2014年12月の記事 (2/11) | 魔法石の庭3rd

2014年12月の記事 (2/11)

疑惑

 夜中、セルフィとお茶しました。
「なーんか、なんで真理矢があんなに修行修行言うのかわかったかも」
 そう言うと、セルフィが「へえ?なんで?」と金色の長い髪をかきあげます。

「まあ、私のために戦うっていうのもモチベーションとしてあるのはわかりますが、そのほかに、単に武道というものが面白い、って言うのもあると思います」と、私が紅茶に口を付けます。
「面白くなければ続かないわよ」と言って、セルフィが両肘を机について手を組み、そこに顎を乗せます。
「今は、メローネみたいに銃が主流の時代。なのにあんたたちはそれに逆行してる。それは、このスピリット界が現実の物理法則とは違うって気づいたからじゃないの?」

 セルフィの指摘に、私はうむむと考えます。
「確かに、現実では銃とミサイルが主流ですよ。でも、ユフィさんのところの灯星石さんの戦い方を見ていて、「なるほど、剣が銃と同等に戦えることもあるんだな」って思いました。とすると、こっちの世界で銃があまり使われないのも、銃も剣も魔法もさして強さに変わりはないんだと思いましたよ。あとは趣味で武器を選べば良いだけで、どの武器が一番強いのか、なんてことはナンセンスなんだと思います」
 そうまとめると、セルフィはくすっと笑って「そうね。ポケモンみたいなものかしら。どのポケモンを選んでも、それなりに強くすれば最終戦まで連れて行けるでしょ?確かに、元々強い個体はいるわよ。でも、愛さえあればそれを選んでもそれなりに戦えるの」とポケモンに例えてきます。

「……そういえば、灯星石さんがエッダさんみたいな人を連れてきちゃったみたいなんですけど」とガールズトークの定番、「恋バナ」にシフトすると、「え!?なにそれなにそれ」と、セルフィが食いついてきます。
「うーん……灯星石さんに横恋慕する人がいるそうで。お酒を飲んで、女性側から首にキスしただけで恋人だと思い込んじゃうタイプの人みたいで。なんか、厄介らしいですけどね」と、私は冷静に紅茶を飲みます。

「ふーん……要するに『痛い女』ってわけね。灯星石も、顔は良いからねえ。性格は、ちょっとまっすぐすぎるところあるけど。真理矢みたいに」
 と、真理矢をちらっと見るので、「ああ、灯星石さんも、真理矢の戦い方が自分に似ていると言っていましたよ」と言います。真理矢は、いつも通り、口出しもせずに黙ってお茶のお代わりを待っています。ホント、こういうところはメイドですね。

「で、灯星石よ。その女とどこまで行っちゃったの?ベッドまで?」と聞いてくるので、「そんなわけないじゃないですか。仮に酔いつぶれた女性を介抱しただけでも、灯星石さんは自分は床で寝る人だと思いますよ。ユフィさん一筋なんですから」そう言うと、「ちぇー。つまらないわね。灯星石も、どうせなら据え膳食っちゃえば良いのに」とセルフィがつまらなそうに口を尖らせるので、「ユフィさんがいて、そんなことできる人だと思います?良くも悪くもまっすぐな人ですから、それは無理という話ですよ」と私がいさめます。

「それで、その女性……マリーさんというんですけど、雇った男たちを連れてきて、危うく交戦になるところだったんですが、灯星石さんの一撃で戦意喪失して逃げていったそうですよ。まったく、へっぽこですよね」というと、「何よ。かみなだってちょっと楽しんでるでしょ?」とセルフィがにやにやしているので、「……まあ、灯星石さんに怪我させたとかいう相手なら心配もしますけどね。一撃食らっただけであっさり逃げ出すような雑魚には興味ないです」と私は真理矢に「お代わり」と言って紅茶を注いでもらいます。

「……あんたも、よく真理矢を信頼してるわよね」とセルフィが肘を付いた体勢のままで言います。
「?ええ。そりゃそうですけど……」というと、「真理矢とメローネはあんたを取り合ってるのよ?お茶に変なもの入れられてたら……とか考えない?」と言うので、「あのですねえ。真理矢が私に害をなすことをすると思いますか?それに、真理矢は式神です。主人の命令に背くことはありません」ときっぱりと言い切ります。

「……なんだか、セルフィは昼ドラみたいな展開がお好きなようですが」と言うと、「そりゃそうよ。男女同士の愛憎の争いほど面白いものはないわ。傍から見てる分にはね」とウィンクしてみせるので、「……まあ、ショッキングなことほど楽しいのは認めますけど。そうでなければ、レディコミや週刊誌が売れないことになっちゃいますし。タブロイド紙を一読したことはありますが、なんか全部『どうでもいいじゃんそんなこと』って内容で、読める内容ではありませんでしたね」と私は新しい紅茶をすすります。

「ふふ、あんたは信用してるみたいだけど、真理矢はどうなのかしら?」と、話は真理矢にまで及びます。
 急に話を向けられた真理矢は、「僕がそんな卑怯なことをするとお思いですか?」と冷たく突き放します。「だいたい、何か仕込むなら、メローネ様に仕込みますよ。姉様には仕込むことはありません」と言い切りましたが「ちょっと、メローネにも仕込まないでよ!」と私は止めておきます。

 真理矢を止めてから、「セルフィ、あんたねえ……」とあきれて言うと、セルフィは口元を隠して笑いながら、「どんなに親しい仲であっても、気をつけることは大事ってことよ」と言います。
「そんな、ぎすぎすした家庭嫌だなあ……」というと、「だから『お茶会』が必要なのよ。第三者がいないところだと、何を入れられるかわかったもんじゃないでしょ?」と再び笑います。
「真理矢はそんなに性格悪くありません!もう、セルフィ、妄想だけであれこれ言わないでよね」と言って真理矢を見ると、そっぽを向いてちょっとご機嫌斜めなようです。そりゃそうです。ありもしない疑いかけられて。

「そういうセルフィ様は、もうお茶のお代わりも、ケーキのお代わりも要らないようですね。何か混ぜてあるといけないので」と真理矢がワゴンを片付けようとすると、「あ、ごめんね。ごめん。お茶もケーキも要るから~」とセルフィがそれを止めようとします。
「あんたといい、真理矢といい、よく食べるわね。セルフィ、ケーキ3個目じゃない」と、スポンジではなく、素朴に焼いたパウンドケーキを見ると、「甘いものは何個食べても美味しいのよ」と言われます。……私は1個で胸焼けしますけどね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

かみなさん、弓を始める

「う~ん……」と、私は悩んでいました。
 ここはメローネや真理矢がいつも使っている道場の中。私は、新しく壁に立てかけただけの簡素な的を狙って弓を引いています。

 弓といっても、日本の長いあの弓ではなく、西洋のアーチェリーのような短い弓です。弓自体が銀色に、翼をかたどった装飾がなされています。

「当たらないなあ。弓って当たらなければ意味ないんだけど……」と思いつつ、再び弓を引きます。日本式の弓と違って、前後の動作が必要ないのが便利です。
 メローネや真理矢を見ていて、「私も自分の身を守りたい」と思って始めた弓ですが、なかなかうまくはいかないものです。

「風で無理に方向を変えたりはできるけど……それじゃ、あんまり意味ないような気がするからなあ」と思って、弓を引き、放ちます。ドン!と以外と重い音と共に、カラン、と薄い板が割れる音がしました。
「あちゃ、割れた。ちょっと根を詰めすぎたか……」と、私は割れた板を処理して、次の板を創造します。

「ふい~……休憩」と道場の畳の上に座ると、私の方をちらちら気にしながら稽古していた真理矢が、「姉様、どうぞ」とすぐに温かく蒸したタオルを持ってきてくれます。
「ありがとう。あー、あったかい……」と言うと、「姉様も、あまり根を詰めないようにしてください。……僕に言われるのもなんだと思いますが」と真理矢が言うので、「平気平気。ああ、でも、指が痛くなっちゃった……。ブレイサー(弓を射る時の手袋)してたのになあ」とブレイサーを取ると、人差し指と中指の間が赤くなっています。これは、マメができるのも時間の問題かも……。

「姉様は、確か鉄扇と銃をお持ちではないのですか?鉄扇は実戦に向いているとは言えませんが、銃があるので、それで構わないのでは?」と真理矢が言うので、「うーん……頑張ってる真理矢を見ていたら、私も武道がやりたくなってね。それにほら、真理矢の『矢』にも繋がるじゃない」というと、真理矢は「そ、そうですか……」と、少し照れている様子。
「それにしても、あんまり的に当たらないの。私、不器用だからかな?」と言うと、真理矢が構えた私に覆い被さるようにして、弓を握っている手を握ります。

「弓の軌道は、弧を描くのです。だから、対象の少し上を狙って……1、2、3で放ちますよ?1、2、3!」と言って、放つと的の中心に見事に当たります。
「おお、すごい!そうか……ちょっと上を狙うんだ」と言って、私は矢を取ります。この感覚を忘れないうちに、自分でもやっておきたい。

「まあ、姉様なら、人間ですから、物理法則などないこの世界では、簡単に弓など当てられるのでは?」と真理矢が言ってくるので、「そういうチートはあんまり使いたくないんだよねえ……本当に戦闘になったら、そんなこと言ってられないから風でも氷でも使うけど。でも、何か一つ、趣味の武道を持っておくのもいいかなって。弓って今は銃が主流の時代で、ほとんどロマン武器じゃない?だからやってみたんだけど」と言って、私は構えて、放ちます。
 すると、一応的には当たるようになりました。「おお、当たった。すごいすごい」と言うと、「……僕としては、何故姉様がそのチートを使わないかがわからないのですが」と言われるので、「趣味の世界でチート使ったらつまらないでしょ?少しうまくいかない程度が良いんだよ。何も実戦で今すぐ使わなきゃならないわけじゃないし。現実だと、お金かかるけど、スピリット界だと0円でできちゃうし!」と説明します。

「……だからアーチェリーですか。ボウガンなら自動で操れるので何となくわかるのですが、何故弓なのかがわからなかったのですよ……」と真理矢が言うので、「うん。それに、上達したら実戦にも使えるでしょ?銃が主な社会だって、灯星石さんなんかは剣で銃と戦えるじゃない?ここ、スピリット界は何でもありの世界なんだから、弓で戦おうとしても、銃より使えたりもするかもね」と答えます。

「僕も、あえてランスという武器を選んだ訳ですが、そういった意図があったんですね」と真理矢が感心したように言うので、「うーん、意図っていうか……てか、真理矢、私が何か始めると、そこに何らかの企みみたいなものがあるのが当然だと思ってない?」とじろりと睨むと、真理矢は慌てて「いいえ!ただ、姉様は何かをするときはちゃんと何かを考えていることが多いので、聞いてみただけです」とぱたぱたと両手を振ってみせます。

「まあ、腹黒でもいいけどね。……しかし、こうなるとスコープとか欲しくなるなあ。狙撃兵!みたいな」と私が言うので、「はあ……しかし、姉様、スコープだと重くなりますよ?」と言ってきます。……だからスコープ作らないんだけど。

「弓は、ずっと前、ネットゲームで操ってたキャラが主に使ってたんだけど……だから簡単そうに見えたんだよねえ、夢の中でも何回か使ったことあったし。でも、あんまり簡単じゃなかったかな」と言って、構え、放ちます。これは外れ。ちぇ。

「では、僕も訓練に戻りますね」と真理矢が立ち上がったので、「うん、頑張って」と言って、私も弓の練習を再開しました。
 黙々と何かをするって楽しいですね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

馬は甘党=ナイトメアは?

 ナイトメアたちの厩舎に行きました。

 できあがった蹄鉄を履かせるためです。
「はい、怖くない怖くない」と私が撫でながら、真理矢が金槌で蹄鉄を打ち込んでいきます。蹄は爪……とはいえ、なんか痛そう、と思ってしまいます。

 マーダーは大人しかったのですが、問題はレッドラム。マーダーの様子を見ていて、「爪に打ち込む……爪に打ち込む!?ホントに痛くないの?」と思ったらしく、暴れ回ります。
「痛くないから!むしろ、爪が割れちゃった方が痛いと思うよ?」というと、「嘘だあ!絶対嘘だあ!」とぐるぐる厩舎を回って歩いていたところに、メローネがやって来ました。

「まったく……俺のナイトメアだというのに、小心者も小心者だな」と言って、レッドラムを捕まえ、首を抱えます。「今のうちにやれ」といわれ、真理矢が事務的に蹄鉄を履かせます。
「痛い!痛い!……はれ?痛くない」と、レッドラムは拍子抜けした様子。「だから、爪だから痛くないって言ったじゃん」と私があきれて見せます。……でもまあ、傍から見たら痛そうにも見えますけど。

 2匹の蹄鉄を履かせ終わると、真理矢は疲労困憊した様子です。龍の力でも、暴れる馬を押さえつけて蹄鉄を履かせる、というのはなかなか大変なものらしいです。

 メローネは、何故か手慣れた様子。馬を飼っていたことがあるのでは?といった感じです。
 そういえば、過去世のメローネの職業、知らないなあ。何の職業だったんだろう?

「はい、大人しかったマーダーにご褒美」と言って、角砂糖を手のひらに2個、乗せて差し出します。「……ホントに馬扱いですね」と、ナイトメアとして誇りを持っているマーダーは不満そうですが、砂糖の魅力には勝てなかったのか、手のひらの角砂糖を器用に舌ですくって口の中に入れます。

「暴れたレッドラムは1個」というと、「えー?えー?ご褒美があるなら暴れなかったよ」とこちらも不満そうですが、「あ、要らないの?」と言うと「要る!」と言って、こちらも器用に角砂糖を口の中に入れます。

「……馬って角砂糖が好きなんですか?」と真理矢が言うので、「角砂糖……っていうか、甘いものが好きなんだよ。ニンジンだって甘いでしょ?まあ、これも馬漫画の受け売りなんだけどね」と、私は角砂糖の袋を振って見せます。
「これは、ナイトメア専用の角砂糖として、棚に置いておくから。……君たち、勝手に食べちゃだめだよ?一応マーダーの方の棚に置いておくからね」と言うと、「あ!ずるい!……じゃなくて、私を信用してないんですか?マスター」とレッドラムがうるうるした目でこっちを見てきますが、「あんた、絶対棚壊して全部食べるでしょ」といさめます。ぶるる、とレッドラムは不満そうに鼻を鳴らしました。

「……まあ、妥当だ。次からは暴れるなよ?」と、メローネはレッドラムの燃えているたてがみを撫でてみせます。「メローネ、それ、熱くないの?」と聞くと、「こいつらの炎は、『無意識という闇の中の光』としての炎だ。つまり、夢の象徴だな。象徴だから、熱くはない」と言います。
 それを聞いた真理矢がマーダーにも手を伸ばし、おそるおそる撫でます。「あ……ホントだ。熱くない」というので、そういうものか、と。

「メローネ、詳しいね」というと、「まあ、仕事柄、妖怪悪魔にも詳しくなる。知識として知っておけば、対処法がわかるからな」と言います。
「しかし、こいつらは相対すると結構厄介な部類に入る。人間を催眠状態にして、夢の中に入り込んで悪夢を見せるからな」というので、「え?それじゃあ、レッドラムは簡単に逃げられたってことじゃん」と言うと、「まあ、そうなるが。お前の創造した存在だから、本気で逃げる気はなかったんだろう」とメローネは言います。
 
「まあ、これからもよろしくね、マーダー、レッドラム」というと、マーダーは「は!」と敬礼するようにぴしっとしますが、レッドラムは「えー……どうしようかなあ」とぐだぐだしています。
「ナイトメア産の馬油ってどうだろう……美容的に」というと、「は!」とレッドラムも敬礼してみせます。こいつホントにどこまでいってもゆとりだな。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

久しぶりに・・・

「昨日は仕事お疲れ様」と私が言うと、「ああ。お前も、連休に入るな」と言われます。

 私たちは布団の中で抱き合っていて(ほとんど、私の冷えを取るためにメローネが抱きしめてくれているんですが)、真理矢には隣の部屋で待っていてもらいます。

「お正月かあ……いまいち実感わかないんだけど」と言って、私はごそごそと布団の中に潜ります。肩が冷たい。
「暖房のスイッチ入れても良いけど、夜中だからねえ。ま、でも、入れても良いかな」とスイッチに手を伸ばすと、メローネがその手を取ります。
「?メローネ?」と言うと、「もう少しこのままで。それに、各部屋に暖房はあるのだから、自分で付けるだろう」と言ってたぐり寄せた私の指を、布団の中で恋人つなぎにして握ります。

「しょうがないなあ」と言いつつ、私もまんざらでもありません。そのまま、ぽすんと布団に体を横たえます。

 そうすると、メローネの手が、ごそごそと私のお腹を触ってきます。
 そして、それを無視していると、胸までその手がいたずらしに来ます。

「ちょっと、メローネ……」とたしなめようとすると、「一週間我慢したんだ。いいだろう?」と言って、手を止めません。私もちょっと罪悪感があったので「もう、しょうがない子だねえ」と言って大人しく抱かれてやることにしました。

 胸を揉まれていると、ふと最近読んだ記事を思い出しました。
 なんでも、女性が一番なりたいカップ数は、Cカップなのだそうです。大きすぎもせず、小さすぎもしない。男性の手のひらにぴったりと収まるカップ数らしいのですが。Cカップの私としては、太ったことと、メローネが揉んで大きくしたことの二つがあると思います。

 女性はね、脂肪をある程度つけなきゃ駄目なんだそうです。もちろん、太りすぎはよくないですが、脂肪から女性ホルモンが出る……という研究が発表され、だから、アスリートなんかは筋肉を付けるので、脂肪がなくなって生理が止まってしまう人も多いようですね。

 メローネは、ちゅっと胸の間辺りにキスしてきます。
 心臓辺りにキスマークが残って、まあそれぐらいならいいか、と思っていたのですが、ちゅ、ちゅと胸にキスマークを付けてくるので、「なん、で、胸にばっかり……」と荒い息の間で質問すると、メローネは心外だという表情をして、「目立たないところに付けてやってるんだろう」と言います。

 つぎに、おへその辺りにもべろんと舌で舐めます。
 我慢させちゃってたからなー……と思っていると、そのまま私の足を担いで、女性のそこに顔を埋めてきます。
「メローネ!止めて!」と言うと、「どうしてだ?どうせ本番はしないんだ。好きにさせろ」と言って、再び顔を埋めます。

「あう……」と言って、私は枕で顔を隠しました。
「……それ、意味はあるのか?」と言われ、「少なくとも私はちょっとだけ恥ずかしくない!」と枕をぎゅっと握りしめます。
「まあいいんだが」といって、行為を再開するメローネに、少し涙が出てきます。気持ち良くて、でも恥ずかしい。

 舌での愛撫が終わると、次は指。気持ちいいのですが、「わ、たしだけ、ずるい!」と言って、メローネの前もくつろげて、そこを握って愛撫します。
「ああ、愛し合ってる感じがして気持ちが良いな」とメローネが囁いて来ます。私の指は本当につたない動きでしょうけど、できるだけメローネに気持ち良くなってほしいのです。

「中が熱くて柔らかい。もう一本追加する」と言って、メローネがそこをぎちっと広げたのがわかりました。「そんなの、実況しなくていい!」と私は枕でメローネの後ろ頭をぶっ叩きます。
 ちなみに、痛みはありません。多分、私が痛みという感覚をシャットダウンしているんでしょう。

「メロ、ネ、に会いたかったの」と、私はつぶやきます。「?毎日会っているだろうが」と言われ、「でも、仕事中、すごくメローネに会いたくて。早く帰って、スピリット界に飛びたくて仕方なかった。でも、会えたから、まあいいや」とほほえんでみせると、「っ……お前、それはわざと煽ってるのか?」と言われます。わざとって?

 そして、案の定私の方が先に達してしまったため、メローネには手で我慢して貰います。
「こんなの入るの……?」と私が来たる将来のために不安になっていると、「大丈夫だ。痛くはない」と告げられ、「ホントかなあ……」と疑問に思います。
 そういえば、エロ漫画で、すごく細くて長いチンコのため、レイプしていても女の子に気付かれないうえに処女膜も傷つけないため、「優しいレイプマン」と称された男のことが書いてありました。

 そんなこんなで、後戯。
 メローネは、私の両手をそれぞれ握って、私にもたれかかっています。心臓の音を聞いているようです。
「……仕事で何かあったの?」と聞いても、返事がありません。多分、言いたくないことがあったのでしょう。メローネの仕事は、魔物を退治したり、逆に魔物の依頼で増長した人間を屠ることもあるとか。色々と、煮え切らないところもあるのだろうと。

「……メローネ。私を抱くくらいで気分が紛れるなら、いくらでも抱いて良いから。だから、一人で抱え込まないでほしい。私たちは婚約者でしょ?」
 そう言って、私はメローネの背中をよしよしと撫でました。子供扱いすることで納得がいくのなら、安いものです。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

健常者のふりをして生きるか

 とあるサイトを見ていたら、自動的に出る広告の欄に、「最強の基地を作れ!」という広告が出ていたんです。
 なんら問題はないですよね。
 でも、私はそれを「最強の『墓地』を作れ!」だと思ってしまって、二度見しました。その間、頭の中を駆け巡ったのは、「最強の墓地って何だ?すごい強い幽霊が出る墓地とか?いや、ものすごい力のあるお坊さんが管理している墓地とかか?いやいや……」ということで、むしろそっちの方が面白そうなゲームだと思うんですけど。
 
 お墓シュミレーションゲーム。最強の幽霊を育てたり、お坊さんを育てたりするゲーム。斬新だと思いません?
 プレイヤーは幽霊側とお坊さん側の二手に分かれて、寺を守るか、あるいは幽霊として寺を落とすか。マルチ対戦では、幽霊とお坊さんが手を組んで他の墓地を攻めるとか。やばいこの「一発屋」臭。

 そういえば、今日は診察の日でした。
 診察の後、職場に行ったら、病院のことを知っている上司が「診察の曜日変わったんだ?なんていう先生?」と聞いて来たので、「さあ……?」と答えたら、ずっこけられて、「おいおいおい!名前も知らない人と話して来たんだ?」と言われ、私としては医師の名前なんてどうでもいいと思っていたので、その上司の反応が新鮮だったり。皆さんは、どうですか?病院かかったとして、医師の名前なんていちいち見ます?そりゃあ、これからも付き合いのある医師だと思いますが……(私の病気は、一般的に社会に溶け込めるようにはなっても、完治は難しいと言われています)。

 それで、上司はどうしたかというと、とある同僚を指さして、「○○さんより体格の良い先生?」と聞いて来ました。「いえ……痩せてたと思います」というと、「じゃあわかった。もう一人の先生、患者には痩せろ痩せろって言うけど、自分は太ってるからね」とか。
 まあ、医者が案外自己管理できてないのは知ってますが。うちの母なんて、一応医療従事者で、すごく神経質に手を消毒したり掃除をぴしっとしたりしているのですが、すごく体は弱いんです。父の場合、手洗いも一応するものの、全てにおいておおざっぱ。片付けも苦手。でも、体は丈夫。

 医療従事者って、そんなもんですよ。まあ、医療を志す人っていうのは、小さい頃から病院に通っていて、そこでの先生や看護師さんの優しさに憧れてなる……という人も多いですけど。
 私の以前の先生なんて、自分も精神関係の当事者だったらしいですから。でも、すごく話を聞いてくれる良い先生でしたよ。精神障害者として手帳を取ることにはあまり積極的でなかったのですが。

 私の仕事っぷりを見ている上司は、「右川さんは手帳を取って、障害者として就職した方が良い。右川さんは、仕事ができるように見えて、実は疲れやすい人でしょ?仕事ができると思われちゃうと、どんどん仕事を持ってこられちゃうからね。適度に休める、精神障害をオープンにして働いた方が良い」というようなことを言っていました。

 障害者って難しいですね。特に、私のように、独り言を言うでもなく、暴れ出すわけでもない、一見普通に見える(らしい)レベルの障害者って、なかなかわかってもらえなかったり。
 一日中布団から出られなくても、「怠けているんだろう」と思われたりね。「誰でも一日中寝ていたい時はあるんだ。障害じゃない、お前のは怠けだ」と言われ、「……それが何ヶ月も続くんだけど……それに、誰かとこのだるさとか辛さは比べられないじゃん。どうやって意識を共有するっていうの?」と思ったものの、言い返しても聞かない人なので、諦めて「はいはい」と言っておいて再び横になったり。

 もし、障害がなくなったら?明日寝て起きたら健常者に戻っていたら?と思うと、「そしたらバイトでもパートでもして今より稼ぐわい!ニートヒエラルキーの中でも、一ヶ月1万円以下の小遣いのニートは『働いた方がマシだから働け』って言われてるし!?」と考えます。
 私の障害は、遺伝するとも言われているので、結婚しても子供を作るという選択肢がなくなったり……。こんな目に遭うのなら、子供が可哀想、と思ってしまうのです。

 実際、「怠けだ」と言ってきた祖母は、鬱で心療内科にかかったことがあるそうで。なのに、鬱や陰性症状の辛さをわかってくれないのです。いや、わかろうとしてくれないというか。
 自分が鬱であることと、私が寝込んでいることとの関連性がわからない人……つまり、他人と感情が共有しにくい人、なんだと思います。「鬱だから辛いんだろうな」ではなく、「私の鬱はつらいけど、孫の鬱は甘え」という。
 結局、自分本位の人なんですよね……。母が、「嫁が私でなかったらおばあちゃんとはやっていけないよ」と言っていたのもわかる気が。私が嫁だったら、こんな義母嫌ですし。

 まあ、母も母で一癖ある人なんですけどね……。

 障害者としての道を歩むか、健常者のふりをして溶け込むか。
 私にはその決断ができません。
「迷える子羊」状態の私に、何ができるのか……。まあ、今は、薬を飲んで寝ているぐらいしかできないんですけどね。いいかな。明日のことは明日考えよう。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

ルビー

 うっかり石屋に入ったら、うっかりルビーを買ってしまいました。……だから年中金ない金ないって言うんだよ、私。

 ルビーと言っても、1mmくらいの小さい石です。2000円くらい。安かった。
 
 さて、ルビーについて少しお勉強の時間です。

 ルビーとは、コランダムという石類に含まれ、赤い石をルビーと呼んでいます。
 しかし、今流通しているルビーは、厳密にはピンクサファイアだったり、バイオレットサファイアだったりします。真っ赤でないと、ルビーとは言わないんですよね……。
 まあ、サファイアもそんなに変わらないので、効能とかを気にしないのなら、それで良いとは思いますけどね。サファイアもルビーもコランダムです。
 硬度は9。硬いのでそうそう割れません……と言いたいところですが、石の場合、モース硬度と呼ばれる、「ひっかきに対する強さ」なので、たとえダイヤモンドでも、ハンマーで叩けば割れます。ルビーやサファイアは、バイク事故で腕を壁にガリガリやってしまったという人でも、傷が付かなかったとも言われています。

 でも、私の以前付けていたルビーは、普通に割れました。何かにぶつけたんでしょうかね?それとも、肌身離さず付けていたから、疲労しちゃったとか?

 ちなみに、ルビーのグレードの低い石は、紙やすりとして工業用の用途があります。だから、なかなか本物のルビーのブレスレットなんてものは出てこないわけです。
 今は、パワーストーン人気に押されて、ルビーが少しずつ流通するようになりました。また、人工ルビーの生産もされているので、工業用には人工ルビーが使われることが多いのです。

 人工ルビーは、別名シンセルビーとか言われるものです。
 シンセルビーはちょっと目の肥えた素人でも比較的簡単に見分けることができると言われます。
 でも、私はわかりません。スタールビーならちょっとはわかる気がするのですが。人工のスタールビーは、なんというか、スターの幅が広いです。

 効能としては、「深い愛情と勝利の石」と言われています。
 ただし、ルビーの力は、あくまでも「他者への愛があってこそ」発揮する力だそうです。あまりに利己的な願いをかけると、そこからエネルギーに亀裂が走り、最悪、破滅するとも言われています。
 まあ、ちょっと驚かせすぎましたが、それほどルビーは尊い石だということです。

 欧米では、ルビーは右側!左側にすると不幸になる!と言われているらしいですが、私が使ってみたところ、別に右でも左でも同じだよ、と思いました。
 まあ確かに、ブレスレットなどでは「右は放出、左は吸収」となっていますが、私はあまり気にしたことありませんね。また、指輪の場合、指にもそれぞれ意味があって……とされていますが、これも私は気にしていません。

 たとえば、ルビーは人差し指にすると、人差し指は「女王の指」なので、傲慢になりやすい、とされていますが、私は人差し指に付けています。でも、それで傲慢になったかと言われると、そうでもないような?と思います。私は結構短気なので、しょっちゅうイライラしていますが、それとルビーとはあまり関係ないような。私の体験談では、ガーネットの方がイライラしやすかったです。
 でも、大人ですから、それをあからさまに周りにアピールしたりはしませんけど。そこのところは処世術でちゃんと笑うところは笑います。若干苦手な相手でも、それなりに振る舞います。それが大人ってことだと思うので。

 ルビーの話に戻りますよ。ルビーは「宝石の女王」とも言われており、特に女性が身につけると効力を発揮しやすいそうです。
 なんでも、ルビーを身につけている女性は、必ず幸せになれるとか。私は近年になって、赤とかピンクとかの石にも興味を持ち始めたので、ちょうど良いです。
 ルビーの赤って、本当に「炎」って感じで好きです。

 ちなみに、7月の誕生石というのは有名ですが、獅子座の守護石でもあるそうです。ということは、7月後半生まれでルビーを持つ人は最強に……?私は8月生まれですが。
 でも、私、ペリドットもラリマーも誕生石なのですが、いまいち相性良くないんですよねえ。まあ、そういうこともありますか。
 ただ、誕生日石である、ブルークォーツは、人工石ながら相性は良い方です。ブルークォーツをここぞ!と言うときに持っていくと、勇気が出て、後押ししてくれる感じがします。
 天然でも人工でも、石は石ですので、あんまり気にしなくても平気だと思いますよ。お好きな方を選べば良いと思います。まあ、人工を天然と偽るのは詐欺に近いと思いますけどね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

ナイトメアとお散歩

 夜明け頃、ナイトメアに乗せて貰って、ひとっ走り行ってきました。
 寒いので防寒具を着込みましたが、メローネはいつものコート姿だし、真理矢にいたってはブレザー姿です。真理矢、寒くないの?

 吐く息が白い中で、私はメローネのナイトメア、レッドラムに乗せて貰います。
 うっわ、初めて馬に乗ったけど、視界高い!とまず思いました。あ、一度マーダーには乗ってるんですが、視界どころの話じゃなかったので。

 背中には鞍をつけており、口にあぶみ(早さを調整するため、馬に噛ませる道具)を付けています。

 ちなみに、コメントで「悪魔と契約しちゃって大丈夫なんですか?」というコメントが寄せられましたが、このナイトメアは正式に召喚したわけではなく、創造したのですよ。ただ、創造したらレッドラムに逃げられて、追いかけるハメになったんですけど。

 ただ、後ろから抱き込まれるように乗せられているので、ちょっと恥ずかしいです。中世のカップルはこうしてドライブ(?)を楽しんでいたんだろうか?と。

 早速、山から下りる……はずでしたが、レッドラムがまた「我が名は風……!」みたいに暴走したので、メローネがぐいっと手綱を引きます。「メローネ、なんか慣れてる?」と私が言うと、「……お前というじゃじゃ馬をいつも慣らしているだろ」と言われ、鞍につかまっている私は殴ることもできず、「そーいう問題かなああ?」と返すのが精一杯です。

 そこに真理矢が追いつき、「急に走らないでくれませんか?」と言ってきたので、私とメローネで『こいつが悪い』とレッドラムを指します。レッドラムは、ぶひひ、と鼻を鳴らし、「ちょっと走っただけなのに、マーダーのやつが付いてこられないとはなあ」と言うので、マーダーは「馬鹿者。マスターのいうことをちゃんと聞け」と叱ります。
 この2頭、結構良いコンビなのでは……?

 ちなみに、両方女性の声です。ナイトメアはメスしかいないそうで。
 じゃあ、ドラクエのジャミって、ナイトメアとは別の生き物……?

 しかし、レッドラムの性格、何かに似てる……と思ったら、マキバオーのベアナックルです。ベアナックルは日本最強馬なのですが、何せ怠け者でおおざっぱ。しかし、事故でベアナックルをかばった猫を殺してしまってから、その猫の弔い合戦として、成長していく馬なのですが。

 そうして、山を下りて、森の方へと私たちは進んで行きます。
 ナイトメアたちは、それ以上暴れることもなく、淡々と業務をこなしているようです。
 途中、レッドラムに「重くない?」と聞くと、レッドラムは鼻で笑って、「これぐらい、背中に虫が乗ってるようなもんだよ」と言われます。……私たちは虫かい!

 そして、森を抜けたところで。
「うわあ……」と私がため息をつきます。小高い丘になっている場所から、朝日が少しずつ登ってきているのです。
 メローネも真理矢も馬を止め、朝日を見つめます。

 ちょうど、霜が若葉にも降りていて、それが光ってさらに綺麗。まるで水晶が降った後のようです。

「……寒くないか?」とメローネが聞いてくるので、「うん、大丈夫。ただ、手袋忘れちゃったな」と赤くなった手を見ると、メローネが片手で私の手をぎゅっと握ります。手甲越しでも、暖かさが伝わってきます。ついでに、背中もずっと密着していて、恥ずかしいよ-!これー!

「『太陽の光に朝露が輝く』……」と、私が言うと、「なんだそれは?」と言われたので、「私のサビアンシンボルなんだって。獅子座の……えーと、何度かはわすれちゃったけど。確か、『暗い夜を越えたあとの光』って意味で、『苦労するけど、その苦労は必ず報われる』ってシンボルなんだって」と説明します。
「……なるほど」とメローネが言うと、真理矢が「はい、私の前でいちゃいちゃしないでくださいよね」と言ってきます。
「いちゃいちゃっていうか……しょうがないじゃん、馬の二人乗りなんて、密着しなきゃ乗れないんだから」と反論すると、「……事務的に処理してくださいよね」とジト目で言われます。

「ぶひっ、あたしの背中でいちゃいちゃされる方の身にもなってよ」とレッドラムが文句を言うので、「……ナイトメアの馬刺しって食べたことある人いるのかな?」とつぶやくと、「なんでもありません、マスター」と急にしゃきっとなります。……ホントゆとりだなこいつ。

 ああ、ゆとり世代といっても、現在の30代前半から既にゆとり教育は始まっているのですよ。だから、結構範囲は広い。私も一応ゆとり世代になりますが、ネット上でゆとりというと、現在の10代~20代を指すことが多いですね。

 朝日が昇りきったところで、「じゃあ、帰ろうか」となり、私たちは丘を後にします。
 ちなみに、ナイトメアって朝日平気なの?ということですが、別に平気です。だって、朝寝る人も昼間寝る人もいるじゃないですか。だから、吸血鬼と違ってそこら辺は平気なようですね。

「マスター、ところで、爪が割れるといけないので、蹄鉄を打って欲しいのですが」と、マーダーが切り出します。
「蹄鉄ね。いわゆる馬の靴だね。わかった。作っておくよ」というと、「蹄鉄は魔除けにもなるんだぞ」とメローネが言ってきます。
「魔除けねえ。でも、ナイトメアに魔除けも何もない気がするけど」と言って、後はぽくぽくと家に帰りました。
 
「あー、働いた働いた」と、レッドラムが早速敷き藁に横になるので、マーダーが「……働いたもなにも、散歩してきただけだろう」と冷たい目線を送ります。
「そうだ。今日は俺も仕事だから、レッドラムに乗っていく」とメローネが言うので、「じゃあ、私たちも仕事だから」と言うと、レッドラムが「ええー……」と不服そうに口を尖らせます。こいつ、ホントに働かないな。私みたいだ(え?)
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

私がブログを続ける理由

 今日は、通院の後で仕事に行ってきます。
 これが終わったら、冬休みです。年末年始、特にすることはないのですが、大晦日のあの何とも言えない空気は好きだったりしますね。

 あと、ブルースクリーンとは、なんか週一で会う友達みたいな感じになっています。「あ、また来た」みたいな。
 エラー番号で調べてみたところ、ナントカというパーツが破損していて、ナントカはウィンドウズ2000にしか入ってなくて、それを入れ直して……というぶっ飛んだ内容だったので、自分で直すのを諦めました。win2000て。いつの時代のパソコンだよ。
 電気屋さんに持っていったら、修理してくれるのかなー……と思いつつ、でも、再起動すれば直るし。と楽観している自分もいたり。
 
 ちなみにブルースクリーンは、電源ボタン長押しで強制終了させると直ります。でも、HDDとか重要なパーツが壊れている場合、そのまま起動しなくなることもあります。
 そうしたら、大人しく電気屋に持っていきましょう。自力で直してもいいですが、素人には無理です。

 さて、私はブログ村に登録しているのですが、皆様のポチのおかげで、順位がようやく1ページ目に出るか出ないかといったところをウロウロしています。本当にありがとうございます!
 ブログなんてものは、防備録以外には、自己顕示欲しかないですよ!ブログをやっている人の中には、本当に「人を助けたい」と思ってやっているブロガーさんもいらっしゃるでしょうけど、私ははっきり言って、自分の主張を叫びたいだけの自己顕示欲の権化です。

 もうね、目立ちたい。特別扱いされたい。それだけ。
 で、それを認めてしまった今、なんだかお腹の辺りがすっとしています。ずっともやもやし続けていたものがなくなったような。これも、レトリーバル?
 沢山の人に読んで貰いたいし、ちやほやされたい、ちやほやされたい(大事なことなので2回言いました)。いや、ちやほやはしてくれなくてもいいから、ブログを読んで、何かを持ち帰ってほしいのです。私のブログで、人生変えちゃってほしいのです。
 
 いやまあ、それで「妄想癖がついた。責任取れ!」と言われたら、「んん~?聞こえんなあ」としか言いようがないのですが、こういったスピリット界の体験談を読んで、「私も行ってみたい!」とか、「俺は行けた!」という報告が沢山あればいいなあと。
 そして、そんな人たちの日記や体験談を、沢山読みたいです。
 スピリット界を沢山共有したい。あなたの体験したことを、沢山知りたい。
 そんな気持ちもあったりします。

 ヘミシンカーさんのブログも読んでいるのですが、色々読んでいると、「やっぱりこのブログに戻って来ちゃうんだよね~」という、マイホーム的なお気に入りブログが出てくると思います。
 私は、あなたのそれになりたいのです。
 以前、お笑い番組で、「好きな女性芸能人ランキング」みたいなことをやっていて、上戸彩が上位にランクインした時に、 『やっぱり上戸彩』という言葉が生まれました。
 色々他の芸能人に目移りはするけど、やっぱり上戸彩に帰って来るんだよね、という意味だそうです。

 私は、あなたの上戸彩になりたい。沢山のスピリチュアル系ブログがあっても、やっぱりここに来ちゃうんだよね、というブログになりたいのです。
 てか、むしろ上戸彩になりたい。人気芸能人で、しかも夫はエグザイルとか超うらやましい。顔だけでも、顔だけでもいいから上戸彩になりたい。顔だけでいいから。そしたら多分、モテ期来ると思うから。おじさんからのモテ期はもういいです。
せめて同い年、いや、25歳の速水もこみち似の商社マンで年収2000万以上の男性がいたら妥協するので、そういう人がいたら連絡ください。

 ……ギャグですので、ホントにそれで連絡しないでね。ネット恋愛怖い。

 まあ、総合して言うと、私はアホです、ってことですね。
 アホなので、放っておいても害はありません。行動力のあるバカほど怖いものはないといいますが、アホはまだ平気っぽい気がします。
 アホの坂田師匠も、ずっとアホ芸でやってますしね。ちなみに坂田師匠、普段は男前で、酔っ払いのケンカをいさめたり、精神病にかかってしまった中川家の剛がこれからについて悩んでいたところ、「面白いこと言えん?そんなん言わんでもええ、アホな顔して笑ってたらええねん」とアドバイスして、剛は救われたそうです(のちに、剛はリストカット癖のあった黒沢を「リストカットは死ぬためにしてるんやなくて、生きるためにしてるんやな」と言って救ったと言われています)。

 自己顕示欲と、ただ単に皆さんの体験談を読みたい!
 これが、私のブログを続ける理由です。はー、なんか便秘のうんこが出たみたいにすっきりした!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

オパール

 メローネと真理矢、二人連名で買ってくれたリング(現実で金払うのは私だけどな!まさにスピリット界!)が届きました。
 白い、オパールのリングです。普通のオパールの場合、元の色は乳白色で、あとは緑-!とかオレンジー!みたいなものが多いのですが、このリングは全体的に白いです。
 でも、やっぱりオパール。光に当てると、ちらちらと遊色効果が出ています。ちょっと濁っているところがあって、指で撫でてみたところ、別に傷とかではなく、内包物のようです。
 
 ちなみに、オパールのグレードとしては、赤>オレンジ>緑>青 の順でグレードが高くなるそうです。
 私のこの石は、オレンジが多いかな?まあ、それなりのお値段したので、グレード高くないと困るんですけどね。

 さて、オパールといえば、「扱い要注意な石」。湿気のある日本とは違い、乾燥したヨーロッパの方では、オパールをそのまま置いておくとヒビが入るので、「不幸の石」とも呼ばれていました。
 実際には、オパールは水と相性が良く、水分を含んでいるため、湿気がなさすぎると、溜めておいた水分がなくなって割れてしまうのだそうです。だから、別に不幸を呼ぶとかではありません。

 オパールと水は欠かせない存在で、原石のままのオパールは、水に浸けた状態でミネラルショーなどでは見かけることもあるそうです。
 オパールは水に浸けた姿が一番美しいともされています。よく、「水浄化厳禁」な石は目にしますが、「水浄化むしろオッケー!」な石はオパールぐらいではないかと思います。

 オパールは、かの宮沢賢治が愛した石でもあります。
 宮沢賢治は鉱物収集家でもあり、様々な石を持っていましたが、特に愛したのがオパールと琥珀だったとか。
 実際、彼の書いた物語の一つに、「貝の火」という話があり、その「貝の火」とはオパールのことであったとされています。

 貝の火のあらすじをかいつまんで書いてみます。
 あるところに、弱いものを進んで助けていた優しい子ウサギがいました。ある日、子雀を助けた子ウサギは、親スズメから箱を渡され、「これは、我が家に伝わる家宝で、『貝の火』という宝石です。これをあなたに差し上げます」といわれ、子ウサギは喜んでそれを受け取ります。
 貝の火は、白い石の中にちらちらと真っ赤な火が燃え上がる石で、それを手に入れた途端、子ウサギは森中の動物たちから王様のように扱われるようになります。
 
 しかし、子ウサギは、徐々に傲慢になっていきました。
 弱いものが助けを求めていても無視するようになり、手下となった動物たちを操って、本物の王様のように振る舞うようになります。しかし、貝の火はさらに赤赤と燃え上がるので、子ウサギは「僕は貝の火に選ばれた存在だ」と吹聴するようになります。
 
 そうしたある日から、貝の火は急にその炎を弱めてしまいます。
 子ウサギは慌てて再び弱いものを助けるようになるのですが、貝の火の力は弱まるばかりで、ついには割れてしまい、子ウサギはその破片で目を傷つけ、盲目になってしまいます。
 しかし、傷ついた子ウサギを、親ウサギは「こういうことも現実にはあるものだ。目は治る。心配するな」と声を掛け、励ますところで、物語は終わります。

 この「貝の火」ですが、一説にはファイアーオパールという、赤いオパールだと言われています。
 お値段はものすごいことになっています。赤いオパールはそれだけ人気なのです。
 元々、日本人は水晶とオパールを好む、と言われており、オパール収集家たちはその奥深く、神秘的な石に惹かれ、取り憑かれたようにオパールを集めるようになる……とか。

 しかし、近年では京セラが質の高い人工オパールを産出するようになり、パワーストーン店などでも、安価でオパールを見かけるようになりました。最近の安いオパールは、ほとんど京セラ産です。
 高いオパールは、それこそ1000万はすると言われており、セレブの御用達となってしまっています。

 さて、オパールと言えば、○○オパールって名前が多すぎてわからん!と思われる人もいるかと推測しますが(私もわからん!となっています)、ほとんどが「どこで採れたオパールか」ということで、名付けられているようです。
 水晶も、ヒマラヤ水晶やアゼツライトなどがあるのと同じで、オパールも産地によって力の感じ方も違ってきます。ただ、私には全部集めて比べるぐらいの財力がないので、誰か財力のある人は色々買ってみて確かめてください。

 ちなみに、グリーンオパールなど、色の名前がついているのは、遊色効果をもたないものも沢山あります。
 オパールならではの遊色効果を求めるのなら、最初はホワイトオパールから始めた方が無難です。

 私のファーストオパールは、青い、いかにも偽物なオパールでした。プラスチックっぽかったし。
 次にブラックオパール(京セラ産)。これは、なんだか付けていると苦しくなってきて、体調を崩してしまったので、付けるのをやめました。何か良くない念が入っていたのかも。
 今回のオパールは、内包物もありますし、本物っぽいです。しかし、オパールの偽物として、「貼りオパール」という、白い石の土台にオパールを貼り付ける、という、ラピスでよくある加工がされていたりもします。

 私のオパールは、裏側から見てもオレンジの光が見えるので、貼りではなさそうです。良かった。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村

ナイトメアたちと喋れる!?

 昨夜は、メローネについて考えていました。
 確かに、私はちょっと前、メローネへの気持ちが抑えきれず、「あなたのことは嫌い。嫌いだけど、それよりもっと好き。どんなに嫌いなところを見つけても、それ以上に好きな気持ちが出てくる」と、感情を垂れ流したことがあります。

 やっぱり私、メローネのことが好きだ、と。

 で、早朝、することがないので、ナイトメアの馬小屋を掃除しに行きました。ついでに、「敷地内ならどこに行っても良いから」と言い含めて、放牧してあげます。
 そうして、真理矢と一緒に、二頭が寝るのに使った藁を敷き直していると(ナイトメアの炎って物理じゃないんですね。藁に燃えなくてよかったと思いました)、「昨日はよく眠れた?」と、声がしました。
「真理矢、何か言った?」と言うと、「いいえ……?」と言うので、何だろう?と思うと、小屋の窓からレッドラム(こっちは耳がちょっと欠けているので見分けが付く)が首を出しています。

「レッドラム?あんたが喋ったの?」と聞くと、「うん。しかし、人間の言葉を話すなんて久しぶりだなあ」とブヒヒ、と笑ってみせます。
「あんたの演説、あれ、面白かったよ。おかげでうっかり捕まっちゃいましたとも」と言われ、「うっかり、じゃなくて捕まろうとして捕まったんでしょ」と私は腰に手を当てます。
「ところであんた、女なの?女の声だけど?」と聞くと、「あれ?知らない?ナイトメアの『メア』は雌馬のことなんだけど。まあ、あたしたち妖怪は、自然から生まれてくるものだから、生殖は必要ないんだけどね」とか。
 
「ちなみに、昨日はいいもの見せてもらったよ」と言うので、「私の夢に干渉したってこと?えーと、確か、昨日の夢は、雪がしんしんと降ってて、トーキー映画みたいに音がなくて、それで、五重の塔がを真下から見てたんだよね。で、メローネに会いたくなって、『こんなことしてる場合じゃない!起きてメローネに会わなくちゃ!』って思う夢だったんだけど」と言うと、「うん、上出来。さすがあたし。あたしたちは何も、悪夢だけを司るわけじゃないんだよ。元々は土着の神が悪魔になった例だし。良い夢も悪い夢も、あたしにかかれば問題なし!」とブヒヒ、と笑います。

「おい。レッドラム。お喋りしている暇があったら動かないか!」と、どうやら後ろからマーダーにど突かれているようです。
「ヒヒヒ。いいじゃないの。久しぶりに人間と喋ったんだから、懐かしくてね」とレッドラムが言うと、「あんたはナイトメアとしての矜持が……」『足りない』で、2頭の言葉がハモります。
「……わかってるのならナイトメア全体が誤解されるようなことをするな」と言われ、レッドラムはぶるる、と鼻を鳴らします。

「……ああ、マスターたち。言っておきますが、レッドラムが特殊なだけですからね?元来、ナイトメアは賢く、強く、清い生き物なのです。……なのに、こいつときたら……」と、マーダーの姿は見えずとも、あきれているのがわかります。

「しかし、マスター。昨日、こいつを追うときに、私に鞭を入れませんでしたね?馬は道具なのですから、遠慮なく鞭を入れても良いですのに」と、マーダーが不可解そうに言います。
「あなたたちは、馬の姿をしているものの、悪魔でしょ?ということは、優れた知性があるということ。そんな生き物を、殴ったりできないよ」と私は言います。
「はあ……」とマーダーが言っていましたが、それ以上に、レッドラムがぼろぼろ涙をこぼしはじめたので、私は慌てます。

「ちょ、ちょっと。何で泣くのよ」というと、「ぐす……マスター、あたしはねえ、あたしたちナイトメアを道具としか扱わないやつらばかり見てきたんだよ。感動した!マスター、あたし、ちゃんと言うことを聞きます!」と言うので、「動物と接するのには当たり前だと思うけどなあ。それに、レッドラムはすごく速いんだから自信持って良いよ」と言いつつ、レッドラムは感動系に弱い……?と心のメモ帳に書き記します。

「それじゃあ、ひとっ走りしてくるよ。またね」と言って、レッドラムは首を引っ込めました。
 ちょっとは怠け癖が直るといいんですけど。まあ、1日2日じゃ変わらないでしょうね。

「……相変わらずの女たらしぶりで」と、真理矢が冷たい視線を向けてきます。
「お、女たらしっていうか、さっきのはたらしって言わないでしょ?だいたい、マスターは私じゃなくてメローネなんだから。あ、でも、真理矢も愛してるよ」というと、「……そうですか」と冷たく一言言って、真理矢が体を反転させて、既に新しく敷き詰めた藁を作業しているふりをしていじくっています。

「……まーりーちゃん」と言うと、「その言い方やめてください」とようやくこっちを向きます。
「馬……まあ、悪魔なんだけど、嫉妬しないでよ。いつも傍に居るのは真理矢じゃない」と言うと、「……好きな人が、他のメスと喋っているのはちょっと嫌です」と言ってきます。
「だから、あの子たちは騎乗生物だってば。家族としての愛はあるけど、恋人にはならない」と言うと、「……そう言って、私と恋人にはなりましたけどね」とじろっと睨んできます。おお、怖い怖い。

「雌馬と恋人を一緒にしないでよ。今度は、真理矢もお喋りに加わればいいじゃん?ね?」と言うと、真理矢ははあ、と息を吐き、「……わかりました。変なこと言ってすみません」とまたそっぽを向いてしまいました。

 うーん……女の子の嫉妬はわからん。私も女ですが。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村