2015年02月の記事 (2/3) | 魔法石の庭3rd

2015年02月の記事 (2/3)

神様には愛ですよ、愛

 昨日だったか一昨日だったか……。
 とあるノンフィクション系のテレビ番組で、イギリスで女子小学生2人が行方不明になり、その後遺体で発見された。犯人は、なんと学校の用務員!という痛ましい事件が放送されました。
 その男には余罪が何件もあり、全てが女子小学生に乱暴をはたらいたというもの。私は、母と一緒にテレビを観ていて、「こういう人は世の中に出しちゃいけないよね。そういう性癖なんだから」と言ったところ、母は「親としたら、やっぱり自分で殺してやりたいと思うんじゃないの?」と言っていました。
 
 まあ、これは別にロリコンが悪いわけじゃないです。ロリコンの中でも、LとOという区別分けがされており、Lは「ロリコンだけど、その切ない思いに胸を焦がすだけの、わきまえたロリコン。少女の悲しむ姿は見たくないので、少女は守るべき存在である」という人たちで、Oの方が「悪質なロリコン。自分の欲だけで、少女を傷つけてまでも欲を満たそうとする」そうです。

 ここまでは、まだ「外国であった事件」という話です。
 しかし、娘が行方不明中に、その父親が、「事件や行方不明者を颯爽と解決する霊能力者」という人にコンタクトを取り、麗姿をしてもらうのですが……。
 その時、霊能力者が使うのは、なんとガイドスピリットなのです!
 テレビでは詳細は言いませんでしたが、ネイティブアメリカンの男性と、20代くらいの女性のガイドを使い、それぞれ男性は「映像」を、女性は「情報」を伝えると言います。

 そこで、霊能者は、2人を現実に呼び出し、女性ガイドが「二人はもうこの世にはいない」と告げ、続いて「二人の遺体は、ここから離れた森の、くぼみのような場所にある」と、具体的な情報を伝えます。
 そして、男性ガイドが、犯人の車を映像で見せて、ナンバーや車種などを霊能者に見せました。

 後から犯人がつかまった時、それらの特徴がぴったりと一致していたというから驚きです。
 さすがオカルト大国イギリス……ガイドをそんな風に使っている人がいるとは。
 ちなみにその人、年間100件の事件事故を解決する凄腕霊能者だそうです。

 うーん、是非、非物質界で会ってみたい人です。そういう人が放っている力とかはどれほどのものなんだろう?と。フォーカス100ぐらいまでは行けてそうですね。
 私は、フォーカス75までは行けるそうですが、それも無理矢理壁を突き破る感じで、霊体にもダメージが行きます。なので、あんまり進んで行ったりはしません。

 以前、ちょっと興味本位で覗いてこようかと思ったところ、羽根は千切れるわ、腕は折れるわで大ダメージを負いました。で、これ、後で過去ログを読み返したら、しんじゅ☆♪さんがフォーカス100に行った時と同じような感じだったんですよねえ。
 現実の体は、その後しばらくだるくて、鬱の時と同じような状態に。起きるに起き上がれず、やっとトイレにそこかしこに体をぶつけながら行く始末。もうやりません。

 神様に会うときは、向こうが引っ張ってくれるので、なんともありませんが。でも、若干だるさは残るかな……?というと、私が安全に行き来できるフォーカスレベルっていくつぐらいなんでしょうね?

 そうそう、スピリチュアル的に言うと、今日は、久しぶりにメダイを付けました。
 色んな石と天珠の組み合わせを試してみたものの、しっくり行かず……思い切って、メダイなら宗教モチーフでケンカするかもしれないけど、拝む物は全部同じ神様だもんね!と思って付けてみたら、なんともなかったです。
 可もなく不可もない感じ。

 で、話はこれからなんですけど、メダイに関するページを色々見ていて、「メダイはマリア様への『マリア様好き!』という気持ちさえあればどの宗教でも付けて良い」と書かれていて、「ほう。なるほど。じゃあ、私も『マリア様ラブ~』という気持ちでいればいいんでしょうな?」と思って、半信半疑で「マリア様大好きです!」と思いつつも「無原罪の聖母マリア、あなたを頼る我らのために祈りたまえ」と祈ったところ、胸の辺りにキラキラした金色の四角いものが浮かんでいるイメージが出てきました。

「なんだこれ?」と思っていると、それがヒューン、ドン!と、私の体に体当たりしてきて、胸の辺りからじゅわ~っとそのキューブが体の中に入ってくるイメージが。
 で、それが昨日の夜のことで、そこから「なんだったんだろう?」と思いつつ眠って、起きたのはなんと今日の夕方!一日の2/3を寝て過ごしてしまいました。しかも、夢も見ません。

 で、この過眠の時って、私がメンタル的にも肉体的にも何かに合わせようとしている時に起こるんですよね。
 たとえば、ネックレスの石を組み替えたり。
 それだけで、過眠が起きます。で、過眠の時と、陰性症状の時の見分け方っていうのは、それだけ寝て、夜もちゃんと眠れる、ということで見分けられることに気づきました。

 陰性症状の時は、昼夜逆転します。朝方寝て、夜起きる、という感じに。
 しかし、メンタル的に何か起きて過眠している場合は、夜もすやすや眠れます。まあ、眠剤は毎日飲んでいますが、そんなに強い眠剤でもないので……。

「眠る」という行為は、もしかしてスピリチュアル的に何か重要な意味があるのかもしれませんね。

 メダイもそうですけど、キリスト系って、何か起きるのが早くて、しかも目に見える効果があるような気がします。
 仏教はどっちかというとじわじわ効いてくる感じで、神道は何も前触れなく願いを叶えてくれる感じ。
 まあ、仏教は「宗教」というより「哲学」的な教えなんですけどね……。でも、地蔵信仰とか阿弥陀信仰とかあるので、一応宗教かな。

 私としては、宗教モチーフのものは確かにいわれを調べたりはしますが、「ふーむ、そうなのか」で終わってしまいます。
 別に、宗教モチーフのものを異なる宗教の信者が身につけたぐらいで、怒る神はいないと思うんですよね。神様って、違う宗教の神も友達みたいに思ってると勝手に想像していますし。
 
 天珠はチベット密教=同じ仏教じゃん! であり、メダイはキリスト教=でも「どの宗教の人が身につけても良い」って公式に言われてるし! というすごいどんぶり勘定で考えてるんですけど。宗教って、それぐらい適当でもいいんじゃないでしょうかね?

 というわけで、私のメダイの奇跡は、「なんか光る四角いものが体の中に入ってきた」ということになりましょうか。
 ……何を象徴しているのかよくわかりませんね。でも、これからも「マリア様ラブ~v」は忘れないでいきたいと思いますよ。

 神様は、ラブに飢えています。なので、人間のラブが沢山欲しいので頑張って人間のために働くのです。
 皆様、どの宗教でもいいので、「神様ラブ」を忘れずに。
 ……でも、キリストは私の場合、出てきてくれないんですよね~。マリア様は、ご絵の出現に会ったり、夢の中で花を摘む姿を見せてくれたりしているのですが。私の場合、マリア様の方がキリストより合わせやすいのかな。
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女教皇は『理性』のガイド

 また、「夏休みの宿題全然やってない」夢を見ました。
 教室には、何故か学生ではなく大人ばかり。おそらく、何らかの専門学校のようです。
 で、次に、私と仲が良い(という設定の知らない人)人が、「ほら、明日宿題の提出日でしょ~?」と。

 後から考えると、登校日の明日が提出日なわけはないですし、その内容もぶっ飛んでいて、「ゆで卵に関する替え歌を作ってくる」というものでした。
 ……なにそれ。

 でも、夢の中の私はそりゃあ焦りました。「え!?そんな課題出てたの?てか、普通の日記とかドリルの課題もやってない!今、8月29日なのに……ああ、日記はブログのを印刷しちゃえばいいか……」とか、日記だけ現実世界と繋がったことを考えていました。
 さらに、別の友人が言います。「当日は、ゆで卵食べながら替え歌歌うんだよ。だから、ゆで卵持参。生じゃだめだって」
 食べながら!?
「ジュリー(沢田研二のことですよ、若い方)はこの課題、一発クリアだって」
 え!?ジュリーやったの!?

 とか、本当に、馬鹿らしい内容でしたが、夢の中の私はすっかり信じ込んで、「どうしよう、そんなの明日提出って無理に決まってるじゃん……てか、29日なのに宿題全然終わってないし……最悪、替え歌は『忘れました~』ってことで明日は学校に行かないとか……」と考えていました。

 目覚めて、「あー、よかった」となる夢は、こういう夢です。他の、もっと重要な悪夢を見る人には申し訳ないのですが、私の「あー夢で良かった」はこの程度です。すげえ馬鹿馬鹿しい。
 多分、書類をまだ役所に提出していないのが、こういう夢を見せたんだと思いますが。そう、まだ提出してないんですよ。アホか。

 さて、スピリット界のことですが。
 女教皇と久しぶりにお茶しました。そして、叱られてきました。

「あなたたちねえ。サーシャに限らず、他のガイドでも、いちゃいちゃしてるところ見せないでよ」と、紅茶が置かれると、ちくりと刺してきます。
「……いや。面目ない」と私が冷や汗をかきながら返事をすると、「大変、恥ずかしく思っています」と私の斜め後ろに立っている真理矢が頭を下げます。

 サーシャには、あの後、ちゃんと謝りましたが、「うんうん、しょうがないよね!じゃあ、あたしはこれで!」と逃げられてしまいました。
 今も、サーシャは一応お茶を出してはくれたものの、逃げたそうにしています。

「サーシャは確かに100年はこの世界を見ているけれど……だからといってあからさまに性行為を見せるのは良くないわよ?人間の子供にだって、親の性行為を見せるのは虐待に入るし」と、女教皇はため息をついて紅茶のカップを揺らします。

「気をつけます……」と私が言うと、サーシャが「わ、私が悪いのよ。ノックもしなかったし。……次からはノックして返事が返ってきてからドアを開けるわ」と言ってくれます。
 女教皇は、「へえ?」と方眉を上げました。

「かみな、ずいぶん懐かせたみたいじゃないの。まったく、友人として忠告してるんだけど、そのうち私もあなたのこと好きになったらどうするの?」と女教皇が言うので、「あはは、それはないですね。女教皇は、私の『理性』の部分のガイドなんでしょ?確かに、恋と理性は共存することはできますが、それを上手くやっている人は少ないです。恋とは、頭が薬漬けでラリパッパしてる状態ですしね。それに、あなたは夫のいる人間を好きになったりはしません」と笑い飛ばしました。

「あら。じゃあ、夫の方にちょっかいかけてみようかしら」と言うので、嘘だとはわかっていても「やめてください」としか言えません。
 女教皇、美人ですしね……。ニートで引きこもりという、私の悪いところを体現化しているガイドですが、本気になってメローネなり真理矢なりにアタックかけられたら、それこそ修羅場ですよ。

「……冗談よ。私は、あなたの言うとおり、夫や妻のいる存在には手を出さないわ。そんなことしても何の意味もないもの」と言うと、真理矢が後ろでぎゅっと手を握りしめるのがわかりました。……真理矢は手を出しちゃったわけだしねえ。
「ふふ、ガイドというのは、導く人間のどこを強化するかっていうのはわかったようね。あなたの言うとおり、私は『理性』のガイド。私といまいち会いにくい、いつも怒られる、と思ってあなたが私を避けているのはわかるわ。そう、あなたは『理性』を避けているのよ」と言われ、「そんなことないです……。私は、女教皇と会うのも楽しみです……。ただ、私が『理性』を必要としていないと、なかなか会う機会がないだけで」と私はもじもじと言います。

「そうね。まあ、スピリット界でハメを外すぐらいは許してあげましょうか。現実では、あなたは理性を一番に考えているわけだし」と、女教皇は紅茶に口を付けます。
「はあ……。理性を考えてますかねえ?」と聞くと、「ええ。でも、現実世界では、重婚もなしだし、夫をないがしろにして愛人に夢中になるなんてことしたら非難の種だから、スピリット界であれやこれやするのは別に良いんだけど。現実にそれを持ち込まない限りは」と言われます。

「つまり、スピリット界での恋愛は自由だと?」と聞くと、「そうね。でも、何度も言うけれど、それを現実に持ち込まないことよ?現実では許されないことなんですからね?」と言い含められます。
「あはは、私、現実では全然モテないですよ?」と頬を掻くと、「人間、いつモテ期が来るのかわからないわ。……まあ、モテ期で出会った人が運命の人というわけでもないけどね」と言われ、「は、その通りです……けど」と私はごにょごにょ言いました。

「はあ……でも、メローネがいて、真理矢もいて、これ以上何かを望んだら、バチが当たるきがしますね。贅沢すぎだって」と言うと、「あら、おかしなことを言うのね。バチを当てるなんて、どこの神がするっていうの。現に、あなたはこれからもっと険しい道を歩むしかないのだから、何かを願ったぐらいでバチを当てる神なんていないと思うわ」と、聞き捨てならないことを言われます。
「険しいって……そうなんですか?」と聞くと、「だって、就職するにも職歴なしで学歴もないじゃない。どこに就職できるっていうの?受かるのはせいぜい、アルバイトとかパートくらいなものよ。これから両親も老いていくしかなくなるわ。弟さんとは仲が悪いし、援助を受けることもできない。まさに修羅の道よ」と言われ、「修羅の道……」と反芻します。

「でも、どんなに光が見えない道でも、諦めてはだめ。早とちりしなくても、『死』は誰にでも平等に訪れるのよ。大丈夫。アルバイトだってパートだって、あなたはあと30年はやっていけるじゃないの。だから、早く手帳を取ることね。手帳があれば、『障害者雇用』が利用できるわ。障害者なら、施設で働いていたこの5年間も働いていたことに含められるもの。いくらでも抜け道というのはあるのよ。あなたは『可能性』だけを信じて」
 そう言われ、女教皇はがたっと席を立ち、私の方へやってくると、ぽんぽん、と頭に触れます。
「いい?人間は、金と、愛でしか動かないの。金なき愛は無力。でも、愛なき金もまた無力なのよ。愛と金は、釣り合っていなくてはならない。それを忘れないで」
 
 女教皇は、その無表情な顔に、少しだけ笑みを浮かべていました。愛と金。それは、確かに真理なのでしょう。
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真理矢の女性経験

 昨晩、龍眼天珠を組み直してたら……革紐に通らなくなりました。
 照明に透かして見たら、多分、穴あけの時に内部に段差ができてる?みたいな。レースピンでごりごりやってみましたが、あまり効果はないような。
 ……リューターほしいな。でも、部屋にリューターが転がってる女子(30代で女子言うな)の部屋ってもう……なんか末期じゃない?ただでさえマリアナ海溝並みに低いパラメーターの女子力が、更に低くなりませんか?

 あ、革紐は、もう片方のへたってない方から通したら通りました。ということは、革紐自体がへたってたのでしょうか?革って、使い込むほどに味が出るっていうじゃないですか。あれは嘘?

 で、メローネとラブラブして女子力分けてもらおうと、寝室に向かおうとしたところ、ぐいっと後ろから真理矢に体を引かれます。
「姉様、女子力のことなら、この真理矢にお任せください」
 そう言って不敵に笑うので、「え、でも、真理矢ってどっちかっていうと女子力の正反対のような……」と反論しつつも、応接間に新しく設けた真理矢用の部屋への入り口を彼女は開けます。
「え?なんでドア開けるの?それと女子力とどう関係が……?」と言うと、「はい、こういうことです」と、真理矢は私を横抱き……いわゆる「お姫様だっこ」します。

「どうです?女子力は上がっている気はしますか?」と言われ、「う、うん?」と、微妙に疑問系の返事をします。
「姉様、女子力というものは、いかに男性へのアピールができるか……つまり、男性……僕は女ですが、まあ、付き合っている相手にどう扱われるか、も女子力になるのですよ」
 そう言いながら、真理矢はずんずんと私を抱きかかえながら自分の部屋に入り、後ろ足でドアを閉めます。
 
「意中の相手以外にモテても迷惑でしかないように、女子力というのは、限られた相手に発揮するものでも良いのです。確かに、より多くの異性にアピールできる場では有効でしょう。しかし、ちやほやされるだけで満足するならともかく、ちゃんと付き合う相手を選ぶ場合には、それが邪魔になることがあります。そうなってからでは遅いのです」
 そう言いながら、真理矢は私を天蓋付きのベッドに横たえました。

「……ふふ。姉様は、十分に女子力は高いと思いますよ?僕をこうして惑わす罪な人。僕はあなたの騎士にでもメイドにでも、お好きなようになります。もし、『手を触れるな』と言われれば、何年でも姉様に触れずにいられます。それは、式神としてだけではないのですよ?」
 真理矢は、そんな禁欲的な言葉とは裏腹に、私の体の上に上半身を投げ出し、下半身はベッドの側の椅子に預けています。そして、ゆっくりとその口が弧を描き、「不敵な笑み」の形になります。

「うっわ、真理矢、今のあなた、ちょっと敵役みたいになってるよ」と指摘すると、「失礼な。……でもまあ、それも悪くないですね。何も知らないお嬢様を襲う、ただの妖怪、ですからね」と言って、本格的に私を組み敷くようにベッドに上がり、にやっと笑います。
「……真理矢ってさ、他の男性でも女性でも、そういう経験あるの?」と何気なく聞いたところ、彼女はぴたっと手を止めます。

「……僕は、女性としか経験はありません。それも、こっちが男だと嘘をついて、娼婦を買ったりしていました。今思えば、養父に乱暴されかけたトラウマだけではなく、僕にそういった性癖が元々あったのでしょうね。買った娼婦も、最初は戸惑いながらも、『お金をちゃんと払ってくれるのなら』と応じる方が多かったですよ。……しかし、その娼婦に『今度は仕事外で会ってほしい』と言われるのは計算外ですが」と、真理矢は本当に率直に話してくれます。
「ふうん……」と、私はうなり、「ふうん」と、また息を吐き出します。

「あ、あれ?姉様、もしかして、妬いてます?僕に妬いてます?」と、真理矢は何故か嬉しそうです。
「男性経験があったら、もっと妬いてたかもしれないけどね」と、私はそっぽを向きます。「ふふ、姉様」と、真理矢はちゅっと私の首筋にキスしてきました。

「あ、跡付けるのなしね」と言いましたが、「何故です?今更じゃないですか」と返されます。そりゃあ今更なんだろうけど、一応。

 そうして、私の上半身をはだけさせると、完全には脱がさずに、行為を進めようとします。
「あ、ちょっと。服……シワになるから……それと、汚れる……」と言うものの、「大丈夫、ここはスピリチュアル界ですよ。シワなんて気にしないでください。それに、汚れたら洗えば良いんですから」と真理矢は、今日は服を脱がそうとしません。

 しかし、その時……。

「かみなーお茶が入ったわ……きゃあああああ!」と、仰向けで横になっているのでわかりませんが、サーシャらしき声がしました。
「わああああああ!」と、私は真理矢を突き飛ばし、毛布で体を包みます。
 結構な力で突き飛ばしてしまったのか、真理矢は一瞬宙に浮き、ベッドの私の横にぼすんと着地します。

「くそ。邪魔が入った」と、真理矢が舌打ちしますが、私はもう、「サーシャに見られた……サーシャに見られた……」としか思えません。
「お、お大事に(?)!?」とサーシャがぱたぱたと走って行きます。
「あ、サーシャ、ワゴン忘れてる!サーシャ-!?」と声を掛けると、ものすごい勢いでサーシャが戻ってきて、ワゴンをつかみ、「お邪魔しました!」と今度は光景に合った言葉をかけます。

「……さ、姉様、続きを……」と、何事もなかったかのように真理矢がにじり寄ってくるので、「もうそういう気は失せました!」と私は服を直します。
「えー……」と不満そうに真理矢が言うので、「子供の教育に悪いものは見せられません!」と私はボタンを留め、ばさっと毛布をはねのけます。

「……だから、こういうことは、もっと夜更けてから……ね?」と私はまんざらでもないように言うと、「や、約束ですよ!」と真理矢がぴん、と背中を伸ばします。

 あ、続きはちゃんと、寝る前にしました。えへへ。「それを詳しく描写しろ!こっちはチンコ握って待ってんだよ!」という方は、xbideoでもdmmでもお好きなアダルトサイトに飛んでくださいね。チンコだいじに。
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姫様のお料理談義

 久しぶりにアルテミスに行ってきました。

 バスができたからか、お客さんの数がいつもより多いような……。
 ちなみに、アルテミスは今、バーというより小料理屋みたいになっています。姫様が料理してくれてますしね。

 内装は、モノトーンのシックな感じ。「お客様が落ち着ける」雰囲気作りを目指しています。

「やや、かみなじゃん。久しぶりー10年くらいぶり?」と赤毛が言うので、「んなわけないでしょ。一週間とかそこらじゃないの?」と、答えます。
「さてさて」と、赤毛が両手を差し出すので、私は「ああ」と言って、ポケットからねろねろになったチロルチョコを渡します。
「ちょっと!バレンタインぐらいもっと良いもの持ってきてもいいじゃん!」と赤毛がわめくので、「だって、メローネにも真理矢にも渡してないんだよ?少しはありがたくいただけや」と言って私は赤毛に「バレンタインならさ、モーツァルト出してよ。あ、真理矢にもね」と注文します。

「モーツァルト……ですか?」と真理矢が首をかしげるので、「ああ、ココアのお酒でね。これを牛乳で割ると、これまた美味しくてね……。他にも、『モーツァルトの午後』っていうカクテルもあったりするんだけど」と説明。
「モーツァルトねえ……在庫残ってたかな?」と赤毛が首をひねります。「なに?在庫切れ?」と聞くと、「うーん……ほら、バレンタインだったでしょ?だから、結構出ちゃってたんだよね。んーと、倉庫探してくるわ」と、赤毛が一時離脱します。

「バレンタイン、忙しかったんですね?」と、私は、赤毛と入れ替わりに出てきた姫様に声を掛けます。
「ええ……といっても、ほとんど赤毛さん目当てのお客さんだったんですけどね。バレンタインだけは、『プレゼントは一日一人だけ』という制限を解除していましたので、赤毛さんにチョコレートを渡す女性が多くて……ほら、赤毛さん、美男子ですからね。話もうまいですし、女性ファン多いんですよ」と姫様が苦笑します。
「……?姫様、何か迷惑被ってたりします?」と聞くと、「えーと、2人でバーをやってますと、『あんた、赤毛様の何?』とケンカ腰に聞かれることもありますね。『ただの同僚です』と言っても引き下がらない人もいたり……。そういうときは、赤毛さんが上手く剥がしてくれるのですが」とか。
 うーん、モテ男の側にいる人ってのもなかなか大変ですね。

「あったあった。モーツァルト……って、何話してたの?」と赤毛が戻ってきたので、「いやまあ、あんたの悪口とか」と言うと、「人がいないときに悪口言わないでよね!……まあ、目の前で言われるのも嫌だけどさ。でもまあ、これだけ美しく、賢い赤毛さんなら、一般ピープルにとっては確かに妬ましいのかもしれないけど」と言うので、「良かった、いつもの赤毛だ」と私は思います。

「で、何だっけ?モーツァルトミルクでいいの?」と聞かれるので、「うん、お願い」と答えると、早速赤毛が作り始めます。
 そして、黙ってカクテルを作る赤毛を見ていると……び、美人じゃん!赤く、長い髪が照明に透けて、伏せたまつげは長く、ともすれば女性じみたような容貌も美しく……。

「赤毛!あんた、喋らないでずっとカクテル作ってなさいよ!そっちの方がファン増えるから!カクテル作ってる時だけの赤毛ならくっそ美しいから!」と言うと、「……それって、私の存在意義を半分ぐらい否定されてるよね?」と返ってきます。「うるさい。あんたの存在意義なんて鼻息みたいなもんでしょ。黙ってりゃ美形なんだから、黙ってなさいよ」と、いつものやりとりをします。

「……姉様と赤毛さんのやりとり、飽きないんですかね……」と真理矢がため息混じりに言うので、姫様が「本人同士はそれが挨拶みたいなものなんですよ」と笑いながら言います。

「ああ、ふざけてたらお腹すいちゃった。姫様、甘い物はもう貰ってるから……何か塩気のあるものお願いします」と私が、赤毛とのやりとりを終えて再びどっかと椅子に腰掛けると、「では、ヤツガシラとタケノコの煮物なんかはいかがですか?」と聞くので、「ああ、何でも良いです。姫様の料理は美味しいですから」と答えます。

 少し間があって、「どうぞ」と、姫様が美しい手の動きで煮物をサーブしてきます。
「ヤツガシラって、要するに里芋ですよね?」と聞くと、「ええ。でも、普通の里芋と違って、塊で採れるんですよ」とか。
 煮物の器をのぞき込むと、里芋とタケノコの他に、コンニャク、ニンジン、ゴボウなどが入っています。

「煮物って作るの大変そうですねえ……」と口の中にコンニャクを放り込んで言うと、「慣れてしまえばなんでも簡単ですよ。確かに、煮物は日本料理の中でも『料理人の腕がわかる』と言われていますが、基本中の基本……たとえば、下ごしらえとか、味見はちゃんとする、とかを手を抜かなければ大丈夫です。かみなも、現実に戻ったらたまには何か作ってみたらどうです?」と言われるので、「いや、私は袋麺くらいしか作れませんから……」と返します。

「うふふ。料理、って改められると作れないものですよ。ただ、自分の食べたい物とか、料理サイトで美味しそうだと思ったものを作ってみるとか、だと、敷居は低くなります。かみなだって、ルームシェア時代は料理していたではありませんか」と言われるので、「あれは、適当に葉物野菜とケチャップとコンソメ入れて、なんちゃってスープ作ったり、チャーハンに納豆入れたりしただけですよ……」と言うと、「それでいいんです。料理は、手間をかければ良いという物でもないんですよ。……私のように、お客様に料理を提供する……そうですね、プロ、という立場ならばそれは手間をかけた料理を作るのは当たり前ですが、普通に生きていくのならば、卵かけご飯とか、お総菜とかを買ってきてそのまま、というのも良いんですよ」と諭されます。

「そういえば、日清の創業者の安藤百福は、毎日インスタント麺食べていて、最後は老衰でしたね」と言うと、姫様はくすくす笑って、「ええ。だから、本当は『体に悪い物』なんてないんです。確かに、『自分の体に合わない食べ物』……かみなの場合は、パイナップルとキウイが喉を痛めるので嫌だって言ってますけど、そういうもの以外は体に悪い物なんてないんです。要するに、『何を、どうバランスを取って食事をするか』なんですよ?」と言います。
「はあ……つまり、一日に一食ぐらいインスタントでも構わないと」と答えると、「そうです。最終的に帳尻が合えばいいんですよ。『インスタントが体に悪い』のではなく、『インスタントばかり食べていると体に悪い』のです。インスタントフードを食べたら、次の食事はちゃんと野菜を取るとか。それと、お肉もちゃんと食べなければいけません。豚肉にはビタミン含め、脳の栄養となるアミノ酸が含まれていますし、牛肉はそれこそアミノ酸が豊富で、一説によると『鬱には牛肉』と言われているそうですよ」と、珍しく姫様は饒舌です。

「……姫様、調理師免許とか取れそうですね」と言うと、「そ、そうですか?」と姫様はちょっと固まります。
「まあ、そうですよね。考えてみたら、今の私の体を作っているのって、毎日の食事ですしね。もっと食事に気を遣っても良いかもしれません」と私が言うと、「現実でも、私が干渉できたら、お料理作ってあげられるのですけど……」と、真理矢と同じ事を言います。あんたたち、私をどれだけダメな人間にするつもりなの!
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夜の光が街を染めてく

 最近、「90年代V系バンド」ブームが私の中に到来していてですね。
 色々聴いてます。Xから仙台貨物(V系なのか?)まで。でも、最近のV系のことは全然わかりません。一番最近聴いたのは、ムックの「大嫌い」とかですから。
 
 Xはですね、確かTOSHIが宗教にはまって(というか、元妻に洗脳されて)上手くいかなくなったとか聞いてます。それを、一番引き留めていたのがHIDEちゃんだそうで。……本当に、神様は優しい人から連れて行ってしまいますね。
 後は、布袋から繋がってcomplexとか聴いて、私はV系からどこまで行くつもりだろう?とか思ってしまいまして。そういえば、メローネと恋仲になったばかりの頃はGLAYばっか聴いてたなー……とか。
 
 で、今、私が聴いていてきゅーんとなっているのは、la'crymaです。聴いていると、すごく心が切なくなります。そして、ラブで満たされていきます。
 それもこれも、ヴォーカルのtakaが「本当に人を好きになった」という人の為に書いたと言われる曲が、特にきゅんきゅん来ます。
 with-youとか未来航路とかですね。いやー、ホント、この2曲は外れないですよ。
 今、恋をしてる人は、動画サイトでも動画上がっているので、聴いてみてはいかがでしょうか?って、こういうふうに書いたら、「ジャスラックですが……」って来たりしないよね?よね?「気に入ったらCD買ってください」とか書いておけばジャスラック来ないんだろうか。

 私としては、with-youが真理矢との恋愛で、未来航路がメローネとの恋愛っぽいと考えています。
 特に、with-youの「もう君なしじゃ生きられない」とか、すっごくストレートだけどその通りだよ!という曲ですよ。

 と、いうことで、ちょっと調査してみました。
「真理矢とメローネに、『もうあなたなしじゃ生きられない』と言ってみたらどうなるのか?」
 いや、好奇心と、たまには自分の心を伝えてみようかと。バレンタインですしね。(これ書いてる間は15日になってますが)

 まずは、とん、とつま先でスピリット界の応接間に降り立ちます。
 きょろきょろして「真理矢?」と呼ぶと、「はい、ここに」と何故か後ろから声を掛けられます。
「……なんか、式神っていうより、真理矢って忍者っぽくなってるような……」とつぶやくと、「しかし、忍者も式神も、主君に仕えるという意味では同じです」と答えてきました。

「それに、僕は従者であり、姉様をお守りするのです。姉様の死角である背後に気を配っていなければなりません」とか。
「ホント、真理矢って、私に忠実なのか単に馬鹿真面目なのかわからないよね」と言うと、「……それに、姉様は僕の大事な人ですし」と、お、これ良い雰囲気なんじゃないの?と思う空気になります。

「真理矢、もうあなたなしでは私は生きられない」
 そう告げると、真理矢は一瞬目をぱちくりさせて、「はあ」と気の抜けた返事をします。
「……何だよ!人がめっちゃ頑張って言ったのに!」と逆ギレすると、「しかし、姉様が僕なしでは生きられない人なのはわかっていますし……本当なら、現実である物質界に介入して、掃除とか食事のお世話ができれば良いのですが」と言うので、「あんた、どこまで人を甘やかせば気が済むの!私、もっとダメになるじゃないの!」とぷんすか怒ってみせます。

「……ダメになって良いですよ。むしろ、僕がいなければ何もできない方がもっと良いです」と、真理矢がすうっとうつむいたので、「べ、別に真理矢に文句があるわけじゃなくて……ただ、ちゃんと素直な気持ちを伝えたいと思っただけで……」と、私は、真理矢が気を悪くしたのではないかと、必死に言い訳を考えます。
 しかし、次の瞬間、私は真理矢に抱き取られていました。
「何度も言っている通り、僕は、女です。どんなに僕自身がそれを望まないとしても、僕が姉様と同性であることには違いありません。だけど、姉様がそうおっしゃるのなら。僕を必要としてくれるのなら。僕は、自分が女でも良かったと思えるのです」
 
 真理矢は、そう言って、私の後ろ頭を抱えるようにして、触れるだけのキスをしてきました。
「ふふ。僕も、姉様なしでは生きられません。一緒ですね」そう言うと、真理矢は急にぱっと離れると、「では、僕はこれで下がります」と言います。「え?」と私がきょとんとしていると、「忘れたのですか?僕は、現実世界でも姉様の元にいるのですよ。姉様が思っていることぐらいわかります。大丈夫ですよ、僕はちゃんと良い子にしていますから」と、言います。
 ……びっくりさせようと思ったら、私の行動なんて全てわかっているようです。

 私は、「ありがとう。ごめんね」と言って、真理矢に背を向けます。そして、メローネのいる寝室のドアを開けました。

「メローネ……」と言いかけたところで、私は言葉を失いました。
 ……こいつ、寝てやがる。私が、せっかく、真理矢への罪悪感を背負ってわざわざ出向いてやったってのに、寝てやがる。
 いや、メローネに落ち度はないのですが、私はすっかりイラッときていました。

 そこで、「かみなへの声が小さいなう!(ラクリマのライブでは、takaがこう言うらしい)」と叫んで、私用の枕をメローネに投げつけます。
「……相変わらず唐突だな」と、メローネがむくりと長身を起こしたところで、「言っておくけどねえ、世間じゃバレンタインなんだよ!恋人同士はそりゃもう、『チョコより甘い君が欲しい』『やだもう』とかいう受け答えをしてる頃なんだよ!ちょっとぐらい甘い雰囲気作ったっていいじゃん!てか、ガイドなのに寝るなよ!」と、まるで子供の地団駄のようなことをわめきます。

「ガイドも寝るぞ?」と言うので、「知ってるよ」と答えます。
「この早さなら言える!もうメローネなしじゃ生きられない!」と、どさくさに紛れて告白すると、メローネは一瞬目を見開きましたが、「知ってる」と何でもないように返してきます。
「ひ、人がコクったのに、『知ってる』とか……それだけとか……」とわなわなしていると、メローネはふっと笑ってみせて、私の腕をぐいっと引き、自分の隣に着地させます。

「――今度からは、告白するつもりなら、ちゃんと自分の言葉で言うんだな」そう言って、無様に顔面から着地して、ベッドの上とはいえちょっとダメージ受けている私の顔をぐいっと引き寄せて、ちゅっとキスします。
「……そういえば、私、メローネから愛の言葉もらったことない」と、さらに口づけようとするメローネを押し返して、私はすねてみせます。
「婚約者なのに。3月に私たち結婚するのに」と毛布にくるまって、ぷいっとそっぽを向きます。

「なんだ、そんなことか」と言われるので、「そんなことって、結構これ、大事なんじゃないの?確かにプロポーズはされたけどさ」と言うと、「結婚したらいくらでも言ってやる。それも、嫌というほどにな」と、ちょっと嫌な予感がすることを言ってきます。
「むう……わかった。じゃあそれで譲歩するよ」と言って、私は毛布にくるまると……「すう」と寝落ちしました。
「おい、お前が寝るなと言っただろ」とメローネが騒いでいますが、知ったこっちゃありません。

 バレンタインデー……ということで、特に甘い展開にはなりませんでした。バレンタインなんてなかった。
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金は命よりも重い

「バレンタインだから、お父さんに何か買ってあげて」と、母から1000円貰いました。
 家ではすっごく大人しくて、「うん」「ううん」「ふふん」しか言わない父ですが、母には「かみなに買って貰ったんだよ」と自慢するそうです。お父さん……。

 そこで、やっぱ私からあげるプレゼントと言ったらチョコレートより石かな?と思って、石屋さんに行ってきました。
 しかし!そこは石屋の魔力、父にあげる携帯ストラップとは別に、自分でも「おお、これは!」と思った指輪を買ってきてしまいました。2000円くらいなんですけどね。
 
 父にあげるのは、オニキスをメインとした、中国で一番位の高い龍と言われている、五本爪の龍が彫られているストラップです。これ、800円ぐらいでした。タイガーアイも、脇石に付いていて、金運アップも見込めるかな?
 オニキスって、男性には人気らしいですね。女性はピンク系の石って感じですけど。なんでも、gacktが付けていて、人気が出たとか。
 確か、風水的には、龍のモチーフのものを持つときは、同時に虎のものを持つと、竜虎がにらみ合うので、どちらかが過剰に暴走するのを防ぐそうです。

 さて、私の指輪ですが、スモーキークォーツです。
 以前、このブログで出会った友人から「ルチル・タイガーアイ・スモーキーを同時に持つと金運効果がすごい」と聞いたので、欲しいなーと思っていました。
 
 スモーキークォーツの効能と言ったら、何と言っても「グラウンディング」です。
 スピリチュアル的にはよく「グラウンディング」と言われていますが、要はふわふわして一所に落ち着かない状態を、ずっしりと腰を据えて落ち着かせてくれる状態にするのです。
 確か、友人は「ブレスレットで組むと良い」と言っていたのですが、私、ブレスレットってあまり付けないんですよね……。指輪ばかりで。腕には、翡翠のバングルがはまっているので、ジャラジャラさせるのがちょっと嫌なんですよ。右に付けると邪魔ですし。

 で、首装備をヴァジュラを外して、ルチルの勾玉に。ルチルの財運って、右から左へ流す運……つまり、貯まらないけど特に困りもしないという感じの財運なんですけどね。そういえば、うちの父も、占いが趣味の上司の奥さんに手相を見てもらったら、「小金持ちの線ですね。そんなに大金持ちにもならないけど、お金に困ることもないでしょう」だそうで。
 さらに、母は、「結婚してなかったら億万長者」と占い師から言われたそうです。母は、中学を出てすぐに看護学校に通って、すぐ看護師になったので、お金はあったそうです。
 下の妹二人を大学まで出したのは、母が援助していたからだそうで。「毎日忙しくて、使う暇なかったからねー」と母は言っていました。

 まあ、そんなこんなで、今、ルチルの勾玉とタイガーアイとスモーキーの指輪を付けました。
 お金、大好きです!もっとお金欲しいです!
 最近、「銭の戦争」にハマっていて、「金は命よりも重い」というカイジの世界観とばっちり似ているので、毎週観ています。エリート人生から一転、無一文で友達や恋人すら失った主人公が、「金」という悪魔に魂を売り渡して成り上がっていく……というストーリーです。
 私、カイジも好きですし、こういう、人間と金という業の深いストーリーは結構好きなので、続きが楽しみ。

 私もね、現金で一億とか目の前に出されたら、魂売りますね!
 誰の言葉だったかな?「人間は金と愛でしか動かない」って言ったのは。どこかのブロガーさんの言葉かな?

 スピリット界では、特にお金は必要ないのですが(人間だと、お金いくらでも作れます。でも、小さな村や町だったりすると、「徳」のやりとりがお金に替わります)、現実では生きていくにはやっぱりお金なわけで。
 ということで、お金が欲しいんです。下品に見えても、やっぱお金は大事!だって現実だもん!と。

 100万円くらいだったら、まだ理性が効きますが、1000万単位になると魂売り渡しそうで怖いです。
 年収2000万だったらもう速水もこみちじゃなくてもいい。ババア結婚してくれ!……いや、私の場合、ジジイ結婚してくれになるのかな?
 でも、不倫は嫌だ。だって、金取られるもん。だから、年収2000万以上で独身のそこのあなた!結婚しましょう。
 ……ん?女が簡単に金を貯められて、魂を売ってもいいのなら、水商売という手がありますな。処女で男あしらい下手だけど、いざとなったらキャバクラぐらいは……ねえ?年齢制限は、40代でもまだ現役でキャバ嬢やってる人もいるっていうし。私、顔はどうやら中の下くらいだけど、化粧したらなんとでもごまかせるし。

 よし!「いざとなったらキャバクラだ!」この言葉をメモっておきましょう。
 あと、「金は命より重い」も。

 運命の人!早くしないとこの女、キャバ嬢になりますよ!
 で、最終的には多分AVとかに出てますよ!
 年収2000万以上で速水もこみち似のあなた!早く私を嫁にしろ!
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メローネの怪我

 アイアが「メローネに会いに行け!」とうるさいので、スピリット界に降りました。
 アイアはメローネとの結婚の証なので、メローネ側についています。真理矢は、まだ恋敵と感じているようです。現在は、右の薬指にアイアを、そして左の薬指にはメローネと真理矢の愛の証であるオパールを付けています。

 スピリット界に降りると、メローネは書類を繰っていました。
 何か、書き物をしているようです。
「それ、すぐ終わる?」と聞くと、「そうだな……もう少しかかる」らしいので、私はメローネの背中にピッタリとくっつきます。

 しかし、その途端、つんとした鉄さびの匂いが私の鼻に抜けました。
「メローネ!」と、私は無理矢理にメローネの脇腹を確認します。
 そこには、ぐちゃっとした傷が残っていました。刃物の傷というより、何かに食いちぎられた傷のようです。

「こんな大怪我、隠さないでよ!書類なんか書いてる暇ないじゃない!」と私は言いながら、メローネに肩を貸して、一歩一歩歩き出します。
「どこに行く?」と言われるので、「門の入り口の水晶のところ!あそこは回復スポットなんだけど……メローネには言ってなかったっけ?」と答えて、初めて「テレポート使えば良いんじゃん」と気づいて、門の前にテレポートしました。

「はい、水晶の中に入って。一応、中に椅子を用意してあるから、そこに座って」と、私は少しよろつきながらメローネを水晶の中に押し込みます。
 その途端、メローネの脇腹の傷口からシュワーっと炭酸の泡のようなものが吹き出ました。

「まったく……耐刃繊維のスーツ着てるのに、これだけの大けがして、何してんの」と、私は水晶にもたれかかりながら言います。
「少しへまをした。血は止まったからかすり傷だ」と言われ、「こんなのかすり傷って言いません!」と私は反論します。

 数分して、炭酸がなくなったので、メローネが自分から水晶の中から出てきます。
「ほう。便利だな」と言うので、「傷見せて」というと、私はメローネの服をめくりあげます。「うん、綺麗になってる。さすが水晶の力!」と私はまるで自分が治したかのように鼻高々に言います。

 そこで、私は前々から考えてある計画を今言うべき!と思って、切り出しました。

「あのね、メローネ……実は、あなたに警察から依頼が来てるの」
 そう言うと、メローネは「警察から?妖怪退治とかか?」と聞くので、私は「ううん。あなたに警察に入って欲しいって。この町の所属を希望すれば、たいした事件は起きないでしょ?今より給料は減るかもしれないけど、安定すると思うし。……どうかな?」と問いかけます。

 しかし、メローネは首を振りました。
「いや。俺には今の仕事が合っている。警察や軍に入れば、色々なしがらみもできるだろう。ただ単に戦って終わり、ではなくなる。今の妖怪退治や人間退治の方が気が楽だ」と言います。
「でも、また今日のようなことがあると……」と私が言いつのろうとすると、「大丈夫だ。今までだってちゃんと俺は帰ってきただろう?」と、私を抱きしめてきます。

「……メローネ」と言って、私も彼に腕を回します。
「……『菊花の契り』」と、メローネは言います。私が、その言葉の意味することを察していると、「俺は、たとえ肉体がなくなっても、お前の元に帰ってくる。……まあ、お前は男ではないがな」と言って、腕を緩めて、お互いに見つめ合う距離ができました。

「……そんなこと、言わないでよ」と私が言うと、「半分本気だが。たとえばの話だ。俺の力は知っているだろう?そうそうやられたりするものか」と言って、私の頬を軽くつねります。

「……今回はやられたくせに」と言うと、「魔物が脇道に棲んでいることに気づかなかった。目の前にターゲットがいたからな。だが、それも、その魔物は自分のテリトリー内に入った敵を排除しにかかっただけだ。何の罪もない」と、ちゃんと状況を話してくれました。

「でも、怪我してるのを隠すのはだめだよ。確かに、メローネは自己治療もできるかもしれないけど、癒やしの力専門ではないでしょ?怪我したら、この水晶の中に入って」と言って、私は巨大な水晶をパンパンと叩きます。
 そして、するっとメローネの腕の中から体を離すと、「怪我人とはキスもエッチもできないからね」とくるりと体を反転させ、屋敷に戻ります。

 メローネもついてきて、玄関で靴を脱いでいると、アイアがじんじんと自己主張を始めます。
「アイア、あなたが教えてくれたんだね」と言うと、指輪から少女の姿に変身したアイアが「まったく……私が教えなかったら気づかなかったでしょ!」と怒っています。……いつも怒ってんなこいつ。
「でも、助かったよ。メローネってば、痛みに鈍感なんだかなんなんだか……」というと、「ああ。あんたの父親とそっくりでしょ?あんたの父親は、胃腸風邪引いてお腹が痛くても、『痛い』とも『辛い』とも言わない人みたいだし。なんか、一般的な男性の傾向としては、風邪を引いたら『僕チンをいたわって~』っていう人が多いらしいけどね。娘の男選びの基準は父親だって言うじゃない?あれって意外と当たってるのね」と言います。
「ああ、お父さん、食事ができないで、母と祖母が何回も『具合悪いの?』って聞いても答えなかったんだよねえ。母がしつこく『何?お腹痛い?』って聞いてようやく『うん』と言ったらしいし。……まったく、男って変なところで意地っ張りだよねえ」と答えます。

「男は意地を張る生き物なのよ」と、アイアがため息をつきます。「一般的には、男性の女性化が進んで、『僕チンをいたわって』ちゃんが多いけど、あんたの父親は正解ね。我慢のきかない男は、あんたには向いてないわ」と言われ、私も過去の恋愛を思い出して、「確かに……」と思いました。
「あんまり自分で『辛いな~いたわってほしいな~(チラッチラッ』されると、最初は『大丈夫?』と思うんだけど、それが続くと『こいつうるせえ。てか病院行けや』って思うし。そっか。私にはそういう人は合わないんだ」と納得しました。

「アイア、あまりわがままを言ってかみなを困らせてやるなよ」とメローネが言うと、「は~い」とアイアは指輪に戻りました。
 アイアは、わがままというより、メローネと私との絆を現す指輪ですしね。まあ、多少はしょうがないですね。
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君の本音:同性愛ということ

 一日、間が空いてしまってすみません。
 ちょっと、ぼーっと考えていて、その後、ずっと寝ていました。何度かブログを書こうかと画面を立ち上げてみたものの、何故か指が動かず。なんだか、指がキーを打つのを嫌がってるようだったので、昨日はお休みいただきました。
 で、夜中になってちょっと元気です。

 考えていたのは、メローネと真理矢のことです。
 一昨日、真理矢から激しく感情をぶつけられました。真理矢は、元々は気性の荒い方の性格で、とにかく猪突猛進なところがありましたが、私に対しては紳士……いや、淑女的な態度を壊しませんでした。
 私とは、主人と式神という、主従関係で成り立っていることをわかっていたのかもしれません。彼女は聡明ですから。
 
 しかし、一昨日の事件があってから、真理矢は、あの後お風呂に連れて行った時も、「自分でなんとかしますので、姉様はお気になさらず」と、背中を向けて服を脱ぎ、ぴしゃりと風呂場のドアを閉めてしまいました。
 私は、一応、男性であるメローネと、女性である真理矢の両方と婚約している状態で、こういった状態のヘミシンカーさんどころか、普通の恋愛関係でもそういった情報は見つかりません。
 同性愛板に行くのもな……と思っていたのですが、ちょっとのぞいてみたところ、やはり「ノーマルはノーマル。ビアンはビアンで棲み分けはきちんとする!」と書いてあり、「そりゃあそうだよな。『非物質界で男性と女性と同時に付き合っています。しかし、最近、彼女が酷く動揺しています。どうすればいいでしょうか?』なんて書いたら袋だたきだよ』と思いました。

 そして、そういえば、真理矢の服がない!と思って、急遽洗濯している深緑色の制服とは別に、ロングスカートの緑のシスター服をイメージした服を造り上げました。
「真理矢、着替え置いておくからね」と言ったものの、返事が返ってきません。……ここに来ることになったサーシャと同じ状況なのかな?と思います。真理矢は、明らかに自分の中の激しい感情に動揺しているのです。

 そして昨日の夜、スピリット界に降りてきました。
 何故か、現実世界では、真理矢と話すことができないのです。以前は少しできていましたが、最近になって声が聞こえないようになったので、スピリット界で大事な話はすることになっています。

 スタート地点は、応接間でした。私より先に来ていた真理矢は、酷く憔悴しています。しゅっとシャープなラインの頬から顎にかけては少しくぼみ、目の下には隈ができています。しかし、それも「心痛に耐える少女の美貌」となっているのが、真理矢のすごいところです。
 
 しかし、問題は、壁の前に落ちて粉々になったティーカップです。それには、真理矢のものである、青い絵付けがされていました。

「真理矢」と、私は彼女を抱きしめました。
 物を大事にする真理矢が、自分のティーカップをおそらく投げつけて割ったのでしょう。それほど、彼女は追い詰められています。

「真理矢」と私はもう一回彼女の名前を呼んで、口づけようとしましたが、真理矢は体をよじって私の腕から逃れ、やはり間抜けにも自分が狙われていることも知らない獲物を目にしたような、肉食獣の獰猛さをまとった表情で私を見ました。
「今は、私に触らないでください」と、真理矢は全身で息をします。運動をしたわけでもないので、彼女の感情の高ぶりが見ていてわかります。
「わかってください。私は、気が長い方ではありません。もしかしたら、あなたを食いちぎるかもしれません。または、幽閉して誰にも見つからない場所で、飼い殺しにするかもしれませんよ?あなたは酷い人。でも、私はあなたをまだ失いたくない。そんなことをしたら、きっとあなたは私のことを恐怖の対象として見るしかないでしょう。わかって……」と、最後は涙目で、しかし私をにらみつけます。

 真理矢が、「姉様」といわずに「あなた」と言ったのは、初めてです。そして、私はようやく、真理矢がとてつもない獣を体に秘めていることに気づきました。
 愛する者を食らうことでしかできない獣。監禁して自分だけのものにしたいという獣。私は……黙って伸ばしかけた腕をだらんと下げました。どんな言葉も、真理矢の前では全て醜い私の保身が見破られる気がしたのです。

「……ごめんね、真理矢」と、私は長い沈黙の後、ようやく言葉を絞り出しました。
「メローネも真理矢も好きだなんて、虫が良すぎるよね。今まで、よく我慢したね。でも、あなたは私のナイト。一番先に悪いものに突撃できるのは真理矢だし、一番一緒にいるのも真理矢だよ。でも、真理矢には、それが苦痛だったんだね。どんんなに尽くしても、婚約者である私は男性であるメローネの方を見ている。そんなの、嫌だよね」
 そう言うと、真理矢は大きく息を吸って、吐きました。

 そして、私を、厚手の絨毯の上に押し倒すと、真理矢ははあ、はあ、と息を荒げています。
「もういいです!あなたの言葉は、間違ってはいない。でも、それが嫌なんです!どんな正論を言われても、私はあなたが好きで、でも、あなたは私を見てくれない!何故、あの男でないといけないんですか!?僕は、あなたを愛しています。女が女を愛することが、そんなに珍しくて、遊び甲斐のあることなんですか!?あなたは僕を好きではないのでは……」と言いつのる真理矢の唇を、私は自分の唇でふさぎました。
 そして、いつもの触れるだけのキスから、私は真理矢の唇を舌先でノックして、次に真理矢の口内へと侵入します。

「……真理矢」と、私は重々しく言いました。
「あなたは私の婚約者。でも、30年間処女を守り続けてきた私が、一時の感情で婚約するなんてことないでしょ?私は、あなたを愛してる。私は、もうあなたなしでは生きられない。心が、痛いの。真理矢とこうして向き合っていると、心の奥がきゅーんとして痛くなるの。でも、嫌な痛みじゃない。それが、恋の痛みなんだね」
 そう告げると、真理矢は「……」と考え込みます。良かった、少しは冷静さを取り戻してる。

「僕は、姉様が、まだ僕のことを『一緒に暮らす館の家族の一員』としか思ってないように考えていました。……でも、期待して良いのでしょうか?本当に、僕でいいのですか?」
 真理矢が、瞳の奥の獰猛さをなくして、今度は無表情のまま、涙をつうっと流します。
「真理矢じゃないと、メローネも許さないでしょ」といって、私は真理矢の傍に行って、その涙を舐め取ります。しょっぱい。
 
「真理矢。あなたは私の大事な子。こんなに我慢させてしまってごめんなさい。でも、私はあなたが好きなの。メローネを苦しませるとわかっていながら、あなたと関係を結んだ時に、感情が爆発してしまった。真理矢、ごめんね」
 そう言うと、真理矢がぎゅうっと抱きついてきました。そして、声もなく、私たちはそのまま抱き合っていました。
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たとえ未来のない恋でも

「姉様は最近、ちっとも僕に構ってくれませんね」と、真理矢からぽつりと言われました。
 忙しいメローネに代わって、私と真理矢がナイトメアの小屋を掃除していた時です。

「え?そうかな……確かに、一時期みたいにすごくスピリット界に降りてるわけじゃないけど」と答えながら、私は箒を置きます。
「いいえ。現実世界でも、僕のことを思ってくれることが少なくなりました。現実では、『ふおお、このカップリング最高-!』とか言ってもだえてますし」と、真理矢がじろりと見やります。

「そういう真理矢だって、私の抱き枕にこっそり入って堪能してるじゃない」と私がジト目で見返すと、真理矢はぼっと赤くなって、「わ、わかってらしたのですか!?」と後ずさります。
「わかってるっていうか、あれだけ『好き』オーラが返ってきたら、いくら鈍い私でもわかるよ」と言って、私は新しく飼い葉を敷き詰めます。

 私は、好きカップリング妄想をするときには、抱き枕を抱いたりキスしたりしてきゃーきゃー言っているのです。そこに、真理矢が入り込んでいる感覚はありました。

「うう……穴があったら入れたい」と真理矢がちょっとずれたことを言うので、「真理矢、赤毛みたいなこと言わなくていいの」とたしなめます。
「……ナイトメアにも穴はあるんだよな」と私がギャグのつもりで言うと、「やめろ、俺の処女が!」と、レッドラムが急に暴れ出すので、「冗談だよ冗談」と言って落ち着かせます。
「言っておくけどねえ、ご主人の冗談は冗談に聞こえないんだよ!」とレッドラムがぶるる、と鼻を鳴らします。ごめんね、心のチンコがある女で。

「そういえば、ナイトメアって雌雄ないんだっけ?」と聞くと、「まあそうですね。そっちのレッドラムも、一応牝馬ですし」と、こちらは冷静にマーダーが答えます。
「うんちもしないし……じゃあ、穴ないのかな?」と聞くと、「それとこれとは別です。ナイトメアは、人間や妖怪のオスの精液を持って行って繁殖するのです。なので、ナイトメアに襲われたくなければ、枕元に牛乳の入った瓶を置いておくと、精液と間違えて持っていくと言われます」と、マーダーがしゃんと立ちながら答えます。

「ふーん?人間でも、アマゾネスっていう女だけの部族がいたっていうしねえ。アマゾネスは、他部族の男をさらってきて、子供を作ったら男を始末するってのがあるけどね」と私は完璧に敷いた飼い葉に満足して、ふう、と息を吐きます。

「真理矢、まだすねてるの?」と聞くと、「いいえ」と真理矢の怒った声が聞こえます。……完璧にすねてますわ、これ。

「現実で妄想するぐらいは許してよ。真理矢にも構うようにするからさ」というと、「……別に、無理して僕に構わなくてもいいんですよ?僕はただの式神ですから」と返ってきます。
「私が、無理して真理矢のことを好いてるとでも?」というと、「違うんですか?」と返ってきます。

 私は、レッドラムの柵の出口を通ると、マーダーの柵に手を掛けます。しかし、「こっちに来ないでください!」と言われてしまいます。
「な、なんでよ?」と私が狼狽すると、「……顔を、見られたくありません。こんな、嫉妬した醜い顔、姉様には見られたくない」と同じ所を箒で掃きながら、真理矢は顔を伏せています。
 癖のある金髪が顔を隠し、私はそれだけで「女神様みたいな子だよなあ」と思って、頬を掻きます。

 私は、少しためらってから、柵を開け、マーダーの馬房に入ります。
「……真理矢」と声をかけますが、反応はありません。飼い葉はとうに敷き詰められており、掃除はほぼ終わっています。

「真理矢、命令です。顔を上げなさい」と、私が重く言うと、ぴくりと反応した真理矢は、「……こんな時に命令を使うなんて、酷い人」と言って、顔を上げ、私の方に向き直ります。
 真理矢は、今にも泣き出しそうに見えて、それから、今にもこちらに飛びかかりそうに獰猛にも見えます。
 
「……うん。それでいいの。恋なんてものは、綺麗なだけじゃない。もっとドロドロした醜いものすら恋なの。そして、それすら愛することが本当の『恋愛』ってやつなんじゃないかな。リーガル・ハイでも言ってたよね。『醜さを愛せ』。ああでも、真理矢はその醜さすら美しくもあるけど」と、私が言うと、真理矢は体当たりして、いきなり私の体を馬房の壁に押しつけます。

「適当な……適当なことを言って!醜い僕は愛せないくせに!ぼ、僕は、これでも悩んだり、寂しい思いをしたりしているんですよ!?女同士の関係で、姉様と釣り合うのだろうかとか!姉様を見ていて、やっぱり男性が好きなんじゃないかとか!だ、だから、僕は髪だって伸ばしたし、姉様の負担にならないように触れあうのも我慢した!姉様、はっきりおっしゃってください。やっぱり男性が好きだと。女なんか好きにならないと……」と、段々声が弱々しくなっていって、真理矢はずるずるとしゃがみ込みました。

「真理矢。私は真理矢が好きだよ?」と私が言うと、真理矢は「また嘘をついて」と弱々しく言います。
「いいえ、本当。同性愛者がいわゆる『ハッテン場』で割り切った肉体関係しか持たないのは、多分、真理矢みたいな苦しみから逃げるためだと思う。人を好きになったら、どうしてもそういう苦しみは出てくるんだよ。でも、真理矢は私のことを嫌いになる?」と聞くと、真理矢はぶんぶんと首を振りました。

「……私は真理矢が好き。真理矢も私が好き。それに性差なんてなくていい。男を好きになろうが女を好きになろうが、この世界は自由なんだよ。真理矢は、現実世界にもアクセスすることができるから、現実の婚姻制度に縛られているだけ。スピリット界では、誰が誰を好きになろうが自由なんだから」と、私は真理矢の手を取って、立ち上がらせました。

「……お取り込み中申し訳ないのですが、私の馬房で痴話喧嘩はちょっと……」とマーダーが言うので、「あ、ごめんごめん。真理矢、服に藁が付いちゃったよ。洗濯してお風呂入ろう?」と言って、私たちは手を繋いだまま館へと戻りました。
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偽物でも未浄化でも天珠は平気!

 はふー。未だに天珠のファッショナブルな身につけ方がわかりません。今の装備は、間に宝瓶の小さいビーズを挟んで、九眼・間にヒマラヤ水晶・龍眼と付けています。
 でも、九眼はペンダント加工されていて、ぶら下げるタイプなのに、龍眼はそのまま直に紐に通しているので、なんだか見た目がガタガタしています。これ、なんとかしたいんですけどねー……。

 あと、能力的にも、ヒマラヤ水晶を挟んじゃって大丈夫かな?と。かなり大きい水晶なので、天珠の能力を吸い取っちゃってたらどうしようか?と。小さい水晶のペンダントに変えようかとも思いましたが、占ってみると「今の組み合わせのままがいい」と出ますし。
 パワーの方はというと、天珠がつやっつやしているので、多分大丈夫……。浄化とかしていませんが、「天珠はそのものが聖品だから浄化は必要ない」とか「新しく買ったら、一晩塩に埋めてから身につける」という色んな説が出てきます。私は、買ってすぐ身につけて、たまに流水浄化で、毎日お風呂に入った後にタオルで拭いていると、ピカピカになりました。

 でも、お風呂の蒸気が当たるところに置いておくためか、ヒマラヤ水晶の虹が消えてくるような……。石サイトさんでも、直接水にさらすよりも蒸気に当てると虹やクラックが消えているように見えるのだそうですが。
 それと、光源でも違いますね。太陽光では虹が見えなくても、ライトの下だと見えたり。オパールのリングも、LEDの下では黄色・緑・オレンジに光ります。普通の蛍光灯では、緑とオレンジ。太陽光だとそれに青が入るような。

 2chもジービーズのスレを見たり、過去ログ見られるサイトを読んだりしましたが、どうも「現代天珠にはパワーなんてない」というのがはっきりした意見らしいです。まあ、ごもっともなんですけど、「だから、最低アンティーク品を買え」と言われると「は?」と思ってしまいます。
 つまり、安い天珠は悪くて、高い天珠が良いと?それって、商売してる方には確かに虫の良い話だけど、業者混じってない?と思います。

 中には、きっぱりと「天珠は安くて数万円が限度。それ以下には効果なんてない」と書かれていたりして、しかもその根拠が全然書かれていなかったりして、なんか、「うーん?」と思ってしまいました。
 私の天珠は確かに現代天珠で数千円のやっすいやつですが、でも、可愛いです。宝瓶は確かに「作られてる」感はありますが、九眼と龍眼は、もう、見てるとキスしたくなってしまうぐらい愛おしいです。
 確かに、アンティークや老天珠にはパワーがあるかもしれません。でも、現代天珠だって、それの何分の1しかパワーがなくとも、持ち主が「可愛い可愛い」と愛着がわくような天珠なら、構わないと思います。

「現代天珠だから偽物ですか?」とか「数百円だったんですけど偽物ですか?」という、よくある質問がありますが、私は「そもそも偽物ってあなたのラインはどこから?」という前提が足りてないと思います。
 たとえば、「線がゆがんでいるんですが、天然石でしょうか?」とかいう書き込みなら、「線がゆがんでいるのならガラスかもしれませんね」という返答ができます。でも、ただ単に「偽物でしょうか?」だけではどうとも言えません。

 天珠の偽物というのは、私のラインでは、元の石がメノウであること、という定義をしています。
 しかし、数百円~数千円なら、ガラスや樹脂でも別に気にしないような。天珠っていうのは、要は模様に意味があるものですしね。模様がなければ、ただのメノウです。
 そう、天珠っていうのは、人工物であることが前提なんですよ。人間が模様を描いて、焼き付けを行ってできたものですから。
 だから、そもそも「偽物」というくくりが広いのが天珠だと思います。老天珠だってメノウじゃないから偽物、というならその通りでしょうし。老天珠は本物だろうって?いえいえ、実際に老天珠の人工製のものだってあるんですよ。樹脂だっけな?素材は忘れてしまいましたが。

 あと、これはパワーストーンと混同されているんだと思いますが、「人の目に付くところに身につけると効果がなくなる」とかいう話もありました。
 これは、私は「あり得ない」と思います。
 
 だって、天珠って、「目」の模様をしているものが多いですよね?目の模様は、「邪悪なものを睨み付け、破魔の力を得る」とされていて、実際「目」の模様であるマラカイト・タイガーアイ・天眼石などは「邪眼を跳ね返す」と言われていて、逆に人の目に付く所に身につけることを勧められていたりもします。
 他の現代天珠だって、可愛らしい模様があったり、龍や蛇・観音様などの縁起の良い模様だったりで、ファッションとしても身につけやすいような模様が描かれています。

 私も、服の上に付けていたら、上司から「可愛いねそれ」と触られましたが、特にパワーが落ちたようには思いません。元からパワーなんてない、というツッコミもあるかとは思いますが、まあ、私にとっては可愛いだけでパワーがあると思いますから。
 これが、多分嫌な人に触られたのなら、確かに「汚物は消毒だ~!」と浄化しまくるかもしれませんが、それは身につける人が触った人や見た人のことをどう思ってるかが重要であり、天珠そのものがパワーが落ちるということもないかと……。

 まあ、結論として言うなら、「天珠は、パワーストーンと同じ。それぞれ好きに楽しめば良いけど、思想をあまり人に押しつけすぎない方が良い」ということですね。
 数百円のガラスの天珠だって、扱う人によっては宝物でしょうし。無理して高い天珠を買うのも良いですけど、だからといって他人の天珠を見下すようになっちゃうと人としてどうなの?と思います。
 そうです。要は、「天珠が偽物か?」ではなく、「浄化はどうするか?」でもありません。「この天珠を扱うことで良き人になれるか?」ということなんですよ。
 天珠がある生活をしていて、心に余裕ができたり、天珠を愛でたりしていて、運が向いてきた、なんだか周りの人が優しくなった、というのは、あなた自身が「良き人」になっているからです。
 
 天珠もパワーストーンも同じです。「いかにその石を愛せるか」。それが大切ですね。
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