なんかと混ざっていたり。
 簡単な本物の翡翠の見分け方は、ライトを当てると光を通すとか、表面をよく見ると和紙模様が浮き出ているとかがあります。
 
 私のこの翡翠は、和紙模様はありました。ライトは、そんなに強い光のライトがないのでわかりませんけど。
 まあ、内傷もありますし、ビーズの穴の処理が甘かったりしているので、本物でもグレードの低い翡翠なのでしょう。だから、5000円で買えちゃったりするわけです。
 でも、翡翠専門店でも同じような翡翠を見たりすると……ねえ。「これなら、自作した方が安く付くわ」と思ってしまいます。

 私がいつも数珠風ネックレスに使うのは、8mm玉でそろえています。
 4mmとか6mmでも良いんですけど、自分にちょうど良い長さが8mm玉で作った数珠なんです。
 で、玉の数も109です。これは、本当の数珠は玉の数を108+1個、と数えるらしいので、そうしています。
 まあ、本職のお坊さんでもないので、マントラやお経は唱えたり唱えなかったりですね。不思議のメダイも付けてますし、天珠も付けてますし、宗教ごっちゃまぜです。
 良いんです。だって日本人ですもの。日本人自体がモノリスやウィスキーの蒸留釜にまで信仰する国民性ですもの。

 イスラム教徒だって、日本にいるときは「神様見てない」と言って豚を食べたり、インドの偉い教授が、牛肉のステーキを「美味しい!やっぱり肉はレアに限ります!」と食べていたりするそうですし。
 日本って、色々と治外法権なんですよ、宗教的に。まあ、そのために胡散臭い新興宗教がのさばってたりしますが。

 さて、このブログに結構頻繁に登場する「ケンケンさん」なる購入元ですが、正式名称はkenkengemsさんといいます。ネットの中でも、卸値に近いお値段でビーズを取り扱っている大手サイトさんで、なんと土日祝日も営業しています。
 そこら辺のビーズショップよりも安く、しかも早く手に入るので(ただし、決済後のキャンセルはできません)、私も愛用しています。
 高い石は、半連とか1/4連とかになってしまいますが、1連は大体40~50個のビーズと考えて構いません。
 ビーズが余るように、大目に連ねてあるので、気に入らないビーズはどんどん取り替えながらアクセサリーを組んでいって平気です。

 私が見た限りでは、安いパワーストーンショップでブレスレットで3000円ぐらいの石が、ケンケンさんでは1連1500円とかで売られています。品質は届いてみないとわかりませんが、私が利用してきた限りでは、悪くはないと思います。

 ということで、久しぶりにハンドメイドの話でした。
 皆様も、たまにはコツコツ細かい作業をして、頭を空っぽにするのも良いのではないでしょうか?あまり考えすぎは良くないですよ-。
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念願の時計塔、完成!と、昔したストレンジフルーツ未遂体験

 皆さんは、「サクラソウ」という花をご存じでしょうか?
「当然だよ」という人もいれば、「何それ?」と言う人もいるでしょう。たとえば、東北生まれの母は、関東に来たときに初めて「シラサギ」という白い大きな鳥を見て、「なんて綺麗な鳥だろう。珍しいのかしら?」と思っていたそうです。しかし、関東では、日常的に見られる鳥だということを知って、「なーんだ」と思ったそうで。

 さて、サクラソウですが、まさに今の季節に咲く、小さくて桜より濃いピンクの花がぽちぽちといくつも咲きます。それが、私の家では、絨毯のように庭に咲いていて、今年の桜は引きこもっていて見逃してしまったけど、サクラソウは見れたなあ、と思いました。
 ちなみにこの花、繁殖力も高いです。油断していると、種を何十も作るので、すぐに過密になってしまいます。
 うちの庭にはミントやハーブ類、そしてベリー類もあるのですが、すべて、祖母の管理下に置かれて、ちゃんと繁殖しすぎないように手入れされています。祖母は植物を育てるのが上手で、「緑の手」を持つ人です。

「緑の手」というのは、植物に活力を与える人で、逆に植物を枯らすのは「赤い手」と呼ばれるそうです。
 祖母の孫の私はその「赤い手」の持ち主で、サボテンでも多肉植物でも、何でも枯らします。これじゃあ農家継げませんね。

 さて。
 昨日、また茜さんがやってきました。

 普通に廊下を歩いていたので、「あの、ちょっと!」と捕まえます。
「なんだい?……ああ、茨。迎えに来てくれたのか」と言うので、「そうじゃなくて。一応、無害だとはわかっていますけど、館に入るときは誰かに声をかけてくださいよ」と言うと、「じゃあ、門に鍵を付けた方が良いね。ぐるっと堀で囲むって手もあるけど」と、悪びれがありません。

「……茜。ここはあんたたちの村じゃないんだから、勝手に入ってくるのは止めろよ」と、茨も注意してくれます。
「……お館のしきたりってのは難しいね。はいはい、それがここのやり方なら、今度からちゃんとしますよ」と、茜さんが降参、というように両手を挙げてみせます。
「さて。あたしと茨はこれから飲んでくるけど、あんたたちは?」と茜さんがまたもや勝手に仕切り始めるので、鬼ってこんな性格なの?と思いつつ、「鬼であるあなたたちに付き合えるほど酒飲みではないので」と断ります。真理矢は、「僕は姉様に付き従う者ですので」と返答します。

「あ、そ。まあいいや。飲めないやつに無理して飲ませる趣味はないよ。茨、麓のバーってこの時間開いてるかい?開いてなくても飲むつもりだけどね」と言うので、「はあ……あんた、まだ夕方の5時だよ?今から飲むってのかい。まあ、赤毛か姫に頼んで開けて貰うかね。真理矢、かみなを頼んだよ」と、茨は茜さんに連れられて行ってしまいます。

「……姉様、今日は何をなさるつもりで?」と真理矢が聞いてくるので、「うん。今日は、時計塔を仕上げたいんだ。ずーっとこの『嵐が丘』はクロックタワー1の館を参考にして建ててるからね。やっぱり時計塔がないとね」と言います。
 そして、色々試してみた結果、中心の尖塔に時計塔を建てることにしました。

 そうして、私は久しぶりの創造で、時計塔を内部から仕上げました。
 ちゃんと、内部でねじを巻けるようにして。時計塔から首を出したら、そのままチョンパ、なんて事件が起こらないように、首を出す穴は開けません。
 ……しかし、うちの館、2階部分は全然手を付けてないんですけど。共同浴場とサーシャとスーパーマンの部屋があるぐらい?あとは、がらんどうです。

 まあ、一階にガイドたちや精霊たちの部屋を作ってるので、あんまり2階まで作ってる余裕がないのですけど。
 後々考えよう……。

 外に出て、眺めてみると、なんか、クロックタワーっていうより、学校っぽいような……。まあいいか。
 時計を合わせて、ねじを巻くと、早速時計塔が動き出します。
 歯車ががこがこと音を立てて、時計塔が機能していることを教えてくれます。

「ふー……なんか、やったことはやり尽くした感じ……」というと、真理矢は「しかし、完成してからが勝負ですよ」と言ってきます。
 そう、人生に「完結」という文字はないのです。人間は、少なくとも私のように悟りを開かない道を選んだ人間は、いつまで経ってもこの世でぐるぐる転生を繰り返すのでしょう。
 
 そりゃあ、昔は私も、「もう嫌だ!全部終わらせて楽になりたい」と、ストレンジフルーツってたこともあります。
 ネクタイを紐代わりにして、洋服を吊っているところに結んでストレンジフルーツしていました。大抵は苦しくて途中で止めてしまうのですが、たまにベストポジションに入ると、段々頭がぼやーっとしてきて、気持ち良くなるんです。
 でも、結局は、生にしがみついて、これまで生きています。
 そのたびに私は絶望にうちひしがれ、「私は死ぬことすらできないのか。こんなに苦しいのに、まだ生きていることしかできないのか。先が見えない。明日、眠ったまま目が覚めなければいいのに」と何度思ったことか。

 でも、その時期を超えてしまうと、今度は「別にいいじゃん。住むところも食べ物もあるし、それだけで十分だよ。とりあえず、明日。いや、あと一週間は生きてみよう」と思い続けて数年経ちます。今では、良い薬の処方をしてもらい、また、当時の主治医と「もう絶対にしないって約束して」と言われたので、それは守っています。

 薬を飲んだらあら不思議。あんなにどんより曇っていた気分がすっきりとなくなって、「なーんだ、薬飲めば私、大丈夫じゃん」と思いました。
 そして今は、「あと数年は生きていたいなあ」と思うようになりました。

 不思議なものですね。あんなに死にたい死にたい思っていたのが、薬一つで嘘のようになくなりました。
 やっぱり、人間って脳で生きているんですねえ。ヘミシンクやスピリット界に降りるのも、脳波に反応があるっていいますし。
 でも、スピリット界(非物質界)に降りて、そこでシンクロする体験をしている人もいて、こればかりは脳波で計れないこともあるんですよねえ。
 不思議不思議。でも、本人が楽しいのならいいのです。悟りなんて開かなくてもいいや。浄土真宗っぽく、阿弥陀様が全部助けてくださるのなら、別にいいです。
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