2015年01月の記事 (1/6) | 魔法石の庭3rd

2015年01月の記事 (1/6)

神様は皆一つ

 今、ちまたで騒がれているイスラム教の教義ですが……。

 はっきりいって、ざっくばらんに訳すると、「豚肉は食べても良いけど、火を通さないといかん」「キリスト教やユダヤ教は俺らの祖先でもあるから、ちゃんと敬わないといかん」「時々、断食して貧しい人の気持ちもわかる子になろうな」「色々言ってきたけど、その時その時によって結果は違ってくるから、柔軟に考えないといかん」……という、実は全然厳しい教義でもないのです。
 私も、2chのまとめサイトで読んだので、孫引きになりますが。

 それを、「この解釈が正解だ!」として争っているのが現在の状況のようで。なんか、めんどくさいですよね。現在、イスラム教圏は危険とされていますが、早くお互いにちゃんと線引きできるようになれるよう、祈っています。

 ちなみに、「今、マホメットが現れて最前線で『ケンカしたらあかんよ』と言ったらマホメットが殺されそうな感じ」とか言われていました。うーん、なるほど。

 キリスト教圏の話では、とあるカード型メダイの言葉で、「神はいつでもあなたの中に」という言葉があり、私ははっとしました。
 そうだよ。私、一応日本神道系の神様とはいえ、常に神様と繋がってるじゃん!そうか、別に神道やキリスト教に限らなくても、神様の教えっていうのは、全部の宗教にある意味通じてるんだ……と。

 オウムとかのように、政府転覆とかまで行っちゃうとそりゃあ駄目ですし、今のイスラム国だって駄目ですよ。
 でも、だからといって、仏教やイスラム教全てを信じちゃいけない訳じゃないし、神様の世界って言うのは、どこでも繋がっているのだから、どの宗教に祈っても、行き着く神様は一緒なんじゃないかなあと思います。

 大日如来もアッラーもヤハウエも天照も同じ。ただ、それに通ずる教義が違うだけです。
 何度も書きますが、ダライ・ラマの言葉に、「あなたの宗教で祈りなさい。どの宗教でも良いのです。もし、その宗教の教えが体に合わないのなら、変えても良いのです。全て柔軟に考えなさい」と。

 どの考えでも、凝り固まらない。でも、疑うことは、自分の身や資産を守るためには必要なこと。宗教心と疑惑は別物であり、たとえばプロテスタントの信者だって、教会のやり方に疑惑を持てば改宗しても良いのではないでしょうか。もし「やっぱプロテスタントがいいわ」ってなったらまた改宗し直せば良いだけです。

 残念ながら、今のイスラム教圏や、一部のキリスト教圏などは、それを許さないこともあります。
 でも、私たち日本人は、自由に宗教を変えることもできますし、何だったら兼用したりもします。
 少しずつですが、そういった宗教に寛容な運動が、世界にも広がっている気がします。キリスト教でもお寺に観光に行ったり、禅の体験をしたりね。
「自由の国・アメリカ」としてアメリカは大国となりましたが、実は貧困層や有色人種への迫害などの問題も多々あります。私たち日本人がかつて憧れた、「自由の国」が実は一部の成功者だけに与えられた特権であったというのも、既に皆さんお気づきかと思います。

 そして、またもや皆さんお気づきの通り、真の「自由の国」などないのです。
 その国それぞれに問題を抱えていますし、我々日本でも、20代の若者の死亡理由一位は未だに自殺です。
 1億を超える国民の中で、毎年3万人の人間が自殺をしており、これはほとんど戦時中と変わらない、と嘆く人もいます。
 
 じゃあどうするか。それは、「自由の国の芽を育てよう」ということです。
 実際、日本に来る外国人は、皆、「人々がとても親切だった」と言います。日本にも、「自由の国」になれる芽はあるんですよ。それを育てて、いつか「日本人か!じゃあ通って良いぞ」と税関などで通ってしまえるような国になることができたらな、と思います。

 実際に、ヨーロッパ圏に行ったところ、「日本人はこっちでも良いぞ」とユーロ圏の税関を開けてくれたり、サッカーの試合の後のゴミ拾いがどこかの国で賞を取ったりということもあります。
 私は、日本が好きです。
 だから、もっと良い国になってほしいし、真の「自由の国」にもなってほしいと思います。

 日本人として、頑張りましょう。
 あなたがどこの神を信じようとも、全ての神は一つに繋がっているのですから……。
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めちゃめちゃモテたいっ!

 部屋にいた、黒いもやもやした物体ですが、今日の朝方、のっそりと黒い百眼みたいな出で立ちの妖怪?みたいなものが私の前を横切ったのを最後に、見えなくなりました。
 どうやら、出て行ったようです。真理矢の結界が効いてたのか……。

 しかし、こんなに急に霊が見えるようになるとは……スピリット界の力、恐るべしです。でも、私の場合、「見える」といっても一瞬だけで、「え?」と二度見すると、もういない……という感じなんですけどね。

 さて、スピリット界に飛ぶと、私の姿は森薫の世界によくあるような、レースや模様をふんだんに使った、オリエンタルチックなローブと、これまたオリエンタルなじゃらじゃらしたアクセサリーが付けられています。
 現実でこんな人見るのは、チベットとかだけだろ……という感じの。

「真理矢、私の姿、これでいいの?」と聞くと、「ええ、よくお似合いです」と返事が返ってきます。ちなみに、真理矢はブレザーのスクールガール姿です。

「確かに、私はもろに東洋人系の顔だけど……でも、中国人と日本人はまた違ったような。日本人はモンゴル系の顔なんだよねえ」と、私はつぶやきます。
「はあ。しかし、こっち側ではどんな美女にもなれるのですから、元の顔はあまり変わらないような気がしますが……」と真理矢が言うので、「わかってない。元の顔が美人な方がいいじゃん!今、ハトムギ化粧水とニベア、そして唇はオリーブオイルパックで整えてるっていうのに!」と叫びます。

「うーん……でも、姉様は元々も美人だと思いますよ。辛口で見ても、普通の顔ではないでしょうか」と言われ、私は「普通ってなんだ?」と思いました。
 なにせ、私の周りの友人たちは皆、雑誌の読者モデルに選ばれるほどの美人ばかりだったので、いまいち「普通」というのがわからないのです。贅沢な!と思うかもしれませんが、ナンパでは必ず友人が話しかけられる、ということが繰り返されると、「男って……」と思ってしまいますよ。

 ちなみに、ルームシェア時代、「無料でテレビ点検します!」という業者が来た時に、その業者が「ドラマとか観ない?このコースに入れば海外ドラマ見放題で……」とセールストークを初めてうんざりしていたのですが、「私たち、そういうの興味ないので……」と断ると、何故か「二人とも、どういうタイプの男性が好き?」という話になり、「ここに電話番号書いてあるから……」と名刺を出してきて、なんとナンパ。友達は確かに美人だけど、あわよくば私もでハーレムかい!と思いました。
 友達が、薬指の指輪に気づいていて、「奥さんに悪いですよ~」といって受け取らずに済んだのですが。

「はあ……顔のこと考えてたら、どうでもいいこと思い出しちゃった」とため息をつくと、真理矢が「とりあえず座りましょう。久しぶりに僕がお茶を入れますので」と応接間から出て行きました。
 私は座って、「人からはよく、『清楚系だよね』って言われるけど、それって地味な女を褒める常套句だしなあ。ああ、くよくよ」としていると、「……まだ気にしていらしたのですか」と真理矢がワゴンを押して戻ってきます。

「大丈夫です。僕が保証します。姉様はお美しい方ですよ」と、真理矢がにっこりと笑います。……まぶしい。くそう、真理矢の美貌でそんなこと言われてもなあ。

「だってさ、真理矢もメローネも美形じゃん。私だけ中の下じゃん。そんなの寂しいんだもん。つまんないもん」とふてくされると、「まあ、一杯お飲みになってください。落ち着きますよ」と、ハーブティーらしきお茶を出してきます。

「……ありがとう」と言って、私はちょっととろみのあるようなその水面を見つめます。いつもよりさらにブスに映るその顔が見たくなくて、ふーふーと水面を吹きます。
「……姉様」と後ろから声をかけられ、振り向こうとしたその瞬間に、ちゅっとほっぺにキスされました。
「僕は、姉様が男性にモテなくて良かったと思っています。現実で何人も彼氏がいるような人では、僕が嫉妬して身が保ちません。モテるのは結婚する一人だけでいいんですよ」と言われ、私も少し落ち着きました。

「まあ、確かに、美人の叔母みたいに、男性をとっかえひっかえとかはしなくていいけど。そうだよね。一人だけ、私の顔がストライクって人がいたら良いよね」と言って、私はハーブティーをすすります。
「でも、姉様は女性にモテますよね。過去世のこともあるかもしれませんが」と真理矢がぶーらぶーらと私の体の前で手を組んで、私ごと揺らして遊びます。
「そうかな?……確かに、現実でも友達に告白されたりしたけど」と言うと、「ほら。それに、まるっきりモテないというわけでもないでしょうに。男性に声を掛けられたことも多いでしょう」というので、「それは、おじさんからでしょ?百歩譲って同じくらいの年の人にも声を掛けられたけど、そういう人って他の女性にも声かけてるし」と私はふてくされます。

「ふふっ」と真理矢が笑うので、「何?今笑う要素あった?」と聞くと、「いえ、姉様の良いところを知っているのが僕とメローネだけで良かった、と思っていたんです」と真理矢は言います。
「私がモテないのはどう考えても男共が悪い」と私が言うと、「ええ、その通りです」と意に反してマジレスされます。そこはツッコミ入れてよお!

「まあ……だからってモテたいってわけでもないんだけどね。ただ、自分の納得のいく顔にはなりたい。永作博美みたいに老けない顔が良い」というと、「こっちの世界では老けないではないですか。現実は仕事だけと割り切って、あとはスピリット界に降りっぱなしということも……」と真理矢が言うので、「待って。待って。使えなくもないけど、私まだ現実に夢持っていたいから。まだ結婚諦めてないし、仕事も今の仕事じゃ駄目だってわかってるし。私、まだ頑張れるから」とそれを止めます。

 モテたい!でもモテたくない!どっちやねん!って話ですけどねえ。あえて言うなら、私のタイプの人にもてたい。
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サーシャとも契約

 スピリット界の応接間でお茶中。

「そうだ。前からかみなに言おうとおもってたんだけど……」と、サーシャがもじもじしています。
「何?」と聞くと、「その……私とも『血の契約』をしない?」と言い出しました。

「はて?確か、リリーが私の元にいたときは、アンチエイジング効果があるとか、吸血鬼が死なない限り死なないとか……」と思い出してみると、サーシャは首を振って、「それだけじゃ契約にならないの。リリーは、人間である養父と暮らしてきた時間が長かったから、勘違いしたのね」と言います。

「まず、アンチエイジング効果があるのは、こっちの世界でだけ。死なないのもそうね。いくら私たち吸血鬼でも、物質界には関与できないわ。ただ、『かみなさん、年の割には若いわね』とは言われるかもしれないわ」だそうです。
「それと、血を吸うだけでも駄目なの。契約の際に、一滴でも吸血鬼自身の血を口にする必要があるわ」だそうで。
「でも、サーシャは『吸血鬼の幽霊』でしょ?血なんかないんじゃないの?」と聞くと、「ふん。血は、要するにキリスト教でイエスが『これを私の血だと思いなさい』と葡萄酒を弟子に勧めたのと同じよ。血液を飲む行為は、古代ではキリストのみができることだった、神聖なる儀式なの。後々、 『血を飲ませていいのはイエスだけ』って解釈されるようになるんだけど。それに、幽霊になっても血は出るわよ?」と、キリスト教になにか思うところがあるのか、苦々しそうに言います。

 傍には、メローネも真理矢も控えていましたが、二人とも「お前(姉様)に任せる」といった感じ。
 そこで、私は「いいよ」と言いました。

「……ふん。この館でぬくぬくと暮らしていけるのも、あんたあってのことだからね。特別に契約してあげるのよ」と、サーシャは腕を組んで視線を逸らします。
『かみなのため』って言えば良いのに、ツンデレなんだから。

「それじゃあ、儀式に移るわね。えーと、なんだったかしら。そうそう、『人と我が同一化するための力をお借りしたい』」と、サーシャが、幼い声に似つかぬ重々しい口調で口上を述べます。
「『我はこの人間と血の契約を持つ。右川かみなとサディーシャの名において、血盟の契約を成す』」そう言って、サーシャは私に近づき、首筋に牙を当てます。ずぶり、と牙が沈む感覚がして、しびれるような快感が突き抜けます。
「……ええと。『人の血は確かに預かった。我の血を人に与えん』」と、つっかえつっかえながらも、サーシャは取り出したナイフで自分の指を切って、私に口を開けるよう指示すると、その指を口の中に突っ込んできます。鉄の味が口に広がって、ちょっといやんな気分。

「『……確かに、血の盟約は成された。全ては、夜の王たる主の名の下に』」と、サーシャは締めくくりました。

「……ねえ。なんか、軽くオッケーしちゃったけど、すごく引き返せないところに私っていない?」と言うと、「気のせいよ」とサーシャが言います。「こんなのはね、化石なの。吸血鬼の中で伝わる盟約の結び方なんだけど、まあ、『重要無形文化財』ってところかしら。だから、あんまり気にしなくてオッケー。こっち側で若くいられるだけでもいいじゃない」とサーシャは気楽なもんです。

「それに、なんかツッコミどころが多すぎるんだけど……ええと、サディーシャっていうのが、サーシャの本名?」と聞くと、「そうよ。サディーシャだからサーシャ。ちなみに、リリーはリリウムだからリリーよ」と初耳なんですけど!?なことを言います。

「『主たる夜の王』って……?」と聞くと、「それは、私たち吸血鬼の祖たる、悪魔リリスのことを指すわ。リリスは吸血鬼だったんだけど、アダムと交わっても、怪物しか産まれなかったので、離縁されてしまうのよね。今で言えば、子供が産まれないのを『石女』と言って離縁するようなもの。馬鹿馬鹿しいわ」と、サーシャは言います。

 周りを見渡すものの、メローネも真理矢も特に気にしていない様子。なら、安全……なのかな?

「しかし、きちんとした吸血鬼の血の契約は久しぶりに見た」と、メローネは言います。「うふ。なかなか威厳があったでしょ」と、サーシャは胸を張ります。
「まあ、特に害はなさそうですが」と真理矢が言います。

「害なんてないわよ。い、一応、この館に住まわせて貰ってるお礼なんだから」と、サーシャは言います。
 それにしても……「サーシャ、まだ前の事件のこと引きずってる?」と聞くと、サーシャは翼をびくっとさせながら、「別に?」と言ってみせます。

 前の事件というのは、まあ、サーシャが精霊用のケーキを私に食べさせたことで、私が失神状態になるといった事件があったのです。ブログを読んでいる方にはわかると思いますが。
 その際にサーシャは飛び出し、寒い玄関の隅っこでひたすら震えて涙を流していました。
 だから、私にこちらの世界では「不死」の力を与えたかったのかと。

「まあ、これで私とあなたは一蓮托生よ。私の場合、幽霊だから、消滅すると契約はなくなるけど。まあ、そういうことだからね」と言って、サーシャは紅茶のお代わりを入れてくれます。
 うーむ。吸血鬼と契約するってのは、人間と吸血鬼が共存するために必要だった契約なんでしょうか。まあ、命に関わるものでもなし、気楽にいきますか。
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自分で逝ってしまった彼女のこと

 またスピリット界に関係ない、私事で申し訳ないのですが。
 
 私には、過去、二人ほど、懇意にしていて、そして自ら命を絶ってしまった友人がいました。
 彼女らとはネットで知り合い、生前、実際に会うことはありませんでしたが、すごく文才のある人たちで、自分たちのブログを読んでは、「頑張ろうね」と励まし合いました。

 というのも、彼女らの一人は、私と同じ、文筆業志望だったのです。
 ブログでの彼女はとても大人びていて、しかし、子供のような無邪気さも持ち合わせており、私とやりとりをしていたメールでも、彼女は明らかに文才がありました。

 しかし、彼女はもう、この世にはいません。
 私としては、最初、彼女が亡くなったと彼女の旦那様(遺書にメールアドレスのパスワードが残っていたらしい)から告げられて、信じられない気持ちでした。
 ブログの最後の記事は、彼女らしい、明るく、面白い記事だったのです。

 しかし、mixiの方で記事を読むと、彼女の闇がはっきりとしてきました。
 彼女の旦那様とも何回かメールのやりとりをしましたが、旦那様は彼女に簡単な家事を手伝って貰うことで彼女の自主性を促すつもりだったらしいのですが、彼女はmixiで「旦那や姑から無料の家政婦と思われている」とか「仕事を頼まれる度に、何もできない自分が嫌になる」と書いていました。

 彼女は、旦那様に「愛されていない」という思い込みから抜け出せなくなっていました。
 そして、とあるお盆の近い日に、「彼女が懇意にしていた人たちを誘って、お墓参りに行きましょう」と旦那様から誘われ、普段「知らない人の中に行くのはちょっと……」と思っていた私も、「まあ、他の方たちも初めてだから一緒だよ!」と思って、隣の県まで赴きました。

 集合場所には、10人はいたでしょうか。
 女性が多かったのですが、男性も2人ほどいました。しかし、どこか落ち着かない様子。そりゃ、女性に混じって2人だけですもんね……それに、多分ですが、この人たちも精神疾患を抱える人でしょうし。
 私は男性とは話しませんでしたが、女性たちが声を掛けてくださって、彼女とネット上で出会ったきっかけなどを話しました。

 集合時間になって、旦那様が迎えにきてくださいました。
「お寺はこの近くですから」ということで、歩いて移動することに。その間、皆が皆、お花を持ってきているのを見て、顔を見合わせて「こんなにお花があったらお寺の人こまるんじゃないでしょうかね?」と笑いました。

 お寺についてから、彼女のお墓へ。
 以前、祖父のお葬式で、骨をごりごり砕かれて骨壺に入れるのを見ていた私は、「彼女も、粉になってココに眠っているのかな?」と思いました。
 お花は入りきらず、お墓の周りに捧げることにしました。

 しかし、ここでトラブル。
 誰も、お線香に使う火種を持っていなかったのです。
 それに、お花ばかりに気を取られていてお線香まで気が回らなかったので、仕方なく喫煙者の方からライターを借りて、一人二~三本ずつ捧げることに。

 そして、天国の彼女のために皆で手を合わせました。
 駅に戻る途中、旦那様が「休憩しましょう」とカフェに連れて行ってくれます。
 カフェでは、彼女の思い出を話しました。旦那様は、まさか彼女がネットで日記を書いていたとは思わず、「ギャグも散りばめられていて、楽しい日記でしたよ」というと、「僕の前では、大人しい女性でした。……そうですか。妻は、ネットでは違う面をさらけ出したかったのかもしれませんね」と言われました。

 この頃になると、男性二人も会話に入りましたが、一人はうなずいたりするだけで、声を出しません。
 女性の一人が「○○さん(男性)、どう思います?」と話を振ると、「ぼ、僕は、き、吃音なので、あ、あまり喋れません」と言いました。見かけは普通なんですよ?でも、それで彼も苦しんだんだろうなと。

 それで、お互いの病気がどうとか、家族の理解がどうとかという話になりました。

 皆さん、彼女のmixiの日記の最後の言葉、「もう行く所がないよ。地獄しか」の話になると、沈黙して考え込んでしまいました。
「もしかしたら、私たちがもっと止めていたら、彼女は思い直したかもしれない」と、やっとメンバーの一人が言うと、「……そうかもしれませんね」と、私たちは、自分の無力さをかみしめました。旦那様も、険しい顔をしていて、やがて、「どうしてこんなことになってしまったんだろう」と言って、自分の顔を覆いました。

 誰のせいでもないのです。全ては、病気が悪いこと。
 でも、私たちの言葉は……無力でした。リアルでも何度か付き合いのあった人も、「何度もメールをしたけど、駄目だった。私は、力になれなかった」と肩を落としました。

 しかし、誰かが「あのね、天国に行くと、お供えしたものが100倍になるんだって。皆でケーキでも買って、旦那様にお供えして貰えば、甘い物が好きだった彼女は喜ぶと思うの」と提案し、駅前でケーキを皆でお金を出し合って買いました。
 そこで、皆で「じゃあ、いつかまた」と別れました。

 彼女は、間違いなく愛されていました。だって、遠い人は九州から駆けつけてくれたのですよ。これを、愛と言わずに何というのでしょうか。
 私は、病気を憎みます。彼女を追い詰めた病気が憎い。だから、私は死んでなんていられないのです。私まで、病気に殺されるわけにはいかない。この世にありとあらゆる病気がなくなることを、私は望みます。
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真理矢は私のナイト様

 眠剤飲み忘れて、眠気が来ないので更新します。

 スピリット界に降りると、私は胸元を確認しました。
 天珠、うん、ちゃんとついてきてる。ついでに、ファッションもオリエンタルファッションにしてみました。金色の豪華な刺繍の施されたローブ。フードはついていますが、リーボールを張っていれば、そう簡単に悪い者は近づけません。

 はあ……とため息をつく真理矢は、「まったく、姉様は新しいものに浮気するんですから」といった風な表情でこちらを見ています。
「何よ。真理矢」というと、「いえ、別に……」と不満そうながらも返事が返って来ます。

「でも、この服、いいでしょ?森薫の世界をイメージしてみたんだけど」と言うと、「まあ、よくお似合いですよ」と言われます。

 そのまま、二人で応接間に行くと、メローネがまた書類に目を通しながらこちらをちらりと見やります。
「お前は、少し宗教に浮気しすぎじゃないのか?メダイに天珠、それにルドラクシャ。何がしたいのかよくわからん」と言われましたが、「だって身につけたいんだもん。ルドラクシャだってメダイだって天珠だって、『他の宗教モチーフと付けてはいけません』なんて書いてないし。むしろ、メダイなんかは『他宗教を崇拝していても問題ありません。ただ、マリア様を身近に感じることだけで十分です』と言われてるし。天珠も、『いくつ身につけても構わない』ってされてるしねえ。いいじゃん」と、私は反論します。

 メローネは、「だめだこりゃ」というようにため息をついて、書類に視線を戻しました。
「ちょっとメローネ、私の服装でなにか言うことあるんじゃないの?」と聞くと、「……?ああ、よく似合っている」と、どうでもよさげに言われます。
 私は少しムッとして、「どうでもいいみたいに言わないでよ」というのですが、「似合っているから似合っていると言った。他に何を言えば良いんだ?」と相変わらず視線は書類です。

「もういい!真理矢、お風呂行こう!」と言って、私はバンと応接間の扉を開け、お風呂へと直行します。
「せっかく着たのに……もう脱いでしまわれるのですか?」と真理矢は言いますが、「いいの!メローネは私が裸だろうがなんだろうがどうでもいいんだから!」と脱衣所で服を脱ぎます。

「……はあ」と、気の抜けた返事をした真理矢ですが、私が「先に入るよ」と声をかけると、慌てて自分も服を脱ぎ出します。

「はふう……」とお湯に浸かって、ぼそっと「メローネは私のこと、どうでもいいのかな?倦怠期ってやつ?」とつぶやくと、薬指が熱くなって、アイアが現れます。
「そんなことないわよ。メローネが多少鈍いのはわかってるでしょ?」と言うので、「まあね……。でも、あんまりにもあんまりじゃない?」と私はぶくぶくとお湯に沈みつつ言います。

「姉様……って、何故二人きりではないのです!?」と真理矢がわなわなと手を震わせながら言うので、「ああ、アイアはダイヤの精霊だから。アイア、もう戻って良いよ」というと、アイアは一瞬真理矢の方を見て、「……わかったわよ」と指輪に戻りました。

「うふ。姉様をお慰めするのも、僕の役目です」と後ろから抱きつかれ、私は「タイム!お風呂でするのは、嫌。だって前倒れて大変だったじゃない」というと、「たまには、性欲を忘れてプラトニックラブというのも良いのではないでしょうか?」と言って、ふざけたように胸を揉んできます。
「どこがプラトニックよ!」と私が振り向いてチョップすると、「ほんのスキンシップですのに……」と、どこかの変態レズっぽい言い訳をします。

「でも、私を慰めるためにいるなんて……まるで騎士だね」と言うと、「騎士、とはそういうものなのですか?僕はてっきり戦に出てばかりのイメージがあるのですが」と言われたので「うん。まあ、そうなんだけど、騎士の役目の一つとして、夫が城を留守にする時に、女王を慰める、というちゃんとした役目もあるんだよねえ。まあ、それは基本的にはプラトニックなんだけど、慰められたら好きになっちゃうのが女性ってもんだから、実際にそれで騎士と浮気ってのもあったみたい」と、私は肩をすくめます。

「欧米ジョークでね、妻が浮気をしないように貞操帯を付けて、夫は戦場に行くことになった。鍵は、信頼できる騎士に預けておいた。すると、城に残っていた騎士が追いかけてきて、『旦那様、鍵をお間違えです!』と言った……っていうギャグがあるんだよね」
 そう言うと、真理矢はきょとんとしています。
「あー……つまり、鍵が合わないことを知ってる=いかがわしい行為をしようとしていたってこと。まあ、中世ではよくあった話らしいけど」と私は頬を掻きます。

「しかし、こちら側の騎士は、少し違うようですね。どちらかというと、姫を守るのが騎士といったところでしょうか」と言うと、「ああ、灯星石さんとユフィさんの関係みたいにね。そういえば、ユフィさんが真理矢のことを『灯星石に似てる』って言ってたこともあったっけ。それは、こちら側の騎士ってみんなそういう感じなんだと思うよ」と私は肩までお湯に浸かります。

「ふふ、でも、私はもうすぐ人妻だけどね」と言うと、「もちろん、僕の花嫁でもありますからね」と言って、真理矢が正面からキスしてきます。
 女の子の体は、男性と違って、柔らかくてぴったりとこっちの体にフィットします。まるで、猫を抱いてるみたい。これは、バイでなければ味わえない幸福ですけどねw

「はっ……僕は、『王』にはなれないかもしれません。しかし、姉様の『騎士』であることは絶対に譲りません」と真理矢が高々と宣言するので、「女騎士はやっぱ『くっ、殺せ!』を覚えさせた方が良いのだろうか」とどうでもいいことを考えます。

 ところで、女騎士といえばエロって感じですが、こんなジョークもあります。
女騎士「くっ、殺せ!」
下っ端「ひゃっはあ!お頭!俺らもう待ちきれませんぜ!」
親玉「こいつに女の悦びを教えてやれ」
女騎士「くっ……」

下っ端「まずはシルクのドレスだあ!」
「顔の傷はファンデーションでカバーだ!」
「きらっきらのティアラだ!」
「ひゃっはあ!メイクをして仕上げだ!」
「これが、私……?///」
 という。女の悦びってそっちかよ!というギャグです。
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天珠が虫っぽいだと!?

 楽しみにしていた、天珠が到着しました!

 ちょっと調べてみたら、「天珠って虫っぽくて怖い」という意見が……。私も、「なるほどな」と笑ってしまいました。
 そして、その記事にあったチベットの人の、天珠の付け方がすさまじかった!ネックレスも腕輪も指輪も全部天珠!指輪は、全部の指に装備。しかし、不思議なことに、これが日本人だったら「やりすぎだよー」と思えるのですが、チベットの人だと聞いたら、「なるほど……」と納得できてしまいます。
 
 ちなみに、現在流通している天珠は、白いメノウに模様を描いて、後は釜で焼くと綺麗な白黒のはっきりした天珠ができる……そうです。
 むう。でも、言われてみると、二一眼天珠なんかは、確かに虫っぽいかも……。

 九眼ぐらいだと、私は「何かに似てるな?うーん、あ、エンドレスノット!それと、ドラゴン曲線!」とお風呂で天珠を見ていて気づきました。
 九眼天珠の模様って、幾何学的で、ずーっとそれが続いているような模様なんです。同じチベットのエンドレスノットはともかく、ドラゴン曲線って?と一般の人は思うかもしれませんが、ドラゴン曲線とは、同じ模様がずーっと続く、というフラクタルの一種です。多分。私の知識が間違ってなければ。

 エンドレスノットとは、チベットや中国に伝わるお守りの一つで、「永遠に続く」という意味の、幾何学模様の四角形をずーっとつなげたような形をしているお守りです。主に、銀や鉛などの地金でできています。

 私の九眼天珠ですが、届いたときにちょっとした傷がありました。
 ということは、少なくとも天然の鉱石でできているということです。ガラスや練り物は傷はありませんからね。
 天珠はチベットのものですから、大抵はメノウを焼いて作られています。しかし、最近の天珠ブームにより、粗悪な練り物やガラスやプラスチックなどを使って作られている天珠も多いそうです。

 まあ、確かに、理論的にはそういった「偽物」でも、効果はあるんですけどね。
 天珠は、元々の石ではなく、その模様によって力が得られるとされていますから。そう、模様が大事なんです。
 しかし、老天珠の中でも朱砂や血線(カーネリアンの天珠に見られる、赤い線)は特に力が強いとされています。老天珠でなくとも、それらが出ると珍品とされます。

 私の天珠の傷をよく見てみると、なんか、元々は茶色っぽい石のような?よーく見ると、確かに目の中の部分なんかは茶色。ふむ……じゃあ、この石は元々は茶色のメノウだったのか?と。
 普通、現代天珠って白いメノウが使われるんですけどね……。それとも、焼かれて茶色になったとか?

 さて、天珠を身につけてみて思うのは、「なんか視界が違う!」でした。
 ネックレスに通して、辺りを見回してみると、視界がクリアーなような。私、普段はめんどくさがって眼鏡をかけていないのですが、本当はすごく目が悪いのですが、天珠を付けると、どこまでも見通せるような気にさえなります。

 で、気づいたのは、私の部屋自体に結界が張られていること。だって、あれだけごちゃごちゃいた霊が一体もいません。真理矢の仕業だということは一目瞭然です。
 しかし、その真理矢は視認できません。周りを見渡してみたのですが、それらしい霊体もおらず。
 あ、でも、鬼門方面に、黒っぽいものはいました。でも、単にそこから動けないだけで、私に悪影響を及ぼすものではなさそう。地縛霊的な?ここの土地にずっといるもののような?まあ、悪さをしたら、真理矢が動いてくれるでしょうけど。

 なるほど、確かに、天珠を付けると霊能力のようなもの……勘とかは鋭くなる気がします。
 九眼天珠は、特にビジネス方面に効くそうですが、ただのパートタイマーである私がどうビジネスを開くのかは不明です。
 会社でも興すか?いやいや。

 そういえば、スピリット界に行けなかったのは解決しました。
 あっちに降りた時に、ちゃんと手足が動く感覚がしたので、もしかして……とリーボールを張り直したら、視界が開けました。
 どうやら、リーボールを逆に張っていたようです。ほんとに……駄目な子!

 しかし、どどめ色だったリーボールが、上の方は緑っぽくなってきました。こうやって段々進化していくのかな?
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習い事なんて嫌いだったあの頃

 夕方から、スピリット界にアクセスできません。
 昨日は昼間、アクセスしちゃいましたからね……。まあ、館に何もなければ良いんですけど。

 ところで、とある場所の多分大量生産品のメダイを見ていたら、なんと、マリア様のお顔に2つのぽっかりとした眼を開けているところがありました。
 ……なんだろう?このマリア様。悲しんでいるような、何かを恨んでいるような……。

 でも、なぜこのショップが、このマリア様の写真を選んだのかがわかりません。もっとはっきりとした目鼻立ちを付けたかったのか?いや、でも、いくらなんでも、このマリア様は不気味すぎる。ドクロのモチーフの方が、ちゃんと「世界の闇の部分」だとわかっている分、可愛いくらいです。

 他の写真を見ると、そこにはちゃんとしたマリア様の写真が。どうしてこの一枚にだけ、こんなマリア様なの?と私は思いました。
 
 話は変わりまして、私の幼少期のことを少しお話したいと思います。

 まあ、私の祖母というのがこれまた強烈な人で、愛情深い人ではあるのですが、時々その愛情が横道に逸れることがありました。
 うちは共働きなので、子供の世話は祖父母がしていたのですが……。

 たとえば、「授業はわからなくても手を上げろ」「学級委員には必ず立候補しろ。○○子(叔母)は学級委員で優秀だった」「(少しでも逆らうと)ばあちゃんの言うことがわからないのか!(びんた)」
 私は、クラスの中では大人しく、目立たない存在だったので、そういった教育を受けていた私は、皆の目では「変なところで目立ちたがり屋の右川さん」という位置づけをされました。幸い、それでいじめられたことはなかったのですが……。

 私としては、すっかり洗脳完了されている状況ですから、何故自分の行動がおかしいのかがわからないのです。例を挙げると、新興宗教にはまっているところの子供、という感じでしょうか。子供の頃からおかしい環境で育っていたので、周りと比べて何がおかしいのかわからないのです。
 
 中学校に入ると、段々「どうも私の環境はおかしいらしい」と気づいてきました。
 思えば、ピアノや塾等に行かせられていたのですが、それらは全て、祖父母の親戚づきあいのためでした。
 他の習い事がしてみたい、と言うと、「本当にそれはお前のためになるんだろうね?でも、うちにはお金があまりないのだから、無駄な習い事はさせられないよ」と、小学校低学年の子供に対して、ものすごく責任を背負わせるような言い方をして、諦めさせられました。

 親戚づきあいのための習い事。それが面白いはずもなく、私は小学校低学年から中学校高学年までずっと、前の見えない習い事をさせられました。
 しかし、その時から不思議な現象は起きており、ピアノの発表会の時などは、勝手に指がすらすらと動き、気づけば自分の番が終わっていたのです。なので、親からは「全然緊張してなかったね。それに、練習してないのによく弾けるね」と言われました。

 思えば、あの時から、私は「憑依体質」だったのかもしれません。霊感は全然ない私ですが、これはすごく不思議な体験でした。

 しかし、中学校も高学年になったある日、「発表会のビデオができたよ」と先生に言われたのですが、その発表会の時、私は足がガクガクと震えていたので、恥ずかしくて「ビデオは良いです。観たくありません」と断りました。
 すると、先生は無言で退出していって、上の階(先生の実家でピアノを習っていました)から「観たくないって、可愛くない子!」という声が聞こえてきたのです。

 それで、私は「ああ、ピアノ辞めよう」と思いました。
 それに、私は以前、祖母が言っていた「うちにはお金がないんだから」という言葉通り、「お金がないのならこれまでよくやった方だよ、もう月謝払わなくて良いのなら、それで良いじゃん」と思って家族にそれを打ち明けました。

 しかし、家族からの第一声は、「今まで幾ら金かけたと思ってるんだ!」でした。
 もちろん、それならこれからもお金をかけなくて済むということは、私にとっては親孝行だと思っていたので、私は「???」となりました。
 特に祖母は激しく私を「根性がない」とか「自分さえ良ければ良いと思ってる(???)」とこきおろしました。

 で、後々気づいたのですが、これ(自分さえ~)の意味って、つまりは「私の顔を潰すな」という意味なんでしょうね。
 習い事を辞めるということは、親戚とのつながりが薄くなるということ。私はさしずめ政略結婚に利用されていたようなものだったのです。
 この「自分さえ~」は祖母のおきまりの台詞なのですが、そういう割には、祖母は独善的です。なので、私は祖母に言ってみたい。

「自分さえ良ければ良いと思っている」のはあなたの方なんじゃないか?と。
 それは、同族嫌悪なんじゃないの?

 ちなみに、塾を辞める時も、同じようなやりとりをしました。
 結局、ピアノも塾も辞められて清々としたのですが、学校を辞める時にはこの倍の罵声が振ってくるとは、私はまだ知りませんでした。
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人魚さんと黒犬さん

 天珠について、「台湾の女性が飛行機事故に遭ったが、天珠を付けていたので生き延びた」みたいな注意書きがしてあるところが何カ所かあります。

 ……私はこれに違和感を覚えるんですよねえ。
 だって、「生き残れた」ということは、亡くなった人もいるんでしょ?亡くなった人は運がなくて、その女性は天珠のおかげで助かった?それって、例えそれが事実だったとしても、それを売り文句にして「だから事故に遭ってもあなたは生き残れます」みたいなのはどうなの?と思ってしまうのです。

 まあ、中華圏ってそんなもんでしょうかねえ……。「売れれば何でもいい」という国ですから。
 でも、日本人にはそんなエピソードを語って、天珠を販売してほしくない。誰かが悲惨な事故で幸運で助かっても、他の人はどうなったの?ご加護がなかったから死んじゃったの?と。

 ちょっと前、「ファイナルディスティネーション」というホラー映画が流行りましたが、あんな感じで、もし事故から逃げ延びても、結局死神の手からは逃げられない、ということにもなるかも。いや、私は海外のホラーってあんまり好きじゃないんで観てませんけどね。ホラーとグロは違うと思うんですよ……。あと、ホラーと「びっくり」も違うと思います。

 さて、昨日の夜。
 人魚に助けて貰ったから、人魚にお礼を言いに行こう、と思って、人魚のところに行きました。

「人魚さん、元気ですか~?」といつもの岩のところで声をかけると、なんだか人魚はぼーっとしています。
「……人魚さん?もし」と、脇腹をツンツンとつつくと、「ひゃっ!……何よ、あんたたちじゃないの」とようやく気づいてくれます。
「何ですか?ぼーっとしちゃって」と言うと、「うーん……まあね……」となんとも歯切れの悪い返事。
「……恋ですか?」と言うと、「なっ!そんなわけないでしょ!」と怒ってきます。

「そういえば、先日はお世話になっちゃいまして。あの、パーフェクトフリーズみたいな、一定範囲内のものを全部凍らせるっていうのがすごく役に立ったので……」というと、「そう……それはよかったわね」となんとなく気の抜けた返事。
「姉様、そんなことをなさっていたのですか!?あまり危ないことはなさらないでください!」と、後ろに控えていた真理矢が文句を言います。

「……?ホントにちょっと変ですよ?大丈夫ですか?」と聞くと、「んー……あんたの力って、私と、あのガブ……なんとかの力が混ざってるのよねえ」と言われ、私は「ガブリエルさんですか?あの人は天使で……」と言うと、「そう、ガブリエル。だから、なんか、あんたに直接力貸した感じにもならないのよねえ」と言います。
「あとはまあ、燃え尽き症候群かな」と言われ、「ああ、確か、長年のライバルと決着がついたとか」と神獣に吹き込まれた話を思い出すと、「そうね……。あっちもあっちで、再戦申し込んでくれば良いのに、全然こないし……」と、人魚ははあ、とため息をつきました。

「……やっぱそれって恋じゃないですか?気になるとか……」というと、「だからっ!あいつとはそういう関係性じゃないし、そもそもあいつも女だし!」と人魚は顔を真っ赤にしています。おやおや……?

「じゃあ、そのライバルさんに会いに行きましょうよ?別に、陣中見舞いだと思えばなんでもないでしょう?」と言うと、「うーん……わかった。でも、人間の姿になるからちょっと待って」と言って、湖に飛び込んでしまいます。
 しばらくして、「はい、なりました」と、水の中にいたにも関わらず、乾いた服で、パンプスを履いた人魚が陸にあがりました。

「その神様のところは……」というと、「面倒だからテレポートするわ。つかまって」と言って、景色が薄れていき、また戻ると、そこは森でした。
 そして、きょろきょろと辺りを見回そうとすると、人魚の手が私の目を覆います。
「見ちゃダメよ。あいつは見た人間を不幸にするから」と言って、そのまま「ちょっとあんた、人間の姿で出てきなさい!」と叫びます。
 すると、がさっと音がして、なにかが対峙する気配がしました。

 やっと手を眼から外されると、そこには黒い耳とふさふさの黒い尻尾を持った、真っ赤な目の女性が。……うん?妖怪?
「ブラック・ドッグ。人間はその姿を見ると、死に至ると言われていた、不吉の犬よ」と人魚が説明すると、「犬って言うな!」とその妖怪が言います。
「それにしても、何よ。あれだけコテンパンにしておいて、今更何しにきたの?」とその黒犬が腕を組みます。
「うん……えっと……」と、人魚がもじもじするので、私はすすっと人魚の背後に回り、その背中を強く押しました。

「あっ……」と人魚が倒れそうになるのを、黒犬ががしっとつかみます。
「どんくさいわねえ。それでも神なの?」と黒犬があきれて言うのを、「う、うるさいわね」と人魚が言います。ほほう、これはこれは……。

「人魚さん、あなたに会えなくて寂しかったみたいですよ」と私が助け船を出すと、人魚が「て、適当なこと言わないでよ!」と怒ります。しかし、ここってフォーカス100じゃないみたい……80か70くらい?妖怪が出るくらいですからね。

「……適当なことなの?」と、黒犬が言うと、「あ、いや……」と人魚がうろたえます。「し、勝負。そうよ、勝負――」と人魚が言うと、「そんなことより、お茶しない?あんたが来るかもしれないって思ってたのよ」と言って、黒犬がくるっと背を向けて歩き出すと、人魚は「ちょっと、人の話を……」と言いながらそれに付いていきます。

「人魚さん、私たちはここで失礼します」というと、「え?あ、え」となっている人魚を置き去りにして、私たちは館に戻りました。
「……人魚、あの黒犬と仲良くしたいみたいだね」と私が言うと、「ええ。今まではわざと勝ったり負けたりしていたんでしょう。ふふ、素直じゃない」と、真理矢もうなずきます。

「きっと――寂しかったんでしょうね。人間からも忘れられて。黒犬とのケンカでコミュニケーションを取っているつもりだったんでしょう」と、真理矢がしみじみと言います。
「上手くいくと良いけどね」と、私は館の玄関からいつも通りに館に入ったのでした。
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天珠は可愛い

 天珠のこと書いてたら、自分が欲しくなってしまい、ついに九眼天珠を買ってしまいました。
 天珠って、ヤバいですね。見てるとどんどん欲しくなってしまう。でも、老天珠までは手を出していないので大丈夫かと。

 ちなみに、老天珠クラスになると、1000年受け継がれている天珠とかいうのもあるそうです。すごいなあ。しかも、それを持っているのが日本人とか。天珠スレでお披露目されているのを見て、びっくりしてしまいました。私には手の出せない世界だ。

 それと、天珠は、何個同時に持っても良いそうです。特に上限はないとか。だから、チベットの人なんかは、ジャラジャラ天珠を付けていたりするそうで。ピアスも天珠、ネックレスも天珠、ブレスレットも天珠、というチベットの人の写真を見たことがありますが、なかなかオリエンタルで素敵でした。これが、Tシャツにジーンズとかだったらファッション的に浮いてしまうと思いますが、オリエンタルファッションだと、断然かっこよく見えます。
 
 ファッションで言ったら、ヒッピーファッションとかでも天珠は合うと思います。要するに、シンプルなファッションよりごちゃっとしたファッションの方が合うってことですね。
 まあ、合わなくてもお守りなら、服の下に付けるとかでも良いと思いますが。
 私も、仕事の時はシンプルな服で、スカート禁止なので、天珠浮きます、多分。

 今度の天珠は、ペンダント仕様なので、シンプルにも付けられるかな。

 そうそう、天珠の中で一番力が強いのは九眼と書きましたが、二一眼もなかなか良いそうです。
 基本的に、眼の数が多いほど力が強いんですね……。あとは、眼の数にもよります。中国では九や二一など、基本的に奇数が吉となっています。
 まあ、基本的に、なので、偶数だからといってその天珠が悪いわけでもありませんが。私も偶数の天珠持ってますしね(何かのおまけで貰った二眼天珠。恋愛に効くらしいですが、特にそういったこともなく……今は自転車の鍵のキーホルダーになってもらっています)。

 さて、九眼天珠ですが、力が強く、事業運に向いているとされます。
 要するに、金運の石ですね。宝瓶天珠もそうですが、私、そんなに金に飢えてるのか?と言われれば、ああ、飢えてるよ!と答えるほどお金は欲しいです。
 また、運気全般にも効く石であり、オールマイティに活躍してくれます。

 私も天珠に関しては手を出し始めたばかりなのでよく理解していませんが、ラッキーアイテムだということはわかります。
 じゃあ、チベット人は皆、幸福で金持ちなはず……と言われるかもしれませんが、そこはまあ、ツッコむときりがありませんので。

 ……そういえば、私が良く行く石屋さんで、売り場の下に5~10kgはあろうかという大きな水晶のクラスターを置いてあるのに気づきました。
 多分、売り物じゃないと思います。縁起物なのかな?

 ちなみに、私の家の玄関には、3kgくらいのアメジストクラスターがあります。
 父の友人の社長さんが、新築祝いとしてくれたものらしいです。母に聞いたら、10万円はくだらないだろう、とのこと。そんなものをぽんとくれちゃう社長さんって、さすが社長さんです。
 そこの家は、奥さんが風水や占いに詳しく、「アメジストを玄関に置くと良いのよ」と言われて、玄関に置いているとのこと。

 後で調べてみたら、風水的には玄関にアメジスト、トイレに水晶とあったので、それを母に言ったところ、トイレに溶練水晶の玉を飾っていました。……人工水晶でも効くのかな?

 さて、天珠の話に戻りましょう。
 天珠の価格ですが、現代天珠はそんなに高くありません。2000~5000円くらいですね。
 これが、老天珠とか朱砂天珠とかいうともっと高くなりますが、天珠初心者には2000円ぐらいの天珠で十分です。それで物足りなかったら買い足すなりもっとグレードの高い天珠を求めるなりすれば良いのです。
 
 朱砂天珠ですが、これは、焼き付けられた天珠の柄の部分にぽつんと赤い砂のような模様が入っている天珠を言います。これは、天珠としては非常にレアで、それでグレードはぐんと上がります。
 というのも、天珠はカーネリアンに塗料を焼き付けたもの。塗料がはげても、そこは薄く塗料が残るのです。完全に剥げてしまうということはあまりありません。
 朱砂は、完全に塗料が剥げ、赤い砂のようにぽつりとカーネリアンの色が残る現象です。
 この現象は、チベットでは「吉兆の印」として重宝されます。

 天珠、調べれば調べるほど面白くて、はまってしまいそう。
 やばいですね。これ以上パワーストーンにお金はかけられないってのに。でも、欲しいのならしょうがないです。「いつ買うか?」と言われたら「今でしょ!」と答えてしまう、この性格が憎いです。
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私は統合失調症♪

 月のものがきているからか、あんまり頭が上手く働かないのです。
 先日などは、ひらがなの「し」をどっち向きかわからなくなったり(これは前にもあった)、数字の4を何度も「女」と書いたり。もうめちゃくちゃですね。
 一応、役所に提出しなければいけない書類書きがあるのですが、この状態で書類なんか書いたら、何度間違えるんだよ……と思ってまだ書いていません。通院関係の書類ですが、「今度の通院までに提出しないと、自立支援が切れてしまいますので……」と言われ、「今度の通院までに出してきます」と言ったのですが、頑張って書かなければ。

 ちなみに、こっちのブログでは、私の精神的な病のことは最低限しか書いていませんが、一応自立支援法についても書いておきます。過去、メンヘルブログをやっていたのですが、そっちは消してしまいましたので。

 自立支援法とは、過去、ナントカ条(32条だっけ?)と言われていた、メンタルヘルス含む通院患者の通院にかかる費用を軽減する、ありがたい法律です。
 最初に2000円ほど、医師の診断書が要りますが、申請が通ってしまえば収入によって(または、扶養者の給料によって)かかる料金の上限が決められたり(私は上限5000円です)、保険証を使うと3割負担だったのが、自立支援が通ると1割負担になります。

 32条の頃は、これが無料だったんですけどねえ。国が、それじゃやっていけないということで1割になったのですよ。
 まあ、生活保護の人は無料らしいですけど。
 
 ちなみにこの制度、医師によってはこちらから言わないと教えてくれない医師もいます。というか、私の一番前の医師がそうでした。というか、そういう医師の方が多いそうです。悲しいことに。
 病院としては、現金で払ってくれる方がありがたいんでしょうね。しかし、この自立支援法を教えてくれた医師によると、「あなたには受ける権利があるのだから、受けておきなさい」と言われ、受けることになりました。

 前の医師は、薬価の高いパキシルを「副作用出てます」と言ってもずーっと処方されたりして、薬代月に6000円くらいかかっていました。
 病院代も2500円くらいだったので、8000円くらいですね。「病院代」として親に貰っているお小遣いが1万円でしたので、ほとんど自分の自由になるお金はありませんでした。

 今の病院に移ってから、「鬱ではなく統合失調症である」と診断され、メジャートランキライザーという強い薬を飲むことで、繰り返していた自殺未遂を克服。また、「死のう」という気持ちもなくなりました。
 今でも時折「死にたい」とは思うものの、自殺未遂当時の気持ちよりはだいぶ軽減された「できれば死にたい」程度になります。あと、ギャグで「死にたい(ライトピカーッ)」みたいにもなります。以前の私とはまるで別人……いや、本当は私はこういう人間だったんだ、と本来の自分を取り戻しつつあります。

 まあ、そういうわけで、以前の病院から今の病院に移って、最初に思ったのは「病院代安っ!薬代安っ!」でした。
 今の病院は、地元の一番近い病院で、通う前から母に「あそこの病院は評判が悪い」と言われて、避けていた病院でした。
 あまりに診察代が安いので、「やっぱ腕良くないのかな……」と思っていたところ、私の恩師とも言える先生に出会って、パキシル含むSSRIを止め、また、自殺未遂のことを告げたところ、メジャートランキライザーを出され、今のところずっとそれで落ち着いています。

 まあ、その先生も、私の病気について「うつ」と言っておきながら、書類には「統合失調症」と思いっきり書くような先生だったんですけど。私が、のり付けしてある封筒を勝手に読んでわかりました。後からその提出先である今の職場の上司に「開けちゃ駄目!」と軽く叱られましたが、もう一人の上司が「私でも開けちゃうかもなー。でも、病名読んでどう思った?」と聞かれ、「そうなのかなーと思いました」というと、「それなら治るよ。病識のある人は必ず治る」と太鼓判を押して貰い、私にとってはすごく励みになりました。

 ちなみに、統合失調症っていうと、「独り言言ったり、自分をコントロールできなくなる病気でしょ?」と思われがちですが、それは「陽性症状」といって、必ずしも統合失調症患者が全員そうなるわけではありません。まあ、私も言わないだけで「盗撮されている!」とか「誰かに声を聞かれている!」とかはありましたが、そんなに激しいものでもありませんでした。
 陰性症状の場合、確かに鬱とよく似た症状が出ます。
 気力の低下、認識力の低下、寝たきりなど……。なので、私も長いこと鬱だと診断されていたわけです。

 さて、「じゃあ、あんたがスピリット界と言っているのも、病気の一つなんじゃないのかね?」と健康な人なら思うかもしれませんが、はっきり言って「それは違います」と断言できます。
 実際、健常者の人もスピリット界にいけていますし、第一、症状が出てくるとスピリット界に降りづらくなるのです。これは、統合失調症などの精神疾患では、逆で、症状が重くなるほど普通はそういう「異世界に行った」とかいう症状が出やすくなるのだとか。

 現在、私が処方されている薬は次の通り。
・ジプレキサ(陰性症状用の薬。陽性症状を抑えるには、エビリファイなどが使われる)
・ロナセン(同じく、陰性症状に)
・サイレース(いわゆる眠剤。6時間ほど眠れるらしいですが、私は体感的にはあまり……)
・レンドルミン(これも眠剤。入眠用の薬で、一番効き目の弱い薬ですが、私は効いています)

 ちなみに、また薬に対しての法律が変わり、今まで処方されてきた眠剤が上限2種類までしか処方できなくなったそうです。でも、それに関しての記事を読んだら、処方できる人には、処方できるのかな?なんか、病院の方の利益がどうとか書いてあったのですが……。説明されたのと話が違うので、どっちが合っているのかは私にはわかりません。てか、考えるのを放棄しました。
 なので、私は以前、これにプラスでアモバンを処方されていました。今、100錠くらい溜まっているので、処方されなくなっても当分平気です。

 むむ、病気についての話が長くなりました。しかし、私は、同じ病気にかかっている人たちにも、「皆、大丈夫か-?」と声をかけたいのです。私たちは、難破した船の残骸につかまる者同士だと、私は勝手に思っています。
 だから、こうしてブログという公共の場で呼びかけているのです。「大丈夫-」と言う人もいれば、「もう腕が限界。怖い」という人もいるでしょう。でも、声を掛け合うことで、「苦しいのは私だけじゃない」と思える。「こいつよりは私は大丈夫」と思えるかもしれない。なので、私は病気をオープンにして声をかけ続けていきたいのです。
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