2014年11月の記事 (2/5) | 魔法石の庭3rd

2014年11月の記事 (2/5)

大人のバー・アルテミス開店します

 うふふ。

 秘密裏に用意してきた計画を、発表したいと思います!
 名付けて、「大人のバー計画」!

 本当は、一度きりのイベント企画にしようと思っていたのですが、一度この計画をお話しした時に、「一度だけなんですか?バーに通いたいんですけど」というコメントをいただいて、もう、バーを開店しちゃおうという話になりました。

 バーテンは赤毛・調理は姫様です。二人とも、お酒はあまり強くないので、飲ませたりはしないよう……。

 大人のバーといっても、アダルトな意味ではないですよ?勘違いしている人は一発退場ですので、お気をつけください。
 また、連れや話しかけた女性のグラスに何か入れた人も一発退場です。薬に頼るな、自分で口説け、という話で。

 うちの町では、まだまだおっちゃん方の遊び場が多く、女性が静かに飲める場所ってなかったんですよね。
 そこで、黒を基調とした店内で、どこか品のある、女性一人でも入れるバーをイメージしました。また、お酒は飲めないけど、気分に浸りたい、という人のために、ノンアルコールカクテルやジュース類もご用意しました。
 赤毛も姫様も、社交的で見目麗しいので、選びました。やっぱイケメンと美女は最強ですよ!

 開店は、明日。時間は、午後20時から午前1時までです。町には一週間ほど前からビラを配ってあるので、目にした人もいるかもしれませんね。
 こうしてブログでお知らせするのが遅れたのは、「まず、地元の人だけで、どれくらい入るか試そうかなあ……」と思ったのですが、「やっぱり、ブログでお知らせするのが筋でしょ!」と思い直してこうして前日になってお知らせすることになりました。

 また、現実世界でアルコールが苦手な人も、スピリット界では平気、という人もいるので、これを機にチャレンジしてみては?とも思いました。

 さて、バーの名前ですが、「アルテミス」にしようと思います。

 アルテミスとは、ギリシャ神話の女神で、性に寛容な神々を尻目に、処女を貫き通す女神なのです。そして、なにより、月の女神。自分はかたくなに処女を守っているのですが、恋人たちには優しい月の光で、ムードを盛り上げてくれるという、寛容な一面もあります。
 アルテミスのように、人々を見守れたらいいな、と思って付けました。
 そこで出会った男女が、結婚まで行けたら、嬉しいですよね。

 ただし、アルテミスの入浴を覗いてしまった狩人には、体を鹿に変え、自分の放った猟犬たちに襲わせる、という怖い一面もあります。ルールを破った人は、一発退場。そして、それが続くようであれば出入り禁止にしますよ。

 とりあえず、今のところのルールでは、嫌がる女性客にしつこくしない・女性客にセクハラ禁止・薬物を混ぜるなどの行為は禁止です。
 とにかく、女性客を獲得したいのです。それには、まず、女性に優しい場所を作らねばな、と。
 女性専用とも考えたのですが、それではバーの醍醐味である「出会いの場」というのもなくなってしまうなと思いまして。女性がまんざらでもないのなら、出会いはあっても良いと思いますしね。

 ともかく、赤毛と姫様によるバー・「アルテミス」。一度、足を運んでいただきたいものです。あ、今日じゃないですからね。明日からですよー。お忘れのないように。

 さて、場所ですが、嵐が丘の外の、髑髏屋さんとの間に作りました。今度は、赤い屋根で、外見も片面ガラス張りの、オシャレな雰囲気漂うバーです。空を飛んでいらっしゃる人は、赤い屋根でみやすいと思いますので。
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ラリマーとか石の話

 石の話をしようと思います。

 今日の石は、ラリマー。「三大ヒーリングストーン」の一つとされていますね。あとの2つは、スギライトとチャロアイトです。
 さて、ラリマーといえば、最近の人気で、「高くて買えない」という人も多いのではないでしょうか?私も、品質が良く、安いお店を紹介したかったのですが、ラリマーだけは、「お値段なり」というか、安いものはどうしても品質が悪くなってしまいます。
 ブレスレットはわからないのですが、私はリングを3つほど持っています。でも、どれもラリマーらしい海の色が出ていませんし、出ていたとしても、なんだか色がくすんでいたりします。

「とにかく安い店!」と言われると、ストーンマーケットが良いのではないでしょうか。
 私は、ストーンマーケットで、3000円くらいのラリマーを買いました。海模様は出ていないのですが、白にマリンブルーは出ていて、お値段にしては良い物を買えたと思っています。
 ストーンマーケットは、全国展開もしていますので、お勧めです。ただし……ブレスレットの場合、ガラスケース内に収められていて、お値段は2万ほどでした。ブレスレットになるとお高いんですね。
 
 さて、ラリマーの効能やいかに?と言われると、私は「電化製品と相性が悪い」と思っています。個人的に他に電化製品と相性の悪い石は、ペリドットです。何故、相性が合わないのかは、わかりませんし、他にそういう話も聞いたことがないので、多分私だけなんじゃないかと。
 でも、最初から調子の悪い電化製品だと、ラリマーは調子を良くしてくれることもあります。何でしょうね?

 癒やしの力は?という問いには、「癒やし……かなあ?」と、私は疑問的です。
 どちらかというと、ラリマーの力は「海の力」のような気がします。海は、大いなる恵みを授けてくれますが、時にそれが人間にとって恐ろしいものになることもあります。
 要するに、使いよう、ということです。癒やしの力だけを信じて買うと、「どうしてこんなに変化ばかりなの?癒やしの石のはずなのに!」と思うこともあるかもしれません。しかし、ラリマーは海の石なのです。変化はあって当たり前。逆に、その変化をサーフィンのように乗りこなす力が、人間には求められるのかも。

 そういえば、以前、マリンスポーツのインストラクターが全員ラリマーを付けていて、それがぷるっぷるに輝いていた、という話も聞いたことがあります。
 多分、一人がラリマーを付けていて、「その石いいなー」ということで、全員で買ったのでしょう。その仲の良さとかも含めて、ラリマーは輝いたのかもしれません。

 しかし、実はラリマー、水はダメなんです。ラリマーの青は銅の色なので、水分で変色してしまうのですね。日本などの多湿な気候の国では、乾燥させるぐらいがちょうど良いのかもです。箱に入れたりね。
 まあでも、水がかかったからといって、すぐに変質するものでもありません。あんまり神経質にならず、のほほんと色の変化すら楽しめたら良いのでは?と提唱してみます。
 ガンガン普段使いして当たり前。石とはいつも一緒にいたい。それこそ、病める時も健やかなる時も、です。ヒビが入ったって、そうそうぱっくり割れるわけでもなし。割れたらボンドで直しても良いんです。

「そんなことして、パワーが落ちないの?」と心配される人もいらっしゃるでしょうが、あえて言うと、「あなたのアクセサリーは、割られていないのですか?」と逆に問いたいです。原石そのままならまだしも、アクセサリー加工されているのなら、削られていて当然ではないですか。削ったからといって、パワーはなくなるのですか?そんなことないでしょう。

 ヒビの入った水晶も、「クラック水晶」として価値がありますし。ヒビが入ったり、金具が取れたり、ゴムが切れたりした石を、「役目が終わった」と言って埋めてしまうのも、まあ、心情はわかるような気はしますが、その前に、「修理してでも使いたい」というのもあっていいと思います。

 むむ、ラリマーの話とずれてしまいましたね。
 占星術的には、実はラリマーって獅子座の石らしいんですよ。私、獅子座なのですが、それを知って驚きました。獅子座は太陽の星座。だから、ペリドットやルビーなど、太陽のように輝く石ならまだわかります。でも、ラリマー?いや、嬉しいんですけど、根拠はあるのかな?って。
 多分、7月終わりから8月といえば、海の季節でもあるので、それかな?と思ったりするのですが、推測でしかないです。

 でも私、ペリドットもラリマーも電化製品壊れる……。獅子座の石なのに。
 しかし他の人が使ったりすると、直ったりするんですよ。ってことは、私自身が電化製品と相性悪いのか?と。確か、霊能力のある人は、電化製品と相性が良くない、と書いてあったブログを読んだことがあります。ということは、この2つの石を身につけると、霊能力がアップしているのかな?とか思ったり。
 
 ちなみに、私の誕生石の方は、ブルークォーツという、人工石です。本当にブルーが美しい石で、「別に人工でもいいや」と思わされます。私は青に縁があるようで、誕生花も矢車菊という、西洋では「コーンフラワー」と呼ばれる青い花です。そう、詳しい人ならピンとくると思いますが、サファイアの最上級の色とされるのは、この矢車菊の「コーンフラワーブルー」なんですよ。これを知って、ちょっと嬉しかったですね。

 これだと、誕生日特定されない?と思うかもしれませんが、サイトによって誕生石も誕生花も違ってきたりするので、あんまり気にしません。割り出されて困る情報でもありませんしね。ただ、自分では「今日誕生日なんですよ」とかは言わないだけです。
 ちなみに、天皇家の血を引く竹田氏は、ご自身で「誕生日を公表しないのは、呪いをかけられないため」とも言っていましたね。まあ、誕生日といっても、時間帯でだいぶ占星術的にずれたりもするので、その日がわかったとしても気にしなくて平気だと思います。同じ日に産まれた双子ですら、違う人生を歩みますしね。あくまで、自分が楽しめることの一つとして、占いがある、というだけの話です。
 
 タロットとかになると、また別なんでしょうけどね……。タロットの的中率はかなり高いですし。まあ、そういう「目に見えない世界」はあっていいと思いますよ。
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セルフィと悲惨な飲み会

 スピリット界に降りると、女教皇からメッセージが。

「ハヤクキテ クダサレ……?うーん?野口英世のお母さんのメッセージだっけ?」と思いつつ、女教皇の部屋に。
 するとそこは……姫様・赤毛・女教皇が累々と屍となって倒れており、唯一セルフィだけが顔をほんのり染めながらお酒を飲んでいます。
「な、何してるの?なに?この状況?」と聞くと、「あら、かみな。かみなも飲みに来たの?」とセルフィが両腕を絡ませてきます。まずい、この状況は……飲ませられる!?

「まず、状況を説明して」と、セルフィの顔面をぎゅっと押しのけて、距離を取ります。
「えーと……まず、姫様のところに挨拶に行ったのよ。そうしたら、歓迎会がやりたいって言うから、赤毛と最後に女教皇の部屋にお酒を持って突撃したわけ。最後なんだから、飲む場をもらってもいいわよね、って言って、女教皇の部屋で飲んでたら、皆つぶれちゃったの」
 セルフィはなんでもなく言いますが、この状況は……アルコール臭いし。

「と、いうより、あんたらつまみなしで飲んでたの?そりゃつぶれるわ……」と言ったところ、「だって、料理上手の姫様が先につぶれちゃったんだもの。女教皇は料理できないって言うし、しょうがないじゃない。でも、肴ならあるわよ、はい、塩」と言って盛り塩を出してきたので、「そんなアル中みたいな飲み方すんな!」とツッコんでおきます。

「だいたい、ダイニングがあるのに、なんで部屋で飲んでるわけ?」と聞くと、「あら。子供たちにこんな姿、見せられないじゃない。教育上良くないわ」と言われ、「……精霊って何百年生きてるんだけど……」と言うものの、「子供は子供よ。それと、一応あなたの旦那は呼ばなかったのを褒めて欲しいわね。他人のものを取るほど人間落ちぶれてないからね」と言って、再び酒を口に含みます。

 しかし、一体何合飲んだのやら……。部屋には、女教皇の持ち物である本が散らばっているのと、酒瓶があちこちに転がっています。しかも、酒臭い……。酒瓶を見ると、日本酒からワインやブランデー、そして今人気のウィスキー、それから私の知らないお酒も転がっています。

「うわ、アルコール度25%とか……こっちは90……って、スピリタスじゃないのこれ!」と酒瓶を確認すると、「スピリタスが良いの?用意できるわよ?」と言われ、「いや……私は介抱しに来たから。ともかく、皆をベッドに寝かせて、リバース用にビニール袋用意して……後は頭痛薬かな。メローネ、来て!」とメローネを呼び出すと、メローネは一歩部屋に入ると、「……なんだこれは」と怪訝そうな顔になります。ですよねー。

「皆がつぶれちゃったの。メローネ、赤毛をベッドに連れて行って。私は姫様を起こすから」と言って、私は姫様に「姫様、姫様、起きてください!」と声を掛けます。一応、意識を取り戻したものの、ぼんやりとしているようです。
「私につかまって……部屋まで行きますよ」と言って、一通り介抱すると、姫様はすーすーと寝息を立てて眠ってしまいます。

「後は、女教皇か……まあ、彼女は自分でベッドに寝てたし、頭痛薬と袋だけでいいかな。ああ、女教皇がまだ理性のあるうちに知らせてくれてよかった」と思いつつ、女教皇の部屋に戻ります。頭痛薬とビニール袋を用意していると、「あら、宴会はもうお開きね。でも、かみなに是非飲んで欲しいお酒があるのよ」と、楽しげな表情を浮かべてきます。……嫌な予感。

 セルフィは、いくつかの瓶を用意します。「志村スペシャルっていってね。志村けんがかのダウンタウンに振る舞った酒なのよ。ブランデーにガムシロップを入れて……炭酸水を混ぜて、どん!はい!すぐ飲んで!」と言われ、私は仕方なくそれを口にしました。……そして、吹きました。
「げほっ、げほっ……確かに味は平気だけど、ブランデー薄まってないじゃない!」と言うと、「当たり前よ、ガムシロップと炭酸水しか入れてないもの」と平気な顔で、今度は自分がそれを作り、平気な顔でくーっと飲み干します。
「うん、美味しいわ。さ、かみな、もう一杯……」と言うので、「わ、私、やることがあるんだったな~」と逃げようとしたのですが、捕まりました。ドン!とされて、仕方ない、と腹をくくった時、その器をひょいっと取り上げる手がありました。

「メローネ!?そんなの飲んじゃダメ!」と振り向くと、これまた平気な顔で器を空けるメローネが。「……甘いな」と言って、私にキスしてきます。「ん~!んむっ!(セルフィの前だよ!)」と抵抗するものの、放してくれず。くたっとなったところで、口を離すと、「これで、かみなも飲んだことになるだろう?」とセルフィに向き直ります。

「あ~はいはい。私の負けですよ。ごちそうさま。じゃあ、部屋に戻るわ」と言って、セルフィは片付けもせずに部屋に戻ってしまいます。
「……もお。飲むだけ飲んで、さようならなんて、ここは居酒屋か!」と言って、私は人間の力を使って、空き瓶を消し去ります。余ったブランデーは、もったいないのでキッチンに置いておきました。

 まあ、これも一応、セルフィなりのガイドと仲良くなるための方法なのかなあ……と思いました。
 やっぱり、寂しがり屋なのかな、セルフィ。
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セルフィとお買い物

 1時間ほど、セルフィの買い物に付き合ってきました。

 最初は、何か知っていそうだったメローネに「あの子の事情って何?」と聞いたのですが、「いや……今は聞かなくていい」と言われ、私はむくれました。

 そして、納得がいかないまま、セルフィの部屋に。コンコン、とドアをノックして、「セルフィ、入るよ……」と部屋に入ったところ、セルフィは下着姿で唇に手をやって「うーん」と悩んでいました。目の前には、2つの服が並べられています。

「ご、ごめん、着替え中だね!」と言って退散しようとすると、セルフィは「別に良いわよ。女同士だもの。それより、こっちとこっち、どっちの服がいいかしら?」と、ベッドに広げた2着の服を指さします。
 ふわっふわの甘ロリ系の服と、シンプルなピンク色のドレス。私も女として悩んで、「私はこっち(シンプル)が好きだけど、セルフィはこっち(甘ロリ)が好きなんじゃない?」と言うと、「そうね。じゃあこっち(甘ロリ)にするわ。ちょっと待っててね」と、目の前で着替え始めます。……羞恥心とか、あんまりないのかなあ?

「お待たせ」とセルフィが可愛い白を基調にしたドレスをまといます。
「うん、可愛い」と褒めると、「当然よ」と返ってきます。

「町に行くの?」と聞くと、「いえ。ここの町は、漁師町で、男性客の多いところでしょ?ちょっと大きな町に行くわ」と言って、テレポートしてみせます。
 そこは、ショッピングモールというか、色んなお店が並んでいる所に。「さあ、買い物しましょ。うふふ、かみなにも可愛い服を選んであげるわ」と、私の手を取って、ぐいぐいと引っ張っていきます。
 
 そこからはまあ、割愛。女性の買い物って、しんどいんですよ。私も女ですが、なんで服一着決めるのに何件も回るの?一度来たお店でいいじゃん、って思ってしまうんですよね。
 私、男性脳なのかなあ……。

 その中でも、衝撃だったのが、下着のコーナー。「わ、私、下着は持ってるから……」というと、「あら。といっても、ピンクとブルーと白の3つしかないじゃないの。男性は、惰性的になると脱がしておしまい、ってなるわよ。他に新しい下着を買って、メローネを悩殺しちゃいなさい!」と笑い、いわゆる勝負下着を購入する羽目に。Tバックとか、ヒョウ柄とか勧められました。一応、それも買いましたが……。

 でも、私が「可愛い」と思ったのは、ピンクの生地に黒いリボンのついた下着です。私、ピンクと黒、という組み合わせが好きなんですよ。
 それをぼへーっと見ていると、横からセルフィが「あら、可愛いじゃない。これも『買い』ね」と持って行こうとしたので、「あ、でも、私、お金あんまりないから!」と言ったものの、セルフィにくすくすと笑われ、「ここはどこ?非物質界よ?お代はその人の徳で決まるの。あなたは現実では貧乏かもしれないけど、こっちの世界ぐらいは『ここの棚からここの棚までもらおうか』って買い方もして良いのよ?」と言われます。

 ちなみに、ここまでの代金、全てセルフィ持ちです。まあ、スピリット界は確かに徳さえ積んでおけば買い物に不自由はしないのですが……。セルフィ、そんなに徳を持ってるんだなあと。……やっぱ謎の多い女かも。

 ふと、私はセルフィが自分のものを買っていないことに気づきました。そこで、得意のアクセサリー分野で、「ちょっと見ていって良い?」と天然石ショップに入り、セルフィと同じ、ピンク色の目の色をしたインカローズのピアスをこっそり購入します

 そして、館に戻り、「はー、疲れた。足が痛い……」というと、セルフィは「情けないわねえ。はい、あなたの分」と、紙袋を押しつけてきます。そういえば、持っててくれたんだ……さすがガイド、気配りもできてるんだなあと。

「そうそう。セルフィ、これなんだけど」と、私はアクセサリーショップの袋を渡します。
「……私に?」というので、「まあ、出会った記念っていうか、セルフィにばかり買わせちゃったから」というと、セルフィは本当に嬉しそうにほほえみ、「開けて良いかしら?」と言って、それでも返事を待たずに開けています。
「ピアス……そう。私がピアスしてるってよくわかったわね」と言うので、「ふふふ、私の観察眼をなめちゃいけないな。しかもそのピアス、グレードもかなり高いから、ピンクで綺麗でしょ?」とドヤ顔をしてみせます。

「ありがとう。付けてみるわね」と言って、セルフィは姿見の前で、ピアスを外して、私のピアスを付けて見せます。
「どうかしら?可愛い?」と聞くので、「似合うよ」と私は言います。そのピアス、小さな一粒だけのピアスなんですが、ピンクの石がとても綺麗だったんです。
 しかし、ピアスをセルフィにプレゼントした途端、体の疲れがすうっとなくなったのは驚きでした。誰かに何かをプレゼントするって、もしかして「徳」のうちかもしれませんね。
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新しいガイドさん、いらっしゃーい

 夜になって、スピリット界に降りると、メローネが開口一番に「神獣が呼んでいる」と告げてきました。

 ?神獣が?そして、何故メローネがそれを知ってるの?と思いつつ、フォーカス100に引っ張って貰いました。
 すると、神獣の横に、金髪で桜色……というか、淡いピンクの不思議な色をした瞳の女性が立っています。その女性は、私と目が合うと、にっこりとほほえみました。

「神獣、この人は……?」と聞くと、「お前の新しいガイドだ」と。は?またガイド?
「ええ……今ですら4人(詳しくは5人だけど、1人とはほとんど会ってないので4人も同然)で、しかも神様たちに会いに行ってるのに、これ以上面倒見きれる自信がないんですけど……」というと、「まあ、そう言うな。私の顔に免じて、受け入れてやってくれないか?」と、やけに勧めてきます。

「よろしくお願いするわ」と、その女性が手を差し出してきます。「え、ええ……」と握手をすると、にこっと笑って、「変に気を遣わなくて良いわよ。名前だってあなたが決めて良いし、口調も変に丁寧語じゃなくて良いわ」と言われたので「わ、わかったけど……ガイド5人になるから、あまり相手できないかもしれないよ?」と言いましたが、「あら、戦隊ものだって5人が相場と決まっているわ。別にガイドなんて何人いたっていいのだから、構わないわよ?」とあしらわれます。

「名前……名前ねえ」と私が悩んでいると、神獣が「帰って決めれば良い。とにかくお前たち、早く帰れ」というので、そのまま帰還します。ただ、帰還するときに、神獣が私をじっと見ていたので、「またツンデレのつもりだったとか?」と思いつつ振り向くと、「……まあ、頑張ってな」と言われました。「?うん?」と聞き返したのですが、それ以上神獣は何も言わず、ガイドから「早く早く」と言われて、帰還します。
「ただいま、メローネ」というと、「ああ、帰ったか。……で、その女が新しいガイドだな?」と言ってきます。「え?知ってたの?」と聞くと、「まあ……」と言葉を濁しました。

「何?何?神獣もメローネも、なんか訳知り顔でさ!この人がなんなの?」と聞くと、「ああ、後で話す。とりあえず、その女の部屋を作ってやれ」と言われ、納得できないものの、空間を拡張して、一階に部屋を作りました。
「可愛い部屋が良いわ」とリクエストされたので、思いっきり女の子でも落ち着きのある、ブリティッシュ風の部屋を作ってあげます。絵本の中に出てきそうな部屋というか……。

 しかし、この女性、見た目は20代ぐらいなんですけど、こんなに可愛い部屋で良いのかな?とは思いましたが、「ありがとう!可愛いわ」と言われ、良かったのか……と思いました。
「あなたの名前なんですけど……」と切り出すと、「ええ、何でも良いわよ?」と女性はぽすん、とベッドに腰掛けます。「セルフィっていうのはどうですか?一応、セルフィッシュ(自身の輝き)をもじってみたんですけど……」というと、にこりと笑って、「素敵な名前ね。ありがとう」と、一応喜んでくれたようです。

 でも、セルフィ……なんだか、黒幕臭というか、訳ありっぽい感じなんですよね……。何かに似ているとは思うんですけど……。
 ……そうだ。神様たちに似ているんだ、と、私は思いました。人々に忘れられ、たった一人で数百年、千年を過ごしてきたような。

 そんなことを考えていると、セルフィがポンポン、と自分の横を叩きます。
 どうやら、座れ、ということらしいので座ると、その膝の上にセルフィの頭が乗ってきました。膝枕です。

 ……これってもしかして、姫様やリリーの再来!?と思っていると、「そんなんじゃないわよ。ただ……」と、セルフィは言葉を切り、しばらくしてから「人恋しいの」と言いました。
「それなら、うちの館に来て良かったね。ここは24時間、必ず誰かがいるから」とわざと明るく言うと、セルフィはくすっと空気で笑って、「そうね……もう、寂しくないわね」と言います。

「セルフィ、寂しがり屋なんだね」と、頭を撫でてあげると、「そうね……ねえ」と、セルフィは起き上がり、私の目を見ます。
「私と、ガイドの関係の他に、友達になって欲しいの」と言ってきました。「友達……それぐらいならいくらでも歓迎するけど?」というと、セルフィは「良かった……」と言って、再び私の膝の上に横になります。

 友達同士で膝枕ってするかなあ?とは思うものの、私は過去に「お前たち、レズだろ?」と男子からからかわれたこともあるぐらい、友達と密接だったので、いまいち普通の「友達」の定義がわかりません。かと思えばドライな付き合いになったりして、自分でも自分が訳わかりませんよ。

「明日から、あなたのガイドとしてちゃんとするから、今日は甘えさせてね?」とセルフィが言うので、「別に、無理にガイドらしくしなくても良いけど……まあ、良しとしましょう」と、精一杯主っぽく言います。……でもなんか、セルフィには、この虚勢も全部見抜かれている感じはするんですけどね。

「女の子の膝ってやっぱり柔らかいわね」とセルフィがごろんと寝返りを打って、私のおへそ辺りを突いてきます。「ひゃっ!こら!いたずらしないの!」と言うと、くすくすと笑って、「ごめんね」と謝ってきたので、なんとなく許さなければいけないような空気になります。

「それに、『女の子』って言われるような年齢でもないし……」とすねてみせると、「いいえ。女性は皆、いつまでも『女の子』で『お嬢さん』よ。そうだ、明日は町で、買い物にでも行かない?あなた、ずっとこの館に引きこもってばかりじゃないの。たまには動きましょうよ」と、半ば強引に誘ってきます。まあ、私の性格を知っている人はおわかりでしょうけど、私は、滅多に「自分から誘う」ということをしないのです。ひたすら一人でいて、友達からの連絡があれば行く、といった感じですね。

 そこで、「おや?」と、奇妙なことに気づきました。「セルフィ、あなた、私のこと知ってるの?」と聞くと、セルフィは唇に指を当て、「ひみつ」と言ってきます。
 
 まあ、スピリット界にもネット環境あるし、うちのブログも読もうと思えば読めるんですけどね……。現実とリンクしてるらしいですし。

 ともあれ、ガイドが一人、増えました。謎の多いセルフィですが、今後、少しずつ話してくれるようになったらいいな、と。
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6対2の戦闘

 メローネの元カノ(ですらない)から恨みをかった後……。

 来ましたよ、刺客が。

 そもそもは、私が再び門番の声を聞いたことから始まります。
 けたたましく鳴く門番に、「また来たか……」と思っていると、発砲音が。
 私とメローネは同時に立ち上がります。そして、メローネは「お前はここで待っていろ」と言いますが、「私も行く。危なくなったら、メローネが守ってくれるんでしょ?」と言って強引について行きます。

 門を出ると、血を流しながらも相手をつつきまわしている門番がおり、私は「門番!無理に動かないで!」と言って、門番を下がらせます。
「お前が館の主人か。こっちも仕事でな。始末させてもらう」と、中年の渋いおじさまが言うと、5人ほどの男たちが手に刀や銃を持って私とメローネを包囲します。

 私とメローネは背中を付け合って、「いけるな?」「うん」と、確認し合います。

 そして、私はメローネが飛んだのを確認してから、自分の周りから伸びるように氷を出現させます。
 全部凍らせると相手が死んでしまうので、足下だけを凍らせ、身動きがとれないようにします。

「魔女だ!」と一人が叫ぶと、銃を構えたので、それをメローネが狙撃し、銃を奪いました。そして、恐ろしいほどの精度で、銃や刀を持つ手だけを狙撃して、武器を構えられなくするのを確認しました。
 しかし、一人がめちゃくちゃに撃った弾が、私の髪をかすります。
「ほう……?」と言って、私は本気でカチンときました。

 メローネが、その男の右腕をわざと持って行くように何発も狙撃します。メローネも怒ったのでしょう。
 私は、すっかり戦意喪失しているその男の元に歩み寄ると、一つの種を「いいものあ・げ・る」と言って、飲み込ませました。そして、そこから腹に手を当てて力を注ぎ込み、そこから蔦を生やします。
 鼻の穴・口・そして肛門からも蔦が生えています。

「ひいい!」と仲間が後ずさりしようとするものの、凍っていて動けません。
「さて、次は誰がこうなる……?それとも、誰の差し金か教えてくれる……?」とリーダーらしき男に迫っていくと、男は「うわあああ!」と剣を抜いて振り回します。私はそれを避けながら、風を起こしてその男を近くの木に磔にしました。

「教えてくれないのかなあ?ほら、種はまだあるんだよ?」と、その種を無理矢理蔦で口を開かせ、放り込もうとすると、「言う!言うから!」と男は必死の形相で言いました。
「エッダって名乗ってる、商売女の差し金だ!」というので、傍らに降りてきたメローネに視線で確認をすると、メローネはうなずきます。あの女で間違いなさそうです。
「そう。いい子にできたから、今日はおうちに帰してあげる。でも……」と、私は思いっきり金的に蹴りを入れました。
「二度とここには来ないことだね」と、髪を掴み上げて、無理矢理顔を起こさせます。
「二度とここには来ない。わかったね?」と思いっきりスマイルで言ってあげると、その男は何度もうなずきました。痛すぎて声が出ないようです。

 氷を解くと、蔦の生えた男を元に戻してあげます。男たちは、恐怖の表情でこっちを見て、それから「引き上げるぞ!」と回復したおじさまの声で、走って立ち去っていきました。

「メローネ、あの私にかすった弾、わざと撃たせたでしょ?」とじろりと見やると、「まあ、お前もやる気になってくれたしな」と悪びれもありません。まあ、代わりに何発も腕に撃ち込んでくれたので良いとしましょう。

 門番の傷は、そんなに深くはありません。一応、姫様を呼んで、回復してもらったのですが、姫様は辺りの氷の残骸や蔦などを見て、目を丸くして「何があったんですか?」と聞いて来ます。私は、「まあ、私も恨まれちゃったみたいでね」と答えておきます。
 姫様は、「今度そんなことがあったら、私も呼んでください。回復くらいはできますので」と言って、門番の傷をあっさりと治すと、屋敷に戻っていきます。

 私は、メローネに「戻ろうか」と声を掛けて屋敷に戻ります。
「しかし、6(部下が5人、リーダーが一人)対2で無傷とはな。お前も、力を使った初戦とはいえ、よく頑張った」と頭を撫でてくるので、「私の力は神様の力だからね。でも、さすがに少し疲れたかな。それに……」とくるっと振り向いて、「メローネ、わざと本気を出さなかったでしょ?今日のあんたは武器を奪うだけで、何もしなかった。私が戦えるかどうか見守っていたように思えるんだけど?」と問うと、メローネは視線を外して「考え違いだ」と言ってきます。
「ふーん、考え違い、ね。まあ、あんたのことだから、何か考えがあってのことだろうとは思うけど。たとえば、自分が留守にしている間にも、私が自分で自分を守れるように、とか。いいけどね」と言って、私は「ちょっと休むから」と言って、寝室に向かったのでした。
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猫耳でにゃんにゃん

 すったもんだがあった夜を越え、朝。

 スピリット界に降りると、アイアが出迎えてくれたのですが……ね、猫耳!?何故に猫耳!?
「あ、これ、赤毛さんがくれたんです。『これを付ければかみなも一発だよ』って」と何でもなさそうに言うのですが、か……可愛い!!

「可愛いくぁわいい!!アイア、あなた猫耳超似合うよ!」とほおずりすると、「うわ、本当に一発でした!」ときゃっきゃと喜んでいます。
 ドアの外に出ると、もひとつの部屋にメローネがいたので、「メローネ!これ見て!超かわいくない!?」とアイアを前にずいっと出します。
「ああ、似合っているな」と、メローネも賛同したので、「でしょ!可愛いでしょ!」と何故か私が威張ります。

 そんなとき、くいくいとアイアが裾を引っ張るので、「ん?」とかがんでみたら、頭にぽすんと何かが乗っかりました。
「かみな様も、猫耳。これでメローネ様も一発だって赤毛さんが言ってました」とアイアが言ってきます。「赤毛の言うことは信頼しちゃダメ!」と言うと、背後でガタッと椅子を立つ音が。
「メローネ、落ち着け、座ってろ」と言って、私はアイアをぎゅーっと抱きしめます。可愛い!もうロリコンでいいや、私。

「その……両方とも、可愛い、と思う」と、メローネが咳払いしながら言います。「ふふふ、これでも学生の頃は、『かぶりものが超似合う女・かぶりものマスター』として名をはせたこともあるんだからね!」と私が胸を張ると、アイアも「だからね!」と真似をしてきます。
 それにしてもこの猫耳……飾りだけじゃなくて、ちゃんと表情によって変わるんです。嬉しいときはぴんと立っていて、ちょっと迷惑な時は伏せるとか。あと、定期的にぴん、ぴんと耳が動くのが面白いです。スピリット界の技術も捨てたもんじゃないですね。

「子猫ちゃん……ってね。こんなに可愛い子猫ちゃんに囲まれて、メローネは幸せだよねえ?」とメローネにあえてしなだれかかると、アイアも真似をしてメローネの膝にはべってきます。
 アイアには、焼きもちを焼かない私。だって、まるで私たちの子供みたいなんですから。

 メローネは、必死で顔を作っていますが、本心はデレデレなのが丸わかりです。
 なんでも、男性というのは、最初こそ「猫なんざ……」と飼うのに反対するものの、一週間ほどで「かゆいか?うーんそうか。甘えたいのかあ」とデレデレになるそうです。それは、猫が女性的だからだとか。昔のスト2で、友達同士では「春麗使うのってオカマだよな」と言いつつ、一人になると春麗のポーズボタン押しまくってエッチな角度を探しているのと同じ原理です。

「にゃんにゃんにゃん、子猫ちゃんだにゃん」というと、「にゃんにゃんにゃん」と、アイアも手を猫の手にして合わせてきます。それを見ていたメローネは、顔を逸らし、必死で片手で口元を押さえています。既に嫌がらせです、これ。

「ふふ、赤毛も良い仕事するもんだね。後でねぎらってやらんとなあ」と言いつつ、私もメローネの片方の膝に乗って、軽くキスしてみせます。
「私も-!」といって、アイアはほっぺにキス。メローネは、ついににやけが止まらなくなったようです。

「子はかすがいってね。私は、こっちでは子供を産むことができないけど、アイアがいれば私たちの子供みたいじゃない?だから、大丈夫。私たちの絆は本物のはずだよ」と言って、私はメローネのまぶたにキスしました。
 そういえば、聞いた話によると、「ニートの俺が働き出したら、両親が離婚した。ニートの俺をどうするかで一緒に悩むことが最後のつながりだったらしい」という話もありました。ちょっとくらい問題のある子供の方が、親は心配するのかもしれませんね。
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かみなさん、ドSになる

 そういえば、最近エロいことしてないなーと思って、メローネに言ってみました。

「ねえねえ、私、生理終わったよ」
 メローネは、「何言い出すんだ」とあきれた表情でこちらをちらりと見やりましたが、すぐに新聞に目を落としてしまいます。
「終わったってば」と顔をのぞき込もうとして……どさっと押し倒されます。

「……せっかく、俺が我慢していたのに……」とつぶやかれ、「あ、我慢してたんだ?」と聞きます。
「でも、もう3日もエッチしてないじゃん」と言うと、「だから、3日制御していたんだ」と言われます。……一応、こっちの体のことを考えてくれていたんですね。

 そして、服を脱がせてくるのですが、途中で、ぴたりと手が止まりました。
「?」と思っていると、「……これも外さないか?」と、ルドラクシャの数珠をたぐってきます。
「なんで?付けたままでもいいよ?」と言うと、「なんだか、数珠系は性的なことをしていると罪悪感があるんだ」とのことで、「ふーん。まあいいけど」と言ってルドラクシャも外します。

 これで、身につけているものは、石系のアクセサリーだけになりました。
 私は、蠱惑的に笑って、「さ、遊ぼう♪」と誘います。石たちが、後押ししてくれているようにも思えます。つい何ヶ月か前まで、異性との触れあいがなかったとは思えない行動力に、自分でも驚いています。

 両腕をメローネの肩に絡ませて、まずは抱き合います。でも、なんだか、今日はメローネの様子が変です。ソワソワしているような……。
「何?どうしたの?」と聞くと、「その……一回、足を舐めさせてくれないか?」と言われ、「……は?」と思わず気の抜けた顔をしてしまいます。

「お前は、全身性感帯だろう。足を舐めた時も見てみたい」と言われ、私は「……なんか、女王様みたいだね。まあ、いいけど」と、要望を受け入れます。

 ベッドに腰掛けた体勢になり、私は片足を組んで、メローネはその前に跪きます。……ホント女王様だな、この体勢。
 メローネは、敬うように足を両手で持ち上げ、足の裏から舐め上げてきます。
「……ぷっ、くくく、くすぐったい!」と、私はある意味もだえますが、「くすぐったいということは、性的に感じる要素はあるということだ」と言われ、「うん、我慢する……くくく」と、舌の動きに腹筋が鍛えられます。必死に笑いをこらえますが、一回ツボに入ってしまうと、私も笑いが止まらなくなるタイプなので、ある意味きっついです、これ。

 しかし、舌が足の指にさしかかったところで、「ん?」と思います。キスの時の感じがするような……?
「指、もしかして感じるかも……」と言ったところ、メローネはそこに歯を立ててきます。指を甘噛みしながら、足の裏を舐めてきました。
「んっ……いいかも、それ……」と言って、なんとなくドSスイッチが入ってしまいます。
 私はこっそり、メローネの首に蔦を絡ませ、手でその蔦をたぐって、まるで奴隷に足を舐めさせる女王のようにくい、くいと蔦を引っ張ってみせます。

「……何してるんだ」と顔を上げたメローネですが、なんとなく、瞳が潤んでいるような、「あ、これは可愛いかも……」と思える表情になっています。
「ふふふ、いい顔してるじゃない」と、私はかがんで耳元に顔を持って行くと、「可愛いよ」と囁いてみせます。
 ちなみに、私の声は女性としてはかなり低く、学生の頃は電話に出たら「弟さんですか?」と言われたこともあります。そんな私ですから、なんだかこの状況が錯誤的というか、かなり「攻め状態」にスイッチが入ってしまいます。

「ココも固くして……」と、足先でメローネの男性の場所を軽く踏みつけます。いつもは、触り合いだけで、手で処理してあげているのですが、「気持ち良くしてあげる」と言って、私は一旦ベッドを下りて、メローネのそこをくつろげます。
 そして、再びベッドに腰掛け、両足でそこをこすり上げてあげます。しかし、それが余計じれったいのか、メローネは片手で私の足ごとそこをしごき始めました。

「いいよ。いつでも出して。我慢しなくていいから」と言って、私は、できるだけ足に力を入れるように試みます。時々、ずるんと滑って足が空を切ります。足コキって案外テクニック要るのね、と思いつつ、頑張って「女王様」になりきります。
 やがて、「……っはっ」といううめきと共に、メローネが達しました。「あはは、イったイった。頑張ったね、メローネ」と、私はご褒美のキスをプレゼントしました。……その後で、そういえば私の足を舐めた後だった……とも思いましたが、まあ、いいです。アソコ舐めた後とかじゃないので、マシです。

「お前は……」と言うので、「ううん、私は今日はいいや。面白いもの見れたし。なんか今、満足感でいっぱい」と言って、私は笑います。
 ついでに、蔦に目をやって……「あ!そういえば、神様に見られてるんだった!……この姿を。忘れてた……こんなことに使っちゃってごめんね」と言って、蔦にキスして、目の中に戻しました。

「……まあ、神様には雌雄がないっていうし、平気だよね。これが普通の恋愛だと思ってくれ……ないかなあ」と、遠い目をして、私は今後、どうやって神様方と付き合って良いかわからなくなってきました。
 そういえば、絨毯が汚れたかも……と思ったのですが、さすがスピリット界。綺麗になくなっていますし、足もサラサラのままになっています。

「メローネ、気持ち良かった?」と聞くと、いつものメローネに戻って、じろっと睨まれ、「お前はノリノリだったじゃないか」と言われます。「おお、怖い怖い。まあ、たまにはこういうのも良いでしょ。マンネリ防止ってやつよ」と言って、私は両手を振って見せます。さっきまであんなに可愛かったのに、この変わりようです。男性の賢者タイムってこんな感じなんでしょうかね。

 それにしても私、ソフトSだったんですね。MでもありSでもある、それって、ぼくのかんがえたさいきょーの性者じゃないでしょうかね?(誰に聞いてるんだ)
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「私だ」「お前だったのか」

 今日は、人魚の所に遊びに行きました。

 が、小島の上で、人魚はお休みのようで、くーくーと寝息を立てて眠っています。
 仕方ないので、ちょうど良い岩に背を預けて、起きるのを待つことにします。

「……よく寝てるなあ。こんなんじゃ、敵が来たって起きないんじゃないの?……でも、フォーカス100で襲ってくる敵もいないか……」と、のんびりと彼女を待ちます。

 そんなとき、湖のほとりに、ガサガサと音を立てて、一人の美形が姿を現しました。鼻筋がすっと通っており、金色の長い髪が風になびいています。
 私が、「人魚の彼氏!?」と思っていると、その男とも女ともつかない美形は、「なんだ、寝ておるのか」とあきれたように言いました。……あれ?この声、神獣……?

「神獣、なにその姿?美しい……」というと、「ああ、これか。これはなんだ、お前が好みそうな姿を取っただけだわい」とツンデレっぷりを発揮します。「神獣って男なの?女なの?」とかねてから疑問だったことを聞くと、「どっちでもある。まあ、高次の存在は、人間にわかりやすい姿を取るものの、両性具有であることがおおいわな」と言ってきました。

 そこで、人魚が「うーん……」と目を覚ましました。そして、はっと起き上がると、「神獣(ホントは×××なんですが、記憶を持って帰れないのでこう記します)!」と驚きます。え?知り合い?

「久しいな、人魚よ」と神獣が言うと、人魚は「……何よ。人の獲物を横取りに来たの?」と言って私の肩をつかみます。え?私、獲物認定?
 神獣はくくくと笑い、「お前が昼寝なんぞをしているから悪い。それより、先の戦いでは、お前の能力の出番がなかったな?」と挑発するように言います。し、神獣!ケンカになるから!

 私が一人でアワアワしていると、人魚は腕を組み、「ふん!真打ちが出る必要がなかっただけよ。ねえかみな?」と私に同意を求めてきます。「え、ええ……そうですね……」と言いつつ、人魚の能力っていまいち未知数だから使い方がわからなかった、という事実を言えないでいました。
「そうかそうか、能力の使い方がわからんか」と、神獣が目を細めます。げ!心を読まれてる!
「そうだな。私の力は風で、薔薇の力は蔦だ。しかし、人魚、お前の力はわからんと言っているぞ」と解説までしてくれちゃって、人魚の私の肩をつかむ手に力が入ります。痛いって。

「じゃあ、教えてあげる。かみな、あいつに向かって氷が柱を作るようなイメージしなさい」と言われ、私は、自分のところから神獣にまで氷が走るようなイメージを作り上げます。すると、パシパシパシ!と音がして、氷が神獣の元まで行きました。
「す、すごい。水じゃなくて氷を操れるなんて」と言うと、人魚は「ふふ、これが私の力よ」と自信満々に言います。

 しかし、神獣は、「この程度で私がどうなるとか思ってはいるまいな?」と、私のもう片方の方をいつの間にか掴んでいました。ホ!いつの間に!

「神獣、あんたほんと気が利かない男ね-。あんたの娘が新しい力を手に入れているのよ。ここは大人しく氷漬けになって、なんかのオブジェにされるのがお似合いよ」と人魚が言います。
「ふ、あの程度の力でか?いくら娘とはいえ、戦隊ものごっこをする歳でもあるまいて」と、神獣が嘲笑します。
 
「あのー、お二人は仲が悪いんですか……?」と、どうせ心を読まれるんだから、と聞くと、互いに顔を見合わせ、「仲が悪いように見えるのか?」と言ってきます。「あの、話聞いてるとぎすぎすしてるんですけど……」と言うと、「そうねえ。でも、神様同士なんてこんなもんよ」と言ってきます。これが普通なのか……?七福神とかが宝船でこんなぎすぎすした会話してたらめちゃくちゃショックなんですけど。

「まあ、必要以上になれ合わないだけだ。しかし、お互い土着神としては苦労はわかるつもりだ」と、神獣が言います。「そrに、仲が良くなる方法もあるのよ。……それがこれよ」と言って、人魚がどこから出したのか、日本酒の一升瓶を持ち出します。
「宴の時は皆仲良し、ってね。ほら、かみな」と言って、私に小さなおちょこを渡すと、とくとくとお酒を注いできます。
 
「あの、まだ昼間……」と私が言いますが、「昼間だろうが夜だろうが飲む時は飲む!これが健康の秘訣よ。食べたい時に食べて、飲みたいときに飲む!そういう生活してたら、長生きもするわね」と、肩をバンバンと叩いてきます。
「あの、私、日本酒はあまり……」というと、「でも、あんた、コーヒーに日本酒足したりしてるじゃない。甘ければ良いんでしょ?じゃあこれよ」と、湯気の立つカプチーノを出してきます。ホント、どこから出してるの!?と思ったのですが、後から考えたら、「創造ができるのは人間と『神様』だけ」というスピリット界の基準で、創造して出しているのかもしれません。

「そのために小さなおちょこを渡したということだ」と、神獣と人魚は升で行っています。神様って酒飲みなのね……。
「ああ、ちなみに、薔薇は一滴も飲めんぞ」「あいつ下戸だからね~。昔、無理矢理飲ませたらほんの1分くらいでひっくり返ってたわ」と、人魚はあははは、と楽しそうに笑います。……とんでもねー神様たちだな。

 そんなこんなで、神々の宴に参加してしまった私でした。……こんな神様と縁を結んじゃってホントに良いのか!?とは思いますが……。
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昔、風俗行っても許します

 段々、「もういいかな」って思えてきました。

 私も、現実世界の男性に興味がなくもなかったのですが、メローネと婚約することになって、「もういいかな」と思います。私を、自分の都合の良いように動かそう、操ろうとする現実の男性なら要らない。勝手に「清楚」と思って、勝手に「幻滅」するような男性も要らない。それらを取っ払ったら、何が残るのだろうか?と。

 また、どうとも思っていない男性からの好意も苦痛なんですよ。
 一人、職場に「この人……」という人がいて、その人は私が座っていると、どこに座っていようとも正面に座りたがるんですよね。で、私は正直、「迷惑だな」と思ったのです。

 そう思って、気がつきました。普通、どうとも思っていない人からの好意って、迷惑なんですね。私は、姫様もリリーもリオンさんも、もちろんメローネも、好意を寄せられて迷惑だと思ったことがないんです。ということは、まんざらでもなかったとか……?
 
 メローネには言えませんけどね。

 さて、昨日の「元カノ」騒ぎの後、ちょっと現実に戻ってから再び潜ると、私はメローネを正座させて見下ろしている感じでした。

「娼婦って何?いつそんな所に行ったの?」と聞くと、「昔のことだ。近年は行ってない」とか言いつつ、メローネは私の地雷をいつ踏むかとハラハラしているようです。
「それはいつ?何年前?」と聞くと、「3~40年は経っている。お前が産まれる前だ」と、メローネは視線を泳がせながら答えます。
「ふ~ん……私が産まれる前にねえ。妻を妊娠させている期間に浮気をする夫って多いって言うけど……メローネ、あんた最低ね」と、私は言います。
「待て。待て。その頃俺は、ただのチンピラだったんだ。ガイドでもなければ守護霊でもなかった。仕方なかったんだ」とメローネが言い訳するものの、「チンピラだろうと何だろうと、娼婦を買ったことには変わりないじゃない」と私は切り捨てます。

「……どうしたら許してくれる?」とメローネがさすがに懲りた様子で言うので、「そうねえ……私のことを『愛してる』とちゃんと言ってくれたら許す気にもなるかもねえ」と、ちらっとメローネに視線をやります。
 メローネは、たっぷりためらってから、「お、俺はお前をあ、あい……」とまでは言ったのですが、「素面で言えるか!」と、立ち上がり……足がしびれているのか、フラフラと椅子に掴まります。

「ふーん……まあいいけど。 じゃあ、素面じゃないときに聞いてみようかな」というと、「……頼む。好きだとか愛してるだとかはみだりに言いたくはないんだ。言ったら、止まらなくなりそうで恐ろしい」と言って、メローネは私を背後から抱きしめてきます。
「ふん、あんたが私のこと好きだなんて、今更じゃない」と言うと、「何故、そこまで『愛してる』にこだわる?俺たちは確かに愛し合っている、それだけで十分じゃないか」と言ってきます。

「……言葉が欲しいときもあるんだよ」と言って、私は前に回されたメローネの腕につかまり、そっと左腕を解きました。
 そして、そこにある結婚指輪に、キスをします。
「あなたは私を守ってくれるし、暴走はするけれど、私のことを思って動いてくれる。それはわかってるけど、でも、証明が欲しいの。『愛してる』は言霊。本当に愛していなかったとしても、それを言うだけで愛しているつもりになるんじゃないかって」
「俺の愛を信じていないのか?」とメローネは心外そうに言います。私は、「まあ、疑ったことは正直何度もあるけど……だって、この美貌でしょ?もっと条件の良い女の子がいてもおかしくないじゃない。メローネが一途なのはわかるけど……」と答えると、メローネは
 
「そう言うな。俺はお前と出会って、恋を知った。人を愛すること、人のために動くことを知った。愛することの切なさや嫉妬も覚えたはずだ。お前は、その外見でなくとも、元の外見のままでも美しい。もっと自分に自信を持て。自分を卑下するな。俺の妻は、お前だけなんだから」
 そう言って、私の手を取り、お返しと言わんばかりに指輪にキスしました。
 そして、今度は私を後ろに向かせるようにして、キス。ただ、唇を合わせるだけの軽いキスをずーっと何分も続けます。正直、照れてきたので、「も、もういいから!」と言って顔を放します。メローネは、「これでわかったか?」と言って口角を上げました。

「わかったわかった。変に嫉妬して悪かったよ。あなたは私にぞっこんだもんね」と言って、私はメローネにほほえみました。
「……許してくれるか?」と聞いてくるので、「うん、許す。私が産まれる前のことだもんね。メローネは確か、私が学生時代に正式にガイドとなったみたいだし、その分ブランクがあるもんね。許す」と言って、腕を解かせて、今度は正面から抱き合います。
「抱き合うって気持ちいいよね」と言うと、「愛する相手との行為はどれでも気持ちいいものだ」と言って、私を抱きしめてきます。「ふふ、私の初めてが全部メローネで良かった。私の全部をあげるよ、メローネ」と言って、「ただし、本番のエッチは3月まで待ってね」と首をかしげてみせます。あざとい。さすが私、あざとい。
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